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応用栄養学特論
1561
:
とはずがたり
:2016/01/15(金) 20:22:55
>>1560-1561
●フランチャイズ化が活力を奪っている
また、マクドナルドはフランチャイズ制度を取り入れている理由のひとつとして、従業員に活力を与えることを挙げる。マクドナルドをフランチャイズ展開し、世界最大のファストフードチェーンに育て上げたレイ・クロックは、自身の著書『成功はゴミ箱の中に』で「会社が30%以上の店を所有することは非生産的」と述べている。30%を超えると従業員のマネジメントなどが非生産的になり、「求める品質、サービス、清潔度を満たすことが困難になる」という趣旨のことも述べている。フランチャイズ化により、経営層と現場従業員の距離が近くなり、従業員に活力を与えやすくなる。活力を与えられた従業員のサービス品質は高くなるという。
この考え方は日本でも例外ではなかった。前社長の原田泳幸氏が日本マクドナルドHD社長に就任した2004年末時点の直営店の割合は7割を超えていた。原田氏は、直営店の割合を3割程度まで下げて、フランチャイズ店を7割近くにまで高めた。現在でもこの割合は維持されている。
マクドナルド本体が得られる1店舗当たりの売上総利益は、フランチャイズ店よりも直営店のほうが圧倒的に大きい。例えば10年時点のフランチャイズ店から得られた1店舗当たりの売上総利益は年間約1200万円だが、直営店では約3200万円にもなっている。圧倒的に直営店のほうが儲かるのだ。それでもフランチャイズ店を7割近くにまで拡大した理由のひとつは、従業員に活力を与えてサービス品質を高めることにあった。サービス品質が高まれば顧客満足が高まり、売り上げと利益は後からついてくるという考え方だ。
しかし、これは全体としての統率が取れていてこそ機能する。苦戦が伝えられている今は、逆に現場の従業員の活力を奪ってしまっている。強みであるはずのピープルビジネスが崩壊の危機に瀕しているといえる。マクドナルドの復活は、現場に活力が戻り、元気な挨拶と笑顔の対応が戻ってくることからしか始まらないのではないだろうか。
(文=佐藤昌司/店舗経営コンサルタント)
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