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環境問題

358とはずがたり:2007/11/15(木) 01:12:21
>>357
忘れてた。
④国民病である杉花粉症の抑制にもなるし一石4鳥だ。

熱帯雨林の伐採も地球規模で取り組まないと行けないから本来日本も針葉樹林の供給を担わねばならないと云う面もあるとおもうけど。。

>>355
スギ人工林における定着広葉樹種の実態と針広混交林化への誘導技術
http://www.ari.pref.niigata.jp/nourinsui/seika00/katuyou/30/000230.html

2000年11月号 スギ人工林の混交林化 実態と課題
http://www.pref.niigata.jp/norin/syokutomidori/desaki/shin/seika/rin_nii/200011t.html

359とはずがたり:2007/11/15(木) 17:40:48
2007年11月13日 06:57
草をエネルギーに ススキ刈り取り開始
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071113200002&cid=main

 阿蘇市が取り組んでいる未利用の草を熱エネルギーとして活用する、バイオマス実証実験に使うススキの刈り取りが十二日、同市の狩尾牧野を皮切りに始まった。

 野焼きが始まる三月までに、二十一牧野組合管理の牧野から約千トンを刈り取る予定。二〇〇六(平成十八)年度刈り取った量は、当初目標年間五百トンに対し、六組合で二百二十トンにとどまった。

 初日は、地元若手農家でつくるバイオマスオペレーター組合(北里孝博代表、十四人)の二人が採草機を使って、次々と刈り取っていった。

 草は数日間天日で乾燥した後、ロール状にしてこん包。同市一の宮町宮地の「アゼリア21」に設置されたプラントに運び、蒸し焼きにして高温のガスに変換する。温泉やプールの熱源のほか、冷暖房や照明の電力となる。

 同事業は、阿蘇市が〇五年度から、独立行政法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託を受けて実施。市は「事業が理解され、協力する組合も大幅に増えた。草の量を十分確保し、実験が成功するよう努めたい」と話している。(岡恭子)

360サル特措置法を憂える:2007/11/17(土) 07:05:08
「有害鳥獣による被害防止特別措置法案」は、環境問題と云うよりぎりぎり政治問題
の様に思えます。
普通の山林で自衛隊に銃を握らせたくて仕方のない人たちが動いているようです。
→ http://hartwarmingclub.seesaa.net/article/66545008.html

361とはずがたり:2007/11/17(土) 11:09:06
>>360
なんと!そんな思惑が。。やらしいなぁ。。
戦争出来ない日本では仕事無くて駐屯地内で遊んでる自衛隊員(まぁそんな事はないのでしょうけど)を働かせること出来るならそれでいいかもしれないとちょっと思ったけど,
・自衛隊員による演習場外での日常的な実弾発射を合法化。
・狙撃手に、生きた標的を使っての実戦訓練の場を提供できる。
と生々しく表現されるとちょっとぎょっとしますね。
本当に猟師が足りないのかも含めこの件には要注意ですな。

それにしてもなかなか興味深いブログです。

362とはずがたり:2007/11/20(火) 14:14:11
環境先進県というと滋賀県が思い浮かぶが富山のこの意欲的な試みの推進力はなんなのでしょう?

レジ袋の全県有料化 知事「富山が全国モデルに」
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20071118/8386.html
2007年11月18日

タウンミーティングで知事 石井知事のタウンミーティングが十七日、富山市婦中町の鵜坂公民館で開かれた。知事は来年四月から県内で全県的なレジ袋有料化が実施されることを受け、脱温暖化に向けた全国のモデル県を目指す考えを示した。

 県内でスーパーを展開する十二の事業者と県などでつくる県レジ袋削減推進協議会は十六日に県内全域で一斉にレジ袋を有料化することで合意した。

 知事は一連の経過を説明し「本当にうまくいった。全国初の取り組みで、富山県が全国のモデルとしてやっていきたい」と述べた。

 参加者から老朽化した県営野球場の移転・新築を求める意見があり、知事は耐震調査を実施するとした。このほか教育問題などについて質問があった。

363とはずがたり:2007/11/20(火) 14:19:03
>>362
>環境先進県というと滋賀県が思い浮かぶが富山のこの意欲的な試みの推進力はなんなのでしょう?
そうか,富山港線のLRT化も巧く行ったし,路面電車も環境指向と云えますわな。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1040429221/990

364とはずがたり:2007/11/29(木) 21:19:28
素晴らしいね!石油から薪へ。日本の林産業復興の第一歩たれ!
NHKのニュースで新聞紙を使って薪代を節約する方法が特集されてた。

薪ストーブの人気急上昇 燃料費、灯油の3分の1
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0000742310.shtml

 間伐材などを燃料とする「薪(まき)ストーブ」の人気が急上昇している。もともとは環境問題やスローライフに関心が強い人の間で広がっていたが、最近の原油急騰で灯油の三分の一という燃料費の安さにも注目が集まり、販売会社に問い合わせが相次いでいる。安全性の向上に加え、一度体験すると、とりこになるという火の温かみと癒やしの力も魅力。寒さとともに、自宅の薪の炎で暖を取る人が増えているという。(篠原佳也)

 「体の芯(しん)から温まるね」。加東市社に住む一級建築士の川添純一郎さん(40)は揺れる炎を眺めながら、妻の一恵さん(40)とまどろむ時間が冬の楽しみだ。

 化石燃料を使わず、環境への負荷が少ない点にひかれて四年前に新築した自宅に設置したが、その後、建築士の仕事でも、薪ストーブを組み入れる設計依頼が増えてきた。「昭和三十年代を描いた映画がヒットするように、家族の団らんを求めるニーズがあるのかもしれませんね」

 薪ストーブ専門店のハリマ興産(小野市復井町)では、年間百台前後だった販売台数が二年前から急増。今年は百五十台程度になる見込みだ。

 薪ストーブは近年、燃焼効率などの技術革新が進み、コンパクトな箱形の家具として北欧などで普及。日本でも都市部の若い人の注文が目立つという。

 安全性についても、煙突を利用した吸排気機能が向上。薪が燃える際に出る一酸化炭素などのガスも再度燃焼させ、不純物の少ない廃ガスを煙突から強制排出させる構造になっている。

 「灯油の価格が高いので、燃料費の安さも受ける理由では」と同社の長谷川幸仁社長(49)。熱量でみると、灯油一リットル(現在の店頭価格八十九円程度)は薪二キロに相当するが、同社は六キロを百円で販売しており、三分の一程度で済む計算だ。

 ストーブは二十万円台からあるが、設置費などを含めると初期投資は六十万円以上かかり、年に一度は煙突掃除も必要だが、「きちんと手入れすれば一生もの。温かさや部屋でたき火ができる感覚は代え難い、という人は多い」と長谷川社長は話す。

 同社は今年から、北はりま森林組合(多可町加美区)と提携し、着火用の木材チップ「たきつけ君」の発売も始めた。

 木材価格の低迷で間伐が進まない日本のスギ、ヒノキ林は木の過密化が進んでおり、大雨や台風などの災害に弱く、二酸化炭素の吸収力も弱まっている。多可町は間伐材の有効利用を図るため、今年七月、「木質バイオマス供給センター」を建設。運営委託を受けた同森林組合がたきつけ君などの木材チップを製造している。

 同組合の橋詰雅博参事(58)は「薪ストーブが普及し、燃料として間伐材の利用が進めば、荒れた日本の山の再生にもつながる」と、期待を寄せている。

(11/17 15:11)

365とはずがたり:2007/12/10(月) 02:49:35
一晩中電気毛布なんかで暖めるよりは環境にも優しいんでしょうかねぇ?

原油高で「湯たんぽ」脚光 過去最高の300万個出荷
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071208-00000951-san-soci
12月8日23時7分配信 産経新聞

 電気暖房の普及に伴い、各家庭から一時姿を消していた「湯たんぽ」が再び脚光を浴びている。今年度の出荷個数は、12年前の5倍以上となる300万個を超える見通し。メーカーのなかには通常の生産時期を過ぎた現在もフル稼働しているところもある。再評価の理由は、災害の際に使える便利さや原油高騰などを受けた経済性の高さに加え、健康志向も反映しているという。
 国内で湯たんぽの高いシェアを誇る兵庫県尼崎市内のあるメーカーによると、湯たんぽ製造は例年7、8月ごろに行われているが、今年は5月から生産をスタートさせたものの12月になっても生産ラインがフル稼働するほど売れ行きが好調。夏場の製造分は11月に完売しており、売り上げは昨年度比30%増という。
 湯たんぽの安全性を示す「SGマーク」を認定する製品安全協会(東京都中央区)によると、平成2年度に58万個だった出荷量は17年度から増え始め、今年度は10月までに167万個を出荷。最終的には300万を超え、統計が残る昭和53年度以降で最高を記録しそうだ。協会には、業界への新規参入の問い合わせも20社近く寄せられており、消費者だけでなく、企業側の関心も高い。
 専用コーナーを設けている東急ハンズ心斎橋店(大阪市中央区)は昨年度に比べ2〜3割増の売れ行き。首や肩を温めるU字型商品やゴム素材の製品など種類も豊富で、担当者は「デザインが工夫されて選択肢が増え、若い女性の購入が増えている」と話す。
 湯たんぽが見直されるきっかけになったのは、阪神・淡路大震災。電気ガスのライフラインが被害を受け、湯があればすぐに暖をとれる湯たんぽが威力を発揮。16年10月の新潟県中越地震などでも活躍した。
 学識経験者らでつくる「道具学会」の湯たんぽ研究家、浜中進さん(57)によると、今年は原油高騰も追い風となって、さらに購入者が増加。ゆっくりと体を暖めることができる特徴から「冷え」に効果があり、保湿性にも優れるとされていることから、浜中さんは「若い女性の健康志向にも合致したのでは」とみている。

366とはずがたり:2007/12/21(金) 14:52:15
八郎湖、「指定湖沼」に 閣議決定、13年ぶり
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20071207i

 政府は7日の閣議で、アオコが発生するなど水質悪化に歯止めがかからない八郎湖を、湖沼水質保全特別措置法(湖沼法)に基づき11日から指定湖沼にすることを決めた。指定湖沼は平成6年の野尻湖(長野県)以来、13年ぶり11カ所目。指定により、水質保全など国の補助事業の対象に選ばれやすくなる。

 八郎湖は八郎潟を干拓で埋め立てた残りの湖部分。国は食料不足を解消する目的で昭和32年から干拓事業に着手、同52年に完了したが、その直後から農業排水や生活排水などで湖水の富栄養化が進行した。

 陸地部分の大潟村を取り囲む形状になっているため湖水の流動に乏しく、水質汚濁の指標となる化学的酸素要求量(COD)は30年以上にわたって環境基準(1リットル当たり3ミリグラム)を超過。18年度は10?12ミリグラムとなり、環境基準の3?4倍に達した。
(2007/12/07 11:34 更新)
もっと知りたい ニュースの「言葉」
閣議決定(2004年6月11日)閣議に付議される事案の処理には「閣議決定」と「閣議了解」「閣議報告」がある。「閣議決定」は合議体である内閣の意思を決定するものについて行われ、内閣はその内容を遂行する責任が生じる。これに対して「閣議了解」は、本来は主務大臣の権限で決定できる事業や人事であっても、国政全体への影響が予想されるため内閣としてその方針を確認するもので、閣議決定より軽い。審議会の答申を閣議に披露するような場合は「閣議報告」の手続きがとられる。
環境基準(1991年7月8日)公害対策基本法に基づき、人の健康を保護し、生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準で、あくまで行政上の努力目標。政府は公害防止に関する施策を総合的、有効、適切に講ずることで環境基準が確保されるよう努めなければならない、と定められている。
湖沼法(2005年2月25日)湖沼水質保全特別措置法。特に水質保全対策が必要な湖沼について対策を強化する目的で1984年に制定された。都道府県知事からの申し出に基づき国が湖沼と周辺地域を指定し、知事が水質保全計画を制定して対策にあたる。工場などに対し一般より厳しい規制を行ったり、下水道や合併浄化槽などでし尿、生活排水処理を推進する。指定湖沼は10カ所ある。

367とはずがたり:2008/01/03(木) 22:42:16

レジ袋有料化4月から 削減推進協議会参加者、協定締結へ
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20071226/9093.html
2007年12月26日

 県内でスーパーを展開する十二事業者と県などでつくる県レジ袋削減推進協議会(会長・宮下尚県環境審議会長)は二十五日、県民会館で開き、レジ袋有料化の実施日を来年四月一日とすることを確認した。実施日までにシンポジウムなどの周知活動を展開するほか、協議会に参加する各事業者と市民団体、行政で協定書を締結することも決めた。

 レジ袋有料化は、ごみ減量化や地球温暖化防止に向けレジ袋削減とマイバッグ運動を推進するため、十一月十六日の協議会で合意した。県内全域での実施は全国で初めてで、十二事業者の百十八店舗が参加する見通し。

 シンポジウムはレジ袋有料化に対する県民の理解と協力を得るため、一月末から二月にかけて富山、高岡、魚津、砺波の四会場で開催。三月までにチラシやポスター、新聞広告、テレビなどを使った周知や、消費者団体と行政が連携した店頭啓発も行う。

 協定書は、十二事業者ごとに、消費者団体など協議会参加団体と県の連名で締結。マイバッグ持参率の目標値や、実施店舗数、レジ袋売上金の使途などを盛り込む。

■富山市、レジ袋でのごみ出し容認で有料化の積極周知せず

 二十五日の県レジ袋削減推進協議会で、富山市はレジ袋でのごみ収集を認めていることを理由に、市としてレジ袋有料化の周知を行わないと表明した。

 全国初の県内一斉有料化に向け事業者、市民団体、行政で運動を盛り上げる中、行政側の足並みが乱れた格好。宮下協議会長は、自ら市に連携を呼び掛ける考えを示した。

 県は十一月十六日の協議会で有料化について関係者が合意したのを受け、十二月初旬、市町村担当者に周知への協力を要請。富山市を除く各市町村は広報誌やホームページ、ケーブルテレビでの啓発を予定している。

 富山市は、十月にレジ袋削減キャンペーンを展開するなど削減自体は推進する立場。一方、市はレジ袋でのごみ収集を容認しており、十八年度から取り組む生ごみリサイクル事業ではレジ袋を使って分別回収している。この日の協議会で市の担当者は、レジ袋削減の啓発は今後も積極的に行う一方、「有料化にはいろいろな意見があり、市の広報媒体での周知はしない」と述べた。

 宮下協議会長は「富山市はレジ袋削減に熱心で、有料化に反対されているわけでないと考えている」と話し、森富山市長と面会して連携を呼び掛ける意向を表明。県は「自治体それぞれに判断がある」とし、周知活動を支援する姿勢だ。

368とはずがたり:2008/01/03(木) 22:42:39
>>367-368

レジ袋有料化の広報、県要請も富山市応じず 他市町村は大勢が協力
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20071228/9132.html
2007年12月28日

 来年四月からのスーパーなどでのレジ袋有料化について、富山市が積極的に広報、周知しない姿勢を示している問題で、県レジ袋削減推進協議会の宮下尚会長と林県生活環境文化部長が二十七日、市役所に森市長を訪ね、あらためて協力を求めた。市長は市民、県民に理解を求める取り組みを優先させるべきだとの考えを示し、話し合いは平行線に終わった。一方、県内の他の市町村長は、同協議会の方針に行政として協力する意見が大勢を占めている。

 宮下会長、林部長の協力要請に対し、市長は「まずはキャンペーンなどを行い、効果がなければ有料化すべきであり、時期尚早」と主張。取り組みの進め方に対する異議を唱えた。

 この問題について、橘高岡市長は「民間事業者が有料化に踏み切ってくれたのだから、市町村が足並みをそろえ、PRなどで応援してもいいのではないか」と意見の相違に首をかしげる。

 富山市が現段階での有料化に難色を示す理由の一つに、滑川、立山、上市、舟橋との五市町村でつくる富山地区広域圏事務組合が、半透明のレジ袋を使ったごみ出しを認めているという事情がある。

 富山市はこの点を「有料化は市民に新たな負担を強いる」とみるが、中屋滑川市長は「より住民の意識を高めるためには有料化はやむを得ない」、舟橋立山町長は「環境の取り組みであり、消費者への周知には協力したい」と話す。

 金森舟橋村長は「試行しながら最終的に有料化する方法もあっていい」と述べ、伊東上市町長は「反対するほどのことではない。真に環境問題を考えるのなら、レジ袋以外にも取り組むべきことがある」と話す。

 富山市が取り組みの参考にしている先進事例に、東京・杉並区がある。杉並区は十四年に「すぎなみ環境目的税条例(レジ袋税)」を制定。すぐ施行せず、十七年にアイルランドや韓国などを視察、スーパーでの実証実験を経て現在、有料化に向けた新条例を作成中だ。

 区民生活部は「便利なレジ袋を有料化することに住民の反発が強く、時間をかけて理解を求めてきた」と話す。

 富山市もこうした事例などを踏まえ、まず市民運動が必要と判断した。市環境センター(富山市栗山)によると、十八年度の可燃ごみに占めるレジ袋は全体の2・2パーセントで、うち焼却されるのは0・38パーセントにすぎないが、市環境政策課は「市民が身近な環境問題として取り組めるのが、マイバッグやレジ袋削減の運動。有料化によって、お金を取ることとは別の次元の問題だ」と話している。

369とはずがたり:2008/01/06(日) 13:54:22
商事・物産・重工・川重・日立・JR各社の出資,三菱東京UFJ・みずほ・三井住友・政策投資銀行に拠る国際協調融資なんなら世銀の途上国向け融資や日本のODA迄駆使してアメリカに新幹線網を形成しようではないか♪
新幹線の対飛行機競争力は日本人の感覚で3時間程度。東海岸からどの辺迄3時間で行けるかねぇ。3時間圏内でニューヨークからシカゴ辺り迄行けるとだいぶ需要があるだろうけど・・。西海岸もどんなもんか?シスコ〜ロスは3時間は無理かね?

【グローバルインタビュー】
パチャウリIPCC議長「日本の新幹線はすばらしいCO2削減技術だ」
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080106/env0801061111000-n1.htm
2008.1.6 11:11

 2007年のノーベル平和賞をゴア前米副大統領と共同受賞した、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の議長、ラジェンドラ・パチャウリ氏は訪日中の産経新聞との会見で、「米国のテレビドラマのような生活を人々が過ごす余裕はこの社会に残っていない」と警告し、一刻も早く消費型社会から脱却し環境に配慮するよう促した。また、温室効果ガス削減の選択肢として日本の新幹線を絶賛し、途上国への技術供与による日本の貢献にも期待をにじませた。(聞き手 杉浦美香、犬塚陽介)

 −−インドネシア・バリでの先般の気候変動枠組み条約締約国会議(COP13)の評価はどうか

 「期待通りにロードマップ(工程表)が採択され、(温室効果ガスの)削減目標も議論された。今後の交渉の枠組みが築かれ、全体的にはうまくいった。(数値目標に)言及されなかったが、(今回の)討論は今後の議論の基盤となろう」

 −−交渉の行方は?

