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応用栄養学特論

1305とはずがたり:2014/06/02(月) 12:00:05
和菓子の駿河屋:破産手続きへ 550年の歴史に幕
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/20140602k0000m020031000c.html
毎日新聞2014年6月1日(日)19:05

 経営悪化から民事再生手続き中だった老舗和菓子メーカーの「駿河屋」(和歌山市)が破産手続きに移行する見通しとなった。29日付で全19店舗を閉鎖し、全社員約100人を解雇した。約550年ののれんを下ろすことになり、長年親しんできた人たちから惜しむ声が聞かれた。【谷田朋美、道岡美波、倉沢仁志、佐々木雅彦】

 駿河屋の駿河町本舗(同市駿河町)の入り口には30日、「閉店させていただくこととなりました。長らくのご愛顧を賜り、ありがとうございました」などと書かれた紙が張り出されていた。

 駿河屋は室町中期の1461年、京都・伏見で「鶴屋」として創業。1685年に紀州徳川家から「駿河家」の屋号を与えられた。

 信用調査会社の帝国データバンクなどによると、2004年、当時の社長らが架空の第三者割当増資を行ったとして逮捕、起訴され信用が悪化。和菓子離れもあり資金繰りが行き詰まり、今年1月に和歌山地裁に民事再生法の適用を申請。他の和菓子メーカーをスポンサー企業とする協議が不調に終わり、事業停止に追い込まれた。

 駿河屋総務部は取材に対して「会社としてコメントすることはできない」と話した。

 駿河屋は時代を超えて愛されてきた。幕末から明治に日常生活をつづった「小梅日記」で知られる川合小梅(1804〜89)もその一人。「小梅日記を楽しむ会」会長の中村純子さん(63)は「明治11年9月6日にはまんじゅう120個を買ったと書いている」と紹介し「往時の城下町の華やぎを伝える店。私たちの誇りだった」と惜しんだ。

 毎日新聞和歌山版で10日まで「再発見!おいしい和歌山」を連載した料理研究家・フードジャーナリストの貝谷郁子さん(54)は「駿河屋の黒豆羊羹(ようかん)の黒豆などは和歌山産。これからも和歌山の食材のお菓子を使い続けてほしかった」と語り、本舗近くの居酒屋「おいしんぼ」の女将(おかみ)、堀瑞代さん(73)は「よく手土産として買った。子どもの頃から慣れ親しんだ味が食べられなくなるなんて」と寂しそうだった。


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