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環境問題

258とはずがたり:2006/05/07(日) 10:54:23
昔は燃料供給地だった中山間地が今では都会からカネ払って燃料を供給して貰っている。これでは地域は豊かにならないね。この手の実験を支援すべし。

(陸前高田市)生出の電気「自給」しよう 「木炭発電」実証試験
バイオマス燃料、有効活用へ
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws1446

 陸前高田市矢作町の生出地区コミュニティ推進協議会(佐々木英一会長)は、木質バイオマスの有効利用の手段として木炭を水性ガスにし、それで発電する実証試験に取り組んでいる。このほど開かれたシイタケづくり体験会では、実際に廃車を使って木炭発電機を回し、ホダ木に穴を開ける電動ドリルの電源に利用し、注目を集めた。
 生出地区は、かつて木炭生産を主力産業として栄えた。地域経済を支えてきた炭焼きで地域おこしをと、ホロタイの郷「炭の家」を中心に地場産業の再興をめざし、木炭まつりやグリーンツーリズムの推進など、さまざまな活動を展開している。
 「木炭発電」の実証試験は、地域資源を生かして木質バイオマスをエネルギー化し、昔ながらの自給自足の生活と資源循環型社会づくりについて考えるキッカケにしようと、地域ぐるみで取り組んでいる。
 木炭を使って廃車のエンジンを回す発電機は、四月下旬に「炭の家」で開催したシイタケの植菌体験会でお披露目。ホダ木に穴を開けるドリルの動力として十分活用できることが実証された。
 この木炭発電機は、木炭まつりでお馴染みの木炭自動車「たんたん号」の原理を応用。
 廃車となった軽トラック(620cc)の荷台に搭載したガス発生炉に炭を入れ、蒸し焼きにして炉の温度をどんどん上げていく。

2006年05月07日付 7面

259とはずがたり:2006/05/08(月) 18:15:20
琵琶湖のシジミ増産へ 採取を規制、稚貝放流
http://www.kahoku.co.jp/news/2006/05/2006050701003124.htm

 みそ汁、つくだ煮、炊き込みご飯など、関西を中心に家庭の味として親しまれてきた琵琶湖の特産品、セタシジミの漁獲量がピーク時の40分の1近くに激減し、滋賀県は採取する貝の大きさを厳しく規制、稚貝の放流量を増やすなど増産に向けた取り組みを始めた。
 セタシジミは水深10メートル前後の砂地に生息し寿命は7−8年。漁獲量は1957年度に6072トンあり、島根県・宍道湖のシジミを上回っていた。だが外来種の水草が水面を覆って湖底の酸素が不足、砂地に泥がたまるなど環境が悪化。2004年度は165トンになった。

2006年05月07日日曜日

260とはずがたり:2006/05/10(水) 04:23:30

正常化だ。日本の林業が競争力を復活できればいいね。

割りばし 輸入先・中国が生産制限 弁当業界などに影響
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060509-00000019-maip-soci

 使い捨ての代表格として、国内で年間約250億膳(ぜん)が消費される割りばし。その9割を占める輸入先・中国が生産制限を決め、弁当や外食など関連業界に影響が出始めている。安さに飛びつき、国内生産地を切り捨ててきたツケとも言え、業界・消費者双方に農林業生産空洞化の問題を示す一例だ。【小島正美】
 “中国ショック”は2段階で到来した。最初は昨年11月、中国の輸出団体が「原木の高騰」などを理由に、日本割箸(わりばし)輸入協会(大阪市)に50%もの値上げを通告してきた。それでも中国産は1膳約1〜2円。国産は同2〜20円程度なので、まだ価格面の優位性は動かなかった。
 ところが今年3月、今度は中国政府が「森林保護」を理由に生産を制限し、将来的には輸出も禁止すると決めた。建築には使いづらいシラカバや他の間伐材を主原料にしているが、森林乱伐による洪水や砂漠化などが問題化する中、矛先の一つになった形だ。
 では、日本国内の状況はどうか−−。実は20年前まで、割りばし生産量の約半数は国産だった。ところが90年代以降の低価格競争の波の中、安い中国産が急激に増え、気が付けば9割を超えるまでになっていた。
 国内の2大産地は北海道と奈良。高級品主体の奈良は今も命脈を保っているが、中国産と競合した北海道は壊滅状況だ。85年当時、北海道には生産会社が約70社あり、約1900人の従業員がいたが、04年現在で8社約40人にまで激減した。山口晴久・同協会広報室長は「このままだと、いつ割りばしがなくなってもおかしくない状況になってきた」と危機感を抱くが、一度減った生産量は簡単には戻らない。
 外食や安売り店には、既に影響が出ている。
 100円ショップなどに割りばしを卸すアサカ物産(東京都三鷹市)は、1袋80膳入りを50膳入りに変えてコストアップに対応し始めた。
 全国で約760店の居酒屋などを展開するマルシェ(大阪市)は年間約1500万膳を使ってきたが、2月からフランチャイズを含めた全店でプラスチック箸に切り替えた。さらに、直営の約250店では「MY箸」ポイントカードを作り、はしを持参した客には1回50円のポイントを付け、10ポイントで500円分の飲食をサービスするほか、50円を自然保護団体に寄付する活動を始めた。直営の居酒屋「酔虎伝・新宿三丁目店」(東京都新宿区)の石本千貴店長は「割りばし廃止への苦情はありません」と安堵(あんど)する。
 一方、コンビニ業界は「物流コストの削減などで吸収する」(セブン&アイ・ホールディングス)「しばらくは現状のまま」(ローソン)と、推移を見守っている状況。
 輸出禁止は本当にあるのか、あるとすればいつか。今後は中国政府の動きにかかっているが、山口室長は「弁当や外食なども、いずれ消費者がお金を払って割りばしを買う時代がくるのでは」と予測している。
(毎日新聞) - 5月9日17時12分更新

261とはずがたり:2006/05/24(水) 14:40:04
賢いねぇ,猿。

“たたり伝説”なんて言っていられない サル有害駆除へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060524-00000009-khk-toh

 宮城県加美町宮崎地区で、ニホンザルによる農作物被害が拡大している。とりわけシイタケ被害は深刻で、来年度からの栽培見合わせを検討する農家も出始めた。地元には古くからサルの“たたり伝説”があり、これまで猟友会は銃の使用に消極的だった。しかし、年々拡大する食害に加え、人慣れしたサルが人間に危害を加える恐れも出てきたことから、ようやく対策に乗り出した。

 宮崎地区でサルの食害が目立ち始めたのは1993年ごろ。加美町宮崎の猪股智美さん(45)の栽培場では、最盛期に年1.5トンあった生産量が、ここ数年600キロ前後にまで低落。売り上げも200万円前後と全盛時の3分の1ほどに落ち込んだ。今年も収穫が始まった4月末から、約50頭の群れが2、3日に一度の周期で現れ、収穫直前のシイタケを食い荒らしていった。

 「さるかに合戦のカニの絵が効くと聞けば看板を掲げ、爆竹が良いと聞けば爆竹を鳴らした。いろんな対策をやったが、ずる賢いのですぐ慣れてしまう」と猪股さんはあきらめ顔。被害に歯止めがかからないことから、来年からの栽培中止も検討しているという。

 サルの出没地域には約100世帯が生活しており、食害はシイタケにとどまらない。雪の消える3月末から11月末まで、キュウリやカボチャ、大根、コメなども狙われる。同地区の猪股たか子さん(68)は「去年の夏、帰省する妹にずんだ餅(もち)をごちそうしようと育てていた枝豆を収穫前に食べられた。憎たらしいったらありゃしない」と怒る。

 地元には昔から「サルを撃つと家族がのろわれる」との“たたり伝説”があり、猟友会は長い間なかなか首を縦に振らなかった。しかし、今年4月に県が行った調査で、人間を威嚇する例も増え始めたことが判明。加美町との協議でようやく猟友会も腰を上げ、先月24日、県から有害駆除の許可を受けた。

 同会の斉藤哲馬さん(58)は「正直なところ自分もサルを撃ちたくないが、あんなに人慣れするまでそのままにしていたわれわれや行政にも責任がある」と話す。

 県は今年2月、山間部への追い上げを試みたが、サルの群れに遭遇できず不発に終わっている。

(河北新報) - 5月24日7時4分更新

262とはずがたり:2006/06/14(水) 09:53:22
森林保全に官民組織 京都府、年度内にも 手入れや資金集め
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060613-00000009-kyt-l26

 森林の全利害関係者が保全に取り組む「モデルフォレスト」事業の推進で、森林の荒廃を食い止めようと、京都府は12日までに、企業やボランティア、行政などが連携して山の手入れや資金集めなどに取り組む官民共同の組織を早ければ本年度中に設立する方針を固めた。
 府は「緑の公共事業」に取り組み、間伐材の利用などを進めているが、これだけでは限界もあるため、昨年末に「緑の公共事業アクションプラン」を策定。その中に、「モデルフォレスト」事業を掲げた。
 新たな組織は、府内全域で同事業を推進する。環境問題に関心の高い企業やボランティア、山の所有者らの連携を促し、互いに山の情報を共有する体制を整えながら、持続可能な森林保全の仕組みを構築する。
 具体的には、森林ボランティアが2005年度で43団体と、8年前の9団体より急増している点に着目。森林保全への府民の関心の高さを追い風に、間伐や枝打ちなどの協力を集める。
 企業には下刈りなどの人手集めや資金協力などを求める。企業側にとっても、森林活動で社会的貢献を果たせる利点があるという。
 府内では、大山崎町や地元企業らが協議会をつくり天王山の森林整備を図っている。新組織ではこれをモデルとした地域協議会を府内各地に生み出し、連携させることも検討している。
 府農林水産部は「山はみんなで守るという合意形成ができる組織にし、法人化も視野に検討したい」と話している。
(京都新聞) - 6月13日10時49分更新

263とはずがたり:2006/06/18(日) 20:47:40
ゴミ問題は環境問題の一つ,かな・・
珠洲の過疎もひどいが,そのお隣の輪島もひどい。廃村と引き替えの処分場誘致であります。
まぁこれも経済原理,仕方がないのではあるまいか?とは思う。

<産廃>「限界集落」住民が処分場誘致、集団移転へ 輪島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060618-00000009-mai-soci

 石川県輪島市門前町の大釜地区で、地区を埋め尽くす約50ヘクタールの産業廃棄物最終処分場の建設計画が進んでいる。極端な過疎で「限界集落」になり「もう住めない」と、全住民5世帯8人自らが“集団移転”と引き換えに誘致した。早ければ7月にも建設のための現地法人が設立される。
(毎日新聞) - 6月18日3時6分更新

265小説吉田学校読者:2006/07/14(金) 22:24:21
環境相に言われるまでもなく、この姿勢は正しいが、この正しい姿勢をいいかげん77年水俣病基準見直しにも傾けてほしい。

アスベスト:敗訴の被害者が新法で逆転救済 環境相「正しい」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060714dde041040097000c.html

 アスベスト(石綿)による健康被害問題で、環境省所管の独立行政法人「環境再生保全機構」が石綿救済新法に基づき、さいたま市の男性(97年に死亡=損害賠償争い最高裁で敗訴)の死因を石綿被害固有の中皮腫と判定したことについて、小池百合子環境相は14日、「一人でも多く救われることは正しいこと」と話した。

266小説吉田学校読者:2006/07/22(土) 11:54:44
私も豪雨禍の経験があります。
鉄砲水と土砂崩れの怖さはもとより(テレビ画面よりすごいです、正直)、一番怖かったのは、常磐線のレールが常磐線脇を走っているどぶ川(3メートルくらい深さがある)の水面と平行状態になったのが乗っている車内から分かったときです。そして、怖かった記憶よりも妹尾河童の少年Aの空襲の一節ではありませんが、「洗い流す」イメージがあって正直「美しい」と思ってしまいました。
天災を防ぐことは出来ませんが、早期の避難がすぐできる体制を整えることが必要です。特に、風呂と食事が問題で、食事については、日本は世界屈指の給食システムを義務教育で課しているのだから、それを何とか運用できないのかといつも思います。

豪雨被害、死者15人に 行方不明者6人の捜索続く
http://www.asahi.com/special/060719/TKY200607200240.html

 活発な梅雨前線による豪雨被害で20日夜までに、長野県と京都府、岐阜県で新たに計3人の遺体が見つかった。朝日新聞社のまとめでは21日午前1時現在、死者は長野、福井、岐阜、京都、岡山、島根の6府県の計15人。長野、京都、島根の3府県で計6人が行方不明となっており、捜索が続けられている。
 土石流に襲われた長野県岡谷市湊地区で20日夜、行方不明になっていた小口正孝さん(44)の遺体が見つかった。
 20日朝、岐阜県飛騨市の農業用水路で、近くの無職の男性(75)が水死しているのを家族が見つけた。飛騨署によると、大雨で増水した水路に過って転落したらしい。
 2人が行方不明になっている京都府京丹後市では、消防や自衛隊などが民家を覆う土砂の撤去作業などを進め、午後9時半ごろに1遺体を発見した。

267小説吉田学校読者:2006/07/31(月) 22:11:33
あじさいの 色も変わらず 梅雨明ける  
市井の天気評論家として一言言わせていただければ、7月15日あたりからの前線大暴れが梅雨明けだったのではないでしょうかねえ。

突然夏、前線消滅!異例の梅雨明け
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20060731-68600.html

 やっと本格的な夏が来た。気象庁は30日、中国、近畿、東海、北陸、関東甲信の各地方が梅雨明けしたとみられる、と発表した。平年より8〜11日遅かった。関東などでは当初8月になるとみられていたが、同庁によると、各地に大災害をもたらした日本周辺の梅雨前線が30日になって突如消滅。通常の梅雨明けパターンと異なり、同庁にとっても「想定外」の電撃発表となったようだ。残りは東北だけとなった。
 30日、関東地方などは前日までの「曇り」という予報に反し、朝から強い日差しが照りつけた。東京で最高気温30・2度をつけたほか、関東以西の各地で30度を上回る真夏日となった。気象庁は午後2時半「中国、近畿、東海、北陸、関東甲信の各地方が梅雨明けしたとみられる」と発表。関東甲信の梅雨明けは、梅雨明けが特定できなかった93年を除くと、記録が残る51年以降で5番目に遅く、51日続いた長い梅雨がやっと終わった。残るは東北のみとなった。
 平年と比べると、中国、東海、関東甲信は10日、北陸は8日遅かった。昨年と比べると、いずれの地方も12日遅かった。関東地方などが30日に梅雨明けすると予想していた天気予報は、前日までほとんどなく、8月にずれこむという予想が大半。数日前までは29、30日の週末予報には「雨マーク」がついていただけに、まさに突然の発表となった。
 気象庁によると、今回は「変則的な梅雨明け」という。日本の南にある太平洋高気圧が北に張り出し、梅雨前線を北に追いやるのが典型的な梅雨明けだが、今年は日本周辺にあった梅雨前線が急に消滅し、梅雨明けとなる「消滅型」パターン。予測しにくかったようだ。
 同庁では「梅雨前線は30日朝まで山陰、近畿、伊豆南部あたりにかかっていたが、急に活動が弱まり、昼ごろには八丈島近辺の一部を残し、ほとんど消滅した状態になった。今後前線の活動が活発になる可能性が低く、31日も晴れ間が出そうだったため午後2時半、梅雨明けの発表となった」と説明している。
 今月15日以降、豪雨で九州や長野県などで死者・行方不明者26人が出るなど、停滞した梅雨前線は大災害をもたらしたが、消えるのは突然だった。同庁では「梅雨前線の活動が、広範囲でこれほど急激に弱まるとは思っていなかった。変則的な梅雨明けのため、しばらく雲が広がりやすいが、次第に晴れの日が多くなる見込みだ」としている。

(おまけ あじさいといえばあじさいちゃん 神奈川県足柄上郡開成町のあじさいちゃんとしいがきくん)
http://www.town.kaisei.kanagawa.jp/

268名無しさん:2006/08/01(火) 00:45:08
生理用品:布ナプキンが人気 洗って何度も使える!
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060731k0000e040068000c.html

 ポリエチレンなどの化学素材が主流の生理用品で、洗って繰り返し使える手製の布製ナプキンの人気が集まっている。北海道旭川市で「工房木もれび」を営む敷根聡子さん(39)は東京都内の雑貨店などに月200個以上、卸す。暮らしを楽しみながら自分の体や環境に負担をかけない生活を目指す「ロハス」の流れにもマッチし、敷根さんは「おしゃれと感じて使い始める人も多い」と話す。

 布ナプキンは環境問題や女性の体への関心から、10年ほど前にカナダなどで発売され、日本にも輸入された。敷根さんは99年、輸入品の布ナプキンを知り、布と針と糸があれば簡単にできるため、自ら作り始めた。昼用の草木染布ナプキンが1セットで1400円。3年前に比べ売り上げは約5割増えたという。

