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応用栄養学特論
1232
:
とはずがたり
:2013/12/01(日) 15:09:32
>>1231-1232
30年で、店も客も変わったと感じる。ファミレスは家族が憩う場所から、人の目を気にせず長居できる場所になったのかもしれない。「1人のお客さんが本当に増えました」。昔はなかったカウンター席を備えた店が今は当たり前だ。
午前9時前、アパレル店員の女性(57)がモーニングを頼んだ。出勤前、ちょっとゆっくりしたい時にやってくる。「子どもが小さい時は一緒に来たけど、もうみんな独立したので。コーヒーを何杯も飲めるし、朝の唯一の楽しみ」 午前10時過ぎに、配送の仕事の空き時間に訪れた男性(63)は「長くいられるし、安いしさ。小遣い、少ないからねえ」と話し、ドリンクバーでコーヒー2杯と野菜ジュースを飲んだ。ほぼ毎日利用している。
この店の営業は午前7時から午前2時までの19時間。ランチタイムはどんなに混んでいても、9分以内に料理を出すのが目標だ。機械化が進んでも、最後の盛りつけは人の手を大切にしているという。「料理は愛情」。キッチンではそんな言葉が飛び交う。マニュアルで、接客は必要以上に立ち入らないことになっているが、お年寄りの身の上話を聞くこともある。
午後7時、夕飯を食べに来た女性(61)はスポーツジムの帰りだった。「離婚して、今は1人。食事を作るのが面倒な時に寄ります。ぜいたくはできないしね」。仕事帰りにスーツ姿で立ち寄る女性も目立つ。
店長の石黒さんの人生も大きく変わった。正社員になったころ、離婚。アルバイト学生には「女性も自立が必要よ」と説く。「お客さんを見ていても思います。女性が強くなったなあって」 ランチタイムの混雑が落ち着いた午後2時過ぎ、テーブルにビールが運ばれた。主婦の小林卯月さん(44)が「山盛りポテト」をつまみにグラスを傾ける。一緒に来た津山浩子さん(39)はココア、6歳の息子はアイスと、思い思いのメニューを楽しむ。
子連れ飲み会は、もはや常識だ。小林さんは、中2になる娘の幼稚園や小学校を卒業する際のお別れ会も、ファミレスだったという。「子どもが少々騒いでも、昼から飲んでも気にする人いないし、便利。ストレス発散も必要だから」 おもちゃの車で遊ぶ子どもの脇で、好きなアーティストの話で盛り上がりながら、3杯目のグラスが空いた。この日、一番にぎやかなテーブルだった。
◇ 〈ファミリーレストラン市場の変遷〉 2012年の売上高(見込み)は、1兆3694億円(富士経済調べ)。07年以来、5年連続で減少していたが、わずかに増加に転じた。イタリアンやステーキ・ハンバーグなどの専門料理を出す店が業績を伸ばしているが、05年と比べると9割以下に落ち込んでい
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