 「米大統領選のように非常に重要な政治的変化を念頭に置くべきだ。個人的意見ながら、次期米大統領は次回の(COPなどの)会合に出席し、米国の関与を印象付けるべきだと思う」

 −−ゴア氏は今会議の開催地のバリで、ブッシュ米政権の環境問題への対応を痛烈に批判したが

 「やはり、『ゴア氏は政治家』ということを思いださなければならない(笑い)。すべての彼の発言に政治的な意味合いがないわけではない」

 −−議長は以前、環境の観点から新幹線技術の重要性を説いていたが

 「2都市の中心部を飛行機よりも速く結ぶ素晴らしい技術だ。もし米国に新幹線があれば、多くの人々は運転をやめて、飛行機での移動を選ばないだろう。どの国にも『輸送の効率化』という大変革が必要となる。特に収入が乏しく、公共交通機関に頼る途上国にとっては重要な技術だ」

 −−議長は、二酸化炭素(CO2)の排出量に応じてコストを負担しなければならない、『低炭素社会』を提唱してもいる

 「極めて重要だ。炭素排出量が多い燃料を、排出量が少ない燃料よりも高価に設定するといった政策の導入が必要だ」

 −−CO2排出に価格を設定することは物価の上昇につながり、国際競争力の阻害要因になるとの議論が日本では根強い

 「脅威であるだけでなく、好機でもあることを思い起こすべきだろう。もし日本が低炭素技術を開発できれば、世界の市場が相手になる。他国に新幹線を導入するための低金利の計画を提供することも可能だろう。こうした施策は子供たちの未来のためでもある。しっかりした説明があれば国民は理解するだろう」

 −−社会全体の消費抑制への協力ということか

 「その通りだ。北米のテレビドラマのような生活を追求するのは大きな間違いだ。この世界にはもはやそれだけの余裕はない。われわれは方向を変えなければならない」

 −−だが、国際社会が一体であるわけではない

 「この問題から政治は切り離せないが、正しい方向に変化を求める世論があれば、政治は追随する。だから、世論の関心を高めることが必要だ」

 −−「変化を願う前に自らが変化せよ」という(議長が尊敬する)マハトマ・ガンジーの言葉がある。それに近づけるか

 「変わらなければならない。変化をもたらそうと望むなら、われわれ自らが始める必要がある。行動しようではないか」

370とはずがたり:2008/02/05(火) 12:24:57

北海道の森林伐採
http://city.hokkai.or.jp/~kagami/Deforestation/Defores_Zenkoku_kaiken.html
「日本の天然林を救う全国連絡会議」設立記者会見資料

農林水産省記者クラブ会見資料

1)「日本の天然林を救う全国連絡会議」設立の目的は、国民の共有財産である日本の天然林を救うことにある。日本の原生的天然林は、その大半が国有林に帰属する。林野庁は、天然林の大規模伐採を過去50 数年以上にわたり続けてきたため、今や潰滅状態に陥っており、同時に天然林に共生する貴重な日本固有な動植物相は絶滅の危機に瀕している。

2) 林野行政にかかわる機構再編は急務である。われわれは、今直ちに国有林内の総ての原生的天然林を「環境省」移管し、一切の天然林伐採を中止すると共に、そこに生息するすべての野生動植物相の保護・保全体制を早急に確立をすることを日本政府に対し求める。適切なる「生物多様性」の保護・管理体制の確立は、今正に急務である。

環境省に“天然林”の移管を求める理由:

< その1:自ら改正した法律の無視>
国有林野事業は、1998 年に「抜本的改革」を行った筈である。「国有林野事業の改革のための特別措置法」第5条に明記されているように、それまでの「木材生産重視」から、自然環境保全を中心とする「公益的機能重視」へと大転換をすると宣言した。しかし、現在に到るもなお天然林の大規模伐採を継続しつづけ、日本に固有な野生動植物相の生息環境を著しく破壊し、国が締結し、その保護・保全の遵守を国際的にも約束している「国際生物多様性条約」違反である。

< その2: 国民への背信行為>
抜本的改革では、3兆8千億円の累積赤字のうち2兆8千億円を一般会計などで補填した。その上で、林野庁は「始まります!“ 国有林の新世紀” と大々的に広報し、公益的機能の維持に邁進することを宣言している。しかし、公益的機能と生物多様性を破壊する大規模伐採を継続しているのは、これまで多大な負担を強いてきた国民に対する更なる背信行為に他ならない。

行動計画:
われわれは国有林内の天然林を、すべて環境省へ移管して保護・保全することを求める。

「日本の天然林を救う全国連絡会議」世話人代表 河野昭一
:国際自然保護連合生態系管理委員会・北東アジア担当副委員長、大規模林道全国ネットワーク代表、京都大学名誉教授

問い合わせ先:
福島県会津群南会津田島字後原甲3432
「日本の天然林を救う全国連絡会議」事務局長沼勲 渡部康人
0241-62-2674
Fax 0241-62-2688

371片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/17(月) 11:45:00
魚釣島 ヤギが原因で環境破壊
http://www3.nhk.or.jp/news/2008/03/17/k20080317000005.html

尖閣諸島の魚釣島には世界でもこの島にしかいない動植物が生息していますが、野生化したヤギが原因とみられる環境破壊が進んでいることがわかり、専門家は貴重な生物を守るために早急な対策が必要だと指摘しています。
尖閣諸島の魚釣島は石垣島の北に位置する無人島で、これまで1頭しか見つかっていないモグラの一種「センカクモグラ」や淡水性のカニなど10種類以上の固有の動植物が生息しています。魚釣島では、30年ほど前に持ち込まれたヤギが野生化して繁殖し、植物を食い荒らしているということです。富山大学などの研究グループが衛星画像を分析したところ、島の南西部などで森が荒れ地になり、環境破壊が進んでいることが新たに明らかになりました。グループによりますと、荒れ地は平成12年は島の13%余りでしたが、おととしは少なくとも15%余りまで広がっているということです。ヤギが植物を食い荒らした結果、土壌がもろくなって土砂崩れを起こしたものとみられています。これについて、富山大学の横畑泰志准教授は「政治的、国際的な問題がある島で難しい面もあるが、貴重な生物が多いだけに早急な対策が必要だ」と話しています。この研究成果は、福岡市で開かれている日本生態学会で17日に発表されます。

372とはずがたり:2008/03/23(日) 16:48:57
ポリ容器大量漂着問題、韓国政府が回収をノリ養殖業者に指導
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_08032301.htm

 日本海沿岸に大量の廃ポリ容器が漂着している問題で、環境省と外務省から原因究明と再発防止を求められた韓国政府が、国内のノリ養殖業者の団体などに対し、「ノリ網用酸処理剤の容器回収を徹底せよ」と指導に乗り出していたことがわかった。

 韓国の政府系政策研究機関の関係者は読売新聞の取材に対し、「ノリ網の余計な海藻を除くため、塩酸による違法な処理が横行し、漁民らが証拠を隠そうと海中投棄している」と実態を証言する。韓国政府は海中投棄を公式に認めていないが、環境省は「徹底した原因究明を求める」と強い姿勢で臨む方針だ。

 環境省によると、ポリ容器の漂着は1月から3月13日までに19道府県で4万904個。九州、山口県では1万6924個が流れ着いた。漂着は1999年ごろから確認されているが、今年は過去最悪だ。

 ハングルや漢字で「硝酸」「酢酸」「過酸化水素水」「硫酸」などと表記されており、一部の容器から高濃度の塩酸やヒ素などが検出された。各自治体は「液体に触れると炎症の恐れがある」と容器に触らないよう注意を呼びかけている。

 7536個と全国最多の長崎県。海岸をパトロールし、回収・焼却処理を続けている。「多大な労力を強いられている」と廃棄物・リサイクル対策課は憤る。

 「早急に原因を究明し、回答してほしい」

 2月28日、在ソウル日本大使館の外交官は韓国外交通商省を訪れ、漂流ポリ容器の写真と漂着個数などを記した資料を手渡し、こう要請した。韓国側は「関係省庁に通知し、早急に回答する」と返答した。

 日本政府が、漂着ポリ容器対策を韓国に要請したのは今回が初めてではない。2003年6月、韓国海洋水産省(当時)は「ノリ養殖業者が使った容器が海に流れ出し、日本に漂着した可能性がある」と海上保安庁に説明、容器の保管施設建設などの対策を約束していた。

 それでも、漂着はなぜ止まらないのか――。

 「ノリ網をきれいにする酸処理で塩酸が使われている。空容器を回収に回せば国内法で禁止する行為が発覚するため、養殖業者の一部が海に捨てている」。韓国政府系政策研究機関の関係者は読売新聞の取材に、こう明かした。

 漂着した容器に塩酸と別の成分表示がある点については、「塩酸を小分けするために別の容器を再利用している」と説明する。韓国政府はクエン酸などの有機酸の使用を奨励しているが、「塩酸は安く効き目も強い。使うことで人体や環境への悪影響はほとんどない。使えるよう韓国で法改正すれば、容器の漂着は止まる」と話す。

373とはずがたり:2008/04/12(土) 22:52:49

ペットボトルの分別はコンビニなんかを見ても徹底してるような気がするんですけどねぇ。
家庭では未だ未だなんか?66%なんてゆう低い数字が出るのはちょい意外。

ペットボトル391トン焼却か、推計価格は1500万円分
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20080412-OYT8T00117.htm

 2005年度に(富山)県内の家庭から出された燃えるごみの中に、ペットボトルが推計約391トン混入していたことが、県環境科学センター(射水市)の佐伯孝研究員(30)らの調査で分かった。近年、原油高騰や需要増の影響で廃ペットボトルの落札価格は上昇。391トンは約1500万円に上る計算で、貴重な資源がごみとして処分されたことになる。センターは「分別を徹底してほしい」と呼びかけている。

 センターによると、可燃ごみに交じるペットボトルの調査は県内初。佐伯研究員らが昨年10月、県内のごみ焼却場で、家庭ごみの中に含まれるペットボトルの量を調査、500キロ・グラム中、約600グラム(0・12%)のペットボトルが見つかった。05年度の家庭ごみの総量32万トンからペットボトルは約391トンと推計した。

 ただ、佐伯研究員は「今回は1か所の処理場での調査結果なので誤差が大きい。正確な数値を出すにはさらに調査する必要がある」としている。

 日本容器包装リサイクル協会(東京)によると、市町村が回収したペットボトルは、容器包装リサイクル法に基づく指定業者により落札され、07年度は1トン当たり平均約3万8900円。391トンは約1520万円に上る計算だ。

 このほかの回収状況は、各市町村から聞き取った回収量は約1783トン、コンビニエンスストアや自動販売機近くのごみ箱など事業所が回収した分が判明分だけで約1086トン。県内全体のペットボトル量は、06年度の全国の販売量を人口当たりで割って4792トンとした。残りは1532トンとなり、詳細は不明だが、佐伯研究員は「中国など海外に輸出」と推測する。

 県環境政策課によると、県内の市町村のペットボトル回収量は近年は頭打ち状態。全国ではアルミやスチール缶の回収率は約9割だが、ペットボトルは約66%(07年度)にとどまる。

 佐伯研究員は「アルミ缶などに比べ、ペットボトルは分別の意識が低い。徹底すれば回収率の上昇につながる」と話している。

(2008年4月12日 読売新聞)

374とはずがたり:2008/05/03(土) 13:27:41
農業スレが適切であろうけど,気分的にこっちへ。
ちゃんと取り締まらないとね。

絶滅逃れたハマグリ、採らないで GWに漁師ら訴え
http://www.asahi.com/life/update/0502/NGY200805020014.html
2008年05月03日01時09分

 桑名市の赤須賀漁協(秋田清音組合長)は、絶滅寸前から回復傾向にある桑名名産のハマグリがGW中に家族連れらに「密漁」されないように、四日市、名古屋の両海上保安部や桑名署にも協力を求めて、警戒を強めている。

 桑名産のハマグリの水揚げは、71年度に全国1位の約3千トンあったが95年度は約1トン。稚貝の放流などを続けて07年度は97トンにまで増えた。しかし、同漁協の漁場である干潟には昨年のGW中、家族連れらが車で大挙して訪れ、漁師らが大切に育ててきたハマグリを採っていった。漁業権がない人は密漁となり、漁業法違反の犯罪行為だ。

 秋田組合長(67)は「ここまでこぎつけるのに漁師がどれだけ努力したか。食卓に安値で届けるためにも採らないで」と訴える。

375荷主研究者:2008/05/03(土) 19:23:21

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/83541.html?_nva=136
2008年03/26 08:05 北海道新聞
バイオディーゼル燃料工場が完成 豊頃 道内最大級 年産1000トン超目指す

豊頃町に完成したバイオディーゼル燃料製造工場。十勝産菜種を搾って食用油も生産する
 【豊頃】環境に優しい燃料普及を目指す「エコERC」(帯広、鷲見好則(すみよしのり)社長)は、使用済み食用油や十勝産菜種を原料にバイオディーゼル燃料を製造する道内最大級の工場を、十勝管内豊頃町茂岩地区に二十五日完成させた。大型連休後の本格稼働を予定。菜種から食用油も搾り、特産品として販売する。

 工場は鉄骨造りで、同燃料製造、搾油施設など延べ千三百平方メートル。建設費五億五千万円の半分を農水省の補助で賄った。

 同燃料の製造能力は一日最大三・六トン。廃油を主原料にし、新年度は二百五十トンを製造し、同管内のバス、運輸業者などに販売。構内に給油スタンドも設ける。

 廃油回収は、産学官の連携組織「十勝エネルギーネットワーク」(帯広、理事長・西崎邦夫帯畜大特任教授)が帯広市などと連携して進めており、回収量増とともに同燃料製造を増やし、将来は年産千トン以上を目指すという。

 また、同社は今年、農家の協力を得て五十ヘクタールで菜種を栽培し、十二トンの高級食用油を生産、販売。菜種の搾りかすから飼料、肥料も作る。

 稼働後は、工場見学なども受け入れ、子どもたちが同燃料を燃料にしたゴーカートで構内を走れるようにする。鷲見社長は「未利用の資源を活用して化石燃料を減らすという環境教育の場にしたい」と話す。

376荷主研究者:2008/05/03(土) 19:48:52

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20080328/CK2008032802099062.html
2008年3月28日 中日新聞
15年度3倍の60基目指す 青山高原、風力発電日本一に

 三重県伊賀市と津市にまたがる青山高原に、風力発電のための風車が新たに40基建設されて計60基となり、日本一の「風力発電施設」となる見通しとなった。同高原で風力発電を手がける中部電力の子会社「シーテック」(名古屋市)と、伊賀、津両市出資の第3セクター「青山高原ウインドファーム」(津市)が27日、発表した。

 40基の建設候補地は、標高700−800メートルにある高原内の約60ヘクタール。2003年にできた風車20基が並ぶ一帯の南北両側に、変電所とともに建てる。羽根部分の直径が80メートルと、現在の風車の50メートルより一回り大きく、風車全体の高さも現在の75メートルから100メートルになる。

 総費用は約200億円を見込んでいる。

 候補地の一部は国定公園のため、08年度から2年かけて環境影響評価を行い、10年度にも着工。15年度までの完成を目指す。

 発電能力は、現在の最大1万5000キロワットから9万5000キロワットに。三重県松阪市(約6万4000世帯)や愛知県安城市(約6万5000世帯)に匹敵する約6万6000世帯の電力量を賄える。二酸化炭素(CO2)の排出量に換算すると年9万トン削減でき、「自然に優しいエネルギーで環境面でも貢献したい」としている。

 現在、国内最大の風力発電施設は33基の風車がある郡山布引高原風力発電所(福島県郡山市)。

377荷主研究者:2008/05/03(土) 19:49:16

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080327/CK2008032702098765.html
2008年3月27日 中日新聞
浜松市天竜区に計画の風力発電所 建設遅れ、運転開始時期を延期

 電源開発(本店東京)が浜松市天竜区の竜頭山(1、352メートル)周辺で建設を計画している国内最大規模の風力発電所について、同社は26日、着工までのスケジュールの大幅な遅れなどを理由に「2010年3月」としていた運転開始時期を延期する方針を明らかにした。

 風力発電所は、同社が浜松市天竜区の春野、佐久間、水窪の3地区にまたがる竜頭山周辺のスーパー林道沿いに、40基程度の風車を設置し、計8万−10万キロワットの発電を目指す計画。地元では新たな観光資源として期待が寄せられる一方、自然破壊を心配する声もある。

 当初は07年1月の着工が予定されていたが、建設予定地の環境影響評価を慎重に実施したことや、中部電力との協議に時間がかかっていることなどを理由に、現在も建設開始のめどは立っていない。

 電源開発は完成時期について「最初の予定より遅れるのは確実だが、正式にはまだ決まっていない」としている。

 同社は、26日に浜松市役所で開かれた同市環境審議会の部会で、建設計画の進行状況をあらためて説明。出席した部会委員からは「同社が実施した環境影響評価について詳しい情報提供が必要」などの意見が出た。

379とはずがたり:2008/05/19(月) 12:10:56
>(宮崎県の)林業就業者は1980(昭和55)年の7500人から2005年には2300人まで減った。減少率は7割近い。しかも、林業就業者の2割は65歳以上という。

>近年、河川水位の差が激しく、雨が降ると急激に水かさが増し、晴天が続くと河床の石がむきだしになるという話を聞く。

>植栽未済地という用語がある。スギ、ヒノキなどを伐採後3年以上経過して、人工的な植樹がされず、天然更新も見られない区画のことだ。県内には06年調査で約2千ヘクタールあった。

>スギ丸太価格の平均は低迷を続け、現在はピークだった1979(昭和54)年の三分の一に満たない。

この資源不足時代に木材価格は低迷しているのか。国・県(更には道州w)がカネを出して水源涵養林を植樹しその日々の整備に人を雇うのに問題はあるまい。民間の地主には県が定期借地権の設定等で対応するのもありでは?