 敷根さんは、東京や札幌などで手作り布ナプキン講座も開催。今年5月、札幌市で開いた講座には10人ほどの女性が参加し、実際に製作を体験しながらナプキンや体のことを話し合った。受講した鈴木晶美さん(34)=同市東区=は「その場に作り手や実際に使っている人たちがいるから(生理や生理用品の悩みを)話しやすい。裁縫しながらゆっくり流れる時間を過ごせるのも心地いい」と魅力を話している。
 インターネットで布ナプキンに関する情報を提供する「ウーマンケアネット」(http://nunonapu.chu.jp/)によると、機械製のものも含め国内の製造・販売メーカーは少なくとも17。気に入った素材や形で自分だけの布ナプキンを手作りした個人がネットで販売するケースもある。問い合わせはファクス0166・36・5247工房木もれび。[久野華代]

毎日新聞 2006年7月31日 13時18分 (最終更新時間 7月31日 14時34分)

269とはずがたり:2006/08/04(金) 21:54:47

「緑の駐車場」でヒートアイランド冷やせ 兵庫県が実験
2006/08/04
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/

 都市部の気温が上昇するヒートアイランド現象対策として、兵庫県が駐車場を芝生化する実験に取り組んでいる。神戸市内の駐車場に、芝生や構造などさまざまなタイプを組み合わせて比較。気温低減効果や施工経費、歩きやすさなどを検証している。アスファルトに比べて表面温度が最大で約二〇度低くなるなど、ヒートアイランド現象の抑制に一定の効果があることが分かった。(金川 篤)

 造園、建設、セメントなどの企業や民間非営利団体(NPO)など四十団体が参加。神戸市中央区、県福祉センターの第二駐車場を三十六区画に分け(各十二平方メートル)、昨年六-七月、芝生を植えた。常緑で美しい西洋芝や成長が遅く管理しやすい日本の芝など、多くの種類の芝生を使って約一年間実験してきた。

 各区画には、劣化を防ぐためタイヤの接地部分にブロックを敷いたり、芝生の下地に保水層を設けたりと、工夫が凝らされている。

 表面温度の調査では、夏場の正午にアスファルトが五四度以上だったのに対し、芝生を敷いた駐車場が平均で約一五度低かった。最も効果があった区画では、表面温度が約三四度と二〇度の差があった。

 利用者のアンケートでは、九割が「景観的によい」と芝生化を肯定。一方で「ハイヒールには歩きにくい」といった意見も寄せられ、改良に生かされる。

 課題は、高額な施工経費。一区画の費用は、アスファルトが約六万円に対し、芝生はその二・〇-七・五倍が必要になる。さらに水やりや芝の刈り込みなど維持管理費がアスファルトより高くなってしまうという。

 実験は来年度まで続け、芝生の経年変化や維持管理費なども調べる。

 県技術企画課は「この実験を参考に、駐車場の芝生化が普及すれば、都市部の気温上昇が緩和されるはず」としている。

276とはずがたり:2006/08/29(火) 12:13:26
すげぇ。CO2を海底に閉じこめるなんて話を最初に聞いたとき,なんてバカなことをと思ったが,自然界にそういう仕組みがあったとは!海底に貯めるだけでは意味ないやんと思ったが分解する微生物もいるなんて。
まぁCO2を液化して海底に沈めるなど余程技術が進歩しないとその工程に掛かるエネルギー取り出すために排出するCO2が多そうだけど。。大がかりにやれば結構効率的なんでしょうか?

沖縄の海底で液体二酸化炭素の「プール」発見
2006年08月29日10時04分
http://www.asahi.com/national/update/0829/TKY200608280361.html

 沖縄県与那国島沖の水深1380メートルの海底で、液化した二酸化炭素(CO2)が閉じこめられた「プール」を、海洋研究開発機構のグループが有人潜水調査船「しんかい6500」を使って見つけた。CO2を分解する微生物が生息することも確かめた。地球温暖化対策としてCO2の海底への封じ込めが検討されているが、その技術開発に参考となる成果だ。近く米科学アカデミー紀要(電子版)に発表する。

沖縄県与那国島沖

 このプールは約300度の熱水が海底下から噴き出す場所のそばにあり、面積約200平方メートルで深さ約20センチ。液化CO2と微量の液化メタンで満たされており、CO2が海水と反応してできた厚さ約10センチの固体硫黄の層が「ふた」のように覆っていた。

 稲垣史生・同機構サブリーダーによると、地下のマグマに含まれるCO2とメタンが熱水とともにわきだし、冷やされて液化したらしい。CO2は水深2400メートルより深くでは液化して海底へ沈むため、地球温暖化対策の一案として深海底へ封じ込める技術が研究されているが、実際の海でこうしたプールが見つかったのは初めてという。

 含まれる遺伝子を調べたところ、メタンや硫黄をエネルギー源とし、CO2を分解する微生物がいるとわかった。稲垣さんは「海底への封じ込めでは、微生物の栄養となるメタンなどをまぜて沈めれば、CO2が効果的に処理される可能性がある」と話している。

277杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/09/02(土) 16:22:23
「平和と環境を守りさわやかな街へ」だと!?ふざけんなぁゴラァ!!(゚Д゚#)

パソコン不法投棄、データ復活で判明 逗子市議書類送検
http://www.asahi.com/national/update/0901/TKY200609010291.html
2006年09月01日18時40分

 パソコンを横浜市内の公園に捨てたとして、神奈川県警生活経済課は1日、逗子市の関口正男逗子市議(43)を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで書類送検した。県警によると、ハードディスクの情報は消されていたが、復活ソフトを使ってデータを復元したところ、選挙用のプロフィルなどが見つかり、関口市議のものと判明したという。

 調べでは、関口市議は4月10日午後3時ごろ、横浜市栄区上郷町の市民ふれあいの里の施設内に、パソコン4台(計約34キロ)を捨てた疑い。「正規の業者で処分しようとしたが、めんどうくさくなった」などと供述しているという。

 関口市議は98年の市議選で初当選、現在3期目。議会でただ1人の社民党市議で、選挙公報には「平和と環境を守りさわやかな街へ」と書いていた。

 03年10月の資源有効利用促進法施行後、廃棄パソコンはメーカーによる回収・再資源化が義務づけられた。法施行前に購入したパソコンは有料廃棄で、パソコン本体で通常3150円かかる。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

278とはずがたり:2006/09/06(水) 10:51:19

東埼玉資源環境組合:リサイクル堆肥が評判 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060905-00000059-mailo-l11

 秋野菜の作付けシーズンを迎え、県東南部5市1町でつくる東埼玉資源環境組合(越谷市増林3、管理者・板川文夫越谷市長)で販売するリサイクル堆肥「メチャ!すくすく」が、園芸愛好家の間で評判を呼んでいる。
 リサイクル堆肥事業は、組合管内でせん定された枝や刈り草を焼かずに資源として活用しようと、99年度から始めた。市民から持ち込まれた枝や草などを破砕機でチップ状に切断、4〜6カ月間寝かせて発酵させ、リサイクル堆肥として販売している。
 近年の家庭菜園ブームで需要は年々増え、04年度から年間販売量は500トンを超える好調ぶり。組合側は昨年度に破砕機や発酵庫などの施設を増やし、今年度の年間販売量は倍増の1000トンを目指している。
 秋野菜の作付けは、8月下旬〜9月中旬がピーク。価格が10キロ当たり100円と市価の半値のため、販売日の月、火曜日には200人近くが訪れるほど。越谷市内の主婦、鈴木由紀子さん(65)は「農家から土地を借り、白菜、大根、ブロッコリーを植える予定です。堆肥を土に混ぜると、野菜に柔らかさと甘みが出ます」と130キロ分を買っていた。
 同組合の井上清助役は「堆肥作りはごみの減量、資源のリサイクル、街の緑化と『一石三鳥』の効果があり、今後も販売量の増加に努めたい」と話している。[飯嶋英好]
9月5日朝刊
(毎日新聞) - 9月5日13時2分更新

279とはずがたり:2006/09/06(水) 11:03:53

対策実らず…カワウ大幅増 琵琶湖の竹生島・悩む行政
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060905-00000075-kyt-l25

 ふんによる樹木の立ち枯れなど、カワウの被害が深刻化している琵琶湖の竹生島(滋賀県長浜市)で、カワウの生息数が1年前と比べ大幅に増えていることが、県の調査で分かった。打ち上げ花火での威嚇、卵のふ化を防ぐせっけん水散布などの対策が十分な効果を上げておらず、県や市は頭を悩ませている。
 調査は、5月中旬の2日間に、それぞれ約4時間かけて数えた営巣地の出入り個体数などを基に、推定数を算出した。
 その結果、近江八幡市の伊崎半島を含む県全体の生息数は3万4566羽と、昨年同期と比べてほぼ横ばいだったが、竹生島は2万6762羽で、昨年同期より7057羽増えていた。
 県内では、1990年ごろからカワウによる被害が目立ち始めた。森林被害のほか、琵琶湖や河川のアユが食べられるなど漁業被害も深刻で、県水産課によると、1年間に琵琶湖の年間平均漁獲量(約2000トン)に相当する魚がカワウの餌になっている、という。
 県と長浜市は▽打ち上げ花火で脅す▽卵のふ化を防ぐためせっけん水を散布する−などの対策を取っているが、どれも抜本的な解決策にはなっていない。県は「駆除のスピードが繁殖スピードに追いつけない。駆除方法を再検討するなどして、地道に取り組むしかない」としている。
(京都新聞) - 9月5日23時32分更新

280名無しさん:2006/09/07(木) 21:37:08
日本人墓地:豪州で100以上の墓石破壊される
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060907k0000m040087000c.html

 [ジャカルタ井田純]オーストラリアのAAP通信によると、西オーストラリア州ブルームの日本人墓地で6日、100以上の墓石が破壊されているのが見つかった。現地では、日豪交流年の関連イベントが開かれていた。

 地元の行政当局によると、墓石は5日夜に破壊されたとみられ、一部は修復不可能なほどだという。ブルームでは19世紀から栄えていた真珠産業に多くの日本人潜水作業員が従事。墓地には作業で亡くなった日本人らが葬られている。

 現地では、日豪交流年の公式イベント「真珠祭り」が1日から開催中。ブルームと姉妹都市関係を結ぶ和歌山県太地町などから多くの日本人も参加していた。太地町が「捕鯨の町」として知られていることもあり、真珠祭りのパレード中に、捕鯨反対を叫ぶ団体の抗議が起きていた。

毎日新聞 2006年9月6日 20時34分

281とはずがたり:2006/09/10(日) 23:50:02
へぇ,へぇ。エフィラとかストロビラとかどっかで聞いたこと有るんだけど高校の生物とかで出てきたっかねぇ??

エチゼンクラゲ、日本沿岸で繁殖? 水産庁調査へ
2006年09月10日21時53分
http://www.asahi.com/national/update/0910/OSK200609100015.html

 本来は中国大陸の沿岸で生まれる巨大なクラゲ「エチゼンクラゲ」が、日本沿岸で繁殖を始めた可能性が高いことが、広島大の上(うえ)真一教授(生物海洋学)らの調査でわかった。大発生した昨年、一部が九州・有明海に入り込んで産卵し、赤ちゃんクラゲを生み出す「ポリプ」が海底に定着した恐れがあるという。

 エチゼンクラゲは傘の直径2メートル、重さ200キロに達する。黄海や東シナ海などで発生し、主に対馬海流に乗って北上。日本沿岸で漁網を破るなどの被害を起こす。寿命は1年未満とみられる。

 有明海では今年の春から夏に目撃情報が相次いだ。上教授は7月10日と8月1日に捕獲された傘の直径60センチと80センチの個体をエチゼンクラゲと確認。その上で、(1)海流に乗った群れが対馬沖で初観察された7月21日に比べ、有明海は出現時期が早い(2)有明海の湾奥部で捕獲され、湾の外側にみられない、などの理由から「有明海に昨年入り込んだ親が卵を産んだと考えるのが自然」と結論づけた。有明海は遠浅で、環境条件が黄海などに似ているという。

 エチゼンクラゲは、イソギンチャクのような「ポリプ」を経て、皿を何枚も重ねたような「ストロビラ」になり、そこから直径3ミリの「エフィラ」(赤ちゃんクラゲ)が発生する。ポリプは何年間も生き続け、自分の分身を作るように増殖を繰り返す。

 これまでは、日本沿岸で繁殖することはないと考えられていた。水産庁の委託を受けた水産総合研究センター西海区水産研究所は今月下旬、有明海でエチゼンクラゲの捕獲調査を実施する。

282とはずがたり:2006/10/17(火) 17:52:50

<クマ異変>人を怖がらなくなり頻繁に出没
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061017-00000053-mai-soci

 クマのよく出る年だ。里にも頻繁に現れ、17日は滋賀県長浜市の民家の倉庫に侵入、大捕物となった。木の実の不作が原因との見方もあるが「本当のところは分からない」と専門家たち。昨年の3倍ものクマが捕獲された長野県に見る、クマの異変とは。[藤原章生]
 「捕らえたのを見ると、やせたツキノワグマじゃない。結構太くでかいクマが里まで下りてくる。これは、我々の間でも不気味なミステリーなんです」。信州ツキノワグマ研究会代表、林秀剛(ひでたけ)さん(70)は、クマの出没が多い原因を突き止められずにいる。林さんは90年代半ば、生ゴミを狙い山小屋に群がるクマの対策を考えようと研究会を始め、04年に非営利組織(NPO)登録した。
 長野県内での今年4月から9月末までのクマの捕獲は398頭で、昨年同時期に比べ3倍に上る。県内のクマが冬眠前の秋に主に食べるのはドングリ、つまりミズナラやコナラの実だ。東北では主にブナの実となる。クマは初夏に交尾し、秋に十分に食いだめしないと、冬眠中に流産しやすくなる。「昨年は木の実が豊作だったため、例年よりクマの出産率が高まった」と林さんはみる。
 今秋は木の実が不作のため、クマがエサを求め里に下り、人と遭遇する機会が増えていると多くの専門家は指摘する。だがこれは単なる「通説」という見方もある。
 長野県生活環境部自然保護チームの担当者は「木の実不作説は幾つかの推測の一つ」と話す。木の実の季節に入る前の8月末時点でも、県内でのクマの目撃は1953件と昨年同期910件の約2・1倍を記録したからだ。このうち里での目撃は、昨年の536件に対し今年は1236件と2.3倍に増えている。
 つまり、木の実のなる前から、クマは里に出没しているのだ。
 クマが人間を恐れなくなったという説も強い。日本の狩猟者数は50万人いた70年代をピークに急激に減り、00年時点では約20万人になっている。しかも全狩猟者の4割が60代以上という。「銃声や人に追われたことのないクマが多く、一方で餌付けする人もおり、クマが人を怖がらなくなった」と林さんは言う。
 また、旧来の村が廃れ、「クマにとって山と里の境界があいまいになり始めているのでは」(同県担当者)との見方や、クマの通り道だった場所が別荘地となり、クマとの遭遇が増えている面もある。
 関西野生生物研究所の川道武男さん(62)は「日本の森林システムの変化がじわじわと野生動物の生態に影響を与えており、今年だけの話ではない」と語る。「造林地の多くが枝打ちや間伐もされず放置されている。この結果、造林地は暗く、森の低層植物を食べるシカやイノシシなどのエサ場も減り、農業被害は年々深刻になっている」
 それを踏まえ川道さんは「日本の農業、林業、自然保護など全体を見すえ、野生動物との共生という未来像を考えねば、解決は望めない」と警告する。
(毎日新聞) - 10月17日13時45分更新

283とはずがたり:2006/10/17(火) 18:05:07
で,結局渋滞してるのしてないの?どっち??
現道23号線を川越ICから四日市市天カ須賀(←一発変換すげぇ,と思ったら変換が一発ででやがらなかったorz)迄拡幅してそこから霞ヶ浦北埠頭迄橋架ければええんちゃうのん?

