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Tohazugatali Economic Review

982荷主研究者:2005/08/13(土) 02:45:51

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn05031703.html
'05/3/17 中国新聞
イズミ、広島・松山に複合施設 JT跡地に大規模店

 スーパーのイズミ(広島市南区)は、広島市南区皆実町の日本たばこ産業(東京、JT)広島工場跡への出店が決まり、大型商業施設の規模や開業時期など具体的な計画を五月末までに策定する。イズミはJT松山工場跡(松山市)への出店も決まったことが十六日分かった。海を挟んだ広島、松山両市で大型の開発事業を同時に進めることになる。

 広島工場跡は広さ約五万平方メートルに上り、イズミの広島県内二十九店の中では最大規模となる。同社はここ数年、九州地区など県外への大型店展開を加速しており、広島市内への新規出店は一九九六年六月の八木店(安佐南区)以来となる。松山工場跡も約三万四千平方メートルで、いずれも大型開発事業となる。

 JTは両工場跡について利用計画を公募し、イズミ、イオン(千葉市)など複数の企業が応募したとみられる。施設はJTが建設し、イズミに賃貸する方式で、両社は両工場跡の具体的な利用計画づくりを急ぐ。

 イズミの高西宏昌副社長は、広島工場跡への出店について「広島は古い店舗が多く、時代の流れに沿った店舗展開の一環」と説明。松山も含めた施設の計画については「正式契約までは何も言えない」と話した。

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 JT広島工場跡地利用の公募 たばこ需要の低迷を受けてJTが2004年3月、敷地約6万2000平方メートルのうち約5万平方メートルの工場部分を閉鎖した。市中心部に近い立地を生かした商業施設として再開発するため、同年9月、出店希望の企業を公募。複数の企業が提出した事業計画などの提案書をJTが子会社を通じて審査していた。

■地元最大手 反転攻勢へ

 【解説】イズミは本拠地の広島で、流通最大手のイオンを中心に競合他社の進出攻勢を受けている。それだけにJT広島工場跡への出店に地場最大手の意地を見せ、反転攻勢に向けて存在感を示す店舗づくりに動きだしたといえる。

 今回は市中心部のまとまった土地であり、流通大手も含めた複数業者による提案競争になった。「収益性や実現性を基準に、最も条件がいい企業に決める」としていたJTの公募に対し、抜け出たのがイズミ。競合した業者は「イズミさんはかなりの好条件を出したはず」とみる。

 これまでもイズミは、広島地区で大型出店できる用地を探していた。キリンビール広島工場跡(広島県府中町)にも出店を申し入れたが、イオンの「ジャスコ」を核としたダイヤモンドシティ(東京)のソレイユに敗れている。地元最大手として今回は是が非でも出店を決めたい土地だったといえる。

 イズミは近年、九州や四国へ大型店の展開を進めてきた。地元の広島地区は古い店が多く、山西泰明社長は「広い土地を持つ大型の『ゆめタウン』を広島のみなさんにお見せしたい」と常々、話していた。

 新施設の概要は五月に決まるが、スーパー「イズミ」を核に多数の専門店を入れた「ゆめタウン」型として二〇〇七年以降の開業となりそう。周辺はソレイユ、イオン宇品ショッピングセンター、広島サティと「イオンによる包囲網」が進む激戦区だけに、集客力の高いテナントの誘致が事業の鍵を握る。(藤原直樹)


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