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応用栄養学特論

535小説吉田学校読者:2006/12/03(日) 12:56:01
私、トロがあんまり好きではありません。寿司ネタでも、こはだとか〆サバとかそんなものばっかり食べます。安魚が好き。
トロが高級だとか言われ始めたのは、バブルのころからではないでしょうか?だから、あんまり「マグロが食べられなくなる」といわれても、「まだ、カツオがある、ハマチがある」と思ってしまう。

食物連鎖の関連から言わせていただきますと、マグロを獲らないのなら、マグロが余ってしまう可能性が出てくるので、マグロをえさにするクジラが余ることになりそう。それで、マグロがえさにするイワシとかが少なくなりそう。

発信箱:文化、それともブーム=中村秀明
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/hassinbako/news/20061201ddm002070018000c.html

 日本人のマグロ好きは「食文化に根ざしている」と言う人がいる。本当にそうなのか。
 地中海のクロマグロ漁を議論したクロアチアでの国際会議で、水産庁は、環境保護団体ばりに強い規制を唱えた。「各国から厳しい対応を求められ、苦慮する」といったよくあるパターンとは逆である。日本の漁獲枠が、そもそも小さいという事情もある。しかし、それ以上に、クロマグロ漁を支える日本向け「蓄養」が大きな問題を抱えているからだ。
 天然ものならトロは全身の10%程度だが、蓄養だと30〜40%にもなる。いけすに閉じ込め、イワシ、サバ、イカなどの脂肪の多いエサを大量に食わせるせいだ。トロ1キロを増やすのに十数キロのエサがいるという。そして、日本に空輸する。漁業とは名ばかりで、海の資源にも環境にも負荷の大きい工業化されたシステムなのだ。
 運動不足で太らされた、言うなればメタボリック症候群状態のマグロを「脂がのって、うまいねえ」とありがたがる。実態をよく知らないとはいえ、悲しい姿だ。まして、「食文化の一端」と言い張るのは、繊細な味覚のDNAを受け継いできたはずの民族として気が引ける。他国の「爆食」を心配する前に、自らのどん欲さを反省すべきかもしれない。
 蓄養は、商社などが80〜90年代に編み出し、現地企業と共同で発展させた新しい商売だ。食生活の洋風化の流れを見据えた食のビジネスが仕掛け、グルメ番組が増幅する。トロ崇拝を頂点とするマグロ好きの底流にあるのは、培われた文化というよりも作られたブームではないか。(経済部)


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