霞4号線:「干潟の野鳥に悪影響」 NPO、国に計画変更を要望 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061012-00000044-mailo-l24

 四日市市霞ケ浦北ふ頭と伊勢湾岸自動車道みえ川越インター付近を結ぶ臨港道路「霞4号線」について、NPO法人「朝明川ルネッサンス」は11日までに、高松干潟(川越町)に生息する野鳥に悪影響を与えるなどとして、国土交通省に計画変更の要望書を提出した。
 霞4号線は総延長4・1キロで、03年12月に四日市港の港湾審議会で高松干潟を通るルートを決定した。コンテナ貨物の輸送や国道23号の渋滞解消、災害時の道路確保などの目的がある。04年度から国交省の直轄事業に位置付けられ、今年9月から起点側の霞ケ浦北ふ頭で、地盤改良や橋脚工事に着手している。
 NPOは朝明川の清掃活動などを行っている。要望書では、自然環境豊かな高松干潟を道路が通ると照明やヘッドライトで野鳥が逃げ、干潟を破壊する懸念がある▽みえ川越インターチェンジから霞ケ浦付近までの渋滞は昼夜とも少なく、スムーズに通行できる▽防災面を考えると、現在の計画は高架部分が長く、地震の時に危険――などと指摘。朝明川以南の国道23号に接続するルートに変更するよう要望した。
 14日に川越町体育館駐車場で、会員や別の市民団体などとともに、計画変更を求めて決起集会を開く。[飯田和樹]〔三重版〕
10月12日朝刊
(毎日新聞) - 10月12日11時2分更新

284とはずがたり:2006/10/18(水) 01:33:04
最上小国川「穴あきダムが妥当」
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000610170003
2006年10月17日

 ∞流域委結論 漁協反発、提訴も

 治水を目的に、県が最上町に計画している最上小国川ダム建設問題で、「最上川水系流域委員会」(委員長=高野公男・東北芸工大教授)は16日、「穴あきダム案が妥当」と結論づけた。県はこれを受け、最終的な計画を策定する。だが、地元漁協などの反対派は「ダムありきの話し合い」と批判、建設阻止のため、裁判も辞さない姿勢を見せている。

 県は91年から、水害に悩まされてきた流域住民の声を受ける形で、治水策を検討。今年、ダム計画策定のため、同委員会に議論を委ねていた。

 5月、下部組織に当たる最上地区小委員会は「川の拡幅や掘削などによる治水策は、計画地の下流2キロにある赤倉温泉の旅館移転が困難で、温泉の水脈を破損するおそれがある」と分析。「環境への影響が少ない」と穴あきダム案を評価した。委員会は今月初め、13委員のうち5人が参加して現地を視察。その上で、この日、小委の報告を検討した。

 その結果、「環境調査を継続すべきだ」との付帯意見をつけた上で、「穴あきダム以上に実現可能な治水策はない。早急な対策が必要だ」と結論づけた。近く、斎藤弘知事に意見書を提出する。

 だが、最上小国川は東北地方有数のアユ釣り場として知られている。地元、小国川漁協は遊漁料に収入のほとんどを頼っており、計画当初から、反対を表明していた。

 また、01年には、予定地近くで、環境省が絶滅の恐れがある種に指定するオジロワシとクマタカが生息していることが判明。河川周辺の環境改変に反対する自然保護団体も、県の計画に反発を強めていた。

 当初、小国川漁協の代表が小委に加わっていたが、「ダムありきの議論に参加できない」として辞任。計画を強行した場合、提訴する強い姿勢をみせている。

 ダム反対派の「最上小国川の真の治水を考える会」の押切喜作会長は「小委員会の結論を追認しただけ」と、改めて反対を表明。「別の治水策も可能だが、議論すらしていない」と、結論を急いだ委員会を批判する。

 高野委員長は、「十分な議論の結果、穴あきダムが最善と考えた」と話している。

 キーワード★流水型(穴あき)ダム 満水、洪水時にダム上方部から放水される「貯留型」のダムとは違い、ダム底部に「穴」があいており、満、洪水前から水が下流に流れる。堆積(たいせき)した土砂も下流へ流れやすく、水温低下や水質汚濁の原因となるプランクトンの増殖が起こりにくい。貯留型ダムより環境への影響が少ないとされる。

285とはずがたり:2006/10/29(日) 11:23:56

アホウドリ、新しい故郷に、小笠原の聟島で移住作戦準備
2006年10月29日03時01分
http://www.asahi.com/national/update/1027/OSK200610260150.html

 国の特別天然記念物アホウドリのひなを、火山噴火の恐れがある伊豆諸島・鳥島から、300キロ以上離れた小笠原諸島・聟(むこ)島に避難させる「アホウドリ移住作戦」の準備が26日、始まった。ひなが新天地を故郷と思い、新たな繁殖地になるよう絶壁の上の平地にデコイと呼ばれる親鳥、若鳥にそっくりのFRP(繊維強化プラスチック)製模型(高さ約70センチ)を30体運び込んだ。

 移住作戦は、山階鳥類研究所、環境省、米国魚類野生生物局が共同で計画。鳥島で年に200羽ほど誕生するひなのうち約10羽を船で聟島に運び、研究者が3カ月ほどえさを与えて育てる。これを5年ほど続け、新しい繁殖地をつくる。

 この日は、同研究所の研究員や環境省の職員ら7人が海沿いの高さ約20メートルの絶壁の上まで、しょいこでデコイを運び上げた。

286小説吉田学校読者(ムチ打ち静養中):2006/11/05(日) 22:01:24
まさに恥ずべき営利亡者。四日市ぜんそくの反省などない。ぜんそくの後は海域汚染、そして今回六価クロム。いいのかこんな企業。

7割に有害廃液を不正混入 石原産業の不法投棄事件
http://www.sankei.co.jp/news/061105/sha015.htm

 石原産業(大阪市)による土壌埋め戻し材「フェロシルト」の不法投棄事件で、同社が製造したフェロシルトのうち、約7割に有害物質を含む工場廃液が不正に混入されていたことが5日、三重県警などの合同捜査本部の調べで分かった。
 捜査本部は、フェロシルトを生産していた四日市工場の副工場長だった元取締役(69)の指示によるものとみており、詰めの捜査を進めている。
 調べでは、同社は平成10年にフェロシルトの生産を始め、昨年4月までに計約77万トンを生産。うち五十数万トンに最大で約10種類の有害な廃液が混ぜられていた。
 捜査本部はフェロシルト自体について、正規の工程で製造しても有害な六価クロムが検出されることが判明したことなどから、商品価値がなく産業廃棄物に該当するとみている。
 石原産業側も昨年10月、フェロシルトが埋め立てられた造成地で環境基準を上回る六価クロムなどが検出されたことを受け、不正混入の事実を認めた。
 捜査本部は、社員の供述などから不正混入が始まったのは12年とみているが、同社は14年1月以降としている。


そして、三重県は、田尻宗昭を展示しているんだから、まず内部から、認可の状況を徹底的に情報開示しなさい。

(参考)田尻宗昭と四日市海域汚染問題
http://www.milai.pref.mie.jp/mie-lib/data/mini/tajiri/tajiri.html

288小説吉田学校読者:2006/11/11(土) 23:23:42
死去。サヨナラ反骨の反公害学者。
なお、新石垣空港問題は、あっという間に革新の金城湯池だった石垣が、反太田ムードで、あっという間に革新が没落してしまったのは、知る人ぞ知る。

<訃報>宇井純さん74歳=反公害学者、沖縄大名誉教授
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061111-00000094-mai-peo

 水俣病問題などで行動する反公害学者として知られた沖縄大名誉教授の宇井純(うい・じゅん)さんが11日、胸部大動脈瘤(りゅう)破裂のため東京都内の病院で死去した。74歳。葬儀は16日午前10時、品川区西五反田5の32の20の桐ケ谷斎場。自宅は非公表。喪主は妻紀子(のりこ)さん。
 東京生まれ。東大大学院修士課程修了。衛生工学を研究し、1960年ごろから水俣病を告発するリポートを書き始めた。65年に東大助手となり、東大紛争後の70年から市民向けの自主講座を主宰。15年間で2万人以上が聴講したといわれる。それをまとめた「公害原論」で73年毎日出版文化賞を受賞した。
 86年に沖縄大教授に就任し、サンゴ礁を守る新石垣空港反対運動にかかわった。91年に国連環境計画が環境保護の功労者に贈る「グローバル500」を受賞。他の著書に「公害の政治学」など。
 ▽作家・石牟礼道子さんの話 水俣病の実態がまだ分かっていなかったころ水俣に調べに来られ、状況を詳しく聞かれたことを覚えています。最近は手紙だけの交流でしたが、考えごとをする時にはお話から力を得、頼りにしていました。

289杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/11/12(日) 00:34:45
>>288
果て?石垣市長は革新だし、県議会の議席も保守と革新で分け合っているんで没落とは言い難いのでは?

290小説吉田学校読者:2006/11/12(日) 00:46:44
>>289
でしたね。もうイメージだけで書いてしまいました。訂正。
ただ、むかーしは革新独占の時代もあったような・・・

新石垣空港問題ですけど、珊瑚なんかそのうち生えるからどうでもいいと思うんですが、空港建設調査の過去の影で「美ら海」なんて言い出す(ソースはNEWS23)大田知事にものすごい反感を大学時代私は覚えましたね。

292とはずがたり:2006/11/19(日) 13:16:19
スローライフか。おもしろそうやね。俺も自給的な田舎暮らしにはあこがれるがそんなものに一緒に憧れてくれる女性は周囲にはいそうにない。男性1人に女性4人という比率にちょっと吃驚。

福井の山間地 自給自足へ挑戦続く
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000611180004
2006年11月18日

 「自然と調和した自給自足生活」を目指し、福井市(旧美山町)の山間地で20年以上も共同生活を送っている東京出身の5人組がいる。谷崎篤輝さん(65)が代表を務める「萌叡塾(ほうえいじゅく)」。製材所跡に手作りで家を建て、食材から燃料まで可能な限り自前で調達する。大量生産・大量消費の対極にある、こんな暮らしを世間に普及させようと、宿泊者も受け入れている。(宮武 努)

 山々に囲まれた同市中手町の国道沿いに立つ、古民家風の木造2階建て住宅。軒先には、とれたてのカボチャやトウモロコシが並び、ネットを張った庭では約150羽の鶏が駆け回る。十数年前、製材所の跡地を購入し、塾のメンバーたちが2年がかりで建築した共同住宅兼作業場だ。

 メンバーは40〜60代の男性1人、女性4人。谷崎さんはかつて都内で進学塾を経営し、他のメンバーも都内で銀行や会社に勤めていた。

 谷崎さんが、最初に旧美山町へ移住してきたのは83年。東京での生活では、自然環境を食いつぶしていくような現代社会に疑問を感じ、都会に別れを告げた。メンバーの1人の母親が同町出身だったことから、福井を選んだ。その後、友人や教え子が次々合流し、「自分たちの食物は自分の手で作る、採る、獲(と)る」をモットーに第二の人生を踏み出した。

 5人は当初、近所のお年寄りの米作りを手伝いながら、農作業のノウハウを学ぶことからスタート。やがて、購入した田畑で米や野菜の無農薬栽培を始め、鶏を飼って肉や卵も調達。川魚を釣り、山で山菜や野草を探しながら、生活全体の「自給率」を徐々にアップさせてきたという。

 自給のこだわりはライフラインにも向けられている。共同住宅の生活用水は井戸水。化石燃料は極力使わず、林業者から廃材を引き取り、まきや木炭にして利用する。残る課題は、照明や冷蔵庫に使う電気の自給手段を考えることだという。

 「都会の知人には『一体どんな生活をしているんだ』と心配されることもあるが、食事は農薬や添加物を一切含まない天然食材ばかり。ある意味、最高にぜいたくな暮らしを手に入れた」と語る谷崎さん。生活が軌道に乗った今では、自作の窯でパンやローストチキンを焼き、予約制のレストランも開いている。

 田舎暮らしを特集した雑誌で紹介されたこともあり、塾には近年、都会生活に嫌気がさした人や進路に迷った若者らも宿泊に訪れる。料金は1泊3食付きで4千円と格安だが、客自身にも必ず自給のための作業に参加してもらうという。

 谷崎さんは「まきを割り、鶏をつぶしながら、ライフスタイルを見直してもらうのが目的。利益がなくても、こんな生活を志向する仲間が世の中に増えればそれでいい」と話す。問い合わせは萌叡塾(07797・3・2421)へ。

293とはずがたり:2006/11/19(日) 13:43:23

http://0bbs.jp/tohazugatali/img13_15

県庁の新システム 自家発電の余熱利用
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000609160010
2006年09月16日

庁舎暖房 歩道融雪 年1400万円経費減

 自家発電のエネルギーを効率的に利用するコージェネレーションシステム(コージェネ)を、県が本庁舎と北棟、県警本部庁舎で導入した。余った熱をむだにせず、暖房や融雪に回すシステムで、今春、稼働した。原油の急激な値上がりもあり、導入しない場合に比べ、今年度は約1400万円の「黒字」を見込む。一部を補助金に頼っているが、東北の自治体では初めての試みで、この冬、本格的に活躍することになりそうだ。

 県庁本庁舎中庭に設置された3基の巨大なディーゼルエンジン。これがコージェネの心臓部だ。

 仕組みはこうだ。まず重油でエンジン3基を回し、最大で1560キロワットを発電する。だが、エンジンから出る熱のうち、発電に使われるのは一部に過ぎない。


 通常の発電システムなら、この熱を利用せずに空気中などに放出するが、コージェネはこれを、本庁舎などの暖房に利用する。このため、光熱費と余計なエネルギー消費が抑えられる、というわけだ。空調のコンピューター管理などもあり、従来に比べ、二酸化炭素排出を7・9%減らせるという。

 担当の県道路課によると、コージェネを運用するのは新日本石油で、15年間の契約を結んだ。初期投資4億2千万円のうち半額を新日本石油が負担し、新エネルギー・産業技術総合開発機構が残り2億1千万円を補助した。県は年9700万円を新日本石油に支払う。

 コージェネの発電で、3棟の必要な電気の7割をまかなう。システム導入前は、電気代が年1億3500万円かかっていたほか、暖房などのためボイラーをたくのに使われる重油代が1500万円必要で、計1億5千万円。ところがシステムの導入で、電気代は4200万円、重油代が700万円に減り、新日本石油に支払う料金を合わせても1億4600万円になる。約400万円が浮く計算だ。

 原油高騰により、想定外のメリットも出ている。新日本石油によると、重油料金は02〜04年の平均価格を前提にし、15年間の定額で契約を結んだ。原油価格は今、当時の約2倍。今後の原油価格がどう動くかはわからないが、もしコージェネを導入していなかったら、県は今年度、1千万円も多くの光熱費を支払う必要があったという。

 また、同市柳町通りの歩道約2千平方メートルを融雪する費用でも、2億2千万円を浮かせられた計算になる。地熱を利用した融雪システムをつくる場合、工事費が3億1千万円必要。だが、コージェネで出た熱で湯を沸かし、融雪に利用するシステムは、9千万円で造れたという。

 県道路課は「県財政の負担を軽減するほか、地球環境保護にもつながる」と、事業の意義をPRしている。

294とはずがたり:2006/11/25(土) 12:48:40
メタン減らせばCO2減らす必要なし??

