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Tohazugatali Economic Review

572とはずがたり:2004/06/07(月) 22:12
ひと:上島国利さん=「日本うつ病学会」の初代理事長に就任する
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20040607ddm003070089000c.html

初代「日本うつ病学会」理事長に就任する上島国利(かみじま・くにとし)昭和大学教授=東京都品川区で11日午後2時34分、岩下幸一郎写す

 ◇だれもがかかる可能性、学際的に取り組みたい−−上島国利(かみじま・くにとし)さん

 「国民の7人に1人は経験がある」と推定されるうつ病。自殺につながるケースも少なくない。「うつ病は医学の対象であると同時に、社会問題でもある」との思いが、学会設立の原動力になった。

 その言葉どおり、科学者や医師、臨床心理士などの医療関係者から企業経営者、法律家、家族会まで、多様な立場の人が7月2日からの設立総会に集合する。

 「心の風邪と言うが、風邪の割には治りにくい人も多い」。だから患者とその家族を支えることが大切だと訴える。

 30年以上、精神科嘱託医として大手銀行にも通う。統合や金融危機の荒波の中、抑うつ症状を訴える人が増えてきたのを間近で見てきた。「参っているんだろうなと思う」。企業人のストレスを、肌で感じている。

 患者の初診に1時間以上かけることが少なくない。脳機能など医学としての解明が進み、診断基準も明確になり、積極的な投薬治療も行われるようになった。だが、正確な診断には「学歴や職場での地位など、その人のすべてを知る必要がある」からだ。

 そこに心の状態が体の症状に表れる病気の難しさ、奥深さがある。そのためか「挫折を知らないエリート上司」の理解不足で、苦しむ患者は多いという。

 「うつ病はだれもがかかる可能性のある、治療すべき病気です。その前提で、社会がどうかかわるべきかを学際的な学会として考えたい」と意欲を燃やしている。<文・江口一/写真・岩下幸一郎>
 ■人物略歴

 東京都文京区出身。65年慶応大医学部卒。杏林大教授などを経て90年から昭和大医学部教授。趣味は「季節の移ろいや街のにおいを感じながらのウオーキング」。63歳。
毎日新聞 2004年6月7日 東京朝刊


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