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応用栄養学特論

989チバQ:2010/04/14(水) 22:29:53
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100414/biz1004141926026-n1.htm
BSE以来最大の危機 吉野家、過去最悪の最終赤字に (1/2ページ)
2010.4.14 19:22

 牛丼チェーン「吉野家」を運営する吉野家ホールディングス(HD)が深刻な業績不振にあえいでいる。14日発表した2010年2月期の連結最終損益は「吉野家」の販売苦戦などから、89億円の赤字(前期は2億円の黒字)に転落。BSE(牛海綿状脳症)騒動で牛丼販売の休止に追い込まれた05年2月期の7億円の赤字を上回り、過去最悪の赤字幅となった。BSE騒動を的確な判断で乗り切った安部修仁社長の手腕が改めて問われている。

 「残念ながら最悪の決算だった」。14日、東京都内で会見した安部社長はこう唇をかんだ。10年2月期決算で巨額な赤字に陥ったのは、価格競争が激化する中で定価を据え置いた「吉野家」が苦戦したほか、ステーキの「どん」などの連結子会社が計103億円の特別損失を計上したからだ。

 とくに、大黒柱の吉野家の低迷が目立ち、既存店売上高は3月までに13カ月連続で前年実績を下回るなど“どん底”状態だ。

 不振の背景には「やることやることが他社の追随で、判断が後手に回った」(業界関係者)との指摘がある。昨年12月に競合が定価を値下げする中、当初は「値下げはしない」としていたにもかかわらず、今年1月と4月に期間限定値下げに乗り出すなど戦略は迷走を続けた。

 安部社長は、アルバイトから社長に昇りつめた異色の経歴を持ち「現場感覚に秀でる」との評価は高い。BSEで米国産牛肉の輸入がストップした際には他社が他国産で販売を再開する中、「米国産以外では吉野家の味が出せない」(安部社長)として04年〜06年にかけて販売休止に踏み切った。この英断が、吉野家本来の味を守る結果となり、窮地をしのぎ切った。

 しかし、デフレが進行する今回の危機局面では、明確な対処法を見いだせていない。同社は同日、傘下の吉野家の社長も安部社長が兼務する人事を発表した。「これまでの延長線ではない21世紀型のビジネスモデルをつくる」(安部社長)と、自らの手で復活を成し遂げる決意の表れだ。

 ただ、2けたを超える販売減が続く“じり貧”を抜け出すには、販売の立て直しが急務。安部社長は「商品開発などで売り上げ増に向けた施策を進める」と強調しているが、明確なてこ入れ策を早急に示せなければ、“負け組”のレッテルを張られかねない。


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