大気中のメタン濃度が横ばい…80年代末から上昇鈍化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061125-00000202-yom-soci

[ワシントン=増満浩志] 強力な温室効果ガスである大気中のメタンの濃度上昇が、1980年代末から鈍化し、この7年間はほぼ横ばいを続けていることが、米カリフォルニア大アーバイン校のシャーウッド・ローランド教授らによる長期観測で分かった。

 国際協力による対策強化で、山火事や野焼きが減少し、パイプラインからの漏れが減少したためと見られている。

 成果は23日付の専門誌ジオフィジカル・リサーチ・レターズ(電子版)に掲載された。

 観測は1978年に開始。太平洋の40か所以上で年4回、海面付近の大気を採取している。昨年分までを分析した結果、メタン濃度の上昇率は、87年までの10年間は年1%以上だったが、80年代末から90年代にかけて鈍化し、95年以降はほぼ横ばいだった。たまに急上昇する年があったが、メタン以外の物質の増減ぶりなどから、森林火災が原因と突き止められた。
(読売新聞) - 11月25日10時42分更新

295とはずがたり:2006/12/19(火) 16:33:43
神経を逆なでするようなやり方が汚いねぇ。

静岡空港建設問題:県、オオタカ営巣木伐採 調査会、抗議「悪い前例危惧」 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061216-00000050-mailo-l22
12月16日12時1分配信 毎日新聞

 静岡空港の西側制限表面部のオオタカが生息する営巣林(島田市湯日)の伐採問題で15日、県は今年オオタカが繁殖に使った巣のあった営巣木を伐採した。伐採の見合わせを求めていた「榛原オオタカの森・オオタカ調査会」(中村英一代表)は同日、県空港部に対して伐採を抗議するとともに、「全国の自治体や国への悪い前例になることを危惧(きぐ)する」と心配の声をあげた。【鈴木英世】
 同会の会員の多くが同日の県収用委員会の審理に参加しており、同会は「同日に行ったことに意図的なものを感じる」と話した。また同会によると、県は午前中から営巣木周辺の伐採をしていたが、同日午後1時20分ごろに作業員が伐採を始め約10分で切り倒された。同会の会員は「通常の順番で切るなら、営巣木より先に切るべき木が残っているのに、営巣木を切ってしまったのは疑問だ」という。
 県空港部は伐採について「10月のオオタカ保護連絡調整会議で承認をもらっており、通常の工程で行われた」と説明する。一方、同会は「調整会議は猛きん類の専門家が1人しかいないうえ、その専門家が県の依頼を受けオオタカの調査をし、自ら作った保護対策を承認している」などとして、承認は不適切なものと指摘している。
 「オオタカ保護基金」(宇都宮市)の遠藤孝一代表は「近隣に誘導用の林地を確保しており、心情的には残念だが、事業と保護の両立のためには伐採は仕方がない」とコメントしている。

12月16日朝刊
最終更新:12月16日12時1分

296とはずがたり:2006/12/29(金) 09:45:29

ビール副産物でバイオエタノール燃料…キリン実用化へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/610

297とはずがたり:2007/01/02(火) 21:28:42
http://www.myco2.net/

298とはずがたり:2007/01/05(金) 16:25:46

尾瀬は単独で国立公園にするに相応しいやろね。

尾瀬国立公園誕生へ「日光」から独立…自然保護重視で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070105-00000007-yom-soci
1月5日14時39分配信 読売新聞

 環境省は、福島、栃木、群馬、新潟の4県に広がる日光国立公園から、尾瀬地域を独立させ、2007年夏にも「尾瀬国立公園」(仮称)を誕生させる方針を固めた。

 文化財が中心の観光地である日光地域との違いを明確にするとともに、自然保護を重視した新たな国立公園のモデルにしたいとしている。国立公園の分離は初めてで、国立公園は全国で29になる。

 尾瀬地域は福島、群馬、新潟の約2万5000ヘクタール。日光国立公園(約14万ヘクタール)の西部に位置し、春のミズバショウや夏のニッコウキスゲなどで知られる。尾瀬地域だけでは、環境省の内規で定める国立公園に必要な面積(3万ヘクタール)に満たないため、尾瀬の北にあり、「日本百名山」の一つに数えられる福島県・会津駒ヶ岳(2133メートル)周辺の1万ヘクタールを編入する。

最終更新:1月5日14時39分

301片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/10(水) 21:30:15
レジ袋有料化を全国展開へ イオン、温暖化対策 '07/1/10
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200701100319.html

 イオンは十日、買い物袋の持参率を高めるため京都市で十一日から開始するレジ袋の有料化を、年内にも仙台、横浜、名古屋各市の一部店舗に拡大する方針を明らかにした。二○一○年を目標に全国の店舗への展開を目指す方針。買い物袋の持参率を高めてゴミを減量し、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の削減につなげる計画。

 レジ袋の有料化は生協など一部業者が始めているが、大手スーパーでの本格的な取り組みは初めて。小売業にレジ袋などの減量を義務付ける改正容器包装リサイクル法が四月に施行されるが、多くのスーパーは、顧客が他店に流れることを警戒し有料化に慎重姿勢。全国に店舗網を持つイオンの対応が、業界全体に影響を与えそうだ。

 イオンは地球温暖化対策としてレジ袋の持参率を50%に高める目標を掲げ、袋を持参した買い物客へのポイント還元などを実施中。しかし持参率は全店平均約20%にとどまっており、目標の達成には有料化によって、買い物客に意識を変えてもらうような対策が不可欠と判断した。

 イオンによると、現状のままでは一○年に、同社だけで年間十六億七千万枚のレジ袋を使用する見通し。これを50%削減すれば、同社のCO2排出量の約一割弱に当たる八万八千トンが削減可能という。

 イオンは十日、京都市やレジ袋有料化を推進する同市の市民団体と、有料化支援に関する協定を締結。十一日から京都市内の「ジャスコ東山二条店」でレジ袋を一枚五円で販売する。無料配布する袋に比べ厚い特注品で、レジ袋購入者にも複数回利用を促す。

 イオンは同店で(1)有料化に対する地域の反応(2)レジ袋の削減効果(3)来店客数への影響−などを検証。その結果を踏まえて対象地域を順次拡大していく。

302小説吉田学校読者:2007/01/14(日) 11:59:21
山椒魚は悲しんだ。

<カエル・ツボカビ症>国内で初確認 両生類絶滅の危険性も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070112-00000044-mai-soci

 世界各地でカエルなどの両生類を絶滅に追いやっているカエル・ツボカビ症が昨年12月に国内で初めて確認されていたことが分かった。アジアで公式に感染が確認されたのは初めて。感染力が強く、致死率も90%以上で、野外に広がると根絶は不可能で両生類の絶滅が危ぐされる。
 日本野生動物医学会や日本爬虫両棲(はちゅうりょうせい)類学会、世界自然保護基金(WWF)ジャパンなど16団体は12日に検疫強化や販売・流通の管理、情報提供などを訴える緊急事態宣言を公表した。
 ツボカビ症が確認されたのは、東京都内で昨年11〜12月に個人がペットとして飼っていた中南米産のカエル。11種35匹中14匹が死んだため、麻布大学で調べたところ、昨年12月25日にツボカビ症と確認された。
 ツボカビは真菌の一種。もともとアフリカ固有の菌だったとみられ、90年代に豪州でカエル激減を招いた病気として98年に初めて発見された。すでに豪州や中南米の両生類が壊滅的被害を受けているという。ヒトへの感染は確認されていない。
 麻布大の宇根有美助教授(獣医病理学)は「飼っているカエルなどの両生類に異変があれば、すぐに獣医師などに相談してほしい。水の管理が最も重要で、水槽の水を排水溝や野外に流さないでほしい」と訴えている。
 ツボカビ症に関する情報は、以下のホームページに掲載している。WWFジャパン(http://www.wwf.or.jp)、麻布大学(http://www.azabu―u.ac.jp)

304とはずがたり:2007/01/18(木) 15:19:17
植物でつくるケータイ
ごみにしない技術
http://doraku.asahi.com/tsunagaru/eco/products/index.html

2006年3月、植物純度90%のバイオプラスチックを使った携帯電話が登場した。ボディの原材料は枯渇性資源の石油ではなく栽培できる植物、トウモロコシとケナフ。NTTドコモが、日本電気(NEC)と共同で開発したエコケータイ「N701iECO」。これまでも携帯電話の回収・リサイクルに力をいれてきたが、素材や製造段階にも注目して、さらなる一歩を踏み出した。

くきが繊維質に富んでいるため、中国や東南アジアではパルプ原料として生産されているケナフ。
ごみになる携帯電話を変えたい

NTTドコモは2005年11月に契約5千万件を達成した。同社によれば、ユーザーは概ね2年に一度のペースで買い換える。となれば、毎年数千万台単位で不用な携帯電話が出るはずだが、同社が回収した数は1998〜2005年度累計で約6千万台。回収すれば、稀少金属は素材に戻し、再利用される。金属以外の素材もリサイクル処理を実施、すべての素材における再資源化率は100%だ。ところが、ここ数年は回収数が減っている。業界全体でも、回収率は21%だ。ペットボトルの回収率63.7%の3分の1にしかならない(*1)。

電話として使わなくなった携帯端末はどこにある?

利用者の手元に残されて、メールや写真の保存、電話帳のバックアップなどに有効利用されているものもある。2004年の1年間に端末を処分したことがあると答えたのは16%。その中の36%の人がごみとして捨てたという業界団体のアンケート調査結果もある(*2)。

「どうしたら携帯電話が環境保護活動に貢献できるかということがエコケータイの企画のきっかけでした」とNTTドコモ プロダクト&サービス本部プロダクト部第三商品企画担当の廣澤克彦課長は語る
エコケータイプロジェクトが始動

「N701iECO」。表面積比で約75%が植物純度90%のバイオプラスチックで作られた。

エコをテーマにした内蔵コンテンツ。

エコケータイのプロジェクトは2004年夏、動き出した。

「先進技術を使って、エコロジーで、ユーザーに喜ばれ、センスのいい生き方をしている人が持つような商品をつくりたい。例えば トヨタのプリウスのような携帯電話」というのがコンセプトだったという。

高い、重い、格好悪い、すぐに壊れるなどのエコのマイナスイメージや「デメリットはすべて排除したかった」と廣澤さん。

廣澤さんとプロジェクトを担当した青木修一主査は「低電力、軽量、コンパクト化など、省資源、省エネの観点から循環型社会の実現に向けた商品開発を続けてきた。この点では行き着くところまで来た。次は材料面でやっていこう」と考えた。

素材をエコにという企画で、メーカーとの折衝が始まり、バイオプラスチックを使った試作機が2社によって作られた。いずれも2005年3月から開催された「愛・地球博」でNTTドコモのスタッフが使用。来場者の興味を引いた「環境に配慮した携帯電話」2機のうち、廣澤さんたちはNECの試作機に商品化の可能性を見いだし、本格的な製品開発に着手した。

305とはずがたり:2007/01/18(木) 15:20:08
>>304-305

いくつもの壁を乗り越えて

NTTドコモがNECの試作機を選んだ決め手は、強度と耐熱性だった。

一般のバイオプラスチックはトウモロコシを原料とするポリ乳酸で、植物成分比率を高くすると強度が低下する。だが、NEC製は植物純度90%で、熱による変形もなく、落下テストもクリアした。

「強度を補強するためには通常、石油由来の材料を混ぜる必要がある。しかしNEC製の補強剤はケナフという非石油系素材だった。これも期待通りでした」と廣澤さん。

携帯電話のボディは通常、加工しやすく、ねじりにも強いABS樹脂で作られる。NECによると、ABS樹脂製造時の二酸化炭素(CO2)排出量が、ケナフ繊維強化バイオプラスチックでは50%まで削減できるという。また、ケナフは一般的な樹木に比べて3〜9倍のCO2吸収速度があることが知られている。この点もエコケータイの素材にぴったりだった。

しかし、製品化には越えなければならないハードルもあった。

ケナフ繊維強化バイオプラスチックは、加工が難しく、製造のためには新しい技術開発が必要だった。新しい素材や技術を開発すれば、製品の価格が上がる。  そこで、NTTドコモは、既に開発費用を回収しているN701iをベースにし、ボディのみのモデルチェンジでコストアップを抑えることにした。
携帯電話の回収促進にも

植物繊維をそのまま柄に残したピンクのボディ

エコケータイのターゲットは環境問題に関心の高い30〜40代の女性。デザインは、ケナフの粒々を持ち味に、今までにない淡いピンク色を採用した。購入時のアンケートによると購入理由は、環境に配慮しているからという人が半分。デザインも「かわいい」と支持された。当初ターゲットではなかった若い人たちがエコケータイを使っているところを目にし「思わず声をかけたくなるほど、うれしかった」と廣澤さんは顔をほころばせた。

「再生紙が特別な紙ではなくなったように、エコケータイも当たり前」の存在にしたいと2人は口をそろえる。

エコケータイでは「ボディは土に還る」とはアピールしていないが、エコロジーと認知されることで、携帯電話の回収促進にもつながるのではないかと期待する。

「そんなふうに環境に優しい仕組みが整うにつれて、携帯電話もいっそう進化していくでしょう。私たちも次のエコケータイにチャレンジしていきたい」と廣澤さんは結んだ。

エコケータイの動きとともに携帯電話の回収・リサイクルも見守っていきたい。


◇(*1)携帯電話のデータについては、2004年度、電気通信事業者協会、情報通信ネットワーク産業協会調べ。回収台数÷(各メーカーからの出荷台数−携帯電話・PHS加入純増数)。ペットボトルの回収率については、2005年度、PETボトルリサイクル推進協議会調べ。

◇(*2)2004年度、電気通信事業者協会、情報通信ネットワーク産業協会調べ。リサイクルに関する実態を調べるため、携帯電話・PHS利用者2千人に対してアンケート調査を実施。過去1年間で端末をどのように処分したか、の質問に対して、分別ごみあるいは一般ごみとして捨てたと回答した人の割合。

306とはずがたり:2007/01/27(土) 00:58:45
すげぇ,クマムシ

クマムシゲノムプロジェクト
http://kumamushi.org/

クマムシは、緩歩動物門 Tardigrada に属する強靭な生命力を持ったナイスな生き物です。特にトゲクマムシは攻殻機動隊やガンダムに出てきそうな装甲がかっこいいです

地上最強(?)の生物
「クマムシ」を大研究!
http://r25.jp/index.php/m/WB/a/WB001120/id/200701251116
(2007.01.25)

「ムシ」といっても昆虫ではない。体長は1mm以下。体の構造が特殊なため、分類学的には“緩歩動物”という孤高のポジションに鎮座する。生息地は道ばたのコケの中から、池、海、果てはヒマラヤ山脈、南極まで様々。

クマムシの最大の特徴は、乾燥すると肢を縮めて樽状になること。この干からびた“乾眠”状態では、150度の高温でも絶対零度(約マイナス273度)近くでも、または無酸素でも死なない。そして、常温に戻して水をかけると蘇生する。これが「クマムシ=地上最強の生物」伝説のゆえんだ。

すごいな…と驚きつつ、日本で数人しかいないクマムシ研究者、慶応大学医学部専任講師の鈴木 忠さん(46歳)を訪問。彼が昨年8月に刊行した『クマムシ?!‐小さな怪物』は現在6刷、科学書としては異例の売れ行きを記録している。

研究室の顕微鏡を覗き込むと、クマムシがのこのこ歩いていた。うわ、本当にクマみたいだ。そして、びっくりするほどかわいい。ちなみに、鈴木さんは道の向こうから犬が歩いてくると「あ、クマムシみたいにかわいいな」と思うんだとか。先生、逆。

ちなみに、電子レンジでチンしても死なないというのは本当なんですか?

「正式に発表した人はいないけど、樽の中には水分がないので理論的には平気。でもね、大事なのはちゃんと蘇生するかなんですよ。眠ってる状態で最強でもしょうがないもんねえ」(鈴木さん)

どうですか! このクマムシ愛!

また、東大医科学研究所ヒトゲノム解析センター助手の片山俊明さん(34歳)はクマムシの遺伝子情報解析を目論んでいる。

「樽の防御メカニズムの仕組みがわかれば、様々な分野に応用が利く画期的な発見があるはず。資金面や個体数確保の問題はありますが、“緩歩動物”だけに今年あたりからゆっくりと始められれば」(片山さん)

なお、クマムシがのこのこと歩く動画は岩波書店HP(www.iwanami.co.jp/moreinfo/0074620/)で見られる。必見!
(石原浩樹)

308とはずがたり:2007/01/31(水) 15:37:47

ミネラルVS水道水、環境に優しいのは? 仏で論争
2007年01月31日13時35分
http://www.asahi.com/international/update/0131/018.html

 市販のミネラルウオーターと水道水のどちらが環境に優しいか、フランスで論争になっている。ミネラルウオーターの製造業者が「水道水を頻繁に飲まないように」と広告で呼びかければ、水道を供給するパリ市が「事実をゆがめている」と業者を告訴。環境団体は「ペットボトルで地球を汚しているのはミネラルウオーターの方」と市に加勢する。

 仕掛けたのは仏大手飲料水メーカー。水道水には配管から溶け出した鉛や殺菌用の化学物質が混じっているとして、人気銘柄「クリスタリーヌ」の飲用を呼びかける広告を1月中旬以降、パリ市内の地下鉄駅などに張り出した。

 これにオラン環境相が「検査には万全を期しており、飲料水としては高品質」と激怒。パリ市は「事実と反する広告宣伝で、水道水のイメージを損ねた」としてメーカーを告訴した。

 ルモンド紙によるとフランス人は世界でイタリア人に次ぐ年間1人平均150リットルを飲むミネラルウオーター大国。「まずい」「くさい」という不評に環境面から追い打ちをかける広告に、仏環境団体アジールは「パリだけで毎年20万トンのペットボトルが捨てられているうえ、製造や輸送のエネルギー消費も馬鹿にならない」と批判している。

309とはずがたり:2007/02/11(日) 03:38:20

心配であるヽ(`Д´)ノ

日本のシギ、チドリ激減
埋め立て影響か
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007021000034&genre=H1&area=Z10&mp=

 日本各地の干潟に飛来するシギやチドリ類の数が、過去20年ほどの間に、4−5割も減ったとの分析結果を、世界自然保護基金(WWF)ジャパンの天野一葉さんが、10日までにまとめた。

 埋め立てなどによる干潟の破壊で、日本を中継地として利用する渡り鳥の数が減ったことが原因らしい。

 1973−85年の間に日本野鳥の会などが全国で行ったシギ・チドリ類の飛来数調査と、環境省が中心になって進めている99−2003年までの調査結果を比較。85年までの調査では春に平均約9万6000羽、秋に同5万1000羽のシギ・チドリ類が確認されたのに比べ、03年までの調査では春は少なくとも42%、秋は51%減っていることを突き止めた。
 日本のシギ・チドリ類の中で最も数が多いハマシギも36%減っていたが、コチドリやオグロシギなど淡水の湿地を利用する鳥の減少が目立ち、数が90%以上減った種も少なくなかった。(共同通信)

310名無しさん:2007/02/13(火) 21:58:41
[中国]雲南:ペンキ塗って「山を緑化」に非難・失笑・落胆
2月13日14時54分配信 サーチナ・中国情報局
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070213-00000011-scn-cn

 雲南省昆明市内の富民県で、同県林業局がペンキを使って山の岩肌数千平方メートルを「緑化」していたことが明らかになった。新華社は13日付で「周辺住民も当惑を隠せない」などと報じた。

 現場は石の採掘場跡で、約10人の作業員が20日以上かけてペンキの塗布を行ったという。周辺は冬期であるために、低木などがくすんだ色を見せているが、「緑化作業」の対象地帯だけは鮮やかな緑色だ。

 低木地帯と岩肌の境目では、岩石の灰色を少しでも出さないよう、低木の枝や葉にも丁寧にペンキが塗られており、放置された空き缶が転がっている。ペンキの成分の環境への影響は明らかになっていないが、除去するのは不可能だという。

 新華社は「漫才のネタにもあった『ペンキで緑化作業』。失笑してしまうような話が、現実に行われていた」と批判。「それだけの費用があれば、山全体に植樹することも可能だったはずだ」という周辺住民の憤りの声を紹介している。

 このニュースに接した中国人からは「森林を保護し、植樹などを率先して行うべき林業関連部門が、緑化の大切さを理解していない。レベルの低さにがっかりしてしまう」といった声も聞こえる。(編集担当:如月隼人)

311小説吉田学校読者:2007/02/13(火) 22:32:58
>>308
遅ればせながら、水道水を煮沸させて冷まして、冷凍庫に入れてから冷蔵庫に入れる。これだけで美味いです。でも煮沸させると、燃料使うから環境に悪いのかな?

