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農業総合スレ
1284
:
荷主研究者
:2011/12/30(金) 22:57:14
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111206t31016.htm
2011年12月06日火曜日 河北新報
盛岡市、中央卸売市場形態を維持 06年からの議論に終止符
地方市場への転換を見送った盛岡市中央卸売市場=盛岡市羽場
人口20万人以上の自治体が開設できる「中央卸売市場」を、より規制の緩い「地方市場」に転換するケースが増える中、盛岡市は懸案の同市中央卸売市場の運営形態について、現状を維持する方針を決めた。中央市場の持つ集荷力の低下を懸念する場内業者に配慮した結果で、今後は「北東北の拠点市場として活路を見いだす」(盛岡市)という。
(盛岡総局・菊間深哉)
◎出荷団体も安心
谷藤裕明市長は11月24日、市議会全員協議会で「中央市場という形態が、(生産地からの)集荷力や信頼を維持してきたとの声が、場内の卸、仲卸業者に強かった」と述べ、2006年から続いた議論に終止符を打った。
量販店などによる市場外流通の拡大で、各地の中央市場では卸、仲卸業者の業績が悪化。卸業者の出荷地域を限定しないなどの規制緩和や決済事務の簡素化で商取引を活発化させようと、国は取扱量など一定の基準に満たない中央市場に地方市場への転換を促している。
盛岡市場の場合、国の基準はクリアしているものの、取扱量の減少から自主的に地方市場化の道を検討してきた。東北では既に山形市が昨年4月に地方市場に転換、秋田市も来年4月に青果、水産両部門で地方市場化する。
こうした流れに、盛岡市場の業者は警戒を強めてきた。ある業者は「中央市場では市が逐一、業者の決済内容を点検するので、出荷団体も安心できる。地方市場ではそれがなくなり敬遠される」と語る。
山形市場では、公設地方卸売市場に転換した昨年度の取扱量は青果3万7714トンで、中央市場時代の09年度より1割以上減った。同市場管理事務所の菅井隆所長は「規制が緩和される地方市場化で集出荷量の増加を狙ったが、それ以上に市場離れの影響が大きかった」と分析。必ずしも目的通りにはいかなかったようだ。
◎新築の“借金”も
盛岡市場は01年の移転新築の起債残高約125億円を、25年度までに年平均約8億4000万円ずつ償還する必要もある。同市場は「償還の財源は場内業者が負担する施設使用料が柱。地方化は業者の経営悪化を招く可能性もあり、転換のリスクは負えない」と地方市場化見送りの理由を明かす。
秋田市場青果部の仲卸業者「松紀」はことし7月、盛岡でも仲卸の許可を取得した。川辺和昭取締役営業本部長は「集荷力と販売先の確保には、中央市場の業者であることが重要。近県で地方市場化の動きが進む中、盛岡は北東北の拠点市場になり得る」と期待する。
国は今後も中央市場の再編を進める考えで、東北では青森(花き部)、福島(水産部)、いわき(花き部)の3市場に13年3月までに検討を求めている。仙台など一部の大規模市場を「中央拠点市場」として差別化する方針も打ち出している。
盛岡市場の花沢光彦市場長は「市場の一極集中が危ういことは震災でも明らか。盛岡は圏域50万人近い消費者に加え、沿岸の被災漁業者を出荷先として支えている。一定の取引機能は市や国の責任で確保しておくべきだ」と話す。
【盛岡市中央卸売市場】 盛岡市が1968年に開設、敷地面積23万4800平方メートル。現在地には2001年、総工費約240億円をかけて移転新築した。卸会社は青果部門が1社、水産部門は2社。仲卸業者は計16社。10年度の取扱量は青果、水産両部門で計11万1847トン。ピークの1993年度(計16万5118トン)から32.3%減少した。
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