宮崎日々新聞社説
森林の機能
2008年05月04日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=7587&catid=15

農業を支え県民生活を潤す

 本県は県土の76%、59万ヘクタールを森林が占める。林業就業者は1980(昭和55)年の7500人から2005年には2300人まで減った。減少率は7割近い。

 しかも、林業就業者の2割は65歳以上という。

 本県の主産業は農業だが、良質な農業用水の安定的供給のために山の維持は大切なことだ。農業と林業は不可分の関係にある。

 県内の農業用水路の総延長は1万2千キロにおよぶ。山の荒廃は、農業用水の危機を招き、県民生活を直撃する。あらゆる策を講じて山を守らないと、そのツケは間違いなく私たちに回ってくる。

 今日は「みどりの日」。山の現況についてあらためて考えたい。

■国民の期待が多様化■

 内閣府が実施している「森林と生活に関する世論調査」によると森林に対する国民の期待は、従来からある「災害防止」「水源涵養かんよう」に、「地球温暖化防止」「保健休養」などが加わり、多様化する傾向にある。

 近年、河川水位の差が激しく、雨が降ると急激に水かさが増し、晴天が続くと河床の石がむきだしになるという話を聞く。

 上流域における山の保水機能が失われていることが原因だ。

 土地改良区と市町村が会員の県土地改良事業団体連合会(愛称・水土里みどりネット宮崎)は「農業用水水源地域保全普及促進基本計画」を策定。農業用水の機能と水源林のかかわり、森林整備の必要性について地域住民への理解を深めるための活動を展開している。

 本年度活動計画の柱は、上流・下流域の地域間交流活動を軸とした体験学習会、水循環や農業用水の多面的機能調査、森から水の流れを表現するジオラマの作製などだ。

 実施には県教委、県、各振興局、森林組合などさまざまな組織、団体が連携する。

■植栽未済地をゼロに■

 植栽未済地という用語がある。スギ、ヒノキなどを伐採後3年以上経過して、人工的な植樹がされず、天然更新も見られない区画のことだ。県内には06年調査で約2千ヘクタールあった。

 放置すれば森林の公益的機能の低下、森林資源の減少につながり、台風などの災害時に県民生活への影響が出る。

 県環境森林部では2年後までに植栽未済地をゼロにする取り組みを続けている。

 標準伐期はスギ35年、ヒノキ40年。伐期を迎えた木を切り、再植樹する。だが、スギ丸太価格の平均は低迷を続け、現在はピークだった1979(昭和54)年の三分の一に満たない。

 伐採・出荷後、得た収入を投資して、再植樹しようという意欲を山の所有者に持ってもらうためには35―40年先を見据えた施策が必要条件になる。

 再植樹の費用補助、後継者対策などに行政はこれまで以上に手を貸し、下流域に理解を求めるための努力を続けるべきだ。

 国内林業は昭和30年代から輸入自由化の波にさらされてきた。未来のために、厚い手当てを講じることをためらう理由はない。

380とはずがたり:2008/05/24(土) 16:07:37
良い考えである。日本人に,環境の為に人肉を喰えと云っても喰わないと同様豪州人に自分らの生活様式が悪いのだから悔い改めよと云ってもなかなか納得しないでしょうけどね。

オーストラリア人は鯨肉を食べろ
ttp://www.nagaitosiya.com/a/whaling.html

本の捕鯨擁護論をみていると、日本の国益という観点からなされたナショナリスティックなものが多いが、これでは、オーストラリア人を説得することができない。オーストラリア人に納得してもらうには、オーストラリアの国益という観点から、捕鯨の必要性を説くべきだろう

現在のオーストラリア人にとっての最大の悩みは、旱魃と国土の砂漠化である。特に2003年から始まった旱魃は、「観測史上最悪」で、穀物の生産高は、平年と比べて半減し、綿花生産量は、66%減少した。水不足と農作物価格の急騰は、都市の生活者にも深刻な影響を与えている。

乾燥化の短期的な強化要因はエルニーニョ現象と考えられているが、「千年に一度の旱魃」を説明することはできない。もっと長期的な背景因としては、温室効果ガスによる地球温暖化を挙げることができる。しかしながら、オーストラリア大陸の砂漠化はイギリス人が植民活動を開始した18世紀末の時から始まっていた。オーストラリアにおいては、砂漠化は、放牧地における土壌劣化と関連する傾向にある。
イギリス人が入植後オーストラリアで始めたのは、羊の放牧であった。羊の放牧は、牛の放牧以上に砂漠化を促進する。なぜならば、牛が草の葉の部分しか食べないのに対して、羊は根や若芽まで掘り起こして食べてしまうからだ。いったん植被が減ると、土壌流出や風化によって、土地が不毛となる。劣化した土壌は、自然回復が難しい。また植物による保水や蒸散がなくなると、降雨量が減り、乾燥化が更なる砂漠化を進める。このように、羊の放牧は、砂漠の面積を広げていく。このままでは、オーストラリアは、人間が住めない死の大陸になってしまう。
 植物は、生きていく上で、16の元素を外部から取り入れなければいけない。これらの元素は必須元素と呼ばれる。オーストラリアの土壌には、もともと植物に必要な無機元素(以下、栄養塩と呼ぶことにする)が少ないといわれている。
 だから、放牧をすれば、すぐに砂漠化してしまうのである。オーストラリアを再緑化するには、不足している栄養塩を増やす必要がある。
 手っ取り早い手段として、化学肥料を投入するという方法があるが、費用が高くつくという以外に、持続可能ではないという問題点がある。化学肥料の主要成分である窒素とリンとカリウムのうち、リン鉱石は資源が枯渇しつつある。完全に枯渇する前に、リン価格の高騰により、利用が現実的ではなくなるだろう。

化学肥料の大量使用には、富栄養化という別の問題もある。肥料だけではなく、合成洗剤を含んだ生活廃水や工場廃水も富栄養化を惹き起こすので、富栄養化の防止には総合的な対策が必要であるのだが、人類はこれまで大量の栄養塩を水中に捨ててきたのだから、新たに陸地や空中から栄養塩を供給するのではなくて、水中に溜まった栄養塩を回収して、陸地に還元する方が、栄養塩の分布バランスの是正という観点からして望ましいということになる。

381とはずがたり:2008/05/24(土) 16:08:01
>>380-381

 そうした回収をやろうとすれば、莫大な費用とエネルギーが必要になると思うかもしれないが、心配は無用である。魚や鯨が代わりにやってくれる。魚や鯨は、体内に大量のリンを集めているから、それを農地に還元すればよいのだ。
 水中に分散している希少元素を生物を使って回収するという方法は、他でも試みられている。ホヤが海水から摂取し、体内に濃縮したバナジウムを回収するとか、日本海の浅瀬でホンダワラを養殖し、そこからエタノールを精製するだけでなく、ウランやヨウ素を回収するといったプロジェクトが日本で計画されている。しかし、魚や鯨を使って、海中に流出した栄養塩を回収し、肥料として使うということは、江戸時代の日本で大規模に実用化されていた。江戸時代の日本で成功した方法をオーストラリアの砂漠化防止に適用すればよい。江戸時代の日本人は、鯨の骨を粉にして、肥料として活用していた。また、陸上動物はほとんど食べずに、魚や鯨を食べ、糞尿を肥料として使用していた。人糞を肥料として使うことは、一般に不衛生だと思われている。しかし、最近では、人糞をおがくずと混ぜることで、衛生的に有機肥料を作るトイレが開発されている。正和電工株式会社は、このトイレにバイオトイレという名前をつけて、普及を目指している。http://www.seiwa-denko.co.jp/civil.html私たちの糞尿の成分のほとんどは水分だ。その水分が便座下の便槽内のおがくずに吸収される。トイレ使用後はボタンを押し電動式スクリューで攪拌する。微生物が活発に動くように、おがくずはヒーターで55度前後に保たれている。微生物の作用と適温により数時間で糞尿を水と二酸化炭素に分解するのだ。臭いも殆ど発生せず、換気の設備も備えている。おがくずの交換は年に数回程度で大丈夫。取り出したおがくずは素手で触っても害はなく、有機肥料として再利用することができる。使用後のおがくずには、大腸菌群や寄生虫など人体に有害な微生物は生息していないことがわかっている。バイオトイレから取り出した使用済みのおがくずはN(窒素)、P(リン)、K(カリウム)など植物へ有効な栄養分が多く含まれている。有機肥料として安心して活用できるのだ。
オーストラリア人は、砂漠化の原因となっている家畜(とりわけ羊)の飼育を減らし、漁業と捕鯨に力を入れるべきだ。捕鯨のほうが、家畜の飼育よりも資源の消費量は少なくてすむ。陸上動物の肉を食べる代わりに、魚や鯨といった海中動物の肉を食べ、それをバイオトイレで有機肥料に変える。魚や鯨の骨も、リンが豊富だから、重要な肥料の材料である。バイオトイレでは、水を流す必要がないから、これの使用により、多くの水を節約することができる。これは、水不足に悩むオーストラリア人にとっては朗報である。節約した水と有機肥料を使って、農業や植林をすれば、オーストラリアの砂漠化を阻止し、再緑化することができる。

オーストラリアの反捕鯨活動家たちは、捕鯨を禁止すれば鯨の数が増えると単純に考えている。しかし、人間が捕獲しなくても、鯨は、少なくとも寿命に達すれば死ぬ。そして、鯨の体内に集積した栄養塩が海底に沈む。その栄養塩を陸上生物が活用するまでには、途方もない時間がかかる。それならば、十分子孫を残した鯨を捕獲し、陸上の生物の繁栄のために使ったほうがよい。
 陸上の生命が豊かになれば、それだけ多くの有機・無機の栄養分が海中に流れ込むので、鯨を含めて、海中の生物も豊かになる。オーストラリア周辺の海域では、オーストラリア大陸から海に流入する栄養塩が貧弱であるため、海洋資源も貧弱である。商業捕鯨の禁止にもかかわらず鯨の数増えない最大の原因は、餌不足である。逆説的であるが、日本が伝統的に行ってきたエコロジカルな捕鯨なら、鯨の数を逆に増やすことすら可能である。オーストラリア人は、自ら捕鯨を再開し、鯨肉を食べるべきだ。

382とはずがたり:2008/05/27(火) 01:08:18
諫早湾干拓した奴全員くび括れよなぁ。
日本にとって稀少・貴重なのは水田と干潟とどっちか一寸考えれば判りそうなものだ。

アワビ、サザエなど38%減 全国で干潟などが減少
2008.5.26 23:52
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080526/biz0805262353020-n1.htm

 水産庁は26日、漁業者らによる藻場や干潟の保全活動への国の支援策を検討する有識者会議の初会合で、藻場減少などにより昭和62年に94万2000トンあったアワビやアサリ、近海魚などの漁獲量が平成18年に58万4000トンと約38%減少したことを報告した。

 水産庁によると、アワビやサザエ、アサリ、ウニなどは藻場や干潟に依存して生息。ニシンやカレイ、タイなどの魚類も産卵場所などにしている。藻場や干潟の減少に伴い、水産庁は「漁獲量は20年前の水準と比べ大幅に減った」と説明した。

 現場からは、駿河湾で藻場の再生に取り組む静岡県牧之原市の西原茂樹市長が「目の前にある豊かな水産資源を有効活用しなければならない」、長崎県西海市の指導漁業士、山下好則氏が「現状の保全活動への行政の支援は不十分」と国の支援の必要性を指摘した。

384とはずがたり:2008/06/02(月) 11:03:33

>刑法に詳しい日大大学院法務研究科の板倉宏教授は、「証拠能力はあります。ただ、証拠を得るために窃盗までするのは、正当性がなく認められるものではありません」と指摘している。
>グリーンピースでは、「乗組員の業務上横領を示す物的な証拠を確保するため、仕方がなく必要なことでした。ですから、私たちは、盗みだとは思っていませんし、違法性はないと考えています」と主張している。

環境の為なら犯罪でもなんにでも手を染めて阻止するのがGPのやり方ですけど対外的には犯罪では無いですよと云うんですねぇ。
また窃盗したものでも証拠能力があるんですねぇ。となると彼らのやってることの是非は兎も角方法論は正しいやん。

証拠得るため「窃盗」までする グリーンピース手法
2008/5/16
http://www.j-cast.com/2008/05/16020256.html

 環境保護団体グリーンピース・ジャパンが、調査捕鯨で得られた鯨肉を運輸業者の保管所から持ち出し、業者が盗みの被害届を出したことが分かった。グリーンピースは「横領の証拠品確保に必要だった」ため窃盗には当たらない、としている。しかし、専門家は証拠収集だとしても犯罪になると指摘、その手法が波紋を呼んでいる。

青森県警に盗みの被害届を出す
 グリーンピース・ジャパンが持ち出した鯨肉は、日本の調査捕鯨船の乗組員が帰港後に北海道函館市の自宅に送ろうとした段ボール箱に入っていた。運び込まれた西濃運輸青森支店で2008年4月16日になくなり、同社では、J-CASTニュースの取材に対し、青森県警に盗みの被害届を5月16日に出したことを明らかにした。なくなったのは、客が自由に出入りできるトラックターミナル内だった。
 グリーンピースによると、この段ボール内には、鯨肉のうちベーコンに使われる高級な部位「畝須(うねす)」23.5キロが入っていた。関係者から鯨肉横領の情報を得たとして、捕鯨船が東京港に戻った4月15日、乗組員12人が47箱の荷物を宅配しようとするのを確認。そのうち函館市の乗組員に目をつけ、鯨肉入りとみられる段ボール箱を積んだトラックを追跡していた。
 一方、調査捕鯨をしている日本鯨類研究所と乗組員を出している共同船舶は、持ち出された鯨肉が乗組員への土産だったことを明らかにした。約250人いる乗組員全員に、4キロの畝須の切り身2本などを渡している。函館市の乗組員が10本23.5キロも持っていたのは、「仲間から集めたため」という。
 グリーンピースは、23.5キロで11〜35万円するとし、47箱にも畝須が入っている可能性が高く、その場合、約1トン1500万円ほどになるとしている。日本鯨類研究所などでは、「ベーコンの状態でないので、それほどの値段はつかない。衣類などの生活用品が入っていた段ボール箱もあり、畝須は今のところ1箱でしか確認されていない」としている。
 水産庁遠洋課では、「事実関係を確認しているところで、まだコメントを出す段階ではありません。共同船舶が日本鯨類研究所から購入した鯨肉を乗組員に渡していたと聞いており、それなら何ら問題はないと思っています」と話している。

385とはずがたり:2008/06/02(月) 11:03:53
>>384-385
グリーンピースは違法性を否定
 これに対し、グリーンピースでは、持ち出した1箱は、土産ではなく、乗組員が横領したものだと主張している。担当部長は、その理由として、「お土産や販売用なら、冷凍されてクール宅急便で送られます。今回のは、そうではなく、常温の塩漬け状態になっています」と説明。「鯨肉は横流しで転売しているという証言も得ています」と話している。そして、グリーンピースでは5月15日、記者会見して、この鯨肉を証拠品として示し、東京地検に業務上横領罪で告発した。
 日本鯨類研究所などでは、グリーンピースの主張に反論。「段ボール箱に入っていた鯨肉は、土産で渡したものであって、横領とは違います。また、横流しして売っていたという事実もありません。狭い船ですから、何百キロも隠すようなことは物理的に無理だからです」と話している。
 グリーンピースが乗組員の鯨肉を持ち出したことについては、「盗み出したとしか思えません。『証拠品』と称して記者会見で高々と盗品を掲げるセンスは理解できない」と反発している。乗組員がグリーンピースのメンバーを窃盗罪で告発するかどうかについては、「まだ聞いていませんが、やる方向で検討していると思います」としている。
 グリーンピースの証拠収集の手法は、専門家から見てどうなのか。
 刑法に詳しい日大大学院法務研究科の板倉宏教授は、「鯨肉を持ち出したのは、窃盗に当たると思います」と話す。グリーンピースが犯罪の証拠品になると主張していることについては、「証拠能力はあります。ただ、証拠を得るために窃盗までするのは、正当性がなく認められるものではありません」と指摘している。
 記者会見で鯨肉持ち出しを認めたグリーンピースでは、「乗組員の業務上横領を示す物的な証拠を確保するため、仕方がなく必要なことでした。ですから、私たちは、盗みだとは思っていませんし、違法性はないと考えています」と主張している。

386とはずがたり:2008/06/04(水) 10:11:23
おもろい。

BIGLOBEツールバー
http://toolbar.biglobe.ne.jp/index_eco.html

BIGLOBEでは、このたび環境に配慮した検索ツールバー
【BIGLOBEツールバー for エコ】(※1)の配布を始めまました。
【BIGLOBEツールバー for エコ】から検索して頂いた検索100万回につき1本のユーカリの木をオーストラリアのカンガルー島(※2)に植林することで、検索で発生する環境負荷を相殺(※3)します。(=カーボンオフセット(※4))

今後もBIGLOBEは、【BIGLOBEツールバー for エコ】をはじめ様々なサービスを通して、地球温暖化防止などの環境負荷低減に貢献していきます。※1: BIGLOBEツールバー for エコは、BIGLOBEツールバーV4.6以降のものです。
※2: NECは2002年からオーストラリアカンガルー島で植林活動を行っています。
※3: ユーカリの木は20年間で約400KgのCO2を吸収すると見込んでいます。
※4: 「カーボンオフセット」とは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの温室効果ガスの排出分を、植林・森林保護・クリーンエネルギー事業などを通じて直接的、間接的に吸収・削減し、相殺する仕組みです。

387とはずがたり:2008/06/05(木) 17:06:51
薄汚い鴨下なんかに選ばれちゃあ名水も濁るっちゅう話しやヽ(`Д´)ノ

平成版「名水百選」決定 東北12ヵ所
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080605t75002.htm

 環境省は4日、和歌山県那智勝浦町の「那智の滝」や甲府市の「御岳昇仙峡」など、42都道府県の河川やわき水など100カ所を「平成の名水百選」として選定した。25日、名水がある市町村に認定書を交付する。

 100選は、環境問題が主要議題となる7月の北海道洞爺湖サミットに向け、水の大切さを再認識してもらおうと鴨下一郎環境相が昨年12月に新しく選ぶと発表。1985年に旧環境庁が選び“百選ブーム”の先駆けとなった現在の名水百選はそのまま残し、地元での保全活動や故事などから別の名水を新たに選んだ。

 平成の名水百選には、長崎を除く46都道府県が各4カ所を上限に推薦。計162カ所から有識者の委員会が(1)保全活動(2)周辺環境(3)故事来歴や希少性などのPRポイント―など6項目で点数化して評価、上位から選んだ。その結果、富山、石川など11県では推薦した4カ所すべてが選ばれた一方で、宮城、栃木、大阪、佐賀の4府県は1カ所も選ばれなかった。

 那智の滝は世界遺産に登録されているほか、御岳昇仙峡は甲府市の水源として地元が保全活動に取り組んでいる。
 このほか平安末期の武将木曽義仲が弓で射たがけから水がわき出したという故事がある「弓の清水(しょうず)」(富山県高岡市)や、絶滅危惧(きぐ)種の魚ムサシトミヨがすんでいる「元荒川ムサシトミヨ生息地」(埼玉県熊谷市)なども選ばれた。

<活動の継続を望む/鴨下一郎環境相の話>
 特に地域の保全活動が熱心に行われている所が選ばれた。今後とも生活にとけ込んだ水利用や多様な生物の生息の場として、水環境が保全されるよう現在の名水百選ともども活動を継続してもらいたい。今回の選定が、あらためて水の大切さを考えてもらうきっかけになれば幸いだ。

 東北から選ばれた名水は次の通り。
 【青森】沼袋の水(十和田市)、沸壺池の清水(深浦町)、湧つぼ(中泊町)【岩手】大慈清水・青龍水(盛岡市)、中津川綱取ダム下流(同)、須川岳秘水ぶなの恵み(一関市)【秋田】獅子ケ鼻湿原・出壺(にかほ市)、元滝伏流水(同)【山形】立谷沢川(庄内町)【福島】荒川(福島市)、栂峰渓流水(喜多方市)、右近清水(新地町)
2008年06月05日木曜日

388とはずがたり:2008/06/18(水) 05:56:19
製造に掛かるCO2を考えると一斉に取り替えるよりも寿命が来たものから順次取り替えるべきだと思うのだがこの17.5%はそういう数字なんか?