312とはずがたり:2007/02/13(火) 23:50:10
>>310
なんじゃこら・・あほか。流石中国。無駄もスケールがでかい・・

>>311
鞍馬(花脊峠)の湧き水をたまに汲んできて飲みますが怖いので湧かして飲んでます。こっちは湧かさない方が美味いんでしょうけど・・。
先日伏見の鳥せい本店http://r.gnavi.co.jp/k006500/の隣にもわき水が貰える所を発見。ここも沸かした方が無難かな。

313とはずがたり:2007/03/09(金) 17:28:46
ダム以外の治水も模索
滋賀県、新年度に流域検討委設置へ
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007022100040&genre=A2&area=S00&mp=

 ダムや河川改修だけに頼らない治水の在り方を探るため、滋賀県は2007年度、学識経験者や流域住民らでつくる「流域治水検討委員会(仮称)」を設置する。農地や道路などを活用して洪水被害を抑えたり、流域住民の水害への意識を高める手法を検討し、流域治水基本方針を策定する。県営の2ダムの事業継続を打ち出した嘉田由紀子知事は「住民生活の壊滅的な被害を回避するには、河川の特性に応じたハード、ソフト両面の対策が必要」としている。

 流域治水には、農地や公園、ため池を貯留施設に利用して河川に注ぐ雨水を一時的に減らしたり、河川の堤防沿いの道路をかさ上げして二重の堤防とする「二線堤」で、川からあふれた水の家屋への浸水被害を抑えるなどの対策がある。

 委員会では、こうした対策の法的課題や実現性、地域の防災力強化に向けた取り組みを議論し、08年度までに琵琶湖や河川の洪水対策として基本方針にまとめる。

 県は基本方針に基づいて、湖北や湖東など県内7圏域ごとに河川整備の在り方を示す河川整備計画の策定を進める方針で、新年度当初予算案に150万円を計上した。
 また、各市町が中小河川の危険個所や避難経路を示すハザードマップを作製できるように、約400河川を対象にはんらん状況をシミュレーションし、浸水想定区域図を作るための予算9100万円も盛り込んだ。嘉田知事は、県が計画する芹谷ダム(多賀町)と北川第一ダム(高島市)の事業継続を19日の県議会で表明。その上で「潜在的な水害の危険性を県民と共有し、どんな洪水でも死者を出さず、自然の生態系も生かした対策を練り直したい」としている。

314片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/02(水) 23:25:36
河口湖:「ワーム」禁止で波紋、釣り客激減の懸念も 漁協、環境問題に配慮 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20070502ddlk19040421000c.html

 河口湖(富士河口湖町)で1日から、ブラックバス釣りに多く使用される軟性プラスチック製の疑似餌「ワーム」の使用が禁止となった。釣り糸が切れて放置されたワームが環境に悪影響を与えるのが原因だが、貸ボート業者らからは「釣り客が激減して生活ができなくなる」と困惑の声も出ている。ワームの使用禁止は00年3月から禁止している芦ノ湖(神奈川県箱根町)に続き2例目。

 河口湖漁協(山中和栄組合長)によると、ワームが湖底の岩や藻に引っかかり、釣り糸が切れて放置されたり、魚が餌と間違えて飲み込み消化されずに死んでしまうなど問題が深刻化していた。

 同漁協は昨年11月の臨時総会でワーム禁止を決め、1月に県が認可した。その後、約50の看板にワーム禁止を知らせる注意書きを新たに加え、1日からは毎日5〜6人で監視活動を始めた。

 一方で、釣り客の減少を心配する声も少なくない。芦ノ湖漁協によると、釣り客は年間22万人ほどいたが、96年ごろから始まった釣りブームの減退にワームの使用禁止が拍車を掛け、現在では約4万〜5万人まで落ち込んだという。河口湖畔で貸ボート業を営む大町悦章さん(32)は、予約が入らない日もあるといい「廃業するかもしれない」と不安を口にしていた。【藤野基文】

毎日新聞 2007年5月2日

315やおよろず:2007/05/03(木) 20:49:47
宮城・伊豆沼 バス駆除の人工産卵床壊される

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/05/20070503t13038.htm

 ラムサール条約登録湿地である伊豆沼・内沼(宮城県栗原、登米市)のブラックバス駆除活動で、駆除に使う人工産卵床が何者かに壊される被害が出ていることが分かった。活動を進めている県伊豆沼・内沼環境保全財団は佐沼署と協議し、「心ない行為には厳しく対処する」と対応に乗り出した。

 財団によると、4月30日にあったバス駆除活動で、被害が見つかった。伊豆沼に沈めた人工産卵床150個のうち、踏まれて壊されたり、ひっくり返されたりといった被害が30―40個ほどあった。

 インターネットの匿名掲示板に「邪魔なので壊してきた」などと、嫌がらせであることをうかがわせる書き込みがあったという。設置場所の周囲はロープで囲んで入れないようにしてあるため、何者かが故意にやった可能性が高いという。

 人工産卵床は、樹脂でできた約80センチ四方のかご状の仕掛け。卵を産みやすいような構造で、ブラックバスの親とふ化した稚魚を一網打尽にする。財団は2日までに修理・修復作業を終えた。今後、佐沼署と連携して沼周辺のパトロールを行うとともに、注意を呼び掛ける看板を沼辺に立てることにしている。

 伊豆沼・内沼のバス駆除活動は今年で4年目。人工産卵床を開発し、ボランティア組織「バス・バスターズ」が主導する先駆的な取り組みなどを実践し、環境省のバス駆除モデル地区に指定されている。

 今年のバス駆除活動は4月中旬に始まり、県内外から多くのボランティアが参加している。今後も水曜と日曜に駆除活動を行う予定だ。財団は「ボランティアの人たちもショックを受けている。今後、同じような行為が続くようなら(被害届提出など)法的対応を取る」と話している。

2007年05月03日木曜日

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 自由を求める釣り人の声

316小説吉田学校読者:2007/05/13(日) 07:18:31
やおよろず氏には怒られそうですが、内蒙古の非遊牧化に伴う砂漠化、黄砂発生などを併せて考えると、対中技術供与を真面目にやらないと、極東の環境は大変なことになると思うので、押しかけ的にも供与やるべし。保守派には「平成の21か条要求」とか言って国内世論をなだめる(笑)。安倍ちゃん、君ならできる。

<光化学スモッグ>8、9日の注意報 中国からの越境汚染
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070512-00000053-mai-soci

 光化学スモッグ注意報が8、9日に全国で相次いだのは、中国の大気汚染が日本に流入する「越境汚染」が原因である可能性の高いことが12日、国立環境研究所などのシミュレーション分析で分かった。梅雨入り前までは同様の状況が周期的に訪れる恐れがあるという。
 環境省のまとめによると、8日は福岡、長崎、熊本、山口、広島の5県が注意報を発令。翌9日は九州から栃木、群馬、新潟各県までの22都府県で注意報が出た。5月としては既に過去5年間で最も多い発令になったという。
 同研究所の大原利真・広域大気モデリング研究室長(大気環境科学)らは、中国の自動車台数やエネルギー消費などの統計をもとに、日本と中国を中心とした東アジア各地の光化学オキシダント濃度を推定。約1カ月前からは毎日、風向や風速などの気象データも加味して汚染物質の移動状況をシミュレーションしている。
 6〜9日の移動状況を分析した結果、6日に中国上空にあった、日本の大気基準以上の高濃度の汚染物質(光化学オキシダント)が徐々に東に移動、7日から9日にかけて日本上空一帯に達していた。
 大原室長によると、東シナ海付近に移動性高気圧があると、日本は西風が吹きやすい。さらに、日本付近も高気圧の影響で好天になりやすく、光化学オキシダントが高濃度になりやすい条件がそろうという。8日には東シナ海に移動性高気圧があり、これらの条件が重なった。
 ただ、8日の注意報は中国からの流入が原因の可能性が高いが、9日に東日本まで広がった注意報は「越境汚染」に加え、日本国内の大都市の大気汚染も関係しているという。
 大原室長は「中国からの越境汚染だけが問題なのではなく、日本もまだまだ改善する必要がある。両国は協力して大気汚染改善に努力してほしい」と話している。

317とはずがたり:2007/05/26(土) 15:59:42

鹿とか猪とか食用とかにしてるんですかねぇ。駆除する必要があるのは解るが有効活用してやらないと駆除された方は浮かばれないでしょうし。

捕獲しても減らない 全市域に広がるシカ被害
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070517-00000003-rtn-l26
5月17日18時50分配信 両丹日日新聞

 福知山市有害鳥獣駆除隊(芦田和彦隊長)の発足後初の定期総会が16日、サンプラザ万助で開かれた。農林産物への被害拡大などを受けて、有害鳥獣の適正な捕獲に努めていくことを申し合わせた。 駆除隊は、府・市からの駆除要請を受け、猟期以外でも必要に応じて有害鳥獣捕獲に取り組み、隊員たちは全員猟友会に所属し、狩猟免許を持っている。

 旧1市3町が合併したことを受けて、駆除隊も新市の枠組みで一つになり、昨年4月に発足した。組織構成では、隊長の下に旧市域の福知山、三和、大江、夜久野の4地域隊を配置。総隊員数は176人(4月1日現在)となっている。

 あいさつに立った芦田隊長は、25年ほど前には一部地域でしか見られなかったシカの生息地が、近年では全市域まで広がっているとして「農林業者の意欲をなくすことになっている」と問題提起した。

 捕獲実績は増加傾向にあり、04年度は990頭、05年度は約1200頭、昨年度は約1400頭だが「実感として、数は減っていないのではないか。シカの生息数は余りにも多い。例えば、要請のあった地域だけでなく、駆除日数を限定して全市的に合同で取り組んでいくことも必要ではないか」と訴えた。

 隊員の減少、高齢化による担い手不足問題もあるが、適正な野生動物の生息密度を調整していくため、今後も取り組みを進めることを決めた。今年度の捕獲予定数はシカ1600頭、イノシシ600頭などとしている。

最終更新:5月17日18時50分

318片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/29(火) 17:37:50
薩摩川内の大問題になってます。

県産廃処分場計画:勝目後地区が調査も拒否 “地元”以外にも反対拡大 /鹿児島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kagoshima/news/20070529ddlk46010018000c.html

 産業廃棄物の管理型最終処分場建設問題で、薩摩川内市の勝目後(うしろ)地区は27日夜、臨時総会を開き、建設と県による調査自体にも反対することを決めた。建設反対は3カ所目。同地区は、県が“地元”とする4地区とは別だが、建設反対が近隣まで広がり始めている。

 同地区は処分場建設候補地の周囲1キロ以内にあることなどから、県が重点的に説明するとしている4地区とは別の地区。

 午後7時半から非公開であった臨時総会には、約80人が出席。「市には原発もある。産廃施設が加わればさらに環境が損なわれ、地域のイメージも低下する」などとして建設反対と調査拒否を決めた。

 同地区の松野寛自治会長によると、大半が反対し、トラック運搬によるゴミの飛散、地下水汚染などへの懸念の声もあったという。松野会長は「今後、反対の自治会と連携していきたい」と話した。【松谷譲二】

毎日新聞 2007年5月29日

319名無しさん:2007/05/30(水) 17:27:38
北アルプスの懐に抱かれる自然豊かな「白馬村」に、新ゴミ焼却場が建設されようとしています。
人間の鎖による抗議や、反対署名も受け付けているようです。キー局による取材とか、結構大きな騒ぎになっていますね。

人間が生活していく上で絶対に必要なゴミ処理場。皆さんの意見をお聞かせ下さい。

観光地!白馬の中心に ゴミ処理場を建設? - TBS 噂の東京マガジン 噂の現場
http://www.tbs.co.jp/uwasa/20070520/genba.html

白馬村・新ゴミ処理施設を考える会
http://hakubamura.blog80.fc2.com/

白馬村・新ゴミ処理施設建設反対協議会
http://hakuba.aikotoba.jp/

今、白馬が危ない sos
http://www.occn.zaq.ne.jp/wendy-candy/newpage5.htm

白馬掲示板 - 白馬村観光局
http://www.vill.hakuba.nagano.jp/cgi-bin/bbs1/hakuba2.cgi?command=viewres&target=427

320小説吉田学校読者:2007/05/30(水) 23:00:53
バカばっか。すこしは現実的に考えろ。「思いつき症候群」。
ていうか、この記事読んで、マジで、参院選での惨憺たる敗北、おたかさんブーム並みの1人区2勝27敗くらいを祈りたくなった。

国管理の全庁舎屋上、太陽光発電か屋上緑化に…首相が指示
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070529i113.htm

 安倍首相は29日、政府の地球温暖化対策推進本部の会合で、温室効果ガス削減に向け、国が管理しているすべての庁舎の屋上で、太陽光発電か屋上緑化を実施するよう指示した。
 各省庁では、太陽電池を効率的に行える延べ床面積1000平方メートル以上の全庁舎について今月中にもリストアップし、早急に導入する予定。
 首相は「現状の対策のままでは、京都議定書の目標達成が極めて厳しい状況にある。目標の達成のためには、政府が率先して取り組み、自治体や幅広い業界にも取り組みを促す必要がある」と述べた。

321今亜寿@ ◆nlHjMum/8M:2007/05/31(木) 07:08:48
5002買いかな>太陽光パネル

322とはずがたり:2007/06/06(水) 20:40:01

参院新宿舎 建設中止 知事に陳情 住民『貴重な緑地を破壊』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20070605/CK2007060502021710.html
2007年6月5日

 都条例が定める風致地区の千代田区紀尾井町で計画中の「参議院新清水谷議員宿舎」(仮称)について、近隣住民が四日、「環境を破壊する」などとして建設中止を求める陳情を石原慎太郎都知事に行った。新宿舎の高さは五十六メートルの予定で、建設を中止できない場合は、十五メートル以下の高さに抑えることを求めた。

 風致地区における新規建築物は十五メートルまでの高さ制限があるが、公共目的の「特別用途」は規制対象外。都側は「手続き申請に問題がなければ、建設を止めることは難しい」としている。

 陳情したのは住民三十人でつくる「新参議員宿舎を考える会」。代表者は「民間は建設できないのに、国は条例違反をしてもいいのか。国は環境問題に取り組むと言いながら、都心に残る貴重な緑地を破壊するのはおかしい」と訴えている。

323とはずがたり:2007/06/13(水) 16:25:59
マングースもブラックバスも駆除駆除!!ヽ(`Д´)ノ
沖縄の場合ハブをどうするのかってゆう問題はこれとは別にあるのかも知れぬが。。

マングースがノグチゲラを捕食
沖縄北部で初確認
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007061200135&genre=H1&area=Z10&mp=

 沖縄県の獣医師らでつくる特定非営利活動法人(NPO法人)「どうぶつたちの病院」(うるま市)は12日、沖縄本島北部にのみ生息し、絶滅の恐れがある国の特別天然記念物ノグチゲラの羽毛が、マングースの胃の中から見つかった、と発表した。

 猛毒を持つハブの駆除目的で持ち込まれた移入種のマングースは近年、稀少種への大きな影響が指摘されているが、同NPOによると、ノグチゲラの捕食が確認されたのは初めて。「ヤンバルクイナのように飛べない鳥にとっては、さらに脅威だ」としている。
 発表によると昨年12月、環境省の駆除事業で同県国頭村で捕獲したマングースの胃の内容物を調べた結果、ノグチゲラの羽毛5枚が見つかった。ノグチゲラはキツツキ科で全長約30センチ。昆虫などを食べるため地面に下りた際、捕食された可能性が高いという。(共同通信)

