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Tohazugatali Economic Review
691
:
とはずがたり
:2004/09/06(月) 16:04
期待外れのIT投資?
http://tenshoku.inte.co.jp/msn/news/0080.html
「成功」は約7%どまり
IT関連調査・コンサルティングのガートナージャパンが国内の中小規模から大企業まで1087社にアンケートを行ってまとめた調査によると、これまでのIT投資が「期待以上の成功」であると評価しているものは、全体のわずか0.6%にすぎなかった。その上、「期待どおり」とした企業も6.6%しかないという結果だ。
調査では、「期待以上の成功」から「完全に失敗」までの7段階に分け、各企業のIS部門の管理者に自社のIT投資の効果を評価してもらった。その結果、最も多かったのは「ある程度は成功」で61.8%。これに続くのが「どちらでもない」の23.0%。一方、「失敗」と答えたのは、「どちらかというと失敗」(5.1%)、「失敗したシステムが多い」(1.8%)を合わせて6.9%だった。「完全に失敗」はゼロだったのが救いとも言える。
コンサルティング会社のアビームコンサルティングが3月に行った調査でも、これと似たような傾向が出ている。過去3年間のIT投資の結果が「期待以上」とした企業はゼロ、「期待通り」でも30%しかなかった。最も多かったのは「やや不十分」の55%だ。
IT投資の必要性についてはITベンダーが喧伝し、CMなどでもこれを強調しているが、ユーザー企業の側が成功して満足しているかというと、決してそうではないようだ。
成功のカギは経営戦略とのリンク
では、どうすれば「成功」できるのか――。ガートナーは、これら「成功組」と「失敗組」の間で、何が違うのかを分析し、ITの運用体制の何が、成功・失敗とかかわっているのかを引き出している。すなわち、「経営陣がITの重要性を理解している」「経営目標達成のためにITを利用している」「導入前に効果目標を設定している」「IT部門と利用部門の間で頻繁な交流がある」――の4つだ。
なかでも、「経営目標の達成にITを利用」は、最も強い相関関係があることが分かった。この項目でイエスとしたのは、「期待どおり/以上」のグループでは60%以上で、逆に「失敗/分からない」グループでは10%にすぎない。つまりITの導入の際、どんな経営目標を持っているのか、はっきりしている企業ほど、「成功する投資」ができるということだ。言ってしまえば、当たり前のような話なのだが、実際には、なかなかうまくいかないことでもある。
米国ではITを業務プロセスを変えていく手段として注目されている。それに対して、日本企業は業務プロセスを自動化するための手段としてとらえる傾向が強いという。単なる業務プロセスの自動化は、変革どころか、逆に旧来のプロセスを温存して、固定してしまうことにもなりかねない。
さらに、調査では、もうひとつ興味深い結果が出た。企業にCIO(最高技術責任者)を置いているか、いないかは、「成功」「失敗」にはほとんど関係がないということだ。CIOは経営戦略の一部としてIT戦略を立案・実行するのが仕事のはずだが、実際にはそうした役割を果たしていないことがうかがわれる。
日本のCIOは、実質的に部長クラスの管理職だったり、単なるネットワークの保守部門の責任者であることも多い。通常、執行役員として強力な権限を持っている米国の場合とは、ずいぶん違うようだ。
景気の好転で、企業のIT投資にも凍結解除の兆しが出てきている。だが、それを本当に生かすためには、いまいちど社内体制を見直した方がよさそうだ。
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