したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Tohazugatali Economic Review

761とはずがたり:2004/11/19(金) 15:56
GDP:7〜9月期は実質マイナス成長に 算出方式変更で
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/seisaku/news/20041119k0000m020127000c.html

 内閣府は18日、実質国内総生産(GDP)の算出方式を物価変動を反映しやすい方式に変更することを決定し、94年にまでさかのぼった試算を公表した。この結果、デフレ時代の統計のマジックがはげ落ち、04年7〜9月期の実質GDP(速報値)は現行方式の前期比0.1%増(年率換算で前期比0.3%増)から同0.03%減(同0.1%減)に下方修正された。マイナス成長は03年1〜3月期以来、1年半(6四半期)ぶりで、日本経済が失速し、踊り場に入ったことを鮮明にした。

 マイナス成長に陥ったのは、価格下落スピードが速いIT(情報技術)関連製品の動向を反映して、設備投資が算出方法変更前の前期比0.2%減から同0.8%減に下落幅が拡大したためだ。さらに、個人消費も同0.9%増から同0.6%増に伸び幅が縮小したことも成長率を鈍化させる結果となった。

 今回、導入された算出方式は、物価変動の基準年を1年ごとに変える「連鎖方式」。5年ごとに更新する現行の「固定基準年方式」を変更した。現行方式は、基準年(現在は95年)から離れるほど、物価の下落幅を過大に見積もりがちで、物価変動の影響を除いた実質GDPをかさ上げしていた。基準年をこまめに変更することでかさ上げ分が解消され、02年4〜6月期以降の実質GDPは変更前と比べて軒並み下方修正か横ばいとなった。

 連鎖方式は米英などで既に導入され、欧州連合(EU)でも来年以降取り入れる方針。内閣府経済社会総合研究所の香西泰所長は「ITの影響で統計にブレが出ていたが、今回の方式変更は国際的な潮流にも合致する」と説明している。

毎日新聞 2004年11月18日 21時09分


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板