324とはずがたり:2007/06/15(金) 14:52:40
環境団体は自分(だけ)は正しいと独善的になる傾向があってそれ故に過激な言動に走る傾向がありますなぁ。

【ためされるお洒落 バーバリー】
間違ってもバーバリーなんか着たりしないんですけど俺の所にも猛抗議に来てくれたらいいなぁ・・w

PETA
http://ja.wikipedia.org/wiki/動物の倫理的扱いを求める人々の会

「バーバリーもNO!」 半裸の英国女性ら銀座で抗議
http://www.asahi.com/komimi/TKY200706150243.html
2007年06月15日

 東京・銀座に15日、「バーバリーはウサギの虐殺者」と書かれたポスターを身にまとう、半裸の英国女性ら3人が突然現れた。前日の大阪での抗議行動に続くパフォーマンスだ。(アサヒ・コム編集部)

毛皮製品の不買運動を訴える動物愛護団体「PETA」のメンバーら=東京都銀座8丁目のバーバリー銀座店前で

 昼休み時の東京都銀座8丁目。有名ファッションブランド「BURBERRY銀座店」の前で、3人の女性は約20分間、「毛皮反対、いらない、ダサイ」と連呼しながら店に抗議した。他の10人ほどのメンバーらは「毛皮と毛皮製品にNO」と書いたチラシを配った。通りかかりの人たちは唖然としていた。

 バーバリーの服を着た会社員の男性(28)は「抗議の仕方がナンセンス。私は買いますよ」と話しながら、視線は思わず彼女たちへ。「背中の方はどうなってるのかな?」

 3人は米国の動物愛護団体「PETA」のメンバー。動物を毛皮にするまでの扱いが非人道的だとしての抗議だという。

 メンバーの1人で大学生の女性(20)は半裸の姿になることについて、「動物が毛皮にされるつらさから比べれば、たいしたことではない」。この4カ月で8カ国をまわり、シンガポールでは強制退去させられ、現在も入国できないという。

 メンバーらは14日にも大阪のケンタッキーフライドチキンの店の前で不買を訴える示威行動をした。

326とはずがたり:2007/06/23(土) 23:12:02
アラスカの池や沼が縮小消失
http://www.tenkinews.net/blogs/004/2007/03/post_52.html
[2007-03-15 19:45:03]

アメリカのアラスカ州では1950年代以降、地球温暖化の影響で池や沼の面積が大幅に縮小、中には消滅したものもあることがアラスカ大の研究グループの分析で15日までに明らかになった。

研究グループは「地球温暖化の影響を最も受けやすい北極圏やその周辺では、凍土が溶解して池や沼の水が流出したり、水分の蒸発量が増えたことが縮小・消滅の原因ではないか」と指摘している。
また、水鳥など生物への悪影響のほか、池や沼付近の湿地帯の植物などの状況が変化し、周辺住民の生活や水資源にも影響を与える恐れも考えられるようである。

今のところ凍土の溶解による海面上昇は直接目には見えてこないが、私の住む沖縄県では 1年のうちで潮位が最も高くなる夏から秋にかけて、海水温度の上昇による海水の膨張作用で満潮時には港周辺が海水に浸かってしまう日が多くなり始めている。
今後、氷河や凍土の溶解により海面上昇が懸念されているだけに近い将来、全国各地で港湾の岸壁を高くするなどの護岸工事が必要になるのではないだろうか ?
財政難の我が国、莫大な温暖化対策費用を拠出することができるのだろうか、税金大幅アップということにならないよう自分たちにできることは始めようではないか。
(青柳俊輔)

327やおよろず:2007/06/30(土) 06:50:49
島しょ国への積極関与提言 国連、温暖化に最も脆弱と
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007062901000193.html

 【ニューヨーク28日共同】国連は28日、地球温暖化の影響を受けやすい、発展途上にある島しょ国の温暖化対策などをまとめた報告書を発表した。海面上昇で国土の水没が進み国の存立自体が危ぶまれる国もあり、気候変動に対し「最も脆弱だ」と指摘、財政支援を含めた国際社会の積極的な関与を提言した。

 報告書によると、島しょ国が多い南太平洋地域の海面は1950年以降、年間約3・5ミリのペースで上昇し、今世紀半ばには最大で58センチ上昇する可能性がある。主要産業になっている観光や漁業への影響は確実で、温暖化は「将来ではなく今日の現実的問題」になっている。

 報告書は、9月に国連で開かれる温暖化防止に向けたハイレベル会合や12月の気候変動枠組み条約の第13回締約国会議などで、島しょ国が抱える問題を積極的に取り上げるよう要請。財政、技術支援なども求めた。

 島しょ国の中には、1人当たり国民総所得が特に低い後発発展途上国も12カ国あり、十分な温暖化対策も取れない。

328やおよろず:2007/07/02(月) 03:35:38
東京大気汚染訴訟、原告団が和解案受け入れ決定
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070630it13.htm

 自動車の排ガスで健康被害を受けたとして、東京都内のぜんそく患者らが国や都、自動車メーカー7社などに損害賠償を求めた東京大気汚染訴訟で、原告団は30日、幹部会を開き、東京高裁の和解案を受け入れることを決めた。

 同高裁には2日、受諾を書面で正式に回答する。

 幹部会は30日午後、東京都文京区の公共施設で開かれ、西順司団長(74)ら約30人が出席した。原告団は27〜29日の3日間にわたって、都内6地区の原告約150人から意見を聴取。幹部会では、その聴取内容を踏まえ、和解案の受け入れについて検討した。

 原告団幹部によると、各地区の原告の一部からは、自動車メーカーが支払う解決金12億円が安すぎるという不満も出た。しかし、<1>都内のぜんそく患者に対する医療費助成制度<2>国や都が提案する公害対策――が実現すれば、原告以外の患者も広く恩恵を受けられる点を高く評価する意見が大勢を占め、幹部会では和解案の受け入れを満場一致で決めたという。

 西団長は「様々な意見があったが、今後も一致団結して患者のために活動していきたい」と述べた。

 東京高裁の和解案については、国、都、首都高速道路会社が既に受諾している。メーカー7社も受け入れ方針を固め、近く受諾を高裁に伝える方針。原告団が受諾を決めたことで、今週中にも全当事者が和解に合意する見通しとなった。

(2007年6月30日23時46分 読売新聞)

329やおよろず:2007/07/02(月) 12:51:17
森を育てCO2削減 エネルギー各社、保全活動に力 緑化など取り組みアピール
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070701-00000000-fsi-bus_all

 ドイツで先月開かれたサミットでは、2050年までに温暖化ガス半減を検討することで合意した。この目標を達成するには、二酸化炭素(CO2)を吸収する緑地・森林の保全活動も大きな役割を果たす。親しみやすい“貢献活動”だけに、エネルギー各社の取り組みにも力が入る。(伊藤俊祐)

 ◆業界全体で15%減

 石油元売り最大手の新日本石油は30日、東京都千代田区の日比谷公園で花壇整備のボランティア活動を実施した。活動は9回目で、23人の社員・家族が参加しヒマワリやシソ科のコリウスの苗などを植えた。

 同社は東京都と協定を結び、グリーンアドバイザーという園芸の資格者の協力を得ながら、2005年から同公園の2カ所で管理を行っている。

 このほかにも緑化活動に力を入れており、全国6カ所の製油所周辺の森林を「ENEOSの森」と命名。社員ボランティアによる間伐や枝打ちなどを通じ、森林保全の支援を行っている。また、東京都町田市では里山復元の協力を行っている。

 自身も積極的に参加する小林俊和副社長は活動の狙いについて、「エネルギー産業として事業展開する上での責務」と強調する。製油所のエネルギー消費量を、効率性を示す原単位ベースでみると、05年は1990年に比べ石油業界全体で15%減少している。ただ、製品の高度化に伴って投入エネルギーが多くなっているため、CO2の総排出量はなかなか減らない。このため、CO2を吸収する森林や草花の保全に力を入れるというわけだ。

 東京ガスは「長野・東京ガスの森」(長野県御代田町)という広さ194万平方メートルの森林などをベースに、一般顧客などが参加する「どんぐりプロジェクト」という活動を展開している。CO2の吸収力を高めるためにも「植える、育てる、拾うという活動を行うことで森林を元気にしておく」(鹿野陽子・社会文化センター課長)のが目的だ。

 応募者も年々増えており、年間の活動回数も従来の2回から4回へと増えた。今後は都心部でもイベントを展開。森林からの樹を使ったまな板作り教室などを開き、顧客の環境意識が高まるように日常の暮らしと森林のかかわり方をアピールする。一方、森林保全活動に伴い生じた間伐材を有効活用する動きも出ている。


 ◆間伐材利用を促す

 健全な森林を育成するには、間伐によって多様な植生を生育させる必要がある。ところが間伐費は不足しており、手入れが行き届いていない。このため東京電力などが支援する環境NPO(非営利団体)「オフィス町内会」では、こうした問題の是正に取り組む。それが「間伐に寄与した紙」の活用だ。

 実際に活動を進めているのはオフィス町内会が運営する森の町内会で、間伐対象は岩手県岩泉町の森林。町内会が間伐促進費を負担し、一部に間伐材を使った「間伐に寄与した紙」を購入する。企業、自治体、製紙メーカーによる三位一体の戦略だ。東京電力の事業開発部長でオフィス町内会の事務局代表を務める半谷(はんがい)栄寿氏は「賛同企業は着実に増えている。各地域ごとの輪を増やしていきたい」と語る。

 ジャパンエナジーは社員らによる森林整備作業で産出された間伐材を利用。オリジナルのペンシルトレーを作り、サービスステーション「JOMOステーション」の約2000店に配布している。

 京都議定書では森林整備によるCO2削減が認められている。日本の第1期(08〜12年)削減目標は90年比6%で、このうち森林吸収分は3・9%を占める。エネルギー各社は企業活動自体がCO2排出につながるため、緑地や森林の保全を巡る動きは今後もさらに広がっていきそうだ。

331やおよろず:2007/07/26(木) 14:49:48
京都議定書見直しで素案、「排出権取引」などは結論先送り
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070725i412.htm?from=main4

 政府の京都議定書目標達成計画の見直しを進めている環境、経済産業両省の合同審議会は25日、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出を削減するため、新たに取り組むべき対策を盛り込んだ中間報告素案を公表した。

 素案は、省エネ法で2000平方メートル以上の住宅・建築物に義務付けられている省エネ対策を、中小規模の住宅・建築物にも拡大したり、省エネ効果がわかるよう家電製品などにCO2排出量を明示したりするなどの追加策を示した。

 特に排出量が大幅に伸びている「業務」「家庭」両部門の対策は「抜本的な強化が必要」とし、業務部門では、金融機関や家電量販店、病院などにも自主行動計画を作るよう求める。家庭部門では「1人1日1キロ・グラム」の排出削減の国民運動を展開し、省エネ製品への買い替えを促す。

 しかし、素案は、大きな排出削減につながる「排出権取引」と「環境税」の導入について結論を先送りしており、一部委員から「現行対策の延長でしかなく危機感がない」との指摘もあった。

 合同審議会は年内に最終報告を取りまとめ、政府は来年3月までに新たな目標達成計画をまとめる。

 京都議定書に基づき、日本は来年から2012年までの温室効果ガス排出量を、1990年比で6パーセント削減しなくてはならないが、05年度の排出量は逆に7・8パーセント増えていた。

(2007年7月25日20時10分 読売新聞)

332やおよろず:2007/07/27(金) 16:13:03
ヤマダ電機:不用家電横流しで厳重注意−−経産・環境省方針
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/archive/news/2007/07/26/20070726ddm003020189000c.html

 経済産業省と環境省は25日、顧客からリサイクル料金を徴収して引き取った不用家電の一部が、収集運搬業者の関係者によって横流しされたのは家電リサイクル法の引き渡し義務違反に当たるとして、家電量販店最大手のヤマダ電機(本社・前橋市)を厳重注意処分とする方針を決めた。今後1年間、リサイクル状況を毎月報告するよう義務付ける。来週にも発表し、同社に伝える。関係者によると、横流しされたのは同社の熊谷配工センター(埼玉県熊谷市)で06年2月〜今年1月に顧客から引き取ったテレビ、洗濯機など計1594台。【瀬尾忠義】

毎日新聞 2007年7月26日 東京朝刊

333やおよろず:2007/08/02(木) 05:53:31
国連事務総長、京都議定書後の新たな枠組みの合意、発効に協力を要請
2007年08月01日 19:20 発信地:ニューヨーク/米国
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2262439/1992254

【8月1日 AFP】2012年で期限切れとなる京都議定書(Kyoto Protocol)後について、国連(UN)の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は7月31日、各国に対し2009年までに新たな枠組みに合意し、2012年までに発効させるため全力を尽くすよう求めた。

 気候変動の影響を協議する非公式の総会で潘総長は、「(新たな枠組みについて)2009年までに合意し、議定書が期限切れとなる2012年までに実効させるために、全世界が最大限の努力をしなければならない」と述べた。

 国連気候変動枠組条約(United Nations Framework Convention on Climate Change、UNFCCC)は、1997年に締結された京都議定書の基盤となる条約。京都議定書は、温暖化の原因とされるガスの排出量を定めた環境問題の記念碑的取り決め。

 京都議定書後の温室効果ガス排出を規制する条約の締結交渉会議は12月、インドネシアのバリ(Bali)島で開催される。(c)AFP

334やおよろず:2007/08/03(金) 01:40:49
排出権取引で中小企業以外も支援へ、経産省が方針
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070801ib25.htm

 大企業が中小企業の温室効果ガス削減を支援する制度づくりを検討している経済産業省は1日、支援対象を広げる方針を決めた。

 中小企業に限らず、温室効果ガス削減に向けた「自主行動計画」を策定していないすべての企業を対象とする。

 経産省は当初、大企業が資金や技術面で中小企業を支援して温室効果ガスを削減した場合に、削減分を排出権として大企業が獲得できる制度を想定していた。

 ただ、大企業でも「自主行動計画」を定めて排出削減に取り組んでいる企業と、そうでない企業がある。このため、支援対象を自主行動計画を定めていない全企業に広げ、行動計画を持つ企業がこれを支援する方式を中心に今後、制度を検討する方針だ。

(2007年8月1日20時27分 読売新聞)

335やおよろず:2007/08/04(土) 09:58:38
「ポスト京都」枠組みで協力…APEC財務相会議が声明
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070803ib04.htm

 【クーラム(オーストラリア東部)=菊池隆】アジア太平洋経済協力会議(APEC)の財務相会議は3日、共同声明を採択して閉幕した。

 声明は、エネルギーの安定供給確保と地球温暖化への対処が持続的な経済成長に欠かせないと指摘し、「国連のもとで京都議定書を超えた実効性の高い枠組みを創設することが重要だ」との合意事項を盛り込んだ。

 京都議定書を批准していないアメリカやオーストラリアや、途上国であることを理由に温室効果ガスの削減義務を負っていない中国が、APEC加盟国として「ポスト京都」に向けて足並みをそろえた格好だ。

 声明は、地球温暖化は環境と世界経済の双方にかかわる重要な国際課題だと強調し、「(各国の)財務相には、市場原理に基づいた経済政策を発展させる重要な役割がある」との立場を鮮明にした。

 また、域内経済について、石油価格の高騰にもかかわらず、力強い成長を維持していると強調した。一方で、世界的な不均衡の是正を優先課題に掲げ、アメリカの一層の貯蓄促進、中国の消費拡大、日本の財政健全化を含む構造改革が引き続き必要だと指摘した。

(2007年8月3日13時49分 読売新聞)

336やおよろず:2007/08/04(土) 21:09:15
温室効果ガス、どうする国内排出量取引…政府が本格論議へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070804i3w1.htm

 京都議定書後の日本の戦略を話し合うために今春設置された「4閣僚会合」の場で、温室効果ガスを削減するため、国内排出量取引制度の導入の可否が本格的に検討されることになった。

 今月10日の次回会合では、導入済みの欧州連合(EU)に続き、米国などでも導入見通しが強まっているとする環境省などの分析結果が報告され、「世界の潮流に乗り遅れるわけにはいかない」との指摘がなされる見込みだ。経済界の反発が強い国内排出量取引が日本でも実現に向けて動き出す可能性が出てきた。

 安倍首相は、来年の北海道洞爺湖サミットで、2013年以降のポスト京都議定書の国際体制について、主要排出国すべてが参加する枠組み作りを目指している。そのためには、日本の方針を明確にする必要があり、3月に官房長官、外相、環境相、経済産業相をメンバーとする会合を設置した。

 環境、経産両省がまとめた資料によると、米国とオーストラリアで国内排出量取引制度を導入する可能性が高まっている。米連邦議会には10本の温暖化対策法案が提出されており、いずれも同制度の導入を柱にしている。環境省は、遅くとも10年には法案が成立し、米国で同制度が導入されるのは確実と見ている。