<東京大>蛍光灯3万6千台取り換え CO2を1.2%削減
2008年06月17日19時33分
http://news.livedoor.com/article/detail/3688565/

 東京大は17日、学内の照明器具のうち17.5%にあたる約3万6000台の蛍光灯を、今年度中に高効率の省エネタイプのものに切り替えると発表した。大量調達により、低コストで温室効果ガス削減を図るのが目的。完了すれば、東大全体の二酸化炭素(CO2)排出量が1.2%減るという。

389とはずがたり:2008/06/20(金) 04:37:00

グリーンピース幹部ら2人逮捕へ 窃盗容疑で青森県警
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008061901000908.html?ref=rank
2008年6月19日 23時04分

 環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」が、調査捕鯨船の乗組員が自宅などに送った鯨肉を無断で持ち出した問題で、青森県警などは19日までに、窃盗容疑などで団体幹部ら2人の逮捕状を取った。20日に逮捕する方針で、東京の事務所など関係先も捜索する。

 グリーンピース側はこれまで持ち出しの事実を認めた上で「横領疑惑の物的証拠を入手するためで、自身の用にあてるためではない」と主張。窃盗罪には当たらないと強調していたが、県警などは悪質な違法行為と判断。国際的な環境保護団体をめぐる刑事事件に発展する見通しとなった。

 グリーンピースは5月、調査捕鯨船「日新丸」乗組員が捕鯨肉を私的に自宅などに送った疑いがあるとして、業務上横領容疑で東京地検に告発状を提出。鯨肉を証拠として公表した。
(共同)

390とはずがたり:2008/06/30(月) 04:46:08

触れ込みだけは派手だった割にはその後は全く鳴かず飛ばすの印象だったが此処へ来て原油高が追い風とのこと。
価格の利用資源調整能力がこれくらい短期間に騰がりつづけて下がりそうにないと思わせられれば機能するって訳か。

米でセグウェイが人気 ガソリン高騰で販売台数急増
2008.6.29 19:29
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080629/biz0806291932008-n1.htm

391とはずがたり:2008/07/08(火) 18:22:55
カンムリウミスズメ
http://www.nhk.or.jp/darwin/program/program062.html
http://www.sizenken.biodic.go.jp/rdb/txt/content/028.html
http://www.pref.mie.jp/haku/Hp/Collection/Hakusei/k-umisuzume.htm

上関町・原発予定地周辺で天然記念物確認
2008年6月25日 18:58
http://www.tys.co.jp/NewsDetails.aspx?CID=76ad61b3-5ac1-42ee-8fa2-cee84f622f1e&DID=eecc3bc2-2e47-4538-b92e-3b27e1f7ac5a

上関町の原発建設予定地周辺の海域で市民団体が国の天然記念物「カンムリウミスズメ」を確認したと発表しました。市民団体「長島の自然を守る会」が原発建設予定地周辺の海域で見つけたのは国の天然記念物に指定されている「カンムリウミスズメ」です。先月から今月にかけて6回調査を行ったところそのうちの5回で複数を確認したということです。会などによりますと「カンムリウミスズメ」は個体数が少なく、詳しい生態系もわかっていないということです。環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。日本生態学会の自然保護専門委員会では近く環境大臣や県知事らに対して研究者による詳しい調査を行うよう要望書を提出することにしています。


2008年07月01日掲載 [山口 / 鳥類]
絶滅危惧種 カンムリウミスズメ 原発予定地周辺で確認 山口・上関町
http://qnet.nishinippon.co.jp/animal/news/2008/07/post_105.shtml

 中国電力の上関原発建設計画に反対している市民団体「長島の自然を守る会」(高島美登里代表)は、環境省が絶滅危惧(きぐ)種に指定する海鳥カンムリウミスズメ(国の天然記念物)数羽を山口県上関町の建設予定地周辺海域で初めて確認した、と発表した。

 同会や環境省などによると、カンムリウミスズメは日本固有種で体長約24センチ。頭に冠羽があるのが特徴。環境省のレッドデータブックで絶滅危惧2類に、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでも危急種にそれぞれ指定されている。宮崎県・枇榔(びろう)島や東京都・伊豆諸島が繁殖地だが、子育ての時期以外は海上で暮らすとされ、詳しい生態は分かっていない。

 同会は、5月上旬から6月にかけ、5回の調査で海面に浮かんでいる数羽を発見し、写真撮影。昨年、カンムリウミスズメを繁殖期以外に初めて見つけた九州大学大学院の飯田知彦研究員(41)=日本鳥学会員=が同種と確認した。飯田研究員によると、瀬戸内海西部で生態調査ができれば、保護策をまとめる足掛かりになるという。

 日本生態学会自然保護専門委員会は、専門家による調査と保全計画策定を環境省や中電に文書で申し入れる。同学会県委員の安渓遊地(あんけいゆうじ)・山口県立大教授は「世界的にも貴重な海鳥。詳しい専門家による調査と客観的で正当な評価が必要だ」と話している。

=2008/07/01付 西日本新聞朝刊=

392とはずがたり:2008/07/24(木) 13:37:36
>衰退の原因は不明だが、地元の人たちは、92〜97年度に周辺で行われた県の圃場(ほじょう)整備事業が影響しているのではないかと見ている。
>ノハナショウブは湿った場所に咲くため、県は当時、堤の湿原状態を維持しようと、圃場整備事業と並行して保全工事を実施した。堤の周囲に地下水の流出を防ぐ止水壁を張り巡らせ、同時に、地下水を調節する給排水施設を建設した。
>しかし、これらの対策が機能しなかったのか、他に原因があるのか、整備事業を実施した以降、目立って花の数が減っていったという。
ほんと農水省の土木事業ってろくなこんしないなぁ。。

限の群生地ピンチ
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000807240005
2008年07月24日

咲き乱れるノハナショウブ=90年7月1日、花巻市西宮野目の花輪堤ハナショウブ群落、四季会提供
 ノハナショウブの北限の群生地として国の天然記念物に指定されている花巻市西宮野目の「花輪堤ハナショウブ群落」が、ピンチに立たされている。かつては美しい花で彩られていた群落は花茎数が激減し、まばらにしか咲かなくなった。原因はよくわからず、復活をめざそうとしている花巻市は対策に苦慮している。
    ◇
<花茎数減少、原因は不明>
 群落は池を囲む1、67ヘクタールで1935年に国指定となった。6月中旬から7月中旬にかけて花を咲かせ、花の色が紫色のほか赤紫色や青紫色と変化に富み、珍しい花びらの形が出現することでも知られている。

 花巻市により「花菖蒲(はなしょうぶ)ふれあい公園」として整備され、古くから地域の宝として地元の人たちに愛されてきた。

 ところが年々、花の数が減少。70年代には1万本を超えていた花茎数が、03年には2970本にまで減った。ボランティアで草刈りなどをしている地元の「四季会」の会長瀬川正さんは「堤全体が紫色に染まっていたのに、寂しい」と話す。

 衰退の原因は不明だが、地元の人たちは、92〜97年度に周辺で行われた県の圃場(ほじょう)整備事業が影響しているのではないかと見ている。

 ノハナショウブは湿った場所に咲くため、県は当時、堤の湿原状態を維持しようと、圃場整備事業と並行して保全工事を実施した。堤の周囲に地下水の流出を防ぐ止水壁を張り巡らせ、同時に、地下水を調節する給排水施設を建設した。

 しかし、これらの対策が機能しなかったのか、他に原因があるのか、整備事業を実施した以降、目立って花の数が減っていったという。

 姿を消すノハナショウブに、国の天然記念物指定が解除される恐れもある。このため県と花巻市は岩手大学の協力を得て、何度か現地を調査し原因を探ってきた。

 岩手大農学部の倉島栄一教授は03年に堤内の水の流出入量を調べた。過剰な出入りはなく、漏水防止策が有効に働いていることがわかったという。倉島教授は「他の湿性植物を刈り払ったり水量を調節したり、工夫すべきだろう」と助言する。

 花巻市は今年度から、本格的な対策を講じようとしている。ノハナショウブの生育を脅かしているササやアシなどを刈り取ったり、乾燥気味になっている場所の周辺に水路や池をつくって地下浸透を促したりする。

 市教委文化課の渡辺哲也さんは「堤の環境を圃場整備前の昔の姿にできるだけ戻して効果を見たい。息の長い対策が必要になるかもしれない」と説明している。

393とはずがたり:2008/07/24(木) 20:08:58
秋田県、森林環境税徴収へ
2008.6.3 02:58
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/akita/080603/akt0806030259000-n1.htm
 秋田県は今月から、個人と法人を対象に、森林や環境保全を目的とする新税「水と緑の森づくり税」(森林環境税)の徴収を始める。

 同税は住民税に上乗せされ、個人は年800円、法人は資本金などに応じて年1600円〜6万4000円を負担する。今年度の税収は3億7000万円を見込んでいる。

 徴収した同税は、保水機能が弱く荒廃の進む杉林に広葉樹を植える混交林化事業や、松くい虫被害対策など森林整備のほか、森林環境保全のリーダー育成事業などに使われる。

 県は「県民への新たな負担は心苦しいが、県民参加のもと豊かな森づくりを進めたい」としている。

394荷主研究者:2008/07/27(日) 23:32:58

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080701301.htm
2008年7月1日02時55分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎太陽電池で上げ潮? 富山の製造業 自動車関連、建材、包装機・・・

 富山県内の製造業で太陽電池関連事業が好調だ。一服感のある自動車関連産業や頭打ちの建材メーカーでは、太陽電池の部品や工作機械の製造が、収益の新たな柱に。シャープ(大阪市)は富山で新たな材料精製方法を確立し、おう盛な需要への対応を進める。省エネ発電として国内でも普及が見込めるだけに、富山の製造業が太陽電池で「上げ潮」に転じるとの期待感も出ている。

 世界トップクラスである年間七十一万キロワット分の太陽電池を生産するシャープは昨年七月から、富山市で結晶系太陽電池用シリコン製造の富山事業所を本格稼働させた。同社のシリコン製造は、同事業所と関連会社の二拠点が中心で、「シリコンの需給バランスに左右されない自社生産体制の確立のため、富山事業所は非常に重要な存在」(広報室)と位置付けられている。

 その富山事業所は電機メーカーで初めて、シリコン製造のコストを抑えられる「冶金(やきん)法」を確立。太陽電池の需要増に伴って富山の存在感がさらに増している。

 日平トヤマ(南砺市)は、そのシリコンを太陽電池用に薄く切断する工作機械を生産する。大口顧客である自動車産業に一服感がある中でも、中国での太陽電池生産拡大の特需から、二〇〇九年三月期の売上高を前期比11・4%増の一千十億円と強気の見込みだ。

 建材事業が伸び悩む三協・立山ホールディングス(高岡市)だが、子会社の三協マテリアル(同)は太陽電池向けアルミ外枠製造で国内首位のシェア約三割を有し、業績を伸ばす。

 現在の生産量は、事業進出した「七年前の五、六倍」(営業担当)に急伸。アルミ建材の製造技術と量産体制を応用し、「簡単に他社には追いつかれない地位を築いた」とする。二〇一〇年には「製造量は三倍増える」と見込んでおり、グループの非建材事業を引っ張る格好だ。

 包装機械のハナガタ(富山市)は、太陽電池用の薄いシリコンウエハーを運ぶ際の包装作業用に、熱収縮型包装機を世界各国の太陽電池工場に出荷。台湾メーカーとも取引を開始した。

 国の新エネルギー財団の二〇〇七年の統計では、太陽電池を用いる住宅用太陽光発電システムの普及率は全戸数の1・58%止まり。中でも降雪地域である富山県は0・91%で全国四十一位、石川県は0・68%で四十二位とひときわ低い。

 ただ、光熱費の上昇や政府が地球環境保全のために太陽光発電を後押しする方針を固めたこともあり、光発電システムを販売、施工するセキノ興産(富山市)は、「次第に太陽電池の内需も強まる。完全に上げ潮」と分析する。太陽電池の内需が高まれば、部品や関連機器の需要も伸びるだけに、富山の製造業の起爆剤となる可能性も秘めている。

395とはずがたり:2008/08/13(水) 15:59:38
欧米かぶれの野蛮な牛食文化は廃止せにゃあかんかもねぇ。。
> 牛と羊が牧草を消化する過程で放出するメタンガスの総量は、オーストラリアの場合、全温室効果ガス放出量の11%にも相当する

オーストラリア人研究者、地球温暖化防止のためにカンガルーを食べよう
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200808121649

【Technobahn 2008/8/12 16:49】オーストラリア研究者が地球温暖化防止のために牛肉を食べるのは止めてカンガルーの肉を食べようと提唱。奇策とも呼べる研究発表は、オーストラリア国内だけでなく海外においても注目を集める状況となっている。

 この研究発表を行ったのはオーストラリア野生動物サービス(Australian Wildlife Services)のジョージ・ウィルソン(George Wilson)博士。ウィルソン博士によると牛は消化系の特徴から大量の温室効果ガスとなるメタンガスを放出しており、地球温暖化防止の観点から食用牛や乳牛の存在は看過し得ない状況になっていると分析。その上で、カンガルーの場合は、牛のように消化の過程で大量のメタンガスを放出するということはなく、食用肉として牛肉の代わりにカンガルーの利用を促進すべきだと主張している。

 牛と羊が牧草を消化する過程で放出するメタンガスの総量は、オーストラリアの場合、全温室効果ガス放出量の11%にも相当することが知られている。

 ウィルソン博士は、カンガルーの肉は鹿の肉に近く、味も大変おいしいと述べている。

396とはずがたり:2008/08/13(水) 19:40:31

2005/07/30 産業界、原油高騰で燃料転換・メタンガスや廃食油活用 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/321
2005/12/15 いすみ鉄道 廃食油で運行 >>230
2008/06/24 沖電気、使用済み天ぷら油を再利用 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/888

せっけんの原料に 廃食油回収“一石三鳥”
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080813t13032.htm

廃食油のペットボトルを店員(手前)に渡す女性客

 仙台市太白区の西多賀商店街振興組合が、家庭で出た廃食油の無料回収を始めた。油を店に持ち込むと引き取り、せっけん作りをしている近くの知的障害者通所授産施設「わらしべ舎」に原料として提供する。組合は「リサイクルに役立て、店と客のコミュニケーションも深めたい」と意気込んでいる。

 参加店は組合加盟店のうちの18店。家庭で使ったり、消費期限切れになったりした油を500ミリリットル入りのペットボトルに入れて持って来ると引き取る。商店街のカードにもポイントを加える。

 油はわらしべ舎が店から集め、せっけんの原料として用いる。客の評判も上々で、太白区のパート従業員山田かよ子さん(60)は「油の処理に困っていたので、引き取ってもらえてありがたい」と話している。

 回収活動はわらしべ舎が組合に持ち掛けて始めた。舎は1990年からせっけん作りをしているが、原料の油は病院や保育園など事業所からもらうものが大半。量を確保するため、一般家庭からの回収を望んでいた。

 組合は「リサイクルに貢献でき、店頭での油の引き取りを通じて店と客のつながりも深まる」と応じた。
 組合の佐藤英信副理事長(61)は「活動を定着させ、将来的には廃食油で作ったせっけんをお客さんに配って還元したい」と語っている。
2008年08月13日水曜日

397荷主研究者:2008/08/15(金) 00:02:46

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080709301.htm
2008年7月9日03時11分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎「脱」石油で一石二鳥 北陸のメーカー CO2抑制、コストも削減

 北陸のメーカーで、二酸化炭素など温室効果ガスの排出削減によって、結果的にコスト削減も図るケースが相次いでいる。地場産物の活用や地元港湾利用による物流ルートの短縮、製造工程の見直しで二酸化炭素などの発生源となる化石燃料の使用を抑えたのが奏功した格好。青天井で高騰する石油製品への依存からの脱却は、環境対策に加えコスト面でも重視されている。

 高岡市に主力工場を置く中越パルプ工業(東京)は、ボイラーの更新に合わせ、脱重油化を進めている。業界団体の日本製紙連合会は、製紙メーカーに、京都議定書の基準年である一九九〇年度比で10%減の二酸化炭素排出削減を要請しており、同社は、二〇〇六年冬に高岡工場二塚のボイラーを、重油燃料から富山県内で生産されたプラスチック固形燃料などに変更したことでこの目標を達成した。

 さらに来年六月に、高岡工場能町で廃材を燃やして稼働する新ボイラーが完成する。能町での製紙工程での重油使用量がゼロになり、全社排出量の6%にあたる年間約三万トンの二酸化炭素発生量を削減。脱重油を率先することで「業界で最も二酸化炭素排出削減が進むメーカー」(高岡工場)という社会的評価を得るうえ、高岡工場能町のエネルギー費用の三割減にもつながり、「一石二鳥の状態」となっている。

 白山市のキリンビール北陸工場は、瓶や機材の洗浄、殺菌用の給湯を、仕込み時に発生する熱で賄う。別工程で湯を作るより燃料使用と二酸化炭素発生量の削減を図った。

 物流ルートの見直しは、ガソリンの高騰でふくらみ続ける物流費用の抑制と相まって、各メーカーとも重要視している。キリンビールは、北陸工場などでの二酸化炭素発生の抑制に加え、ビール瓶の軽量化によって、輸送時の燃料使用と二酸化炭素発生を抑えた。

 不二越(富山市)は昨年後半から、富山市から約二百五十キロ離れた主要積出港の名古屋港ではなく、伏木富山港の利用拡大を本格化した。伏木富山港を利用する同社の輸送量は全体の5%前後。船便増など条件が整えば、将来は30%とする目標を掲げる。これを達成すれば「二酸化炭素排出量と物流費用を二割削減できる」(経営企画部)と試算する。

 日の出屋製菓産業(南砺市)は、全国から調達していたせんべい、あられ用加工米の一部を今年度収穫分から、富山県内のJA福光(同)やJAアルプス(富山県上市町)から調達する。地産地消の促進は、結果的に物流ルートの短縮、二酸化炭素排出量の削減効果にもつながるとみる。

 今年度から京都議定書の約束期間に入り、企業活動での二酸化炭素排出削減が社会的要請となっている。北海道洞爺湖サミットでも地球温暖化対策や原油高騰対策が協議される中、環境面と収益面の双方に効果的な「脱石油化」が産業界ではさらに加速しそうだ。

398とはずがたり:2008/08/19(火) 23:01:18
良い試みである。原油高ほんまに続いて欲しいですなぁ。

原油高なんの太陽光に活路/八戸市内の銭湯(2008/08/18)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2008/08/18/new0808181601.htm

 太陽光が銭湯を救うか―。近年の原油高が銭湯の経営を圧迫する中、八戸市内では太陽光を利用した給湯システムを導入する浴場業者が増えている。苦しい台所事情の中、新たな設備投資が必要となるが、原油高に加え、自然エネルギーの活用で温暖化対策へ寄与できる点も大きな要因となっているようだ。
 
 八戸市浴場組合によると、ボイラー燃料となるA重油の価格は七月末現在、百十円台半ば。数年前と比較すると、約三倍に跳ね上がっており、業者は苦しい経営を強いられている。
 同市白銀台の「みさき浴泉」では、燃料費のコスト増が顕著になり始めた二〇〇六年に太陽光による温水システムを導入。屋根に六十枚のパネルを設置し、お湯を沸かす。約六〇―七〇度のお湯を提供でき、湯船やシャワーなどに使用できる。
 追い炊きのため、A重油との併用となるが、重油のみに比べ、一カ月で約三十―四十万円ほど経費が抑えられるという。
 長年、重油に代わる熱源を模索しているという「しろがね温泉」(同市白銀)では、燃料費の高騰に加え、近年の環境保護意識の高まりを背景に同システムの導入を決定。同社の泉山健雄さん(60)は「費用は掛かるが、温暖化防止にもつながるし、やるなら(重油高の)今」と話す。
 将来的には重油への依存度を現在の三分の一ほどにしたい、と意欲的に取り組む。
 市内のボイラー設備会社によると、同様のシステムを導入、または導入予定の銭湯が数カ所あるという。
 ただ、設備投資には多額の費用が掛かるため、後継者不足や高齢化などに悩む銭湯業者の多くは簡単には投資に踏み切れない事情もある。
 同システムの導入が増えている状況について、二澤平勝弘組合長は「お客さんのことを考え、業者なりに踏ん張っている証拠」と話す。同時に、「規模の小さいところは値上げしないと廃業に追い込まれる」と窮状を訴えている。

399とはずがたり:2008/08/21(木) 19:40:16
こう云う白人主体のテロリストには甘いアメリカのダブルスタンダードがイスラム教徒の不信感を買うのではないか。

