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応用栄養学特論

1260とはずがたり:2014/03/05(水) 13:13:37
ファンドの次もファンドを選んだスシロー
回転ずし首位の成長戦略
http://toyokeizai.net/articles/-/12354
松浦 大 :東洋経済 記者 2012年12月29日

2012年は投資ファンド傘下の外食企業の転売が相次いだ。9月には焼き肉「牛角」を展開するレックスホールディングスが、居酒屋大手コロワイドの子会社となった。12月には米投資ファンドのカーライル傘下にあるチムニーが東証へ再上場を果たし、出口戦略を探っている。未上場だが、「コメダ珈琲」を展開するコメダもアドバンテッジパートナーズから韓国系の投資ファンドMBKパートナーズへ売却の交渉が進められている。

こうした案件の中でも最大なのが、8月に日系投資ファンドのユニゾン・キャピタルから欧州系ファンドのペルミラ・アドバイザーズに転売された、100円均一回転ずし首位のあきんどスシローだ。スシローは02年9月期にはわずか売上高241億円、95店舗に過ぎなかったが、毎期20〜30店程度の出店を続け、業績が順調に拡大。10年には「かっぱ寿司」(カッパ・クリエイトホールディングス)から業界首位の座を奪い、12年9月期は売上高1113億円、336店舗を構えるまでに至った。1店舗当たり売上高は年間3.3億円と、日本マクドナルドホールディングスの店舗の2倍超を誇る。

ただ、今に至る道は決して平坦ではなかった。1984年の設立以来、創業家主導でやってきたが、07年7月に創業家の一部が持株を牛丼「すき家」を展開するゼンショーホールディングスに売却。ゼンショーは08年3月までに発行済み株式の30%弱を握る筆頭株主となる。スシローは対抗するように同年9月にユニゾンと組み、公開買い付け(TOB)を実施。ゼンショーも最終的には持ち株を手放し、スシローは株式市場を去った。

ファンドの投資サイクルが一般に5年程度と言われる中、ユニゾンは12年8月に欧州系のペルミラに約10億ドルでスシローを売却した。再びファンド傘下で経営の舵取りをする、スシローの豊崎賢一社長の狙いはどこにあるのか。東洋経済では豊崎社長にインタビューした。

ファンドを受け入れ、彼らの強みを生かす

――今回、ペルミラと組んだ理由は。

5年前にユニゾンと作った「日本一、売上高1000億円」という目標は達成した。日本で一番のすし屋ということは世界で一番のすし屋だが、海外進出を始めたばかりなので、名実ともに世界一とはいえない。

今回、ユニゾンがイグジット(ファンドが株を売却して投資を回収する“出口”)を迎えるにあたっては、再上場するか、事業会社の傘下入りするか、新たなファンドの下でやっていくかという3つの選択肢があった。スシローとしては再上場も念頭に置きながら、何が一番いいのか、株式市場を見ながら考えた。

ペルミラと組むことになったのは、ユニゾンの意向もある。ただ、ペルミラがスシローを選んだということもあるが、スシローもペルミラでやろうと決めた。ファンドがよい、悪い、という話ではない。ファンドを受け入れて、彼らの強みを生かすことで会社の強みを磨き上げていくことがもっと重要だ。日本国内がしっかりしていれば、グローバルに展開できる。グローバルファンドのペルミラと一緒にやるのは意味のあることだ。

ゼンショーに巡り合えてよかった

――5年前にゼンショーではなくユニゾンと組んだ理由は何だったのか。ゼンショーと組むのが嫌だったという見方もある。

スシローはすし屋から始まった商品力が強み。僕は創業者である清水義雄に「うまい商品を出しなさい。短期勝負で商売をするものではなく、長期的に物事を考えなさい」と最初の数店舗のころから言われて、商品力や店舗オペレーションにはこだわりをもってずっと独自にやってきた。

しかしさらなる成長を目指すとき、オーナー企業としてやってきたからこそ行き詰まる部分が出てきた。当時、ファンドが強みを持つ戦略策定や財務体質、運営体制の強化といったノウハウがスシローには必要だった。


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