[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
Tohazugatali Economic Review
551
:
とはずがたり
:2004/06/01(火) 23:11
>>548-551
●【エコノミスト 南の貧困と闘う】
その「衝撃」の内容。まぁ経済学に取ってみればそれは衝撃でも何でもないのだが。。
●投資は成長の主因にはならない→経済成長を長期的に主導するのは技術進歩である。
開発当局の意識がいまだ投資が成長をもたらすとするハロッド・ドーマー(!←むしろこっちの方が衝撃)
●人口爆発が成長の桎梏にはならない→コンドームを配る政策は無意味である。
途上国の人たちは労働力としてプラスになるからこそせかせかと子供作りに励んでいるのである
●債務免除は途上国のモラルハザードを助長する→借金で可哀想だからと無条件で債務免除をすべきではない。経済の改革とセットにすべきである
●政府がさまざまに成長を殺す→通貨を実勢より高くする場合,輸出を削ぎ国内経済に悪い影響を与える。また政府の恒常的な財政赤字が発生する。
多くの場合,通貨を実勢よりも高くするのは政府が海外から石油などを買付やすくし,それを補助金を与えて国民に安く供給することで国内(政府の権力基盤の首都)の民生の安定を目指すものである。当然国民は外貨不足に悩み,また実勢より高い自国通貨は暴落の危険があるので闇レートでドルを保有しようとする。また本来輸出で外貨を獲得してくれる業者が輸出不振に陥る。→世銀やIMFがまず財政赤字を削れといって国民が反対して暴動が起きたりするのはこの悪循環を絶つために政府の補助金削減・物価上昇の中での様である。
一方で○【『豊かな国,貧しい国』】の告発は以下の如し。
○土地無し貧民の存在
○人口増加・自然破壊→食糧輸入の増大→対外債務の増加→緊縮財政がもたらす社会摩擦の増加
○外国による食料援助が土地にあった在来農業を衰退させるとともに,嗜好が変化し都市住民が在来農業による生産物を好まなくなり需要そのものも減ってしまう。
○資金援助により最新の漁法を導入→高コストで従来の漁民の需要には応えられず→高級魚のエビの採取に特化・現地民の生活を破壊(←??高コストで伝統的漁法を破戒した最新設備が地元民への魚供給をやめたなら伝統的漁法が復活した筈である)
○灌漑設備→過剰放水で塩害発生・地下水の過剰汲み上げで地下水の枯渇(自然破壊)
○IMF勧告によって輸出ドライブを掛けたため当該一次産品の値段が下がって収入が却って減少した。
○NIEOや綜合商品プロジェクトといった華々しい第3世界パワーは債務危機の前に崩壊
★【とは註:世界経済と貧困について】
★結局市場原理(インセンティブ原理)に反する如何なる施策も失敗する。
★世銀・IMFの施策の限界は国内の再分配まで手が着けられない(GHQは農地解放に成功したが善意でこれらを途上国の政府に強制できる世銀・IMFは未だ存在せず)ために抜本的な改革ができないのでは?
★輸入代替策よりも輸出指向政策の方が有効である。その際に軽工業から徐々に発展させていかないと難しいで有ろう。一次産品の偏重は様々なリスク有り。しかし途上国の独裁者があこがれるようないきなり華々しい最新工業導入は失敗する可能性が高い。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板