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Tohazugatali Economic Review

531とはずがたり(1/3):2004/05/23(日) 13:34
>>466

永井俊哉講義録 第166号
http://www.nagaitosiya.com/lecture/0166.htm

覗く快楽と覗かれる快楽

2004年4月8日、早稲田大学大学院教授<ps>の植草一秀は、品川駅高輪口の上りエスカレーターで、前に立っていた女子高生(15歳)のスカートの中を、手鏡を用いて覗き、東京都迷惑防止条例違反の疑いで、現行犯で逮捕された。このスキャンダラスな事件の報道を通して、同時に、植草が、94年にも同様の犯行で逮捕され、有罪となったほか、9回も厳重注意を受けるなど、常習的な覗き魔だったことも暴露された。

植草は、ワールド・ビジネス・サテライト、とくダネ、ウェークアップなどのテレビ番組でコメンテーターとして活躍し、爽やかなマスクとソフトな語り口で女性に人気があった。多くの人は、いかにも覗きをしそうな容貌の田代まさしなどとは違って、この貴公子のような外観の秀才は、性犯罪の対極にあると信じていただけに、マスコミが作り上げたイメージと現実とのギャップに衝撃を受けた。

ばれれば、人生を棒に振る結果になるかもしれないということぐらいはわかっていたはずなのに、植草は、なぜ、覗きをしたのか。植草には女性のファンクラブがあったぐらいだから、女遊びの相手に不自由していたわけではない。年収5千万円で、いくらでも風俗店ではめをはずすことができたし、実際にやっていたのだから、ストレス発散の手段がなかったわけでもない。

テレビで共演していた作家の室井佑月は、自分のブログの中で、次のように書いている。

彼が捕まったというニュースを訊き、あたしはただただ悲しかった。仕事の関係者から意見を訊かれ、「あたしでよければ、いくらでも見せてあげたのに」と答えたのは正直な気持ちだ。でもたぶん、そういう問題じゃないんだよ。悪いことがしたかったんだ、彼は。 「やめてください」そういいながらだったらよかったか。

たしかに、イメクラなどで安全な覗きをするよりも、犯罪としてやった方が、リスクが大きい分、スリルがあって、魅力的だったのかもしれない。しかし、それだけでは、なぜ同じ「悪いこと」をするにしても、強姦など他の性犯罪ではなくて、窃視を好んだのか、説明がつかない。


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