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Tohazugatali Economic Review

785とはずがたり:2004/12/09(木) 20:43

この辺。産業マニアとしても経済学徒としてもこの手の話しを聞くと何か有効活用できないものかと気もそぞろになるのだが・・
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=135/27/09.565&scl=25000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=34/36/46.528
>だが海外に木材加工の拠点が移ったり、建築材に金属化学素材が使われるようになったりして原木の輸入は激減。
なるほどね。。環境保護の観点から原木の輸出を禁止し国内の木材加工工場の立地させようとした例(マレーシアだったかな?)もあったような。

木材消えた街再生へ 住之江区平林地区
http://mytown.asahi.com/osaka/news01.asp?kiji=1054

  かつて西日本の木材基地だった住之江区の平林地区で、材木会社の若手経営者らが「平林フォーラム」という会を作り、新しい街づくりを模索している。原木を浮かべるための広大な池は現在、大半が遊休化し、街は衰退していくばかり。「小さくてもできることから」と、木製のプランターづくりやミニコンサートなど、こつこつと活動を続けている。

  積み上げた木材や路上駐車の車の間を縫って作業車が走る町並みに、ぽつりぽつりと、軒先に花を植えた木製のプランターを置いた会社が目につく。フォーラムが今春、地区の人を対象に開いた講習会で、参加者が作り持ち帰ったプランターだ。製材所から出た端材を使っている。

  「プランターをいくつか置いたところで街全体はきれいにならない。でも、人の意識を変える効果は小さくない」と、メンバーの林田元宏さん(44)。確かに、プランターの周りはこざっぱりと片づけられている。

  平林貯木池は水面面積だけで58ヘクタール。高度経済成長期には国内外から運び込まれた原木が池を埋め、周囲には木材関連の会社や工場が軒を連ねた。

  だが海外に木材加工の拠点が移ったり、建築材に金属化学素材が使われるようになったりして原木の輸入は激減。現在では貯木池の約95%が使われていない。70軒ほどあった製材業者も約10分の1になった。

  未使用でも貯木池には固定資産税がかかり、地主には大きな負担だ。利用回復の見通しも暗い中、一時は埋め立て論も出たが、コストがかかりすぎて話はまとまらず、時間だけが過ぎた。

  そんな中、林田さんが呼びかけ昨年6月にフォーラムを結成。約20人のメンバーは地元の2代目、3代目らで、全員が50歳以下だ。街の活気が失われてゆくのを黙って見てきた反省から「何事もきちんと意見を出して議論する」のがルール。月に一度の定例会では、どんなささいなことでも1人1つは意見を言わねばならない。

  だが、ハコモノを作ろうにも金がない。今ある「水」と「木」を生かした街づくりを目指す。9月には、地主が貯木池に建てたフローティングハウス(水上に浮かぶ建物)を借りてミニコンサートを開き、地元の人ら約40人が参加。ハープとフルートの演奏を聴きながら、目の前に広がる夕暮れの池を見て「こんなにきれいな風景があったとは」と驚いた人が多かったという。
  
  今後は、来年5月に丸太切りや木材の競り体験などを盛り込んだ祭りを計画。地域外の人に街を知ってもらう企画も考えている。また地元の高校・大学と連携した活動や、木材に詳しい設計士の育成のほか、水上薪能など木と水を生かしたイベントもしたいという。

  フォーラムの玉置猛会長(49)は「時間がかかることはわかっているがここで働いたり、住んだりしてよかった、と思う人が出てくれば目標達成」と話している。

(12/9)


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