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農業総合スレ

1294とはずがたり:2012/02/09(木) 01:33:31
>>1293

ウナギ稚魚、極度の不漁 原因不明で3年連続(2/ 6 14:46)
http://www.at-s.com/news/detail/100097579.html

 養殖ウナギの「原料」になる稚魚(シラスウナギ)が今年は極度の不漁で、取引価格が過去最高レベルに高騰していることが関係者の話で6日、分かった。このままでは3年連続の不漁という「過去にない状況」(水産庁)になる可能性が高いという。
 養殖ウナギやかば焼きなど製品の値上げも既に始まっており、経営難の業者が出ることも心配される。異例の事態を重視し、水産庁は近く自治体関係者や研究者らを集めた対策会議を開く。
 水産庁によると、2009年に24・7トンだったシラスウナギの推定漁獲量は10年が9・2トン、11年が9・5トンと2年連続の不漁。
 水産庁や漁業関係者によると、今年も九州や四国、近畿など主要産地でのシラスウナギの漁獲量は極めて低レベルで、極度の不漁といわれた昨年同期に比べても半分以下の地域がほとんどになっている。04年に全国平均でキロ当たり25万円余りだった取引価格は、11年に85万円以上に上昇し、今年は200万?250万円にまで高騰している。
 専門家は資源枯渇を懸念するが「不漁の原因も分からず、対策も難しい」(水産庁栽培養殖課)のが実情だ。
 浜松市西区の、養鰻を行う組合員約30軒を持つ浜名湖養魚漁業協同組合の内山光治組合長は「自然が相手。どうすることもできない。ここ数年でやめていく組合員もいて、打つ手がなく困っている」と話す。
 シラスウナギの漁獲量は1963年の230トン余りをピークに急減。80年代半ば以降は10?20トン前後で低迷しており、乱獲や環境破壊、親魚の減少などによって絶滅の危機が高まっていると指摘する専門家は少なくない。
 太平洋を回遊して東アジア諸国の沿岸にやってきたシラスウナギを河口で捕獲するのが一般的な漁で、年末から4月までが主な漁期となる。

 ウナギ 日本で人気のウナギはニホンウナギと呼ばれる種で、東アジア一帯に分布する。稚魚のシラスウナギが河川を遡上(そじょう)してそこで数年間かけて成長。親魚は再び海を下って遠くグアム島周辺にまで回遊、そこで産卵する。ふ化した仔魚(しぎょ)は海流に乗って日本近海に回遊し、そこでシラスウナギに変態するという特殊な生態を持つ。このため人工養殖技術が確立していない。シラスウナギを河口で漁獲し、いけすで育てる手法が一般的で、全漁獲量の約7割を消費する日本はニホンウナギの最大の消費国になっている。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/nogyo/20120206yu1.JPG


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