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応用栄養学特論
1234
:
とはずがたり
:2013/12/11(水) 11:55:32
消費増税前にポテチ税とソーダ税の増税あっても良かったのにねぇ。
【デキる人の健康学】日本でもポテトチップ税の導入を考える時期
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/snk20131211531.html
産経新聞2013年12月11日(水)11:48
ジャンクフードとはカロリーは高いが、他の栄養素であるビタミンやミネラルや食物繊維があまり含まれない食品のこと。「ジャンク」とは「がらくた」の意味がある。ファーストフードのハンバーガーやドーナツ、ポテトチップ、ポップコーンなどのスナック菓子がこれにあたる。これまでのコラムで清涼飲料水には砂糖が重量の10%と大量に添加されていて、脳に悪い影響をおよぼしていることを紹介した。
ジャンクフードには食感を通じた快楽や満腹感を目的とする食品が多く、少量でもカロリーが高いことから摂りすぎによって肥満や糖尿病の若年化が進んでいる。
1975年以降、日本でも清涼飲料水とインスタント食品ばかりを食べビタミンB1不足になり脚気を発症する若者が増加した。ハンガリーは2011年に脱メタボと税収アップのため「ポテチ税」を導入、フランスも同年「ソーダ税」を承認し肥満防止と税収の拡大を狙っている。
ジャンクフードが体に悪いことは誰でも知っている。「わかっちゃいるけど止められない」ジャンクフード、何故、税金まで導入しなければ止められないのだろうか。
米国フロリダ州スクリップス研究所のポール・ケニー博士とポール・ジョンソン博士は、実験室のネズミでさえジャンクフードにより「わかっちゃいるけど止められない」ジャンクフード中毒におちいることを報告している。
実験室のネズミは通常、栄養素や食物繊維が十分に含まれた餌で飼育されているが、博士らが通常の餌をベーコン、ソーセージ、チーズケーキ、パウンドケーキ、チョコレートなどのジャンクフードが含まれているカフェテリア餌に置き換えてみたところネズミは通常の餌は見向きせずにジャンクフード中毒に陥りついには肥満症を発症した。肥満症を発症したネズミを通常餌に戻すと、ネズミは2週間たっても通常の餌を食べずに、ジャンクフードを待ち続けたのだ。ネズミは完全に「ジャンクフード中毒」に陥り、もはや通常の餌では満足できずにハンガーストライキの道を選んだのだ。
博士らがその理由を探ると、肥満症を発症したネズミの脳ではドーパミンD2受容体の発現が減少していた。ドーパミン受容体は脳の報酬系を制御しているが、コカイン中毒やヘロイン中毒などの薬物中毒患者脳での発現が減少することが報告されている。
さらに驚いたことに、ジャンクフードを食べると床に電気ショックを与えるという嫌な条件付けをしてもネズミは電気ショックを受けながらジャンクフードを食べ続けたのだ。
つまり、ネズミは脳の報酬系が麻痺して電気ショックも厭わないでジャンクフードを求め続ける完璧な「ジャンクフード中毒」になっていたのだ。コカインやヘロイン中毒では毎日摂取する薬物の量では満足できなくなる「薬物耐性」が生じるが、カフェテリア餌でもコカインやヘロインとほぼ同等の「耐性」が生じていた。
これまでの研究で、脳での報酬閾値が上昇することで薬物耐性がもたらされることが知られているが、「ジャンクフード中毒」はコカインやヘロインなどの薬物中毒の時と同じ脳の報酬回路が麻痺することにより、依存、耐性、禁断症状を発症していることが明らかになった。
日本フードサービス協会のデータによると、日本の外食産業全体の売り上げは2008年をピークに減少傾向がみられるものの、ファーストフード産業の売り上げだけは逆にこの数年も堅調な伸びを示している。
ジャンクフードに中毒性があること考慮するとこのデータは頷ける。日本でも本格的なポテトチップ税の導入を考える時期かも知れない。
■白澤卓二(しらさわ・たくじ) 1958年神奈川県生まれ。1982年千葉大学医学部卒業後、呼吸器内科に入局。1990年同大大学院医学研究科博士課程修了、医学博士。東京都老人総合研究所病理部門研究員、同神経生理部門室長、分子老化研究グループリーダー、老化ゲノムバイオマーカー研究チームリーダーを経て2007年より順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座教授。日本テレビ系「世界一受けたい授業」など多数の番組に出演中。著書は「100歳までボケない101の方法」など100冊を超える。グロービア(http://www.glovia.net/)でも連載中。
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