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応用栄養学特論

1808とはずがたり:2017/05/14(日) 22:59:58
>>1807-1808
ちなみに数値を記載することは控えるがどうやら会社四季報を提供している東洋経済予想は会社予想よりも吉野家HDの通期業績に対し、シビアな見方をしているようだ(吉野家HDと他2社のPERの数値の差がさらに開くということ)。

株価の業績に対する割安度を確認すると上記のような差があることがわかるが、株価チャートを確認しても同じことがわかる。アベノミクス開始直後の2013年1月の3社の株価から現在までの上昇率を見ると以下のようになる。

◯吉野家HD:51%上昇
◯ゼンショーHD:91%上昇
◯松屋フーズ:280%上昇

株価上昇率だけを見ると松屋フーズが圧勝ということになる。

牛丼チェーン3社のメニューからわかること
堅い話から離れて牛丼メニューを確認してみよう。

実際にウェブ上でメニューを眺めてみたが、すき家はマグロ丼やスイーツなど幅広く手がけているイメージだ。松屋は高級感や付加価値(プレミアム)を牛丼をつけると同時に食事に味噌汁をつけている。それに対して現状、吉野家は他2社にたいしてメニュー的には少し地味なイメージだ。

パイの奪い合いの中、新たな展開で盛り返すか
売上で苦戦しているのは吉野家もすき家も同じようなもので松屋のみが勝ち組となっているようだ。松屋はプレミアム牛丼を提供したり、必ず味噌汁をつけるなど顧客の心を捉える戦略に長けているように思える。

価格がそれほど変わらず、街を歩けばいずれかの牛丼店を見つけることができる飽和状態の現在ではパイの奪い合いを制するのは、ちょっとした変化を商品につけることができるかどうかなのかもしれない。

ただ、秋葉原店の外装が黒い「黒い吉野家」のメニューにある、牛丼の上に唐揚げを乗せた「から牛」がネット上で話題を呼ぶなど、牛丼一筋で展開してきた同社にも路線変更の兆しが見える。

業績が盛り返し基調の吉野家が業績を伸ばしていくことも予想される。今後も牛丼3社の動向から目が離せない。

谷山歩(たにやま あゆみ)
早稲田大学法学部を卒業後、証券会社にてディーリング業務に従事。Yahoo!ファイナンスにてコラムニストとしても活動。日経BP社の「日本の億万投資家名鑑」などでも掲載されるなど個人投資家としても活動中。個人ブログ「インカムライフ.com」。著書に「超優待投資・草食編」がある。


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