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応用栄養学特論

1394名無しさん:2015/02/07(土) 21:57:42
>>1393

■「日本人よりもアメリカ人の方が野菜摂取量が多い」という事実を知らない人が85.4%

 日本人とアメリカ人、どちらのほうが1日の野菜摂取量が多いと思うか聞いたところ、「日本人(85.4%)」と回答した人が「アメリカ人(14.6%)」と回答した人を大きく上回る結果となった。農林水産省が平成25年1月に発表した「野菜の消費をめぐる状況について」によると、2009年度の日本人1人1年あたりの野菜摂取量は102kg(1日平均約280g)に対してアメリカ人は123kg(1日平均約340g)。日本人の野菜不足が1993年以来年々深刻化しているにも関わらず、自身の野菜不足に気付くことのできない日本人が多いことが分かった。

 今回の調査結果について、フードコーディネーターの南恵子氏は以下のように考察する。

 厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」で、健康増進の観点から目標としている「1日350g以上の野菜を食べる」ことが、日々の中でなかなか実践するのは難しいということは、これまでも様々な調査でも知られていました。しかし今回の調査で、特に注目すべきは「野菜不足」を認識していないことだと思います。1日の野菜の摂取量の目標が「350g以上」であることを知らない人が半数以上です。「野菜は食べた方が健康的」というイメージは持ちながら、具体的にどれくらい食べればよいのか、また目標に対して自分のどの程度摂取できているのか、ということを意識するまではいたっていないようです。

 また「かなり野菜を食べている」人から「ある程度野菜を食べている」と思っている人のうちで、「350g以上」食べている人はわずか14%。実際には、多くの人は食べている「つもり」だったという状況です。

 アメリカ人と日本人の食事の野菜の摂取量を比べて、「日本人の方が野菜摂取量は多い」と多くの人が思っていたということは、日本食は世界からヘルシーと言われているというイメージがあるということも影響しているのではないかと思います。日本人だから常に日本食を食べているかというと、そうではありません。実際に自分が食べている食事とのギャップがあることを認識せずに、食べている「つもり」になっている人が多いということが伺える結果だと思います。

 健康や病気予防の意識が高まる年齢50歳代〜60歳代は、若い世代と比べると野菜の摂取量が多いのは、やはり意識的にとろうとされているのではないでしょうか。
 もう一つ注目したいのは「冬は野菜が不足しやすい」という結果です。価格については、昨年からの寒波から大雪や乾燥など気候の影響で農産物の品不足となったということもあるでしょう。


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