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Tohazugatali Economic Review

844とはずがたり:2005/01/26(水) 10:21:15
「堤王国」崩壊へ
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/seibu/news/1026-9.html

 西武鉄道グループの総帥として君臨してきた堤義明コクド会長が、経営の一線から身を引いた。百貨店などセゾングループを率いた異母兄の堤清二氏は既に、傘下企業の経営難で実業界を離れている。義明氏は個人株主として影響力を保持するとみられるが、表舞台から退くことで鉄道と流通を中心に影響力を誇示してきた「堤王国」は崩壊を始めたと言えそうだ。

 約百二十社で構成する西武グループは、関連企業の株式を保有するコクドを頂点にゴルフやホテル、観光事業を幅広く展開する。東京、埼玉で鉄道を運営する西武鉄道は株式を上場しているが、肝心のコクドは非上場。情報開示に消極姿勢で、株式非公開のコクドがグループを実質支配する異様な構図が特徴だった。

 グループ全体の借入金など財務状況はやぶの中とされ、バブル期などには観光開発を派手に進める一方で、経営内容の不透明さを指摘する声も絶えなかった。

 コクドの経営トップとして、義明氏はグループの実質オーナーの座にあり、関連企業の事業や幹部人事などに権限を行使してきた格好だ。

 義明氏は一九五七年、父親で元衆院議長の故堤康次郎氏が創業したグループの中核企業としての国土計画興業(現コクド)に入社。康次郎氏が死去し、六五年に国土計画(現コクド)社長に就任、経営者としての道を歩み始めた。七三年に西武鉄道社長となりコクド、プリンスホテルの経営などに直接携わった。

 兄の清二氏は二〇〇〇年、経営難に陥っていたセゾングループの不動産開発会社の処理をきっかけに、私財を提供して経済界から離れた。義明氏は総会屋事件の余波が収まらない中での経営からの離脱で、父康次郎氏が築いた実業の基盤は完全に崩れた。


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