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Tohazugatali Economic Review

685とはずがたり:2004/08/26(木) 00:41
中小企業にカネを貸せ貸せと言い続ける政府の姿勢を見れば仕方がないようにも思えるが,借り手は政府から借りた金は返さなくても(・∀・)イイ!!と思っているのではなかろうか?
そもそも政治家の斡旋で融資先が決まったりしているのではないか?
ときに和歌山も同和問題酷いのかねぇ?

県の中小企業向け融資、延滞利息113億円
http://mytown.asahi.com/wakayama/news02.asp?kiji=2075

 県が民間に貸し付けた「中小企業高度化資金」で、延滞利息に当たる「違約金」の総額が、03年度末の時点で約113億円に上っていることが、県償還指導室のまとめで分かった。高度化資金は53団体が計約212億円を借り入れているが、3分の2の35団体計約114億円の返済が滞っており、「貸し付けの審査自体に問題があったのではないか」という指摘も出ている。

 高度化資金は一般的に、借り入れ後3〜5年後から返済が始まり、20年後までに返済することになっている。毎年度末の返済義務を守らなければ年利10・75%の違約金が発生する。

 違約金は02年度末時点では34団体の計約101億円だったが、その後の1年間での新たな積み増しに加え、1団体が新たに延滞となったことで約113億円に拡大した。

 全国的にみても貸付先の半分以上が延滞となっているのは、和歌山県だけ。旧中小企業総合事業団のまとめ(02年度末時点)では、全国の延滞元金の6分の1は和歌山県分で占めている。特に同和対策の名目で無利子で借り入れている25団体のうち24団体が延滞となっている。

 県は「営業中の団体の借り入れ内容を公表すれば、その団体の利益を害するおそれがある」として貸付先名を原則公表していないが、自己破産を申請するなど既に破綻(はたん)した団体については、団体名や融資の申請書などを部分的に公開している。

 破綻した7団体中最も多額の借入金を残しているのは、豆腐メーカーの協業組合。96年に土地代として10億円、97年に工場の建物と設備代として約14億円の計約24億円を借りたが、2175万円を返しただけで02年に倒産した。違約金は約5億円に上っている。

 県の資料や関係者などによると、この豆腐工場は計画段階から和歌山市の建設会社(倒産)が主導し、当初は同社の役員が組合の理事長を兼任していた。組合員5者のうち元々県内で営業していたのは2者だけで、残りは大阪市から進出してきた豆腐業者とその関係者で占められていた。

 1団体で約15億円の違約金が積み重なっている団体もある。この団体は約10億円を借りたが、過去1年間では178万円しか返済しておらず、8321万円もの違約金が発生した。倒産していないため、団体名などは公開されていない。

 石橋秀彦・県商工労働部長は「県の融資手続きは適正だった」と強調する。今後の処理方法については「連帯保証人への請求や担保資産の競売など回収に努めているが、最終的に損失として処理することも検討課題だ」と説明している。

 畑中正好・市民オンブズマンわかやま事務局長の話  返済率がゼロに近い団体がいくつもあり、担保能力と返済能力をきちんと審査していたとはとても思えない。資料を全面公開して融資が適正だったのかどうかを再検討すべきだ。

   ■     ■

 中小企業高度化資金  複数の中小企業が共同で工場や店舗を造る際、資金の8〜9割を都道府県が低利または無利子で貸し付ける制度。貸付金の約3分の2は都道府県が国の外郭団体(旧中小企業総合事業団、7月に独立行政法人「中小企業基盤整備機構」に改組)から借り入れている。

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