[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
Tohazugatali Economic Review
734
:
とはずがたり
:2004/10/16(土) 12:22
水産業?自然保護?商業?
ヒゲ3トン宙に浮く 商業捕鯨時代の“遺産”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041015-00000027-san-soci
かさむ維持費 「活用法求む」
商業捕鯨が禁止されて以来、貴重品となったシロナガスクジラなどのひげ約三トンが使い道がないまま、宙に浮いている。大阪市の女性会社経営者が知人から譲り受けたものだが、かつてはクジラのひげで作られていたものも、石油化学製品におきかわり、ひげ自体の使い道が少なくなっている。このため、いっこうに量が減らないうえ、保存に手間とコストがかかることもあり、最近は廃棄も考え始めたという。
ひげはシロナガスのほか、ナガス、イワシの三種類がある。イワシクジラ以外は調査目的でも捕獲できず、そのひげがこれほど大量に保管されているのは珍しい。
所有しているのは、大阪市の山口久美子さん。このひげは捕鯨が制限されていなかった時代、クジラ漁の出資者に土産として渡されたものといい、もともと鯨関連の文化団体の会長を務めていた知人が所有していた。山口さんは、その知人へ貸したお金の担保として、平成十四年に預かった。その後、知人が経営する会社が倒産したため、ひげの所有権が山口さんに移った。
極上とされるセミクジラのひげは人形浄瑠璃のからくりに使われることで有名。山口さんが所有するナガスクジラやイワシクジラも、さまざまな工芸品のほかつりざおなどの素材になるという。
これまで、山口さんのもとには元来、くじらのひげで作られていた祇園祭の山ほこのかねをたたく「かねすり」三百六十本分の量の注文がきた。京都のしにせ扇店が制作した扇を人間国宝の歌舞伎役者が公演で使ったこともあった。古い資料でくじらのひげで作った扇が舞台で使われていた、とあったことから役者自ら要望したという。
このほか、耳かきやネクタイピンなども独自に作って売っているが、全体の売り上げはわずかで倉庫のひげはいっこうに減らない。山口さんは「貴重なものとは理解しているが、このままでは維持費がかかりすぎる。いい活用方法はないでしょうか」と困惑している。
問い合わせは山口さんが所属する異業種交流グループ、セールスパーソンネットワーク倶楽部(TEL06・6367・6245)で受け付ける。
■くじらのひげ 約80種いる鯨類のうちヒゲクジラ類と呼ばれる11種が口内に備えている器官で、オキアミなどのエサを漉して体内に摂取するフィルターの役割を果たす。石油化学製品が普及する以前はさまざまな目的で利用された。
(産経新聞) - 10月15日15時36分更新
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板