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応用栄養学特論

1619とはずがたり:2016/05/12(木) 18:13:59
>>1618-1619
 マクド跡地への出店は、コストや改装工事の工期短縮などの面で大きなメリットがある。初期コストは、通常の新規出店に比べて半分から7割程度で済むという。実際、バーガーキング日本橋店はマクド閉店から2カ月の改装休業でオープンしている。

 改装工事では壁面や天井は張り替える半面、飲食店で必要な床面下に防水加工の手間が省ける。厨房機器の入れ替えは必要だが、配水管やエアコン、電気配線はそのまま使える。店舗によってはゴミ箱までも流用することができ、安く、早く出店できるのが特徴だ。

有力OBがマック包囲網

 また、「打倒マック」に燃える競合各社が出店を加速するのは、マックOBが経営戦略を指揮していることもある。

 マクドからは、原田泳幸氏が日本マクドナルドホールディングス(HD)会長兼社長の時代の経営改革の方針対立から多くの幹部経験者が退社している。このマクドの強みと弱みを知り尽くした有力OBがマック包囲網を仕掛けている。

 バーガーキングを率いるバーガーキング・ジャパンの村尾泰幸社長は、マクドに30年以上勤務し、全社的な戦略立案や財務、フランチャイズ(FC)展開を担当し、役員まで務めた経験を持つ。

 高級路線のモスバーガーグループで多角化戦略を推し進めるモスダイニングの友成勇樹会長もマクドで国際部門に携わった。友成会長は現在、野菜をメーンとした事業を担当している。

 フレッシュネスバーガーを手がけるフレッシュネスの紫関修社長もマクド黄金期を知るOBだ。日本マクドナルド創業者、藤田田氏の社長時代に経営企画などを担当した。フレッシュネスはこれまでの関東中心だったが、今後は全国拡大を目指している。

 日本マクドナルドHDのサラ・カサノバ社長兼最高経営責任者(CEO)は3月末の株主総会で「平成27年は先行投資の年と位置づけ、今後の成長基盤を構築するための計画を作成した」と述べた。大量閉店によるリストラを終え、今後は残った店舗の改装により売り上げ反転を狙う。

 一方、マクド包囲網を仕掛ける各社もこれからが本当の正念場だ。マクドは幅広い世代や客層を取り込むような商品や価格設定をしてきた。一方、他社は顧客層を絞った商品で勝負している。

 果たして好立地のマクド跡地を生かして、軌道に乗せられるかどうか。新旧マクドメンバーによる仁義なき戦いの行方が、厳しい事業環境が続く外食業界のなかでも注目されている。


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