反捕鯨の抗議継続を宣言 捕鯨妨害の団体
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008081901000106.html

 【ワシントン18日共同】日本の調査捕鯨船の活動を妨害したとして、警視庁公安部が威力業務妨害容疑で米環境保護団体「シー・シェパード」の活動家3人の逮捕状を取ったことについて、抗議船のポール・ワトソン船長は18日、「抗議活動には何の影響も及ぼさない」とし、今年12月からも南極海での抗議活動を行うと明らかにした。

 ワトソン船長は「われわれの活動が違法なら、逮捕状はわたしに対して出されているはずだ」と述べ、日本側の対応を「ばかげており、理にかなわない」と指摘。3人が実際に逮捕されれば「日本の違法な捕鯨活動に国際的な関心を集める場として法廷を利用する」とした。

 同船長は「われわれはひるまないし、引き下がらない」とし、今冬も2隻の船で抗議活動に臨む方針を強調。「われわれは海の警察官だ」と述べ、「クジラの大虐殺という違法行為」を阻止する構えを示した。
2008/08/19 08:53 【共同通信】

400とはずがたり:2008/08/25(月) 17:05:47

琵琶湖のブルーギルで養鶏飼料、外来魚駆除とコスト低減の一石二鳥
2008.8.25 13:09
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/080825/sty0808251309010-n1.htm

無菌室で水に溶いた魚粉に「HA12」を入れる久保幹教授=滋賀県草津市の立命館大びわこくさつキャンパス 琵琶湖の生態系に悪影響を与えている外来魚のブルーギルを原料とした栄養価の高い養鶏飼料をつくることに、立命館大生物工学科の久保幹(もとき)教授(環境微生物学)と滋賀県などの共同研究チームが成功した。粉末ではなく液状なのが特徴で、従来の飼料に少量を調味料のように加えることで、ニワトリの成長が早まることを確認した。穀物価格高騰の影響で値上がりする飼料の節約と、“悪役”である外来魚の有効利用という一石二鳥の効果が期待されている。

 琵琶湖には約160トンの外来魚が生息し、約8割がブルーギルと推定される。固有種のニゴロブナやホンモロコを駆逐するなど生態系に悪影響を与えていることから、滋賀県は漁協に補助金を出したり、釣り人に協力を求めたりするなどして、年間約500トンを駆除している。

 駆除した外来魚は、ほとんどを地元企業などで組織する「淡海(おうみ)再資源化協同組合」が処理しており、乾燥させ粉末化した「魚粉」も飼料として商品化されている。しかし、養鶏業者らへの販売は苦戦しているのが現状だという。

 このため、この飼料の改善を目指し、平成17年度から同組合と滋賀県畜産技術振興センター、久保教授らの3者が共同で研究をスタート。発酵によりタンパク質を分解し、単に粉末化した場合よりも吸収率を上げる方法を考案した。


 発酵には、久保教授が特許を持っている納豆菌の一種「HA12」を使用。粉砕したブルーギルに10倍量の水を加えた上で少量のHA12を混ぜ、48時間発酵させる。滋賀県特産の「近江シャモ」で試験を行ったところ、従来の穀物飼料に少量を添加して食べさせると、穀物飼料だけを与えた場合に比べ、平均して体重が約10%増えたことが確認された。食味試験でも、従来の飼料だけで育てた鶏肉よりもおいしいとする結果が出たという。

 久保教授らは今年3月に特許を申請。ブルーギル以外でも、約10種類の魚を原料にして試作したところ、ブラックバスなどスズキ目で作った飼料は栄養吸収率が高いことが分かった。

 同組合の林市雄事務局長は「安全で安心な飼料を作ることができた。養鶏農家に試してもらい、よかったという声が聞けた段階で本格的な販売に乗り出したい」と商品化に意欲をみせている。

 養鶏飼料は、原材料のほとんどがトウモロコシや大豆で、世界的な穀物価格の高騰に伴い、この2年間で値段が2〜3倍になっている。久保教授は「駆除される魚の有効活用ができればと始めたが、飼料の高騰でさらに販売の活路が見いだせるようになったのでは」と話している。


ブラックバスを肥料に 県秋田地域振興局、今春にも野菜栽培へ
2007/01/21
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/343

401とはずがたり:2008/09/03(水) 21:50:00
内モンゴル自治区 砂漠に緑復活
舞鶴のグループ 井戸整備実る
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008090300066&genre=K1&area=K60

 京都府舞鶴市のちんどんグループ「あかりちんどん」が井戸を整備した中国・内モンゴル自治区ホルチン地方で、このほど待望の緑が復活した。山口年子代表(52)が現地で、砂漠に草が力強く生えている様子を確認した。

 2000年から日本で活動する歌手チャン・チチガさんの古里の同地方に、山口さんらは文房具を寄贈してきた。干ばつが進み動物が減り始めたため、今年6月に公演などでためた約50万円で村人とスプリンクラー付き井戸を完成させた。

 8月17日に現地を訪れた山口さんは、井戸周辺に雑草、豆が育っているのを確認。長さ2メートル以上の牧草もあり、村人たちは「これで家畜の餌に困らない。助かりました」と喜んでいた、という。

 山口さんは「見渡す限りの緑。村人の笑顔が輝くのを見て、命の水の大切さをあらためて感じました。今後も交流を続けます」と表情をほころばせた。
 同グループは来年も井戸を掘る予定。子どもに贈るリコーダー提供も呼び掛けている。山口さんの携帯電話090(7092)4916へ。

402とはずがたり:2008/09/08(月) 14:14:14
つくばでも始まりました。1枚5円で頒布してますけど買い物袋持ってない俺は何時も裸で1Lペット持って帰ってます。。

レジ袋:山口県、来年4月有料化 大手15社が導入方針
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20080906ddp012040023000c.html

 小売業者、消費者団体、行政の3者による容器包装廃棄物削減検討会議が5日、山口県庁であり、来年4月からのレジ袋の有料化を決めた。出席した大手スーパー17社のうち「西友」(東京都)「サンリブ」(北九州市)を除く15社が有料化に踏み切る方針で、まとめ役の山口県は「ほかのスーパーやコンビニなどにも対象を広げたい」としている。

 会議では、マイバッグ持参率80%以上を目標とし、トレーについても簡易包装のあり方を検討することを決定。17社を対象に実施したアンケートによると、レジ袋の使用枚数は年間計約1億4000万枚で、マイバッグ持参率が20%から80%に向上すれば年間約1億枚(ドラム缶約9150本分)を節約できるという。

 全国的には、富山県が今年4月から都道府県で初めて有料化に踏み切り、山梨、沖縄両県も今年度に導入。価格は業者側が統一価格としている自治体が多く、スーパーで1枚1〜5円という。山口県は今後の検討会議で価格や収益金還元の有無などを話し合う。

 一方、県廃棄物・リサイクル対策課によると、西友(県内に1店舗)、サンリブ(同13店舗)が導入を見送る方針を示した。主な理由としては「キックバック方式でレジ袋の削減に努めている」(西友)▽「競合店が参加しないなら導入できない」(サンリブ)などと挙げているという。【井上大作】

毎日新聞 2008年9月6日 西部朝刊

403とはずがたり:2008/09/12(金) 03:26:29
>>402
イオンだけだったのかな。デイズタウンへ行ったら呉れたぞ。何も云われなかったけどカネ取られてたのかな。。
ただ意識は高まって他の店では断って最初の店で呉れた袋に全部放り込んで帰ってきた♪

越前市、レジ袋有料化を検討 来年度にも 
9月11日午前8時00分
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=5066

 越前市は、来年度からの市内量販店のレジ袋有料化導入を検討している。地球温暖化防止に向け、ごみ減量とマイバッグ運動を推進、市民らで構成する協議会で取り組みを進めたい考え。敦賀市で一部スーパーが有料化に乗り出しているが、自治体が全地域を対象に取り組むのは県内初。

 同市は、1994年に有料指定ごみ袋制度を採用。同時に、焼却炉の負担が少ない特製のレジ袋を、南越清掃組合が可燃ごみ袋として認定、収集している。特製のレジ袋は炭酸カルシウムを含んだ材質で作られており、大手スーパーなどが顧客サービスの一環として無料で配布している。このため、市民は生ごみなど可燃物をレジ袋に詰め、そのままごみ収集場へ運び出していた。市内のマイバッグ持参率は2割にも満たない。

 関係者によると、地球温暖化防止が世界共通の認識となり、同市は昨年10月、ごみ減量や資源リサイクルを盛り込んだ市環境基本計画を策定。本年度からは家庭で二酸化炭素排出削減に取り組む「CO2 CO2(こつこつ)ダイエット大作戦」や、市政出前講座で取り上げ浸透を図っている。

 年内にも市と市民、環境団体、事業者などによる「EEネットワーク協議会」(仮称)を立ち上げ、効果的な計画や実施、点検を行う推進体制づくりに着手する考え。市町村合併に伴い、同組合がロゴマークを一新する来年4月の導入を目指している。

 環境省などによると、レジ袋を有料化している自治体は現在、全国で約30。有料化でマイバック持参率は約80%に拡大しているという。

404とはずがたり:2008/09/14(日) 21:55:01

間伐材でエタノール製造
御嵩で実証実験商品化へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20080910-OYT8T00661.htm

 林野庁の「森林資源活用型ニュービジネス創造対策事業」に選ばれた、間伐材からエタノールやプラスチックの工業原料を製造するプロジェクトが、御嵩町で実施されることが決まった。実施主体の山陽空調工業(広島市)の浅田博昭社長が9日、古田肇知事と渡辺公夫町長に協力依頼書を手渡した。古田知事は「山間に放置されている未利用の木材の活用は大きな意義がある」と期待した。

 事業の正式名は、「亜臨界水処理による木質バイオマス連続分解システムの確立(車載型)」。間伐時に使われず放置された小枝や根元などの木材を、現地で粉末に加工し、一定の温度・圧力まで上げた亜臨界水で加水分解する。分子レベルまで分解した木質バイオマスの成分を濾過(ろか)し、エタノールの原料となるグルコース、プラスチック原料のリグニンペレット、食品添加物のキシロオリゴ糖を製造する仕組みだ。

 水による分解は環境負荷が少なく、分解する装置はトラックに積めるほど小型化が可能で現地に持ち運ぶことができるため、木材を運搬する費用がかからないという。

 環境モデル都市を目指す御嵩町は、間伐材の利用法を検討。県が可茂森林組合(七宗町)に協力を呼びかけ、山陽空調工業の「山と大都市に近い場所」との希望に合わせて御嵩町に決めた。

 同事業は委託事業として行われ、同社への今年度の予算は約1億6000万円。5か年計画で実証実験を行い、実用化を目指す。渡辺町長は「環境に優しいビジネスで、将来は商品化を図りたい」と話した。
(2008年9月11日 読売新聞)

405とはずがたり:2008/09/15(月) 23:02:08
大気中に赤外線を拡散させると云う仕組みみたい。

クールルーフ推進協議会/クールルーフとは?
http://www.coolroof.jp/faq/

クールルーフとは
地球温暖化防止対策やヒートアイランド現象の緩和のために、屋上緑化や高反射率塗料により建築物の屋根などの表面を涼しく(クール)することをいいます。

406とはずがたり:2008/09/18(木) 10:47:56
町内完結サイクルを 信濃町で「地燃料」生産実験進む
2008.9.18 02:50
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/nagano/080918/ngn0809180253002-n1.htm

 地元で採れる稲わらやもみ殻からアルコール系燃料のバイオエタノールを作る研究が長野県信濃町で進んでいる。コンセプトは、「地酒」をもじって掲げた「地燃料」の開発。将来的には、町内の畑で使うトラクターや軽トラックなどの燃料に使う算段だ。“自給自足”を目指すエネルギーを探った−。(比嘉一隆)

                  ◇

 長野県信濃町柏原にバイオエタノールを生産する実験棟がある。東京大学の農学生命科学研究科と生産技術研究所、環境コンサルタント会社「総合環境研究所」(松本市)が平成18年度から始めた共同事業の研究拠点だ。

 施設内には、コメを収穫したあとの稲わらが切り刻まれてタンクの中に詰められていた。これが、町内の農家から年間4500トン出るエタノールの要の資源だ。もみ殻の1200トンとあわせれば計5700トンに上る。このうち、半分をエタノールに回すことができれば、町内の年間ガソリン消費量の10%程度に相当する 570− 600キロリットルをまかなえる計算だ。

 目下、東大の五十嵐泰夫教授(応用生命工学)らの主導のもとで、効率的に生産する技術の確立に取り組んでいる。17日には、象徴的な第一歩として、信濃町役場の公用車に使うガソリンに3%の地燃料のエタノールを入れて走らせた。

 バイオ燃料の研究は、民間を含めてさまざな機関で行われているが、信濃町では、「収穫→燃料化→生産」のサイクルを町内で構築する絵図を描いているのがミソだ。「農業をめぐるエネルギーの自給を改善したい。今のように原油価格が上がっては、農家ががんばり切れない」と五十嵐教授は語る。

 エタノールを作るボイラーの燃料には、リンゴの刈り込み枝を活用。エタノールを採ったあとのかすは堆肥(たいひ)などに使っている。食用米とは違う多収穫の飼料米を生産してエタノールを抽出する実験もしていて、「休耕田の活用の可能性」(総合環境研究所)を見いだすのが狙いという。

 信濃町で、こうした「地燃料」の供給態勢のノウハウを蓄積し、全国に応用するのが構想だ。

 今年7月の洞爺湖サミットでは、食べ物以外の植物から生産するバイオマス燃料の開発を加速する声明が発表された。背景にあるのは、食糧価格の高騰への懸念。世界的なエネルギー需要の拡大は、原油をはじめバイオ燃料の主な原料のトウモロコシなどにも投機的な資金が集まり、飼料価格の高止まりを招いている。途上国の食糧事情の不安定化は深刻だ。このため、食料と競合しないバイオマス燃料の必要性を指摘する声は強まっている。

407とはずがたり:2008/09/20(土) 18:26:19

インドネシアへの円借款で署名=温暖化対策支援第1号−高村外相
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200808/2008082800922&rel=j&g=eco

 高村正彦外相は28日夕、来日中のハッサン・インドネシア外相と都内で会談し、先に供与を表明した同国への「気候変動対策円借款」3億ドル(約308億円)に関する書類に署名した。この円借款は開発途上国の温暖化対策支援に充てられる新たな円借款で、今回が第一号。9月初めにも実務を担う国際協力銀行が同国政府と契約を結ぶ予定。(2008/08/28-20:56)

408naho:2008/09/21(日) 19:49:05
あきらめるなぁ〜!!
まだ終わってないぞ!!
http://pop33.jp/match/

409とはずがたり:2008/09/29(月) 20:04:49
巧く行くと良いですねぇ。。

Kyoto Shimbun 2008年9月27日(土)
松尾鉱山跡地で緑化実験
カキ殻と海藻で土壌改良
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008092700131&genre=H1&area=Z10

 1950年代に東洋一の硫黄鉱山だった岩手県八幡平市の松尾鉱山跡地で27日、強酸性の土壌をアルカリ分を含むカキ殻や海藻くずなどで中和し、緑化する実験を、仙台市の特定非営利活動法人(NPO法人)「環境生態工学研究所」が始めた。

 実験ではカキ殻やワカメなど海藻類のくずを一定割合で混ぜて、酸の中和力をカキ殻だけの約3倍に高めた同研究所の中和剤を使用。研究所は鉱山跡地でも樹木が育つ環境に変えられることを3年かけて実証し、鉱毒の影響のあった約9000ヘクタールの緑化につなげたい考えだ。

 27日は学生やボランティアら約50人が、跡地の約500平方メートルで表土を約20センチ掘り返し、中和剤720キロを混ぜた。その後、ナナカマドやハウチワカエデの苗木、計160本を植え、防風柵で覆った。
 研究所で中和剤の開発に携わった岩手県立大の山田一裕准教授(環境生態工学)は「跡地から流れ出る鉱毒水は国や県が相当な費用をかけて処理し北上川に流しているが、実験がうまくいけばその負担も軽減できるだろう」としている。(共同通信)

410とはずがたり:2008/09/30(火) 00:21:53
ちょいと前の記事だけど。

小田急電鉄、消費電力「風力発電」で
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/149418/
06/01 01:08更新

 環境月間が始まる6月1日から、小田急電鉄は特急「ロマンスカー・VSE」2編成で、消費するすべての電力を風力発電でまかなう試みを始める。環境問題が議題となる北海道洞爺湖サミットが終わる7月中旬まで実施する。

 といっても、実際に風力で発生させた電気を使用するわけではない。風力など自然エネルギーによる電力に、環境付加価値を与える「グリーン電力証書システム」を活用した取り組みだ。

 「消費電力が風力でつくられた」とする証明書を購入し、購入費は自然エネルギー発電施設の整備などに充てられる。鉄道への導入は初で、運行に必要な20万キロワット時相当の電力証書を購入、証書は車内に張り出す。CO2の削減効果は約88トンが見込まれている。

411とはずがたり:2008/10/02(木) 14:33:52
すげぇなぁ。。

幻のキノコ、奈良で発見 世界4例目
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/science/164331/slideshow/98324/
07/26 00:12更新

画像拡大
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/science/164331/slideshow/98324/

 環境省のレッドリストで絶滅危惧(きぐ)種I類に分類されている“幻のキノコ”のキリノミタケが、奈良県川上村の山中で確認されていたことが25日、分かった。同村「森と水の源流館」の木村全邦学芸員らが発見し、津市で開かれた日本菌学会で報告した。学術的には宮崎、高知両県と米テキサス州でしか確認例がなく、専門家は「生態の謎などに迫る上で貴重な発見」としている。

 キリノミタケはクロチャワンタケ科で、倒木に生え、星形のかさが特徴。渓流沿いの照葉樹林など、湿度の高いコケむすような環境が適していると推測されている。しかし、森林伐採など環境の変化に極端に弱いとみられ、これまでに生息が確認されたのは、宮崎県と高知県内、テキサス州オースティンのみ。生態は謎に包まれている。

 木村さんは平成18年10月、川上村内の人工林で植物の生態状況調査を行った際、標高約470メートルの渓流沿いで、カシ類の倒木に大小12本が生えているのを発見。19年9月には、宮崎県総合博物館の学芸員だった黒木秀一氏らと行った再調査でさらに4本を見つけた。

 国立科学博物館植物研究部の細矢剛研究主幹(菌類)の話「宮崎とテキサス州のキリノミタケはDNAが一致し同種とされている。日本の3カ所は高い湿度など気候や植生が似ており、同様の環境の地で新たな発見の可能性がある」

412とはずがたり:2008/10/03(金) 10:04:50

ごみ発電施設「失敗」 地元自治体、補助金3億円返還へ
http://www.asahi.com/national/update/1003/TKY200810020336.html
2008年10月3日6時32分

 ごみを処理しながら発電して年間2千万円の収入が見込まれる「世界初の施設」として、鹿児島県いちき串木野市が導入したごみ処理施設について、会計検査院が「施設の審査が不十分で、計画通りに稼働していない」と指摘していたことが分かった。指摘を受け、環境省などは同市に国の補助金約3億1千万円の返還を求める考えだ。

