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応用栄養学特論
1408
:
チバQ
:2015/02/27(金) 23:37:49
後継問題を抱えて放っておけば「シャッター街」と化す可能性もあるなかで、彼ら“新規参入組”は救世主とも言える。だが、横浜中華街の一部の古参たちは、彼らのやり方には批判的であり、「安売りで市場をつぶすかのような商売だ」と訴える。
また、新興勢力がもたらす「食べ歩きメニュー」が、現存する伝統的な中華料理店への来店を妨げている一面も存在する。横浜中華街と言えば「一大グルメ街」として発展し、「本場の味」が客を惹きつけてきたものだが、その「本格派中華」は今、厳しい生き残りの局面に立たされている。
● 一大観光地になった反面、 街から生活感が消えた
横浜中華街の変化は、誰よりも地元の生活者がそれを敏感に感じ取っているようだ。月刊誌「地図中心」(2011年12月号)には、華僑家族の4代目の李美□(□の文字は女へんに華)さんが書いた寄稿文が紹介されているが、そこにこんなくだりがあった。
「近年では生活感がない街になってきている気がします。日本企業による店舗経営や中国の投資家たちによるベンチャー企業が加わるようになり、昔からいる地元華僑の経営者の姿がどんどん消え、個人経営する店舗が少なくなってきているように感じます」
李さんによれば、昔は1階が店舗で2階が住宅という生活一体型の街だったというが、今では商業型の、夜になれば真っ暗なゴーストタウンになってしまった、と言う。
すしチェーンや水族館、占いに肉まん屋と、従来の横浜中華街にはなかった店舗が増えるとともに、生活感も薄れ、昔からの居住者や経営者が散り散りになっていく様子が伺える。
地元には、「昔は顔を合わせれば挨拶する和気あいあいさがあったが、今は知らない顔ばかり」と残念がる老婦人もいる。
一方で、マクロ環境の変化にも目を向けてみたい。近年の横浜中華街を取り巻く交通アクセスは目覚ましい変化を遂げた。2004年から東急東横線渋谷駅と元町・中華街駅が35分で結ばれ、また近年は西武池袋線や東武東上線ともつながった。これによって従来の横浜市民を中心とした来街者は、首都圏をターゲットに大きくマーケットを広げた。3月14日に上野東京ラインが開通すれば、高崎、宇都宮からの集客も見込めるようになる。
また、羽田空港との間には直行バスも走るようになり、集客は国内から海外へと広がりを見せるようになった。これまで日本人客を対象にしてきた横浜中華街(海外の中華街は専ら移民した中国人のための中華街という色彩が強い)だが、ここに外国人観光客も加わるようになった。
横浜市の観光業にとっても、大きな位置づけを占めている横浜中華街は、その一方で、集客をめぐり厳しい競争にも立たされている。新興のみなとみらい地区は横浜中華街にとっての強敵でもある。「横浜VS東京」という構図もある。いかにして横浜中華街の魅力を保ち、他の消費地への流出を防ぐかも問われている。
また、数ある競合に囲まれながらも年間来街者数2000万人を維持する横浜中華街には、外からのビジネスの「進出」もある。「中華街らしさ」を維持するために、これらを調整していくことも課題だ。
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