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Tohazugatali Economic Review
548
:
とはずがたり(1/3)
:2004/06/01(火) 22:30
【エコノミスト 南の貧困と闘う】
最近「エコノミスト 南の貧困と闘う」を読んで非常に感動した。非常に小気味よく問題が解説・分析されている。本を貸してくれたS鍋氏には深謝。下の引用はこの本について書かれた部分である。
併しこの部分には異を唱えたい
>B君:世銀は世界の開発に関わるUN系責任機関の一つ。失敗の連続だったというこの本の記述は、内部告発に等しい。
>C先生:まあこの手の話は、批判側から見るか、あるいは、体制側から見るか、それによって全く違った形の記述になっている場合が多い。だから、100%信用できるというものでもないだろうが、指摘の中に込められた真実を探し出すことが重要ということだろう。
これは体制内から経済学的な視角にちゃんと則って構築した良書である。同じように本山先生が『豊かな国,貧しい国』という本を書いてこれでもかこれでもかと世界の貧困について書かれているが,この本と違って告発に徹しているだけで建設的な提案というか「救い」が無い。『エコノミスト 南の貧困と闘う』は経済学に則った支援さえ有ればもっと真っ当な結論が得られたという意味で両者の対置は興味深いねぇ。
日本は途上国の環境改善どう貢献できるか 05.16.2004
http://www.yasuienv.net/EasteryGhana.htm
C先生:最近読んだ本で、「エコノミスト 南の貧困と闘う」、ウィリアム・イースタリー(ISBN4-492-44304-5、東洋経済新報社、¥2940)なるものがある。この人は、世銀WorldBankの職員であったが、2001年に退職して、現在はニューヨーク大学経済学部教授だ。
A君:多少話題にはなりましたね。この本。日本では、開発経済学なるものが、余り主流とは言えないですから。本屋に行っても、ほとんど無い。
B君:世銀は世界の開発に関わるUN系責任機関の一つ。失敗の連続だったというこの本の記述は、内部告発に等しい。
C先生:まあこの手の話は、批判側から見るか、あるいは、体制側から見るか、それによって全く違った形の記述になっている場合が多い。だから、100%信用できるというものでもないだろうが、指摘の中に込められた真実を探し出すことが重要ということだろう。
A君:この本の第1部、第2部では、過去50年間、如何に途上国経済開発で失敗があったか、ということが書かれています。援助も、投資も、教育も、人口抑制も、構造調整投資も、債務救済も。これらは万能薬ではなかった。
B君:ある意味で当然とも言える。各国の状況も違えば、また、為政者の人格も様々。もっと、人間なる生き物の本質・本性に掛かわるようなキーワードが必要というのが、このイースタリー氏の主張。彼の言うキーワードが「インセンティブ」。日本語に訳すと、「向上心」と「努力すれば報われる社会体制を作ること」だろうか。
C先生:それは事実のような気がする。日本のような社会になっても、人間、まずはモティベーションの高さで相手を評価するのが間違いが無いように思う。どんな世界になっても、キーワードは「向上心」だろう。
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