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Tohazugatali Economic Review

511荷主研究者:2004/05/16(日) 02:14

【広島都市経済:ソレイユ開店1ヶ月】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04042035.html
ソレイユ開店1ヵ月 予想上回る客210万人 '04/4/20 中国新聞

 ■見学多く 客単価が課題

 オープンから十九日で一カ月を迎えた中四国最大級の郊外型複合商業施設ダイヤモンドシティ・ソレイユ(広島県府中町)の売上高は約四十四億円と「ほぼ計画通り」で、入館客数は二百十万人に上った。都心部の百貨店の大型改装など顧客獲得競争が激化する中で、ソレイユと同じ郊外型の大型店で減収が目立ち、あおりを受けた形だ。

 売上高が最も多かったのはグランドオープン直後の三月二十八日で約三億円。平日は平均一億円前後の売り上げだった。年間五百億円の目標に対し、一カ月の売上高としては目標通りという。入館客数は計画より十万人多く、同社は「見学客が多い。客単価を三千円前後に上げたい」とする。

 最大テナントのジャスコ広島府中店の一カ月間の売上高は約十億円と、年商百十億円に向けてほぼ予定通り、という。来店客層に五十歳代以上が多いため、今後、年配向けの紳士衣料を増やす。

 フタバ図書テラは、週末の売上高は予定通り。平日は予定を下回っている、という。高級食材のアバンセは客数が当初見込みより多かったが、買い上げ点数が少なく、売上高は目標を下回った。

 映画館バルト11の動員客数は五万人。広島市東区、安芸区、府中町からの顧客が多い。平日の来場者が比較的多く、ショッピングセンターとしての集客機能を生かせている、とみる。

 ■市中心部 改装効果で売上高維持

 広島市中心部の百貨店では、三月に大幅改装したそごう広島店、天満屋八丁堀店はともに一カ月の売上高、来店客数とも前年超え。ただ、そごうでは三月後半はベビー用品、今月は子ども服が苦戦し「ソレイユの影響もある」とみる。

 三越広島店の来店客数は前年同期より微減。売り上げもソレイユ開業後、わずかながら前年割れだが、この週末は復調の兆しを見せた、という。福屋も同じ傾向を見せたが、広島駅前店(南区)では、ソレイユオープンに対抗する催事を開催した三月下旬は前年同期を上回る売上高となった。

 ソレイユに近い広島駅ビル「ASSE(アッセ)」(南区)でも、若い女性向け衣料品店で売上高が二割落ちた店もある。全体としては週末で前年同期より一割程度の減少、平日は前年並みで「思ったほどの影響はない」という。

 広島本通商店街振興組合の望月利昭理事長は「通行客が一割程度減ったのではないか。今後の人の流れもどう動くか分からず、にぎわいづくりに取り組む」と言う。

 ■郊外店 家族向け商品に影響も

 郊外型の大型店は影響が出ている。天満屋緑井店(広島市安佐南区)では三月十九―三十一日の売上高が前年同期に比べ約90%。特にファミリー向けブランドは80%台と苦戦した。食料品は5%減にとどまり「近場のお客さんはソレイユに行った帰りに寄っている」とみる。

 天満屋アルパーク店(西区)も三月の売上高が前年同月比8%減。うち4%分がソレイユの影響と分析する。フジグラン広島(中区)は、売上高が前年同期比10%減。ベビー用品やヤングファッションの落ち込みが目立つ。広島サティ(南区)もソレイユ開業以降、駐車場が満車にならない状態だ。

 各店とも今月に入って回復傾向にあるが、ゴールデンウイークは「ソレイユにお客が流れるのでは」と警戒する。

 一方、東部では、フジグラン安芸(広島県坂町)の売上高は3―5%減。フジグラン広島に比べて影響は少なかった、という。そごう呉店(呉市)は二月末から食品や化粧品売り場などを改装し、三、四月の来店客数は前年より二割増えた。ただ、三月の売上高は5%ダウン。

 西部では、フジグランナタリー(廿日市市)では影響は見られなかったという。


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