 05年に導入されたEUの制度は、エネルギーを大量に使う発電所や製鉄会社が対象。加盟国政府は、各社に排出できる温室効果ガスの枠を割り当て、各社は実際の排出量を政府に報告する。枠を超えて排出した企業は、排出量取引市場で排出枠を購入して義務を果たさなくてはならない。

 環境省などが想定する国内排出量取引も、政府が企業に排出枠を割り当て、枠を使い切った企業が、まだ余裕のある企業から枠を購入する仕組み。排出枠に価格をつけることで、企業の削減努力を促すのが目的だ。一方、08〜12年の排出削減を先進国に義務付けた京都議定書では国際的な排出量取引を認めているが、これは先進国同士で排出量を売買するもので、国内対策は各国に任されている。

 日本経団連は〈1〉排出枠の割り当てに不公平が生じる〈2〉行政が排出枠を設定するのは官僚統制――などとして国内排出量取引の導入に強く反対。業界の自主的な削減を主張している。

 今後、日本を除く主要国が国内排出量取引を導入した場合、将来は金融市場のように、各国企業が排出枠を取引する「国際炭素市場」が誕生する可能性もあり、日本が国際的に孤立する恐れがある。環境省幹部は「国内排出量取引を導入するなら、今すぐ論議を始めなければ間に合わない」と指摘している。

(2007年8月4日3時1分 読売新聞)

337やおよろず:2007/08/06(月) 04:35:57
関西陸運、四国で初の認定−CO2削減物流事業者
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/article.aspx?id=20070804000083
2007/08/04 09:32


 業務の効率化で二酸化炭素(CO2)の排出量削減に取り組む物流事業者として、四国運輸局は3日、関西陸運(高松市)を認定した。2カ所あった配送拠点を一本化し、年間約20%のCO2を削減する計画。四国での認定は初めて。

 同社はスーパーのフジ(松山市)、薬局のメディコ21(同)の合計78店舗に対して、2拠点から配送している。計画では、来年4月を目標に営業所を増設、拡張して配送拠点を1カ所に集約する。認定は物流総合効率化法に基づく措置で、これまでに全国で67件を認定している。認定事業者は物流拠点施設の法人税や固定資産税の優遇などを受けられる。

338とはずがたり:2007/08/06(月) 22:44:18
水位操作で卵 最大半数死滅
琵琶湖、急減ホンモロコ
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007080500090&genre=H1&area=S00&mp=

 琵琶湖の固有種ホンモロコの卵が、人為的な水位操作によって最大約半数干からびていることが、滋賀県水産試験場の調査で分かった。かつて庶民の味だったホンモロコが急減した理由の一つに瀬田川洗堰操作の影響を示唆する結果となった。

 ■瀬田川洗堰影響か 滋賀県水産試験場調査

 調査は、試験場が昨年4−7月、西浅井町と湖北町の湖岸で週1回実施した。産卵位置を測り、その後1週間の水位と照合した結果、西浅井町で50%、湖北町で28%が水につからず干からびていたという。

 ホンモロコの卵は水際のヤナギの根などに産み付けられるため、水位低下の影響を受けやすい。産卵のピークは4−5月だが、琵琶湖の水位は5月以降、洪水に備えて人為的に下げることから、卵が水面より上に取り残されて干上がる問題が以前から指摘されてきた。

 一方、堰を操作する国土交通省琵琶湖河川事務所も同様の調査をしているが、干からびた割合は1%−11%で、試験場の調査と隔たりがある。同事務所は「調査場所やふ化日数の設定に違いがあるのでは」と説明する。
 現行の水位操作は1992年から始まった。滋賀県水産試験場の藤岡康弘次長は「長い時間をかけて自然に適応してきた在来魚は、近年の急激な水位変化についていけない。魚のことを考えれば、なるべく自然のリズムに近い水位操作に戻すのが望ましい」としている。

339とはずがたり:2007/08/08(水) 14:41:37
石原の功績ではないな。今迄何で実現できなかったかって方が大きい。

都心のすす4年で半減
ディーゼル規制の効果か
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007080300075&genre=H1&area=Z10&mp=

 ディーゼル車の排ガスに含まれ、アレルギー性疾患などを誘発する「ブラックカーボン(すす)」の都心での大気中濃度が、2003−05年に比べ、07年は半減していることが、3日までの東京大先端科学技術センターの調査で分かった。

 ディーゼル車の排ガスをめぐっては、国の規制のほか、東京都など首都圏の1都3県が03年10月から、基準を満たさない車両の通行を規制しているが、規制効果がデータで裏付けられたのは初めてという。
 同センターの近藤豊(こんどう・ゆたか)教授(地球大気環境科学)らは、すすに付着した化学成分を取り除き、高精度ですすの濃度を測定できる装置を開発し、東京都目黒区などで観測した。その結果、03年5月−05年8月の平均値は大気1立方メートル当たり約2・3マイクログラムだったのに対し、今年1−7月は約1・1マイクログラムと半減していた。(共同通信)

340やおよろず:2007/08/08(水) 15:17:28
>>339
石原の環境規制に、多くの右翼の街宣車が引っかかったらしいです
環境対策することのできない弱小右翼は、軽自動車での活動に追い込まれたとか

341やおよろず:2007/08/12(日) 10:19:59
温室効果ガス、海外のエコ事業で排出枠350万トン獲得へ
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070812it01.htm?from=top

 京都議定書で定められた温室効果ガス削減の目標達成に向け、環境省は来年度から、アジアの発展途上国などで温暖化防止事業を実施し、クリーン開発メカニズム(CDM)による二酸化炭素(CO2)排出枠の獲得を目指すことを決めた。

 タイやインドネシアなど数か国でCO2排出量を抑える発電プロジェクトなどに投資する方針。初年度分の事業費として、15億円を来年度政府予算概算要求に盛り込む。政府主導でCDM事業を展開するのは初めて。

 国内では商社や電力会社などがCDMを進めているが、環境省は、少ないコストで大量の排出枠確保を狙う民間の計画とは差別化を図り、温暖化防止につながると同時に、水質汚濁や大気汚染などの公害対策になる6プロジェクトを選抜する。

 たとえばインドネシアでは、油を抜いたヤシ殻が空き地などに捨てられて腐敗し、悪臭を放つとともに、温室効果ガスであるメタンの発生原因になっている。こうしたヤシ殻を集めて燃料に加工する工場の建設など5か国の8事業が候補にあがっており、選定の最終段階に入っている。

 環境省は、実施企業を選定し、事業化に必要な資金の半額を補助する代わりに、事業によって生まれる排出枠の50〜100%を獲得する契約を結ぶ。事業失敗のリスクを負うものの、排出枠をCO21トン当たり約1000円前後と、欧州などで取引されている価格の半額程度で安価に入手できるのが特徴。事業が成功すれば、獲得可能な排出枠は最大で約350万トンにのぼるという。

 京都議定書は、来年から5年間、わが国の温室効果ガス排出量を年11億8000万トン(2005年実績・約13億6000万トン)に抑えることを求めており、政府は削減量のうち、年間約2000万トン分を排出枠の購入などでまかなう計画を打ち出している。しかし、他の対策の遅れから、計画以上の排出枠の確保が必要になってきており、主導的なCDM事業は、その穴埋め策のひとつになる。

(2007年8月12日8時55分 読売新聞)

342やおよろず:2007/08/12(日) 10:20:35
ガイアックス・・・


バイオ燃料に優遇税制、混合分をガソリン税免除に
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070812i102.htm?from=main1

 経済産業省は、地球温暖化対策につながるバイオ燃料の普及を後押しする新たな優遇税制を、来年度にも導入する方針を明らかにした。

 ガソリンにバイオ燃料を混ぜた場合、バイオ燃料分のガソリン税を免除する。同省と農林水産省、環境省が共同で来年度の税制改正要望に盛り込み、政府税制調査会で本格的に検討される見通しだ。自動車などの運輸部門で、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出量を減らすため、税制面で支援する。

 具体的には、バイオ燃料をガソリンに混ぜた場合、1リットル当たり53・8円のガソリン税(揮発油税と地方道路税)を、軽油に混ぜた場合は同32・1円の軽油引取税を、それぞれバイオ燃料分について非課税とする方針だ。

 3%のバイオエタノールを混ぜたガソリンは、1リットル当たり1・61円の減税となる。現在はバイオ燃料をガソリンに混ぜても、すべてにガソリン税が課せられている。

 一方、バイオエタノールの価格はガソリンよりやや高い。ガソリン価格を1リットル当たり145円、バイオエタノールの輸入価格をガソリンより1割ほど高いと仮定すると、単純計算では3%の混合燃料は1リットル当たり0・43円ガソリンより高くなる。しかし、バイオエタノール分が非課税なら逆に1・18円安くなる。

 現在、国内ではガソリンへのバイオ燃料の混合割合は3%が上限だが、今後、割合を増やす技術革新が進めば、非課税によるバイオ混合燃料の割安感は一段と高くなる。低燃費車などの自動車税を軽減する「自動車グリーン税制」と同様に、燃料についてもグリーン税制を整備して、バイオ燃料の普及を図る。

(2007年8月12日9時41分 読売新聞)

343やおよろず:2007/08/16(木) 08:07:15
CO2半減へ技術開発、10年で予算1兆円の政府計画
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070814i101.htm

 政府は13日、温室効果ガス排出量を2050年までに半減させるための技術開発計画を、年内にとりまとめる方針を固めた。

 10年間で総額数千億〜1兆円の予算を重点投入する方向で調整する。さらに、この計画をたたき台に日米欧などで共同の技術計画を策定し、来夏の北海道洞爺湖サミットで提案する考えだ。

 計画に盛り込む具体的な新技術として、〈1〉製鉄の過程で、コークスの代わりに水素を使って鉄鉱石から酸素を取り除き、二酸化炭素(CO2)の排出を削減する全く新しい製鉄技術〈2〉発電効率を現在の3〜4倍に高めコストを火力発電並みに抑えた太陽電池技術〈3〉途上国で需要が高まっている中小型の原子炉開発――などが候補に挙がっている。

 2008年度予算では、約600億円を投入する方向で調整している。

 政府はさらに、先進各国が得意技術を持ち寄り国際的な分業体制を築くことで、開発効率を高めたい考えだ。月内に、まず米国に対して国際協議の枠組みの設置を提案し、欧州各国にも参加を促す。

 そのうえで、こうした国際枠組みの基本構想を、12月にインドネシアのバリ島で開催される気候変動枠組み条約締約国会議(COP)で示す見通しだ。

 温室効果ガス排出量を2050年までに半減させる構想は、6月にドイツで開かれた主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)で安倍首相が提案した。これを受け、サミットは、50年までに温室効果ガスの排出量を「少なくとも半減させることを真剣に検討する」ことで合意している。

(2007年8月14日3時1分 読売新聞)

344とはずがたり:2007/08/18(土) 18:34:09
CO2排出、出資で相殺
環境省、オフセットで指針検討
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007081800026&genre=H1&area=Z10&mp=

 環境省は18日までに、個人や組織が自ら排出した二酸化炭素(CO2)の量を知り、その量に応じて省エネや自然エネルギーの導入、植林などの排出削減事業に資金を提供することで、排出を“帳消し”にする「カーボンオフセット」と呼ばれる手法の在り方を検討する方針を固めた。

 オフセットは、排出量の増加が著しい家庭や職場、運輸部門での自主的な削減取り組みの新手法として注目が集まり、欧州ではビジネス化も進んでいる。一方で、集まった資金が有効に利用されないなどの懸念もあるため、同省は今秋にも適切な制度普及を進めるため専門家による検討会を設置し、実施に向けた指針をまとめる。
 同省などによると、オフセットは日常生活や社会経済活動で避けることができない温室効果ガスの排出を埋め合わせるため、個人や企業が風力発電や植林などの排出削減事業を進める基金に出資したり、京都議定書に基づく排出枠を購入したりする方法で行う。(共同通信)

345とはずがたり:2007/08/19(日) 12:19:21
美味しいのかな?循環型社会のためにはいい試みだと思うけど。

有害獣対策、シカ肉食べ検討
嘉田知事、高島で県職員と意見交換
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007081700150&genre=A2&area=S20&mp=

 嘉田由紀子県知事と出先の滋賀県職員が日ごろ感じていることを話し合う「職員ざぶとん会議」が17日、高島市の高島県事務所であり、同事務所が普及に努めるジビエ(シカ肉)料理を食べながら、嘉田知事と若手職員10人が有害獣対策について意見交換した。

 シカ肉のフライとしぐれ煮を試食した。職員はスライドを使ってシカやクマ、サルによる林業や農業被害を説明した。その上で、高島市内で約9300頭のシカが生息し、年間約1000頭が捕獲されるが、個体数を減らすには不十分と指摘した。
 嘉田知事は「殺す以上は肉をいただくのは大切なこと」と話し、捕獲や肉の流通についての法整備の必要性を訴えた。

346とはずがたり:2007/08/19(日) 15:49:57
俺の持論の正しさが証明されたぞ!
過疎地は全部廃村にして植林すればいいんじゃい。
自民党に任せておくと植林するために立派な林道整備して税金とCO2の無駄遣いするから駄目だ。

バイオ燃料より植林に軍配
温室ガス削減効果
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007081800060&genre=H1&area=Z10&mp=

 【ワシントン17日共同】同じ面積の土地なら、バイオ燃料の原料となる作物を栽培するより植林する方が、温室効果ガスの削減効果が高いとの研究結果を、英国の環境保護団体ワールド・ランド・トラストの研究者が17日付の米科学誌サイエンスに発表した。

 研究者は「バイオ燃料を増やすより、休耕地への植林や既存の森林の保全の方が温暖化防止効果がある」と指摘している。

 研究では、温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)を出すガソリンや軽油をバイオ燃料で置き換えた場合と、CO2を吸収する木を植えた場合のCO2削減量を今後30年間の総量で比較した。

 その結果、バイオ燃料のエタノールをサトウキビから生産すると、栽培面積1ヘクタール当たり炭素換算で53−59トン、トウモロコシからでは同12トン、削減できた。
 これに対し、休耕地に植林すると熱帯では同120−240トン、温帯では96トン削減でき、「削減効果は植林の方が2−9倍高い」とした。(共同通信)

347とはずがたり:2007/08/19(日) 15:53:12
夏の暑苦しさは日本随一の酷く住みにくい京都に残された最後の良心が巨椋池干拓地の水田なんか。

水田がヒートアイランド抑制
伏見・桃山高生、気球で実証
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007081800035&genre=H1&area=K1I&mp=

 京都市伏見区の桃山高の生徒らが、同区向島ニュータウンのヒートアイランド現象を探る実験を行い、結果をまとめた。気球を使って風の流れを解明し、近くの巨椋池干拓地の水田から吹き寄せる風が温度上昇を抑える一因になっていることを実証。「地球温暖化防止の観点から、今後も広大な干拓地を保全すべき」と訴えている。

 実験は、気象予報士でもある同高の村山保教諭(50)が、身近な地域を題材に地球環境を考えようと企画した。同高地学部などの1、2年生12人が参加し、京都産業大理学部の藤井健教授(気象学)の指導を受けた。

 7月28日正午すぎから同3時まで、近鉄向島駅南西の水田沿いから、ヘリウムガス入りの「パイボール気球」を7回揚げ、10秒ごとに方角や高度を測り、風速を導き出した。一方、巨椋池干拓地や向島ニュータウンで気温を測った。

 巨椋池干拓地の気温はニュータウンに比べて5度前後低く、気球は7回とも向島ニュータウンの方へ飛んだ。移動しながら高度1000メートル前後まで同じぐらいの風速で上昇し、それを超えると偏西風の影響を受け、気球の動きや速度が変わった。その分岐点がちょうど最も気温の高いニュータウン中心部付近になっていた。

 これらの結果により、向島ニュータウンは巨椋池干拓地からの風の影響を受け、ヒートアイランド現象が抑えられている、と証明されたという。
 今回の実験結果を論文にし、共同で学会に発表する計画も立てている。村山教諭は「広大な巨椋池干拓地をコンクリートに変えてしまったら、周囲の気温は2、3度は上がってしまうのではないか。伏見や京都の中心部のヒートアイランド現象を、巨椋池干拓地がどれだけ助けているのかも調べてみたい」と話している。

348とはずがたり:2007/08/19(日) 15:54:52
この辺は京都スレでも良いんだけどなぁ。。

琵琶湖のビワマス大型化
”天敵“漁師減り長生き
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007081900014&genre=H1&area=S00

 琵琶湖の固有種ビワマスが近年、大型化していることが、滋賀県水産試験場の調査で分かった。漁の対象とする漁業者が減ったことで、捕獲を免れて大きく成長する魚が増えていると、試験場は推測している。

