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農業総合スレ

1699とはずがたり:2015/08/13(木) 17:06:36
とはいえ猪の害の方が多いんだよな〜。

シカ捕獲対策を強化 県、農林被害軽減狙う
http://news.goo.ne.jp/article/agara/region/agara-299424.html
08月08日 17:00AGARA 紀伊民報

 和歌山県は、紀南を中心に深刻化している農林業被害を軽減しようと、ニホンジカの捕獲対策を強化する。本年度から、年間捕獲目標を従来の2倍近くに引き上げ、夜間銃猟の導入や遠隔操作によるわな設置数増で対応していく。捕獲実績は増えているが、それを上回るペースで生息数が増加。近年の県内農林業被害額は年間9千万円を超えている。

 改正鳥獣保護法が5月下旬に施行された。日没後から日の出前までの銃猟(夜間銃猟)はこれまで、安全性確保のため全面禁止だったが、条件付きで解禁された。

 これを受け、県は特に個体数が増加傾向にあるシカの捕獲について夜間銃猟の導入を決めた。県が安全管理や技能、知識の基準を満たした県猟友会などを「認定鳥獣捕獲等事業者」に指定し、委託する形で実施する。県は市町村や公安委員会などと協議しながら実施計画を策定中で、実施の場所や時間、狩猟者、目標捕獲匹数などを盛り込む。実施前には放送などで住民に十分注意を呼び掛ける。

 遠隔操作のわなは、県が現在、田辺市中辺路町や上富田町、串本町などに12基を設置していて、本年度中に10基増やす予定。

 このわなは、入り口付近を写すカメラ映像を、スマートフォンなどで監視でき、目標匹数が入ったと確認されたときにスマホのボタンを押して扉を閉めて捕獲する仕組み。地元の農家らが操作できるようになっている。従来のわなでは1匹しか捕獲できない場合があるが、効率の向上が期待できる。

 シカは紀南や紀中に多く生息し、最近では紀北にも拡大している。捕獲実績は2004年度までは2千匹未満だったが、雌の捕獲制限撤廃や管理捕獲の導入などで右肩上がりに増え、12、13年度は9千匹を超えた。従来の計画(2012年度策定)にある、推定生息数(3万1千匹)を基にした年間捕獲目標(9千匹)に達した。

 しかし、従来の調査法では過小評価の恐れがあると指摘があり、新しい方法を導入したところ、13年度の推定生息数は約5万3千匹に変更。対策をしない場合の年間増加数は約1万5千匹と考えられるため、改正法施行に合わせて5月に改定した計画で捕獲目標を「1万6千匹以上」に引き上げた。

 シカの農作物被害額は14年度約4500万円。02年度までは約2千万円、08年度までは3千万〜4千万円だったが、09年度以降はほぼ毎年4千万円を超えている。林業被害額は1998年度の約5400万円から2006年度に900万円まで減ったが、その後右肩上がりに増え、12年度から再び5千万円近くまで増えている。

■5年連続3億円超 鳥獣による農作物被害額

 県は2014年度の鳥獣農作物被害額が約3億2千万円だったと発表した。

 近年では12年度の約3億5千万円をピークに減少傾向にあるが、10年度からは毎年3億円を超えている。

 被害が大きいのはイノシシで約半分を占める。14年度は約1億6300万円で、次にニホンザル約5200万円、ニホンジカ約4500万円、アライグマ約3千万円、カラス約1400万円と続く。13年度比ではこのうち、微増したサルを除いてすべて微減した。


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