 市は返還に応じる意向で、開発した東京工業大学大学院教授やメーカーらを相手取り、建設費など約10億5千万円の損害賠償訴訟を起こす方針を固めている。

 施設は「市来一般廃棄物利用エネルギーセンター」(同市)。技術開発をしたのは東工大大学院の吉川邦夫教授(55)で、同教授が社長を務める設計会社「エコミート・ソリューションズ」(神奈川県相模原市)が設計、三井三池製作所(東京都中央区)が建設を担当。国庫補助金など総額9億9千万円で建設し、04年4月に完成した。

 一般ごみを焼却し、発生したガスでディーゼル発電できるのが特徴で、1日24トンのごみを処理し、売電で年間2千万円の収入を見込んでいたが、ごみ焼却から高純度のガスが安定的に出なかったことからほとんど発電出来ず、機器の不具合もあり、ごみ処理も当初計画の3割弱という。

 田中正幸副市長は「税金で建設するごみ処理施設で、実験はあり得ない。講演では実行可能だと話していたはずだ」とし、「(教授から)抜本的な助言はもらっていないし、今では音さたもない」という。

 吉川教授は取材に対し、「改善について、市にはアドバイスをしている。実行してくれればいい。もともと共同研究という位置づけで、完全に能力を発揮するまで3年はかかる」と説明している。

413とはずがたり:2008/10/14(火) 16:03:22
林業・緑化・植樹は製紙・農業等にも関係するが取り敢えず此処へ。

ブナなどの苗木千本を植樹 鹿角市の住民有志
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20081014c

 鹿角市の住民有志らでつくる「甘蕗(あまぶき)の森里山保全チーム」(松本大代表)主催の植樹祭が13日、同市花輪字甘蕗の山林で行われ、参加した約60人がブナ、ミズナラなどの苗木1000本を植樹した。

 地球温暖化の影響で雪不足が懸念されていることから「雪(四季)に感謝」と銘打ち、スキー競技関係者も参加した。参加者は林道脇の斜面の土をスコップで掘り起こし、約1メートル間隔で丁寧に苗木を植えていった。

 同チームは同市の里山を整備しようと2年前に結成。同地区の市有林で昨年から植樹・育樹活動を行っている。今回は県の「水と緑の森づくり税」による補助金を活用した。
(2008/10/14 09:30 更新)

414とはずがたり:2008/10/26(日) 20:22:07

ブラウン管テレビ リサイクルネット構築へ
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081024t72036.htm

 2011年の地上デジタル放送への完全移行に伴い、不用となるブラウン管テレビの大量廃棄が予想されるため東北経済産業局は近く、東北の産学と協力し、リサイクルシステムの構築を目指した調査事業を始める。ブラウン管のガラス部分に含まれ、幅広い用途がある鉛に絞って回収技術やコストなどの問題を整理するほか、システムの確立でリサイクル率の向上を目指す。

 事業は「ブラウン管式テレビのリサイクルネットワーク構築可能性調査」。東北大の中村崇・多元物質科学研究所教授を委員長に、細倉金属鉱業(栗原市)など製錬会社、電気硝子工業会などでつくる調査委員会を29日に発足させ、年度内に報告書をまとめる。

 調査委は国内外の家電リサイクル工場や製錬会社、ガラスメーカーに対しブラウン管の発生量や処理量、処理方法などを聞き取り調査し、国内の処理可能量などを試算。東北の製錬所で3つの製錬方法を試し、ブラウン管ガラスを原料に鉛とガラスを回収する実験も行う。コストや設備改善の必要性なども調べる。

 調査委がリサイクルシステムの対象とする鉛は有害性を持つが自動車用蓄電池やはんだ、医療・原子力施設で使う放射線遮へい材向けなど需要が幅広い。回収が軌道に乗れば資源の有効活用や廃棄物処分場の延命、不法投棄・環境汚染の防止にもつながる。

 全国のブラウン管テレビのリサイクル率は、2005年度で77%。ガラスと鉛を主な材料とするブラウン管ガラス部分のリサイクルコストが高く、東北経産局は鉛の回収システムが確立できればリサイクル率は100%に近づくとみている。

 東北経産局循環型産業振興課は「ブラウン管の回収・処理法の確立は待ったなし。リサイクル産業の先進地の東北で、全国に先駆けて有効な方法を確立したい」としている。
2008年10月24日金曜日

415とはずがたり:2008/10/28(火) 03:18:22

炭酸ガス少ない発電タービン 地元で製造、導入へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/119

 神鋼は、製鉄の過程で出る高炉ガスを主燃料とする自家発電用ボイラー五基を二〇一四年末に更新。発電効率の高いガスタービンシステム一基と新たなボイラー三基に集約する。総投資額は約七百億円。CO2を、鉄鋼部門の排出量の0・7%に当たる年間十三万トン減らす効果があるという。

 削減で大きな役割を果たすのが、三菱重工業高砂製作所が製造するガスタービンシステムだ。高炉ガスを使ってガスタービンで発電し、高温の排ガスをそのまま再利用して蒸気タービンでも発電する仕組み。通常のボイラーより発電効率が25%程度高まるという。

416とはずがたり:2008/11/07(金) 05:11:13

ペットボトル再使用で風味不良に=洗浄液残留の可能性−環境省発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000198-jij-pol
11月6日20時17分配信 時事通信

 環境省は6日、ペットボトルのリユース(再使用)が可能かを確かめる実験として、再使用ボトルに詰められたミネラルウオーターを販売前にサンプル検査したところ、風味不良を確認したと発表した。回収した使用済みボトルを再使用前に洗浄した段階で、洗浄液をすすぎ切れなかった可能性があり、さらに詳しく原因を調査している。

417千葉9区:2008/11/09(日) 21:08:23
朱鷺色なんて言葉もあります。
http://www.asahi.com/national/update/1109/TKY200811090079.html
トキ、本州で確認 佐渡で9月放鳥された1羽
2008年11月9日13時17分
 環境省と新潟県は8日、新潟県北部の関川村で、特別天然記念物トキの生息を確認したと発表した。9月25日に約90キロ離れた同県・佐渡島で放鳥された10羽のうち、行方が分からなかった2羽のうちの1羽。本州でトキが確認されたのは1970年に石川県能登半島で1羽が捕獲されて以来38年ぶりとなる。

 同省によると、8日午前10時30分ごろ、関川村西部の休耕田で、県愛鳥センターの元職員がトキを目撃、撮影した。足輪の色や、羽根に付けた識別用の塗料の色などから行方不明だった3歳雌であることが確認された。

 本州で最初に目撃情報があったのは10月28日。関川村に隣接する胎内市で住民が目撃し、同省は「トキの可能性が高い」としていた。同省にはこれまで同市はじめ新潟市、新発田市、聖籠町など県北部を中心に計31件の目撃情報が寄せられている。

 「2羽で飛んでいた」との情報もあり、同省は「行方分からなかった2羽が海を渡った可能性も捨てきれない」としている。

418千葉9区:2008/11/10(月) 21:06:05
凄いな・・・やろうと思えば全国にも広げられることがわかったわけだ
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-11-10-E_1-005-2_001.html?PSID=eb9589bafe7d99e95516ba5251ec16ad
マイバッグ 8割定着/レジ袋有料化40日
利用者⇒もう習慣になった/店舗側⇒100%達成まで努力


 県内の大手スーパーなど十社でレジ袋一枚三円の有料化が始まってから四十日が過ぎた。各社が足並みをそろえて導入したことで、消費者に反発や戸惑いはあまり見られない。「レジ袋辞退率」は八割に届く勢いで、順調な滑り出しといえそうだ。(上原綾子)

 四日、那覇市のコープあっぷるタウン。夕食用の買い物にマイバッグを持って入店する客の姿が目立つ。仕事帰りに立ち寄った豊見城市の事務職、下地利奈さん(26)は青色と花柄のバックを二つ持参。「もう習慣になった。三円払うのはもったいないですから」

 県環境整備課のまとめによると、十月一日の導入から三週間のレジ袋辞退率は十社平均で78・6%となり、最初の一週間より2・3ポイント伸びた。二〇一〇年までに県全体でレジ袋年間使用量の80%を削減する目標を掲げるが、「当然そこで終わりではなく、100%に近づくよう努力を続ける」。スーパーに続き、ドラッグストアなどでも導入を検討する動きがあるという。

 「辞退率」が85・7%で最も高かったコープおきなわは「先行して有料化に踏み切ったこともあり、だいぶ理解が進んでいる」と広報担当者。本島内に十三店舗ある丸大は、十月のマイバッグ販売実績が前月比で約三・五倍に急増。価格は二百円台が主流で、色や柄、サイズの種類を増やし客の要望に対応している。

 一方、有料化後、店内用の買い物かごを持ち帰ってしまう客が増えたことに頭を悩ませる店舗も多い。ジャスコやマックスバリュなど県内で三十三店を展開する琉球ジャスコは、客にマイバッグやマイかごを有料で貸し出し、返却後にお金を返す取り組みなどで対策を続けていく。

 万引の多発も、マイバッグ普及に伴い懸念された課題の一つだった。ある社の担当者は「心配したほど影響はないが、買い物中、商品を直接マイバッグに入れるなど『誤解を招く行為』をしないよう、理解を求めている」と話した。

419とはずがたり:2008/11/14(金) 17:34:09
昆虫スレ欲しいかも。
それにしても集団で生活してるなんて・・・おぞましい。。

ゴキブリって冬はどこで暮らしてるの?
R2511月 6日(木) 12時 0分配信 / エンターテインメント - エンタメ総合
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20081030-00000000-rnijugo-ent

この夏、久し振りに家の冷蔵庫の下からサッと這い出してくるゴキちゃんを見てしまい、ゾゾッと寒気がしました。寒気といえばそろそろ肌寒くなってくる季節ですが、冬のゴキブリって、どこで何をしているんでしょう? どこかに固まってジッとしているなら、あわよくばそこを一網打尽にできないものか…。

そんな疑問を解決すべく、害虫駆除を専門に行っているFCCシステムに、冬のゴキブリの生態について伺いました。ズバリ、冬のゴキブリってどんな所に潜んでいるんですか?

「ほかの昆虫同様、ゴキブリも寒さには弱いので、冬は冷蔵庫や食器洗浄機のモーター部などの暖かい所に巣を作り、集団で生息しています。タイムカードや計算機器、電子レンジにも入り込むため、ゴキブリが原因で機器が故障するケースもあるんです」(FCCシステム代表取締役 深澤正司さん)

ゲゲッ! そんな所に巣を作られたら困ります。ゴキブリが巣を作っていそうな場所を見つける方法ってありますか?

「ゴキブリが生息する場所には、体液やフンでできた“ローチスポット”と呼ばれる独特の染みがあります。流し台の下などに黒い点々のようなものがある場合は要注意ですね」(同)

自宅をチェックするのがコワイ…。外が寒くなると、家の中が居心地よくなってしまうんですね。でも、1カ所に固まっている分、“ローチスポット”で巣の場所が特定できれば、殺虫剤で一斉駆除できちゃいますよね?

「広範囲に散らばっていないだけ、一斉駆除は比較的容易です。ただ殺虫剤での駆除は、一時しのぎにしかなりません。都市部のチャバネゴキブリには殺虫剤に対して抵抗性を持つものもいますし、すでに巣に産み付けられた卵には殺虫剤は影響しません。冬を越した卵が夏に孵化すればまた…」(同)

うーん、考えたくない。殺虫剤が効かないなんて、恐るべき生命力です。ちなみに、仕事に忙しいR25世代が今日から簡単にできる対策ってありますか?

「ゴキブリの巣となりやすい素材として段ボールが挙げられます。段ボールは非常に暖かいので、隙間にゴキブリが卵を産みつけるケースが多い。特に、通販や引っ越しなどで使った段ボールには屋外からゴキブリがくっついてきている可能性もあるので、家の中に放置しておかない方がいいでしょう」(同)

なるほど。本格的な駆除は業者さんに任せるとして、自分もネット通販で届いたダンボールの山、早々に片付けることにします!
(R25編集部)

420とはずがたり:2008/11/14(金) 17:38:04
>>419
思い立ったので新スレつくっておいた
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1226651787/2

422とはずがたり:2008/11/15(土) 22:04:48
なんと。
御前崎も這入ってる。。

満開ソメイヨシノ、幻になる?温暖化進行の40年後予測
http://www.asahi.com/science/update/1114/TKY200811140190.html
2008年11月14日15時1分

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bota/TKY200811140261.jpg

 あと40年もすると、関東や九州の太平洋沿岸などでは満開の桜が見られなくなるかもしれない。温暖化が進めば、ソメイヨシノが開花しない地域が出るという予測結果を、九州大の伊藤久徳教授(気象学)らがまとめた。19日から仙台市である日本気象学会で発表する。

 ソメイヨシノは、夏にできた花芽の成長が、いったん止まる。だが、冬に5度前後の低温に一定期間さらされると再び成長が進み、春先の気温上昇に伴って開花する。十分低温にさらされないと、きちんと成長できなくなる。

 気象庁は、日本の気温は2100年までに2〜3度上昇すると見積もる。伊藤教授らは、温暖化がこのペースで進んだ場合、ソメイヨシノの平均開花日がどうなるのかを、2032〜2050年と2082〜2100年の、それぞれ19年間について予測した。各地の過去の開花日や気温の観測データも考慮した。

 すると、開花は東北地方でいまより2〜3週間早まる一方、九州などの温暖な地方では逆に1〜2週間遅くなり、開花しない場所も出てきた。

 2050年までには鹿児島県の西部や種子島で開花しなくなる。千葉県、神奈川県、北九州市の一部や九州南部、四国南西部などでは、咲いても満開にならずに散ってしまう。

 さらに2100年になると、静岡県や長崎県の一部でも、満開にならなくなる。

 開花時期の異変は、今でも確認されている。気象庁によると、開花の全国平均は04年までの50年間に4.2日早くなった。一方で、九州南部や八丈島では開花が平年より遅れたり、暖冬のため満開にならず散ってしまったりする年もあるという。

 伊藤教授は「満開にならないのは咲かなくなる兆候。温暖化が進めば、暖かい海岸沿いから咲かない地域が広がっていくだろう」と話している。(鈴木彩子)

424とはずがたり:2008/11/20(木) 11:26:11
セブンイレブン、京都に環境配慮型店 深夜規制論に対応
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/342

425とはずがたり:2008/12/02(火) 18:26:39

仙台市ごみ有料化 11月の減量は前年比22%減
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081202t11040.htm

 仙台市の家庭ごみ有料化から2カ月が経過した1日、市は11月の家庭ごみ排出量を発表した。前年同月と比較した減少率は22.3%で、10月(26.3%)に続き高い割合を維持している。

 11月の家庭ごみ排出量は1万3600トンで、前年同月に比べ約3900トン減少。プラスチック製容器包装は1000トンで8%の減、缶・瓶・ペットボトルも1400トンと10.7%減少した。

 紙類定期回収は718トンと低調。来年3月までに1万5800トンの回収を目指しているが、10月分と合わせても1300トンほどで、目標の1割にも達していない。

 分別によって増える可能性もあるプラスチック製容器包装や缶・瓶などが減少したことについて、市環境局は「家庭に持ち込まないようにした効果かどうか、慎重に見極めたい」と話している。

426とはずがたり:2008/12/03(水) 12:52:10

へぇ〜。

十年ぶり群れ遡上 サケ15匹を確認 仙台
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081203t15038.htm

 仙台市宮城野区小鶴内沼の梅田川で2日、約15匹のサケがさかのぼっているのが見つかった。関係者の話では、梅田川でサケの群れの遡上(そじょう)が確認されたのは数十年ぶりだという。

 15匹はシロザケで体長約60―70センチ。平渡橋のたもとをさかのぼっているのを、仙台市の市民団体「河川整備研究会」の笹正樹代表(72)が発見した。

 サケは尾びれで深さ約50センチの川底の砂をかき出し、産卵の準備をしていた。胴体のうろこが所々はがれてまだら模様になり、遡上の厳しさを物語っていた。笹代表は「10月から数匹確認していたが、こんなに多いのは初めて。子どものころに見て以来だ」と話す。

 梅田川の清掃に取り組む梅田川浄化会の池田友信会長(66)は「群れの遡上は戦後初めてなのではないか。産卵すれば来年はより多くのサケが上ってくるだろう」と期待を寄せている。
2008年12月03日水曜日

427とはずがたり:2008/12/09(火) 01:09:03

捨てるのモッタイナイ!賞味期限切れ品、スーパーで格安販売
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070808775/515

430とはずがたり:2008/12/14(日) 20:37:49

主要駅のごみ回収廃止
大津市、年度内に 持ち込み誘引
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008121300138&genre=C4&area=S00

 大津市は、市内の主要駅にごみ箱を設置、回収する「ターミナルごみ収集事業」を本年度末までに廃止することにした。駅前のごみ散乱を防ぐ目的のごみ箱が、家庭ごみなどの大量投棄を誘発する皮肉な状況となっていたためで、市は「毎朝、定期的に収集していることが、かえって『置いたら持って行ってくれる』と、マナー違反を招いてしまった」としている。

 同事業は、まちの玄関口となる駅やバス停でのごみの散在を防ぐ目的で、1980年代後半からスタート。JR各駅前や主要バス停にごみ箱を設置。年間約2000万円をかけて、ほぼ毎日、回収に当たっていた。

 しかし近年、家庭から出るごみが大量に持ち込まれたり、駅前などにたむろする若者らが出すコンビニごみなどで、ごみ箱があふれる事例が続発し、まちの美観を損ねている。市は「家庭ごみの持ち込みはやめてください」と、張り紙で訴えるなどの対策をしてきたが、効果はなかった。

 市は昨秋から今春にかけ、試験的にJR東海道線の各駅のごみ箱を撤去したところ、投棄されるごみの量が激減し、景観もほぼ良好に保たれていることが確認できた。このため、20数カ所すべてのごみ箱を撤去することにした。
 市環境美化センターは「歴史的にも役目を終えた。今後は、鉄道事業者や市民ボランティアなどとともに、美観保持を担っていきたい」としている。

2人殺すと死刑相当だけど1人目に関しては既に判決が出てる場合は殺したのは1人扱い?
出所後にまた殺人於かしたのと

431とはずがたり:2008/12/16(火) 03:04:51

悲しいがこれも自然の厳しさか。。
もうちょっと増えてから試みた方が良かったのかも。

放鳥されたトキ1羽死ぬ、新潟・佐渡の加茂湖近く (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_toki__20081215_7/story/20081214_yol_oyt1t00322/

 9月に試験放鳥された国の特別天然記念物トキ10羽のうちメス1羽(1歳)が14日、新潟県佐渡市で死んでいるのが見つかった。

 野生復帰を目指して自然に放たれたトキが死んだのは初めて。

 環境省によると、佐渡島の加茂湖近くの山林で、トキを観察している男性が14日午前10時半頃、羽や骨が散乱しているのに気づき、環境省佐渡自然保護官事務所に連絡した。

 死んだトキは一緒に放鳥されたオス(2歳)と10月下旬から佐渡島で行動を共にしており、繁殖に期待が寄せられていた。ところが、佐渡市内の水田で今月9日、ほとんど動かなくなっているのが確認され、環境省が監視を強化していた。

  死骸 ( しがい ) は骨だけの状態で、野生動物に食べられたとみられ、環境省で死因を調べる。「佐渡とき保護会」元会長の佐藤春雄さん(89)は、「かつてタヌキやイタチなどに食べられたトキを確認したことがある。自力で飛べなくなって襲われたか、死んだ後に食べられたのではないか」と話している。

 環境省佐渡自然保護官事務所の岩浅有記・自然保護官は、「野生復帰に向け、多くの市民らに協力してもらってきたので残念。野生では様々なことが起こると想定され、今回の結果をしっかりと分析して今後の放鳥に生かしたい」としている。

