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応用栄養学特論
1261
:
とはずがたり
:2014/03/05(水) 13:13:52
5年前にいろいろ起きたとき、僕も前線にいた。人生で初めてのことばかりで「うわーっ」と大変だったが、あのタイミングでゼンショーに巡り合えて良かった。ゼンショーがなかったらユニゾンとも巡り合えなかった。
ゼンショーと組むのが嫌だとか、個人的に小川さん(ゼンショーの小川賢太郎会長・社長)が嫌だとか、そういうことではない。ゼンショーと一緒にやったほうがいいのか、別々でやったほうがいいのか。両方を見たとき、スシローの強みを伸ばしていくうえでどちらがよい選択なのかを考えて、ユニゾンと組むことになった。
――豊崎社長はファンドが買収するとき、出資しようというつもりはなかったのか。
スシローは創業者が作った会社で、僕は会社をもっとよくするのが役割。経営陣が株をバーンと持ってMBO(経営陣による買収)、というのは頼めばやってくれたかもしれないが、プレッシャーのほうが大変。そういうことをするぐらいなら自分で商売をする。
今も会社に人生を賭けているつもりは全然ない。周囲にはいつも「いつか絶対に自分の店を持つぞ」と言っている。大きい商売をするつもりはないけど、小ぢんまりとした楽しい商売をしたい。
「原価率50%」を認めてくれたユニゾン
――ユニゾンとはどう協調関係を築いたのか。
ユニゾンはスシローの強みをちゃんと理解してくれた。スシローが創業した28年前から毎週末に顧客が行列を作ってくれる。こんな外食はほかにない。われわれの強みは商品力で、食べたらおいしい、ほかにないようなすしを100円で提供している。
売上原価には50%近い費用をかけている。ここを崩して、同業他社のように原価率を50%から40%に下げるというのは食材を変えるだけなので難しい話ではない。そうすると一時的に利益は出るが、差別化は失われる。それを「崩さずにやりましょう」と言ってくれたのがユニゾンだった。このことを理解してくれたというのはとても重要だ。
――同業の回転ずしチェーンが「どこも極洋(すしネタに強い水産品大手)から仕入れているので原価は同じはずだ」と指摘している。
確かに極洋から仕入れているエビやイカは変わらない。ただスシローは原価率50%という前提でやっている。同じエビやイカでも予算内でもっとよいものを使おうとしていることが差別化につながっている。
原価率50%を維持しながら、300店以上を展開する外食チェーンはほかにない。5〜10店舗の個人商店ならできるが、大手でこの原価率はなかなか維持できない。二十数年前に「これをやるのが難しいし、誰もマネできないからここへ行くねん」といったのが創業者の清水だった。原価に50%使って上場している外食はどこにもないぞと。
これは昨日、今日でできる話ではない。二十数年やり続けているからこそ、できている。昨日まで原価率40%だった会社が、明日から原価率50%にしようと思ったらよっぽど大きな改革をしなければならない。体が大きくなればなるほど、そういう改革はできなくなる。
再上場の選択はあるが、IRより本業に集中したい
――原価率50%で利益を出せる強靭な経営基盤を持ち、10年以上連続増収のスシローがファンドと組んで上場廃止を選ぶ必要があったのか。
もっと大きくしよう、売上を2倍にしようと思ったときに自分たちの力だけではできないことがたくさんある。また、そういうタイミングでもあった。上場すると何万人もの見えない個人株主ができて、とてもやりにくい。
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