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応用栄養学特論
181
:
とはずがたり
:2003/10/05(日) 12:24
http://www.asahi.com/business/update/1005/001.html
「水は買う」時代、市場広がり競争激化 各社増産態勢
急成長を続けるミネラルウォーター市場で、「水は買うもの」との意識が広がってきた。現在の倍以上に市場は拡大するとの見通しを背景に、各社とも増産に踏み切り、価格競争も激化している。値崩れしにくい海外ブランドの獲得にも火花が散っている。
「天然水」ブランドでシェア首位のサントリーは6月、熊本県の阿蘇山麓(さんろく)に300億円を投じたビールや清涼飲料を一緒に生産する国内初のハイブリッド工場での生産を始めた。日本コカ・コーラも8月に鳥取・大山に建設費38億円の専用工場を稼働。「六甲のおいしい水」のハウス食品も80億円かけて神戸市に工場を新設する。
増産計画が相次ぐのは市場の成長予測だ。日本ミネラルウォーター協会によると、02年の「水」市場は約1160億円と10年で3倍以上に拡大。冷夏だった03年も好調だ。1人あたりの消費は欧州の10分の1以下のため、「07年には少なくとも今の2倍になる」(サントリー)と見る。
一方、増産で価格競争が激化している。主力の2リットルボトルは、希望小売価格230円程度が、スーパーの店頭価格は150円前後で、100円を切る安売り店もある。大手の担当者は「無理をしてでも、今のうちにシェアを確保したい」と価格破壊の裏を明かす。
利幅の薄さを補うために各社が力を入れるのが、海外ブランドの獲得だ。輸入品の主力は0.5リットルボトルで、容量が小さい分だけ単価が高い。定価販売が基本のコンビニが販売の中心で、「輸送費などを含めても国産より利益が出る」(飲料大手)という。
サントリーが03年1月から販売しているネスレ(スイス)の「ヴィッテル」は、サッポロビールが取り扱っていたが、コンビニへの販売力や自販機網を武器に奪い取ったと見られている。サントリーは9月末から、ダイエット効果があるとされるネスレの「コントレックス」の販売も始めた。
キリンビバレッジは2月から、三菱商事が扱っていた仏ダノンの「ボルヴィック」を、3社で昨秋設立した合弁会社を通じて販売し、前年比2ケタ増の売れ行きだ。
(10/05 00:37)
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