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応用栄養学特論

942チバQ:2009/12/13(日) 01:16:12

多業態化で明暗

 かつての王者が苦境にあえぐ中、店舗数で吉野家を抜いて最大手となったすき家を展開するゼンショーは攻勢の手を緩めない。

 BSE問題で280円から350円に値上げしていたが、今年4月にまず330円に値下げした。

 小川賢太郎社長は11月11日の会見で、「景気が悪化したからといって下げられるものではない」と、恒常的な値下げを否定。しかし、同20日〜12月7日まで299円キャンペーンを展開し、その最終日の午前9時から280円への値下げに踏み切った。

 “食べ控え”を懸念したためか、宣伝効果のある事前の告知はなし。ゼンショーは「キャンペーンで客数が2割程度増え、効果があったため」と説明するが、ネットの掲示板では「キャンペーンが終わると思って、6日に食べに行ったのに19円損した」などの批判の声も飛び交った。

 ただ、280円を再現できたのは、牛肉のコストの差だけではない。

 積極的な買収戦略でファミリーレストランの「ココス」や「華屋与兵衛」を相次ぎ傘下に収め、多業態化に成功。平成22年3月期の売上高は、前期比12%増の3469億円と過去最高を更新する見込みだ。

 すき家も、吉野家と同様に11月まで既存店売上高の前年割れが続いているが、他の業態と規模でカバーできる「総合力」がある。

 これに対し、吉野家はドーナツ、カレー、ラーメンなど多業態化にことごとく失敗しており、明暗を分ける結果になった。

 もっとも、かつての吉野家は、“牛丼単品経営”に基づくコスト競争力が強みだった。BSE問題で牛丼に過度に依存するリスクも露呈したが、原点に立ち返って店舗運営やメニューを徹底的に見直し、デフレに強い経営体質を取り戻すことが急務といえそうだ。(今井裕治)


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