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Tohazugatali Economic Review

591とはずがたり@飛行機未体験:2004/06/17(木) 17:45
凄いねぇ。
>1300万円自腹
パイロットへのあこがれとか俺には全然解らないんだけど。

変わるパイロット採用 旅客機機長の夢へ 1300万円自腹で免許
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040617-00000025-san-soci

 旅客機のパイロットになる夢を実現しようと、1000万円以上の自費を投じて操縦免許類を取得する若者が増えている。日本航空グループのJALエクスプレス(JEX)などの航空会社が、こうした免許取得者を乗員として多数採用し始め、努力でパイロットになれる道が開かれたのが背景だ。JEXでは自費免許取得者から初の機長も誕生しており、日本の航空業界の乗員採用のあり方に変化をもたらしそうだ。(坂下芳樹)
 ■4回の米留学
 「機長は思い描いていた夢の到達点。責任の重さを感じます」とJEXの高野一巳機長は語る。副操縦士として約四年経験を積み、昨年末、機長に昇格した。自費で免許を取得後、同社に入社した乗員からの機長誕生は初めてという。
 高野機長は小学生時代からパイロットを夢みたが、平成二年の大卒時は航空会社の乗員採用試験に通らなかった。当時は、免許取得者を採用する制度はまだなかったが、「自ら免許をとれば道は開けるかも」と考え、四回の米航空留学などで事業用操縦士、計器飛行証明などを取得した。
 学費や海外での生活費など計千数百万円の費用は途中三年間、トラック運転手をして捻出(ねんしゅつ)した。十年にJEXの採用試験に合格し、羽田や沖縄で一年間、ボーイング737型の訓練を経て、晴れて乗員となった。
 ■通年採用
 かつて旅客機のパイロットになる道は、学卒で大手航空会社に入り訓練を受ける「自社養成」か、航空大学校入学が主だった。しかし、素人をジェットパイロットに仕立てる自社養成の場合、航空会社には一人数千万円の費用がかかる。こうしたことから、平成九年のJEXを皮切りに、新規参入の航空会社なども、事業用免許などをすでに自費で取得した人の採用に動きだしている。
 特にJEXの場合、グループのJALジャパンからの小型機移管に伴い、昨年度から年に三十人を超す自費免許取得者の通年採用を開始。これが空を志す若者の免許取得に拍車をかけている。
 ■アルバイト
 大阪・八尾空港内にあり、航空乗員養成部門を持つ朝日航空の訓練生は、昨年後半から急増し、現在三十二人。史上最多の在籍数という。「二十代前半が多く、全員が旅客機のパイロットを目指している」(森本修・取締役乗員養成部長)。
 同社の訓練は飛行機の使用単価の安い米留学を組み入れるなど料金を抑えているが、それでも航空会社の受験資格を満たす免許類を一からとるには、少なくとも一年半の期間と千三百万円の費用が必要。訓練生らは親から借金したり、アルバイトしながら、生活を切り詰め、訓練に励んでいるという。
 こうした努力が実り、就職できたパイロットらは今、航空業界で評価が高い。「一分一分、身銭を切って飛行訓練を積んできただけに、底力が違うと航空会社のベテランパイロットに言われる」と森本部長。
 しかし、パイロットという職業への投資について、高野機長は「なれるのなら、どれだけ投資しても価値はある仕事といえる。ただ、絶対になれる保証はないだけに、誰にでも勧めるわけではない」と話す。
 航空先進国、米国の業界では「自社養成」的な制度はなく、自家用軽飛行機から、地方コミューターのプロペラ機、ジェット機の副操縦士、機長と、ランクアップしていくのが普通という。
 日本の航空業界は今後輸送増大が確実な一方、戦後の民間航空再開時に採用された乗員の大量退職期を迎える。高野機長は「(自費免許取得者の採用は)これから絶対増える」と話している。(産経新聞)
[6月17日15時26分更新]


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