[ 2008年12月15日10時45分 ]

434とはずがたり:2008/12/20(土) 20:58:03
「トキに餌やりしない」再考を
放鳥の死受け、新潟県
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008121600186&genre=H1&area=Z10

 新潟県佐渡市で9月に放鳥されたトキ1羽が死んでいるのが見つかったことを受け、新潟県は16日、環境省の専門家会合が合意した「餌場に餌を補給するなど人為的な支援はしない」との原則を改めるよう求める要望書を同省に提出した。

 専門家会合は8日、科学的に観察するためや、自然の厳しさに早く慣れさせるため、原則支援しないことで合意していた。

 要望書は、合意について県内で「非情」との声が高まりつつあると指摘し、再考を求めた。

 環境省野生生物課は「慎重な対応をしていきたい」と回答した。
 県環境企画課によると、県民から「トキに対して冷たいのではないか」などと抗議の電話が数件かかっている。(共同通信)

トキ放鳥で新潟知事が批判
環境省専門家会合の合意に
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008121700125&genre=H1&area=Z10

 新潟県の泉田裕彦知事は17日の記者会見で、佐渡市で放鳥されたトキに「餌を与えるなど人為的な支援はしない」とする環境省専門家会合の合意について「生物としての力を試すために放鳥したのではない。モルモットの実験のようなやり方で本当にいいのか」と批判した。

 専門家会合は8日、自然の厳しさに早く慣れさせる必要があるなどとして、原則見守ることで合意。しかし、14日にトキが1羽死んでいるのが見つかり、新潟県は方針の撤回を求める要望書を提出していた。

 泉田知事は「トキは人間の営みの中で生息してきた鳥。大自然の中で生きてきた鳥ではない」と指摘。専門家会合には、長年保護にかかわってきた地元関係者も参加しているが、泉田知事は「まったく意見が通らない」と述べた。
 トキの野生復帰事業は、国が新潟県に委託し行っている。(共同通信)

435とはずがたり:2008/12/20(土) 23:38:11
なんだかまぁ,純粋にエコかと云うとちょっと?な部分も有るけど啓発活動兼ねてって事ですかね。

エコな明かり 校庭優しく照らす
伏見、ペットボトルなど再利用
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008121800048&genre=H1&area=K1I

 環境問題への関心を高めてもらおうと、京都市伏見区の池田東小に、ペットボトルで作った巨大なクリスマスイルミネーションが出現した。同小に設置している風力発電の電力も使用しており、エコな明かりが優しく校庭を照らしている。

 同小おやじの会のメンバー20人が8月ごろから計画。約1000本のペットボトルを洗って、長さ17メートルのロープでつないだ。15本作って電飾を付け、学校の屋上からつるした。

 環境に優しい明かりにしようと、同小の風力発電の電力を使用したほか、電飾は、家庭で使わなくなったクリスマスツリーを回収して再利用する工夫も。足りない分は学区の各種団体の寄付で買い足した。
 児童もペットボトルの収集や絵付けで協力した。河畑博行会長(52)は「飾り付けでは何度も手直しをして大変でした」と話していた。点灯は年末まで。

436とはずがたり:2008/12/21(日) 10:43:05

まぁ薪にするのは非常に有意義だけどそもそもキクイムシ対策は大丈夫なん??
昔,マツクイムシが跳梁跋扈して大きな被害出したことあったけど此処と良いなんか生態系の変化みたいなものがあったんでしょうかねぇ。

枯死木 まきで生かせ
東山の国有林 資源活用探る
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008122000077&genre=K1&area=K1E

 カシノナガキクイムシによって樹木の枯死が相次いでいる高台寺山国有林(京都市東山区)で19日、山林保全に協力する地元住民や団体関係者ら約40人が被害を受けた木のまき割りを体験し、森林資源としての活用法を考えた。

 景観が変化しつつある東山の再生に取り組む「京都伝統文化の森推進協議会」は8月、東山の国有林計190ヘクタールを対象に、地元商店街や寺院、自治連合会と資金、労力の提供を受ける協定を結んだ。今回の事業は、協定後初の山林活動。
 東山山頂公園の南西約200メートルの林道に集まった参加者は、5班に分かれ、おのを手に、被害木を長さ30センチほどのまきにする作業に挑戦した。一抱えもある丸太に苦戦する場面もあったが、時間とともにこつをつかみ、テンポ良くまきを作る女性もいた。参加者は汗ばむ顔をふき、まきの使い道を話し合いながら、熱心に作業に取り組んでいた。

437とはずがたり:2008/12/26(金) 11:26:14
<背高泡立草>
 帰化植物と云うと聞こえは良いが日本の在来生態系への侵掠者であり,アレロパシーで従来の植物を駆逐しつつ喘息の原因ともなるとも云われて非常に印象は悪いが,喘息の原因は濡れ衣の可能性が高いのだと云う。
 このレス殆ど都市計画道路スレに貼りたい所なんだが至る所でセイタカアワダチソウが繁茂しており我が現地調査は彼女らとの斗いでもある。
 併し「旺盛な成長力を利用し、法面の緑化などへの利用なども検討されたが、イメージが悪いので実施には移されていない」との事。俺もイメージは悪いが有効な利用法が実行に移されていないとすれば残念である。
 開発途上地にこの草が大繁殖してるのも或る意味土壌の流出に役立っているのかも知れないですな。こっそりわざと植えてるのかも知れないけどそれは穿ち過ぎかw

セイタカアワダチソウ  Solidago altissima L. (キク科 アキノキリンソウ属)
http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/compositae/seitakaawadachi/seitakaawadachi.htm

 セイタカアワダチソウは北アメリカ原産の帰化植物である。もともとは観賞用に導入されたとの説もあるが、急速に広がったのは大二次世界大戦後。蜜源植物として優秀であるので養蜂業者が積極的に種子を散布したとの話もある。和名の由来は、同じ属のアキノキリンソウの別名であるアワダチソウよりも草丈が高いことによる。
 多年生草本であり、地下部からアレロパシー物質を分泌し、種子発芽を抑制する。このために純群落を形成して繁茂することになりやすい。空き地や放棄畑などに繁茂して大群落を形成することや、花粉アレルギーの元凶であるなどの濡れ衣を着せられたこともあって、嫌われる植物のひとつになってしまった。蜜源植物であることでもわかるように、セイタカアワダチソウは花粉をミツバチなどの昆虫によって媒介させる植物であり、花粉を風に乗せてばらまく植物(風媒花)ではない。
 …花粉アレルギーの元凶でないのならば、このセイタカアワダチソウへの対応が改められても良いのであるが、いったん広がった風評はなかなか改められていない。旺盛な成長力を利用し、法面の緑化などへの利用なども検討されたが、イメージが悪いので実施には移されていない。しかしながら、現実の法面では表土の流出防止には貢献しているとも言えよう。

生物との共生を考える
セイタカアワダチソウの盛衰
http://www.manabi.pref.aichi.jp/general/10000289/0/sousyo60/section5.htm

 …黄色い花が以前に比べて小さくなっていると思いませんか。セイタカアワダチソウは地表から深さ50センチくらいのところにある栄養をとって成長します。我々が歩いている地面から50センチくらい下のところに、どのようにして養分が蓄積されたのでしょう。日本にはモグラとネズミがいて、これらの動物が土のなかで生活しています。そのモグラが土のなかで生活をしている位置がちょうど深さ50センチのところなのです。セイタカアワダチソウが入ってきたような日本の川の周辺は、モグラやネズミの住みかです。だからちょうど地下の50センチくらいのところには、モグラやネズミが何年も何年もかかって、生活することによってたくさんの肥料を蓄えていました。日本の植物のなかには、50センチという深いところの肥料を栄養にして成長していく植物がありませんでしたので、まだ手つかずのまま肥料が残っていたのです。
 日本に入ってきたセイタカアワダチソウは競争相手がいないので、いっぱいある肥料によって大きくなりました。一番大きくなったときは4メートル50センチにもなりました。…冬には、セイタカアワダチソウが枯れていき、枯れるとそこの土に堆積されていきます。昔は枯れた植物を食べるモグラやネズミがいましたけれども、日本では農作物を荒らす動物としてモグラやネズミを追い出してしまいました。だから枯れた植物を食べるモグラやネズミがいませんから、土の上の枯れた植物はそのままそこに置きっぱなしになります。セイタカアワダチソウは、地表から50センチの深さのところから肥料を運び出してきては、大きく成長し、枯れてしまうということを繰り返すうちに50センチの深いところにあった肥料を使い尽くしてしまいました。その肥料がなくなれば、10センチの深さのところから肥料を取ればいいと思いますが、そのように植物のしくみはできていないのです。…肥料がなくなって途端にセイタカアワダチソウが小さくなりました。そのようなわけで今では花生けに使えるほどかわいらしいセイタカアワダチソウの花があちらこちらに咲いています。セイタカアワダチソウが自分でだんだん小さくなるまでに、ちょうど30年から40年かかりました。セイタカアワダチソウが日本を侵略して、日本の風土になじんだ姿を今、我々は目にしているのです。

438とはずがたり:2008/12/26(金) 11:32:02
>>58-59

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)  キク科  Last modified: May 16, 2002
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/seitakaawadatisou.html
学名:Solidago altissima
 花期:秋
 オオアワダチソウ(大泡立草)とよく似た帰化植物です。河原や空き地に群生しています。

オオアワダチソウ(大泡立草)  キク科  Last modified: May 16, 2002
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/ooawadatisou.html


セイタカアワダチソウ
http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/5106/sub20.htm

一昔前、この花が花粉症の原因と言われ一騒動あった。 一部マスコミが取り上げ、机上の学者が認めた為、皆が信じ込んでしまったが、フィールド学者が杉の様な風媒花では無く、虫媒花である事を指摘し、騒ぎは収まった。
写真の様に昆虫が集まり、この花を養蜂業者が全国に広めたと言う説まである程で、虫媒花である事はすぐ分かる。 ただ、いったん風評が広まるとこれを払拭する事はなかなか難しいようで、筆者が写真を撮っている時も花粉症は大丈夫ですかと聞かれた様に、今でも信じている人は多い。
もっとも、虫媒花であろうが、風でも運ばれるので花粉症の原因になるとする学者もいるので、はっきりした事は不明であるが、スギやブタクサやカモガヤ等の風媒花植物に比べれば影響は少ないと思われる。

セイタカアワダチソウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

侵入の経緯

日本国内への移入は、明治時代末期に園芸目的で持ち込まれ、「昭和の初めには既に帰化が知られている」との記述が牧野日本植物図鑑にある。その存在が目立つようになったのは第二次世界大戦後で、アメリカ軍の輸入物資に付いていた種子によるもの養蜂家が蜜源植物として利用するため、等が拡大起因とされており、昭和40年代以降には全国、北海道では比較的少ないが関東以西から九州にて特に大繁殖するようになった。沖縄県へも侵入しているが、沖縄本島や久米島などの一部地域で小規模な繁茂に留まっている。

439とはずがたり:2008/12/26(金) 11:32:54
>>437-439
>>438のレスアンカー大間違いした…orz

440とはずがたり:2008/12/27(土) 12:50:07
環境と地域に貢献という訳ですな。
面白い試みかも。

Kyoto Shimbun 2008年12月27日(土)
ビール売り上げ地元に還元
1缶1円、アサヒが全国で
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008122700019&genre=B1&area=Z10

 アサヒビールは27日、主力商品「スーパードライ」の売り上げの一部を、販売した地域の都道府県に寄付して環境保護活動などを支援する初の取り組みを、2009年春から全国で始めることを明らかにした。

 09年3月下旬−4月下旬に製造したスーパードライの販売額の一部(1缶当たり1円)を、各都道府県での販売数量に応じて寄付する。今後も毎年春と秋に実施する。食品メーカーによる自治体への寄付では過去最大級だという。対象は350ミリリットル缶と500ミリリットル缶。

 スーパードライの店頭実勢価格は350ミリリットル缶で215円前後。これまでの販売実績から推計すると、初回の寄付の総額は約1億5000万円になるという。

 対象商品は缶やパッケージを専用のデザインにし、メッセージも盛り込んで消費者に分かるようにする。寄付金は、各都道府県と協議した上で、環境や文化財の保護活動などに使ってもらう。
 アサヒは09年の営業戦略で社会貢献活動をアピールする方針で、今回の取り組みはその目玉。消費者が商品を選ぶ際、味や価格に加え、メーカーの環境問題などへの取り組みも考慮する傾向が出ているためだ。アサヒは「自分が選んだ商品を通じて地元に貢献するという、新しい形を提案したい」としている。(共同通信)

441千葉9区:2008/12/27(土) 14:32:29
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20081227/CK2008122702000005.html
ブラックバス「うまい」 “琵琶湖の嫌われ者”味は好評
2008年12月27日

意外とおいしいブラックバス料理に舌鼓を打つ参加者=高島市内で


 琵琶湖の嫌われ者のブラックバスを食材として有効活用し、特産品化につなげようと研究しているグループが26日、高島市内の料理店で試食会を開催。参加者からは「臭みがないし、あっさりしてうまい」などと驚きの声が上がった。

 企画したのは、県内外の企業や学識研究者、市などでつくる「ブラックバスの加工と料理の可能性についての検討会」。県内の調理師や漁業関係者など30人ほどが参加した。

 この日のメニューは、西京漬けやもろみ漬けといった焼き物をはじめ、昆布で巻いた竜皮(りゅうひ)巻き、すり身を加えたみそをのせたふろふきダイコンなど計8品。特に刺し身は臭みがなく、皮と身の間のぷりっとした食感も特徴的で、参加者もびっくり。同会によると、ブラックバスは10月から2月が旬で、身に脂が乗って臭みが少ないからだという。

 発起人の1人で、京都市の食品コンサルタントの河野武平さんは「まずは地元の人たちがおいしいものだと認識する必要がある。味が良く、湖産の安心な食材でもあるわけだし、どんどん利用していかないと」と話していた。

442とはずがたり:2009/01/09(金) 05:55:02
「緑の雇用」環境相が提案 温暖化対策で100万人
http://www.asahi.com/eco/TKY200901060337.html
2009年1月7日3時1分

 斉藤環境相は6日、米国のオバマ次期大統領が提唱する「グリーン・ニューディール(緑の内需)」政策の日本版として、地球温暖化対策への投資を広げることで新たに100万人規模の雇用を創出する構想の策定に乗り出す考えを明らかにした。麻生首相に同日報告し、了解を得た。3月までに具体策をまとめる。

 環境ビジネスの市場規模は06年には70兆円にのぼり、140万人の雇用を生み出している。環境相は、これを2015年までに100兆円、220万人に拡大させようと、省エネ設備を導入する企業への無利子融資制度の創設や、公共施設への太陽光発電の導入などを行っていく案を首相に説明した。

 これに対し、首相は「日本の社会のあり方を根底から変えるような提案をすべきだ」と構想を広げるよう指示。今後、森林や自然エネルギー、水資源などを所管する他省庁の意見を踏まえて、雇用効果を上積みし、具体策を詰めることにした。国民からもアイデアを募るという。

 環境相は記者会見し、「現在の経済危機の克服と、人類が生き残っていくための低炭素社会づくりを一緒にやるチャンスになる」と強調した。

 温暖化対策を景気回復の起爆剤とするグリーン・ニューディール政策を巡っては、オバマ氏が今後10年間で再生可能エネルギーなどに1500億ドルを投資し、500万人の新規雇用を創出する政策を掲げている。国内でも、民主党が250万人の雇用創出、公明党が今後3年間で10兆円規模の環境エネルギー投資を掲げるなど、同様の構想を打ち出す動きが相次いでいる。

443とはずがたり:2009/01/09(金) 05:55:23
「小物家電の町医者」で使い捨て防止 環境省が検討へ
http://www.asahi.com/eco/TKY200901070062.html
2009年1月7日15時1分

 家電が故障したら地域の「家電の町医者」に点検、修理を依頼。いらなくなったら中古品として流通させる――。環境省は今年から、家電の使い捨ての風潮を食い止めるための仕組み作りに乗り出す。同省リサイクル推進室は「二つの取り組みを進めれば、家電の寿命を長くでき、ごみの減量にもつながる」とみている。

 使用済みのテレビや冷蔵庫などは、家電リサイクル法によって回収、分解し、再資源化している。だが、ドライヤーや掃除機などは決まった再資源化のルートがない。故障しても費用やメーカーに送る手間などから修理は敬遠されがちで電器店側も新品への買い替えを勧める傾向がある。

 こうした家電では、スイッチの接触不良など、単純な故障が多いと環境省は判断、地域の電器店員らを気軽に点検、修理の相談ができる「家電の町医者」(リペアマイスター)として市町村が認定する制度の検討を始める。家電メーカーでつくる家電製品協会の「家電製品エンジニア」制度で認定された約5万7千人を活用できないかと、同省は考えている。さらに、町の電器店に訪れる客を増やし、地域活性につなげる狙いもある。

 また、いらなくなった家電を中古品として再流通・再使用させる仕組みも検討する。まず、中古品流通の実態や、小売業者や消費者の意識を調べる。修理が不十分だと発火などの恐れもあるためリユース基準もつくる。環境省と経済産業省は昨年9月、製造7年以内のテレビなどは、リユースさせることを小売業者に求める指針を出している。(高山裕喜)

444千葉9区:2009/01/10(土) 13:21:22
>>417>>431
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20090110ddm012040090000c.html
トキ:メス2羽とオス1羽、やっと寄り添う 群れ形成に希望−−新潟・佐渡
 新潟県佐渡市で野生復帰のため昨年9月に放鳥され、生息が確認されているトキ8羽のうち、餌を探すなど3羽が同市内で一緒に行動している姿が確認された。佐渡自然保護官事務所の岩浅有記自然保護官は「3羽が長時間行動を共にしているのが確認されたのは初めて。群れの形成を期待している」と話している。

 環境省によると、ボランティアの男性が8日正午ごろ、同市金井地区で、杉の木に一緒にとまった3羽を目撃。その後、3羽は約500メートル東の水田に移動して餌を探し、午後5時ごろには近くの林の「ねぐら」に戻ったという。

 3羽のうち2羽は、今月4日から同市羽茂地区で共に行動する姿が確認されていた1歳と2歳のメス。残り1羽は2歳のオスで、昨年12月に死んだのが確認された1歳のメスと行動を共にしていたトキという。

 また、同省の調査で、新潟市や同県見附市などで目撃された3歳のメスのトキが長岡市でも確認された。信濃川近くの水田で餌を取るなどした後、飛び去ったという。

 背中が灰色のまだら模様になり始めるなど、繁殖期を迎えた特徴がみられ、同省関東地方環境事務所の見上敏一野生生物課長は「相方を探して飛び回っている可能性もある」としている。【畠山哲郎】

毎日新聞 2009年1月10日 東京朝刊

445千葉9区:2009/01/11(日) 13:29:54
http://www.asahi.com/food/news/TKY200901100158.html
【高知】フードバンク 高知で着々
2009年1月10日
 品質に問題なく、まだ食べられるのに、包装ミスや在庫過剰、賞味期限が近いなどの理由で売りものにならなくなった食品を企業などから集め、児童福祉施設などに無償で配る「フードバンク」が県内でも進められている。全国各地で広がりつつある活動で、高知市内で取り組むボランティア団体は、「より多くの人に理解してもらい、活動の輪を広げたい」と支援を求めている。

 農林水産省の推計によると、国内でまだ食べられるのに廃棄される食品は年間約500万トン以上。フードバンク活動を昨夏から始めた高知市の民間暴力防止支援団体「高知あいあいネット」(青木美紀代表)には、全国各地の活動団体などに食品を配布する東京のNPO法人「セカンドハーベスト・ジャパン」から、10日に1度程度、毎回4〜5トンの食品、食材などが届く。高知あいあいネットでは、ボランティアのスタッフらが、高知市の児童養護施設などに配っている。

 昨年12月中旬、高知市内の児童養護施設や自立支援センターなど11カ所の施設にトマトジュース缶やパック詰めの「ごはん」などを届けた。児童養護施設「聖園天使園」(同市新本町1丁目)の長谷艶子施設長は、「活動は子どもたちに、おいしい食べ物だけでなく、食べ物をいただく感謝の気持ちを知る機会も与えてくれる。大切な教育の機会も与えてもらっていると思う」と話す。

 活動が軌道に乗る一方で、毎回大量に届く食品の倉庫での保管や、配布にかかるコストが大きな負担にもなっているという。届く食品には賞味期限が迫っているものも多く、少ないボランティアスタッフで素早く配るのには限界があると青木さん。「支援を必要としている人たちのために、どんなかたちでもいいから、協力してほしい」と訴える。

 支援や寄付などの問い合わせは、「高知あいあいネット」の青木さん(090・1005・1237)へ。(斉藤寛子)

447とはずがたり:2009/01/25(日) 14:27:42

面白い試みである。
>皇居とビル街の間にあるお堀が、冷気の流れをさえぎっている可能性があることがわかってきた。お堀の水は昼間に温められ、夜でも水温は28度ほどで、気温より2〜5度も高いまま。このために、冷気が通過するときに温められたり、お堀のところで上昇気流が生じて流れが滞ったりしているのかもしれない。
この辺も科学的な解明を待ちたいが,水を絶えず循環させれば夜の水温を下げることは可能ではないか?