 試験場の田中秀具主任主査が、秋に県内の川に遡上(そじょう)してくるビワマスの平均体長を調べたところ、1963年は31・9センチだったが、94年は38・3センチ、2006年は42・2センチだった。うろこから平均年齢を調べると、63年は1・8歳、2006年は2・9歳と高齢化が進んでおり、年をとって大きくなった魚が多くなっていることが判明した。

 田中主任主査は当初、生息数が減ったために競争相手が少なくなり、餌を豊富に食べられるようになったことが大型化の原因ではないかと考えた。しかし、採卵事業のデータをみると、川に上がってくる魚は近年豊富で、ビワマスは漁獲量ほどは減っていないと推論した。

 一方、田中主任主査が漁港を訪ねて回ると、ビワマスを捕る漁師が少なくなっていたことから、夏場の漁期に捕獲を免れる魚が多く、それが大きく成長して川に上っているのではないかと結論づけた。
 漁獲量は50年代のピーク時で100トン弱あったが、2005年度は13トンに落ち込んでいる。田中主任主査は「昔はビワマスの生態や行動を熟知した漁業者が多くいた。ビワマスは漁獲不振といわれているが、あと20−30トン捕っても資源は大丈夫とみられる」と話している。

349とはずがたり:2007/08/19(日) 15:56:52
家の母親も実家で此を使っているが,魚の水槽に入れたら全部死んでしまったそうな。雨って結構有毒なんかね。小学生がよく天に向かって口開けてるけど。

小学校や支所に雨水貯留タンク続々
大津市、家庭設置は助成へ
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007081900015&genre=H1&area=S00

 市民に雨水を有効に利用してもらおうと、滋賀県大津市は小学校や支所に、雨水貯留タンクの設置を進めている。市は本年度中に、一般家庭でタンクを設置する場合に助成を始める。

 タンクは、雨どいにつなげる形で設置し、貯留した雨水は、植木などの散水や洗車、非常時の生活用水に使える。市はこれまでに、市役所をはじめ、膳所小、粟津中や膳所児童館などに、1トン−180リットルを貯留できるタンク計13基を設置した。

 大津市中央2丁目の中央支所では今月中旬、樽の形をした180リットルのタンクと、200リットルを貯留するタンク計2基を設置した。今後は、近所の家庭の散水や打ち水にも使ってもらう方針だ。
 市河川課は現在、一般家庭でのタンク設置の補助割合などを最終調整している。「環境に配慮した設備で、ヒートアイランド現象の緩和にもつながり、市民の協力を呼び掛けたい」としている。

350やおよろず:2007/08/24(金) 19:25:40
小型テレビと冷蔵庫対象、家電リサイクル料値下げへ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070822i301.htm

 家電メーカーがリサイクルのために消費者から家電を引き取る際に徴収するリサイクル料金が、小型のテレビと冷蔵庫で値下げされる見通しとなった。

 高いリサイクル料を嫌って、急増している不法投棄を防ごうという狙いだ。値下げ幅や時期などについては各メーカーが今後詰める。

 家電メーカーなどが加盟する電子情報技術産業協会(JEITA)が21日、経済産業省と環境省の審議会の合同会合で、引き下げ方針を示した。

 家電リサイクル法は、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンの4品目について、メーカーに対して引き取りと再利用を義務付けている。

 リサイクル料金はメーカーが各自設定するよう定めており、大手家電の料金はテレビが2700円、冷蔵庫・冷凍庫が4600円、洗濯機が2400円、エアコンが3000円などとなっている。しかし、不法投棄は後を絶たず、4品目の不法投棄台数は2005年度で15万5379台に達した。このうちテレビが全体の53%、冷蔵庫(冷凍庫含む)が22%を占めている。

 JEITAの御手洗顕デジタル家電リサイクル委員会委員長は21日の会合で「小型のテレビや冷蔵庫のリサイクル料金は、大型に比べて消費者が割高感を感じている」と述べ、小型のテレビと冷蔵庫の料金を引き下げる見通しを示した。

(2007年8月22日3時4分 読売新聞)

351やおよろず:2007/08/24(金) 19:35:55
09年夏までに省エネ計画策定、東アジア16か国が合意
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070823ib21.htm

 【シンガポール=実森出】日本や東南アジア諸国連合(ASEAN)など東アジア16か国による「東アジアエネルギー相会議」が23日、シンガポールで開催され、各国が省エネ目標と行動計画を2009年夏までに定めることで合意した。

 中国、インドなどが含まれ、16か国のエネルギー消費量は全世界の3分の1を占める。地球温暖化対策で、工程表を伴った計画を国際的な枠組みで設定するのは初めてだ。

 この日採択された共同声明では、各国が自主的に数値による省エネ目標と行動計画を決め、特に省エネ目標は可能な限り産業分野別に定めることを促した。08年夏に中間報告を求めて作業の進ちょく状況を確認し、09年に最終案をまとめるとしている。

 共同声明ではこのほか、石油の代替エネルギーとして注目されているバイオ燃料の生産について、環境保護と両立させる基本原則を検討していくことでも合意した。一部途上国で、原料を栽培するために森林を伐採し過ぎる傾向があることを踏まえたものだ。

 会議は、今年1月の東アジア首脳会議(サミット)の首脳宣言(セブ宣言)を受けて初めて開催された。

(2007年8月23日19時27分 読売新聞)

352とはずがたり:2007/09/04(火) 22:16:33
耐性菌、野生動物にも 人への影響、監視必要
http://www.asahi.com/science/update/0903/TKY200709020142.html
2007年09月03日10時08分

 絶滅の恐れのあるヤンバルクイナやアマミノクロウサギなど15種以上の野生動物が、抗生物質(抗菌剤)の効かない耐性菌に汚染されていることが、岐阜大や酪農学園大などの研究でわかった。抗菌剤の乱用で出現する耐性菌が、医療や畜産の現場だけでなく、環境中にまで拡散している実態がはっきりした。

 岐阜大の福士秀人教授らのチームは、環境省やんばる野生生物保護センターなどの協力で、抗菌剤とは無縁のはずの野生動物の糞(ふん)を集め、腸内細菌に耐性菌がいないか、分析した。

 この結果、北海道のタンチョウのほか、沖縄県のヤンバルクイナ、ノグチゲラなどの野鳥、野生化したマングース、野ネコなど15種、285個体から採取した大腸菌や腸球菌から、抗菌剤に抵抗力をつけた耐性菌が見つかった。耐性菌の割合は平均で20〜25%だった。7種類の抗菌剤が効かない菌も見つかった。

 酪農学園大の田村豊教授や東京大医科学研究所の調査でも、06〜07年に鹿児島県・奄美大島で集めたアマミノクロウサギの糞128検体から採れた大腸菌の2%は耐性菌だった。また、北海道の原生林で捕獲した野ネズミ196匹の7%からも耐性菌が見つかった。日本で野生化したアライグマからは、10種類の抗菌剤が効かない大腸菌が見つかった。

 抗菌剤は人間や家畜の治療用だけでなく、農薬などとしても広く使われている。人間などの排泄(はいせつ)物をはじめ、さまざまな経路で耐性菌が環境中に広まった可能性がある。

 院内感染で広がる耐性菌としては、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)やバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)が代表例だ。環境中に耐性菌が広まれば、人間への感染防止策がより難しくなるほか、抗菌剤の効かない新たな病原菌が出現する危険性もある。

 田村教授らの研究成果は3日の日本獣医学会で発表される。

353とはずがたり:2007/09/22(土) 13:36:47
松島世界遺産申請、県提案書合意得られず 規制めぐり平行線
ttp://www.kahoku.co.jp/news/2007/09/20070922t15029.htm

 国の特別名勝松島の世界遺産登録に向け、宮城県は21日、「県世界遺産候補資産関係市町長会議」を県庁で開いた。登録の前段階となる「暫定リスト」に盛り込むよう文化庁に申請する提案書を協議したが、東松島市など市町側から特別名勝の規制緩和の要望が出て合意には至らなかった。

 提案書の申請は、県と関係5市町間の合意が前提となる。申請期限は28日に迫っており、県は25日にも佐々木義昭教育長が東松島市を訪れ、阿部秀保市長に合意を働き掛ける。

 会議では村井嘉浩知事が「世界遺産登録は松島の知名度を高め、観光面の波及効果が期待できる」と述べ、提案書への合意に理解を求めた。

 これに対し阿部東松島市長は「県の説明は不十分で、地域住民の不安は解消されない。県の保存管理計画による規制が緩和されなければ合意できない」と反発した。

 塩釜、松島、七ケ浜、利府4市町の首長や代理の担当職員は提案書には合意したが、世界遺産登録による一層の規制強化を懸念する発言をした。

 議論は平行線をたどったため、県は会議の場での合意を断念。26日までに、あらためて各市町の意向を確認する。

 提案書は「松島―貝塚群に見る縄文の原風景」がタイトル。国内最大級の縄文時代の里浜貝塚(東松島市)や大木囲貝塚(七ケ浜町)、仙台藩祖伊達政宗が創建した瑞巌寺本堂(松島町)などを紹介している。

 特別名勝の松島は、県の保存管理計画で住宅建設などに規制が敷かれている。1998年の策定から10年近くがたって見直し時期を迎え、住民から規制緩和を求める声が上がっていた。

 阿部東松島市長は「世界遺産登録には基本的に賛成。県から一歩踏み込んだ説明があれば、住民の受け止め方も変わってくる。その上で判断したい」と話している。
2007年09月22日土曜日

354とはずがたり:2007/11/08(木) 16:01:47
30年のCO2排出量56%増
中印が石炭多用とIEA
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007110700143&genre=H1&area=Z10&mp=

 【ロンドン7日共同】国際エネルギー機関(IEA)は7日、2007年版世界エネルギー展望を発表した。急激な経済発展が見込まれる中国とインドのエネルギー消費と地球温暖化進行の関係を分析。両国の石炭使用急増によって世界の二酸化炭素(CO2)排出量は2030年に、05年実績比56%増の420億トンに達するとの見通しを明らかにした。

 ただ、各国政府が現在検討中の温暖化防止策を着実に実行すれば、排出量は20年ごろから安定し30年の排出量は340億トンまで抑制できると説明。石炭発電からの排出を抑えるための取り組みが急務になっていると指摘した。

 また中国は07年に米国を抜いて世界最大の排出国になり、インドは15年に3番目に大きい排出国になると予想。05年から30年までの増加量は中印だけで半分以上を占めるとしている。
 しかし1900年から2005年までについては、米欧が半分以上を排出。中国は8%、インドは2%にすぎないという。(共同通信)

355とはずがたり@混淆林化絶対推進っ!:2007/11/13(火) 20:40:48
観光の為に大平湖周辺に森林鉄道復活整備する為にお金使えばいいw
それにしても啓発費って何に使うつもりか?意図が解らぬ。何の利権だ?

秋田県の森づくり税 導入の目的“迷走”
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/11/20071113t41021.htm

 秋田県議会最大会派の自民党は12日、11月臨時会農林商工委員会で、継続審査となっている森林環境税「水と緑の森づくり税」導入条例案に絡み、新税の使途を一部修正するよう県側に要望した。議席の過半数を占める自民党が臨時会での可決を目指し、県側に着地点を示した格好だが、条例案の度重なる内容修正で、新税の狙いが分かりにくくなっている。

<スギ林混交化>
 臨時会に付議された条例案は、個人県民税額を年間800円、法人県民税率を年間8%引き上げ、約4億8000万円を確保。主にスギ人工林を混交林化する事業に充てるほか、県民への意識啓発事業なども実施する―との内容。

 これに対し、自民党は税額や税率は条例案通りとする一方、使途は啓発事業へ重点配分するよう要望した。林業活性化を目指す超党派の議員連盟が、混交林化より啓発を重視する案をまとめたことが背景にある。

 津谷永光会長は「議連の案をベースにしつつも、混交林化事業は絶対必要という県側の主張も踏まえた結果。臨時会で何とか成就させるには、条例案を可決できる内容修正が必要」と説明した。

 森林環境税が提案されたのは6月定例会。当初の税額は年間1000円、使途には県産木材の利用促進事業も含まれていた。だが議員から、「理念はいいが、使途は再考すべきだ」との指摘が出て、関連条例案は継続審査に。
 寺田典城知事は9月定例会で、混交林化事業の縮小など使途の見直し案を提出。それでも、税額1000円への異論は消えないため、定例会最終盤に突如、税額を800円とする訂正案に差し替えた。

 これに反発した第二会派「みらい21」は、議連がまとめた税額500円案を緊急提出。議会側の主張を通そうと試みたが、自民党などの反対で、訂正案が再び継続審査となるなど、二転三転してきた経過がある。

<党内にも異論> 
 寺田知事と県議会の攻防で、度重なる内容修正が行われた結果、税額は1000円から800円へ変わり、使途も比重が混交林化事業から啓発事業へ移りつつある。森林環境税の導入意義は提案当初から大きく変ぼうした。

 県側は14日の農林商工委員会で、自民党の提案に回答する。修正を受け入れれば条例案は可決へと動きだすが、決着だけを優先させたような修正提案には、自民党内にも異論がくすぶる。
 ある議員は「森林環境税がどんな新税か、県民に説明しにくくなったことは確か。本当にこれで良かったのだろうか」と漏らした。

◇森林環境税をめぐる提案の変遷
        税額(個人) 使途などの特徴
知事提案(当初) 1000円  混交林化に重点
知事提案(修正) 1000円  混交林化を縮小
知事提案(訂正)  800円  総事業費を圧縮
みらい21修正案  500円  啓発事業に重点
自民党修正要望   800円  啓発事業に重点
2007年11月12日月曜日

356とはずがたり:2007/11/14(水) 18:49:27
日本人マグロを気軽に食い過ぎかもね。

マグロ保護対策は不十分
「回復望めない」と専門委
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007111000109&genre=G1&area=Z10&mp=

 乱獲で極端に数が減った大西洋東部のクロマグロの回復を目指し、国際的な資源管理機関「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)」の加盟国が昨年合意した漁獲枠削減などの対策について、ICCATの専門委員会が「資源の回復が実現できる可能性は低い」と、不十分さを指摘する報告書をまとめていたことが10日、分かった。

 報告書は、禁漁期間の延長や漁獲枠の大幅削減など追加的な対策の実施を勧告。12日からトルコで始まるICCAT年次総会に提出される。

 総会に向け米国は、この海域のクロマグロを3−5年間禁漁にすることを求める方針を表明。環境保護団体も「違法なクロマグロ漁が続いている」として禁漁を求めており、最大の消費国で、主要漁業国の1つでもある日本への風当たりも強まっている。
 ICCATの専門委は、最新の漁獲データなどを基に、昨年各国が合意した「3万2000トンの漁獲枠を2007年は2万9500トンに削減、10年まで徐々に減らす」などとする資源回復策の効果を評価した。(共同通信)

357とはずがたり:2007/11/15(木) 00:49:44
農業問題と云うよりぎりぎり環境問題か?

秋田県の地場産業=人的資本が今生きる時では?またぎを全国に派遣しよう!
>被害防止に当たるハンターが減り続けており、抜本的な対策が求められていた。

で,自民党にやらせるとどんな利権をくっつけるか知らんけど,山の針葉樹を切り倒して闊葉樹※に植え替えれば①保水力の向上で水源の涵養と洪水調整,②野山の鳥獣類への餌供給で自然環境保護と農作物害の抑制,③木炭に拠る循環型自然エネルギーの供給基地と一石三鳥である。常々思ってるんだけど③を軌道に乗せるのが難しいなぁ。。木炭自動車(と云うか薪自動車の方が有利!?)http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1162819896/n10-12/の導入を図り適度に山林に手が入る仕組み作りが重要かと。

サルやイノシシの被害防止へ特措法 自民が議員立法へ
http://www.asahi.com/politics/update/1113/TKY200711130069.html
2007年11月13日10時54分

 農産物などの鳥獣被害が全国で相次いでいることを受け、自民党は13日、「有害鳥獣による被害防止特別措置法案」を取りまとめた。党総務会で了承を得て、近く衆院へ提出する。今国会での成立をめざし、公明党のほか野党第1党の民主党にも協議を呼びかけ、要望があれば共同修正を図る。

 サルやイノシシなどによる農産物への鳥獣被害はここ数年、全国で計約200億円前後に上るという。一方で、被害防止に当たるハンターが減り続けており、抜本的な対策が求められていた。

 法案は、各市町村に独自の被害防止策を求め、市町村は各地の猟友会所属のハンターを市町村職員として採用。その際、ハンターが負担している狩猟税を軽減する。また、市町村が自衛隊に対して、鳥獣の侵入防止さくやワナの設置に協力要請できるようにする。

※今では広葉樹と云われる。闊も常用漢字に入れよ〜♪
闊【カツ】用例:闊葉樹・闊大貨物・久闊を叙す
いや結構使うやん。・・無理だな〜w


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