都心の熱を冷ませ 皇居のお堀浄化作戦
http://www.asahi.com/science/update/0124/TKY200901240175.html
2009年1月25日1時0分

皇居及び外苑と周辺の温度分布
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/eco/TKY200901240194.jpg

 皇居外苑のお堀をきれいにして、都心部のヒートアイランド現象を和らげよう――。環境省は、お堀に地下水などを引き込み、よどんだ水を浄化しながら水温を下げる検討を始める。皇居で生まれる冷気を周囲のビル街に流れやすくするのがねらい。

 皇居は都内有数の緑地。盛夏は周囲の高層ビル街と比べてかなり涼しい。環境省によると、07年8月の皇居の平均気温は28度で、周辺のビル街は29.8度。ビル街との温度差は最も大きいときは、4度以上にもなったという。

 この冷気を生かそうと、東京駅ビルの再開発と合わせて周囲の道路の舗装を変え、街路樹を増やし、「風の道」を作る試みも進んでいる。

 ただ、皇居とビル街の間にあるお堀が、冷気の流れをさえぎっている可能性があることがわかってきた。お堀の水は昼間に温められ、夜でも水温は28度ほどで、気温より2〜5度も高いまま。このために、冷気が通過するときに温められたり、お堀のところで上昇気流が生じて流れが滞ったりしているのかもしれない。

 皇居外苑のお堀は12カ所で、水面の面積は計約37万平方メートルに及ぶ。蓄えられている水はおもに雨水で、ほとんど循環していない。65年に淀橋浄水場(新宿区)が閉鎖されて以来、外部から水が供給されない。よどみがちでアオコの発生など水質悪化も懸案になっている。

 環境省は今春から、冷気が流れ込まない仕組みの解明のほか、お堀の水を外から引き込んだり、循環させたりすることで水質改善と水温低下につながるかどうか検討する。利用されていない地下水や、地下鉄の側溝に流れているわき水、周辺ビルで使う水などを活用した場合の冷却効果や地盤への影響などについても調べる予定だ。(高山裕喜)

449千葉9区:2009/01/27(火) 21:33:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090126-OYT8T00963.htm
富士北麓の首長 県の姿勢批判
世界遺産 目標延期 ■「静岡と歩調合わせて」■「責任押しつけるな」
 富士北麓(ろく)地域の6市町村長が26日、富士吉田市で会合を開き、県が富士山の世界文化遺産登録の目標延期を示したことについて話し合った。県の方針に従うことで意見集約したものの、急な方針転換への不満や、静岡県を含め関係機関の足並みがそろってないとする批判が出た。

 県は先週末、2011年度の登録目標を断念し、12年度以降に先送りする方針を富士吉田市の堀内茂市長に伝えていた。この日の会合は、当初は登録活動についての各市町村の進行状態を報告し合う予定だったが、県の目標延期方針を受け、急きょ27日に開かれる県世界遺産推進協議会に向けての話し合いとなった。

 会合では、静岡県が具体的な登録目標を定めていないことなどを踏まえ、「2県の整合が取れていない」などと問題点が指摘されたほか、「市町村の作業が遅れているから延期したなどと主張されたのでは納得が出来ない」などと不満が噴出。昨年7月に平泉(岩手県)が登録延期されるなど、年々、ハードルが高まっていることから「確実に登録されるために、県と市町村が一体になることが必要」などの意見が出た。昨年12月の山梨、静岡両県の学術委員会では、神社、樹型、洞穴、湖などが選ばれている構成資産候補について、文化遺産としてどれが中心なのか分かりにくいなどとして絞り込む必要があるとされていた。

 会合では、絞り込んだ場合に構成資産が無くなる市町村も出てくる可能性も指摘され、「資産から外された場合、今まで調査に費やした経費はどうなるのか」「住民説明会を開いてきたが、内容の変更はないのか」などと懸念する首長もいた。最終的に、6市町村長は、27日の推進協議会で「関係機関の歩調を合わせる意味で、登録延期には賛成する」ことで一致した。また、「県と市町村担当者が、定期的に互いの進行状況を報告する会を設けるべき」と県に伝えることを決めた。堀内市長は「より密な協力体制を作り、確実な登録を目指したい」と話した。

(2009年1月27日 読売新聞)

450千葉9区:2009/01/30(金) 21:18:28
http://www.yomiuri.co.jp/eco/kankyo/20090129-OYT8T00312.htm?from=os4
皇居の森
(上)生き物の楽園 もろさも


 「生きものの織りなして生くる様(さま)見つつ皇居に住みて十五年経(へ)ぬ」。天皇陛下は今年の歌会始で、こう詠まれた。都心の顔でもある皇居の森は、どんな生き物を育んでいるのだろう。


 「慣れ親しんだ街のど真ん中にいたなんて……」。東京・江戸川区で印刷会社を経営する斉藤洋一さん(58)が、「皇居の生物調査」に初参加したのは1997年。昆虫を探して日本中を飛び回ってきたが、陛下の御所がある吹上御苑・上道灌濠(かみどうかんぼり)で、東京では絶滅したとされたベニイトトンボといきなり出会った。

 体長3センチほど。うっすらと赤みを帯びたスリムなトンボだ。調査は陛下の発案を受けて国立科学博物館が始めたもので、ヤゴやその抜け殻も見つかれば、皇居内での繁殖を実証できる。

 期待を込め、斉藤さんは約115ヘクタールある皇居の中の水辺を毎年歩き回ったが、成果はさっぱり。だが、半ばあきらめていた2002年、ついに見つけた。生物学御研究所前の水草が生えた小さな水盤に、ヤゴや羽化したばかりの成虫もいた。

 06年からは錦糸町近くの大横川でも毎年、確認している。「ベニイトは、か弱いと思っていたけれど、どっこいしたたか。皇居から新たな生息地を求めて、勢力拡大を図っているんじゃないですか」。調査で確認された皇居のトンボは33種。うち21種は皇居内で繁殖する。皇居は東京のトンボの“揺りかご”なのだ。

 皇居では3638種の動物、1366種の植物も確認された。しかし、周囲はビルが取り囲むコンクリートジャングル。緑の孤島だけに、強敵の侵入にもろい繊細な森でもある。

 同博物館名誉研究員の上野俊一さん(78)は、カエル調査を始めて仰天した。「てっきり在来種のトウキョウダルマガエルだろうと思ったおびただしい数のカエルが、北米原産のウシガエルの子どもだったのです」。カエルの図鑑を書いたこともある上野さんだが、我が目が信じられず、後輩に再鑑定を頼んだほどだ。

 ウシガエルは池や沼など開けた水面を好むが、皇居では水田や水たまりにも我が物顔で居座り、在来種のニホンアカガエルやツチガエルは姿を消していた。上野さんは「何らかの経緯で入り込み、他の種の子ガエルを食べて駆逐してしまったのだろう」とため息をつく。皇居の森は危ういバランスの上に成り立っている。

(2009年1月29日 読売新聞)

451千葉9区:2009/01/30(金) 21:19:15
http://www.yomiuri.co.jp/eco/kankyo/20090130-OYT8T00357.htm
(中)上野と結ぶ鳥の回廊計画

 「渡りの途中のジョウビタキが見られたね」「25階外壁の巣から、ヒメアマツバメが飛んでいった」

 皇居から北東に約1キロ離れた三井住友海上駿河台ビル。ヤマモモやクスノキが植えられた低層棟の屋上庭園で、同社愛鳥倶楽部会長の原口真さん(44)たちが、双眼鏡をのぞいて野鳥観察を行っていた。

 倶楽部は2005年から毎月2回、早朝の屋上庭園で野鳥観察を続けている。カワラヒワやキジバトはどうやら皇居から飛来しているようだ。カルガモなどの水鳥は、皇居と上野・不忍池の中継地点として使っているらしい――。


 こうしたデータに注目したのが、駿河台ビル隣の同社新館建設チーム。その一員で、多彩な生物がすめる都市緑化技術を研究している鹿島建設地球環境室の山田順之さん(40)は、「新館の周りに皇居の鳥を呼ぶ林を作りませんか」と提案した。

 2人が参画することになった新館緑地プロジェクトグループは誘致目標種として、コゲラやツグミなど約10種を選んだ。皇居では多数見られるが、屋上庭園にほとんど来ない鳥たちだ。

 現在は11年の新館完成に向けて樹種選定中で、本館と新館あわせて約7000平方メートルの林を作る。原口さんは「皇居と上野の森を結ぶ鳥の回廊を作れば、都心部でも豊かな生物多様性が実現できる」と意気込む。

 皇居から西へ、赤坂御用地、新宿御苑、明治神宮と飛び地のように存在する巨大緑地との関係に注目するのは、NPO法人・都市動物研究会の宮本拓海さん(41)だ。10年前から東京でタヌキの目撃情報を収集、「23区内には約1000匹のタヌキが生息し、都心部では皇居と三つの緑地の間を行き来している可能性がある」と語る。

 皇居内には現在、10匹以上が定住、繁殖もしているとみられる。外との出入りは確認されていないが、宮本さんは赤坂御用地と皇居を結ぶルートとして国会や最高裁の緑地帯を、赤坂御用地から西へは線路や土手を、有力候補と考えている。

 宮本さんはタヌキの糞(ふん)を分析し、人間の残飯だけでなく、柿や昆虫などをたくさん食べていることにも驚いた。「東京は意外に自然の恵みにあふれている。皇居は巨大な里山である武蔵野台地の東端にあたる場所なんです」。鹿島建設の山田さんも、「皇居の西側に比べて緑が少ない東側に緑のネットワークができれば、都心の姿も変わるはずです」と話している。

(2009年1月30日 読売新聞)

452とはずがたり:2009/02/02(月) 19:36:22

「ナラ枯れ」秋田など23府県に拡大 昆虫媒介
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1226651787/7-8

453とはずがたり:2009/02/03(火) 12:16:17
掛川の田舎から京都へ移ったのははや20年前にもなろうとしている(間に名古屋を1年挟んでいるけど)が,京都へ来て雀が居ないと思ったものだ(名古屋は浪人生だったのでそんな余裕は無かった。京都は鳩は一杯いたが雀はほぼ居ない。筑波は烏やね。。)
雀が絶滅したら淋しい事である。
まさか全部焼き鳥にして喰っちまった訳でもないやろうし都市部には小型の鳥は住みにくいのかもと思ったが横浜でも港北に行けばいい被写体に成るくらいは居るんですねぇ。京都も岩倉とかに行けば幾らでもいそうだけど岩倉よりも港北の方が都会ですよねぇ。あの辺にも田圃あるのか?

スズメ:国内生息数、半世紀前の1割に 全国調査で判明
http://mainichi.jp/select/today/news/20090203k0000e040019000c.html?link_id=TT004
2009年2月3日 10時48分 更新:2月3日 11時05分

仲良く柿の実をついばむスズメ=横浜市港北区で、岩下幸一郎撮影
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/eco/20090203k0000e040022000p_size5.jpg

 国内のスズメの生息数が1800万羽にとどまることが、立教大理学部の三上修・特別研究員の調査で分かった。餌場の田畑と、巣を作る木造家屋の減少などにより、最近20年足らずで最大80%、半世紀前との比較では90%も減少したとみられる。スズメの生息数を全国レベルで推計した調査は初めて。

 調査は08年5、6月に実施。気候の偏りなどを考慮して秋田、埼玉、熊本の3県を調査地に選び、住宅地▽農村▽森林−−など五つの生息環境について巣の平均密度を算出。国土交通省が持つ建物用地や森林などの面積データとの比率を基に、巣は全国に約900万個あり、個体数はつがいで約1800万羽と推定した。

 減少率は農作物の被害面積や、有害鳥獣駆除数の推移などから推定。個体数は90年以降80〜50%程度減り、60年ごろとの比較では10分の1になった可能性もあると結論付けた。

 三上特別研究員は「まだ保全の緊急性が高いとは言えないが、個体数の変化をモニタリングし、減少の原因を突き止める必要がある」と話している。【木下武】

<スズメの焼き鳥>100年の名物ピンチ 退治、御利益ありすぎた?−−京都・伏見
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187488248/119

454とはずがたり:2009/02/04(水) 13:18:03
ほんま公害病である。こうして我々患者が苦しんでいる間に林産業者はのうのうと豊かに暮らしているか,山林管理の責任を放擲して逐電しているかのどちらかなのである。
杉花粉業者は我々患者に謝罪と賠償を寄越しやがれヽ(`Д´)ノ何故日本はこんな無法が罷り通るのだ??

スギ花粉の飛散早まりそう 県森林研究所、対策呼び掛け
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20090203/19151.html
2009年02月03日 09:41

 県森林研究所(立山町吉峰)は二日、当初今月二十日ごろと予測していたスギ花粉の飛散開始が十一日ごろに早まると発表した。

 前回(一月二十七日)の発表以来、気温が平年より高めに推移していることから、九日早めた。

 今後気温が平年並みに戻った場合、飛散開始日は十六日ごろになるとみている。同研究所は早めの対策を呼び掛けている。

455とはずがたり:2009/02/04(水) 13:20:59
これひどい。環境護らない環境省に存在価値はないぞ。
>「埋め立て造成地の利用計画も定まらず、港湾整備事業と一体で整備している特別自由貿易地域の分譲率も2・1%にとどまっている」と批判。第一期区域への土砂投入で「サンゴ群落や海草藻場など事業で失われるものは大きい」
我々が税負担に苦しんでいる間に土建業者と利権屋自民党政治家はまともな国民の義務から逃れてのうのうと豊かに暮らしているのである。何故こんな無法が罷り通るのか!!ヽ(`Д´)ノ

民主、中止を要求 泡瀬埋め立て/環境省は対応明言せず
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-02-03-E_1-004-2_003.html

 【東京】民主党「次の内閣」環境相の岡崎トミ子参院議員や喜納昌吉参院議員らは三日午前、環境省を訪ね、泡瀬干潟埋め立て事業について、工事の一時中断と事業全体の見直し、十分な環境影響評価の実施を申し入れた。応対した西尾哲茂事務次官は「佐藤勉沖縄担当相に伝える」と述べるにとどめたという。

 岡崎氏によると、工事中断に関して、西尾次官は、環境省として答える立場にないと答えた。

 斉藤鉄夫環境相あての申し入れ書では、昨年の那覇地裁が公金支出差し止めを命じた判決を指摘した上で「県や市が控訴しているとはいえ、司法が経済的合理性はないとしている。この機会に貴重な自然を守り、事業全体を見直すべきだ」として、一時中断して埋め立て事業について検討すべきだとした。

 さらに「埋め立て造成地の利用計画も定まらず、港湾整備事業と一体で整備している特別自由貿易地域の分譲率も2・1%にとどまっている」と批判。第一期区域への土砂投入で「サンゴ群落や海草藻場など事業で失われるものは大きい」と警鐘を鳴らした。

 民主党は昨年七月に発表した「沖縄ビジョン二〇〇八」では、泡瀬埋め立て事業について「一期工事中断、二期工事中止」など見直しを提言している。

456とはずがたり:2009/02/04(水) 14:52:25
天草に南方系ホンダワラ 海水温の上昇裏付け
2009年02月04日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090204002.shtml

 海藻で、東南アジアなどの熱帯から亜熱帯を生息域とする南方系ホンダワラ類が、天草下島の沿岸で繁殖していることが三日、県水産研究センター(上天草市)の調査で分かった。

 地球温暖化に伴う海水温の上昇を裏付けるとともに、今後、魚介類の産卵場所とされる藻場の構成が、在来種から南方系の種に入れ替わる恐れもある。同センターは「生態系への影響を注視する」としている。

 同資源研究部によると、藻場調査は二〇〇七年六月〜〇八年十月に実施。その結果、天草市五和町、同市天草町の二百メートル沖の二カ所で採取した海藻の一部から、南方系ホンダワラ類のツクシモク、キレバモク、フタエモクの三種が見つかった。

 本来、同海域には温帯性ホンダワラ類が生育。水深十メートル以内の浅い海底で藻場を形成している。

 天草西海岸に面する東シナ海ではこの百年で海水温が一・二五度上昇。南方系サンゴの北上も確認されている。

 長崎県や宮崎県でも南方系ホンダワラ類が繁茂しているのが発見された。同センターが一九七八年に天草西海岸で採取した種類不明の海藻が南方系ホンダワラ類であることも今回判明。熊本県では南方系生物の北上が数十年前から始まっていた可能性もある。

 荒木希世研究主任は「海水温の上昇が続けば、将来、天草沿岸では南方系ホンダワラ類が取って代わる恐れがある。海藻をえさとするアワビなど水産資源への影響を調査したい」と話している。(松本敦)

457とはずがたり:2009/02/06(金) 13:58:28
>>447 >>450-451

皇居:お濠の牛ケ淵を6年ぶりに大掃除 環境省
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090206k0000e040019000c.html?link_id=TT002

 お濠は合計12あるが、閉鎖水域のためハスが茂って水がよどみ、アオコの発生や悪臭が問題になっている。牛ケ淵は上流にあるため唯一、水を抜いての大掃除が可能だ。今月3日に水門を開放。貯水量の9割近い2万立方メートルを下流に流した。

 午前9時、同省の皇居外苑管理事務所職員ら10人が作業を始めた。水深20〜40センチまで水が抜かれた濠に入り、底にいるフナやコイ、アメリカザリガニなどを網で捕まえた。在来種だけは他の濠に放流する。

 来月3日までに、ハスの根茎やゴミを除去し、6年前に駆除した外来種がどれぐらい生息しているか確かめる。わき水の状況も調べ、他の濠の水質改善策に役立てる。【関東晋慈】


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