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Tohazugatali Economic Review

450荷主研究者:2004/03/28(日) 23:01

【北九州都市経済:書店戦争】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20040210/kitakyu.html
2004/02/10 西日本新聞
小倉中心部で“書店戦争”ぼっ発

 小倉伊勢丹(小倉北区京町三丁目)ビルの十日開業で、競争激化が予想されるのは百貨店業界にとどまらない。同ビル九階には同日、北九州市最大級の大型書店がオープンする。「選ぶ楽しみ」を前面に打ち出す新店と、持ち味を生かして対抗を図る既存店。小倉地区の“書店地図”は今後、どう変わるのか。
 「他店にない本がそろうはず。欲しい一冊を探したくなる店に」。同ビルに出店する「喜久屋書店小倉店」を運営するキクヤ図書販売(神戸市)の工藤和志取締役は狙いを語る。

 同社は店内に閲覧席を置く「図書館スタイル」の元祖。約二千三百平方メートルの新店舗には五十四席を用意した。人文・理工系専門書のほか、児童書や漫画にも力を入れ、在庫は計約六十万冊。「うちはいわば『買える図書館』。長居も歓迎です」と工藤取締役。

 小倉伊勢丹の真正面にあたるJR小倉駅ビル(同区浅野一丁目)。五階には、約十四万冊を集めた「くまざわ書店小倉店」が入る。

 老若男女が集う駅の上だけに、主力は新刊や雑誌、入門書。今後数カ月間は一、二割の売り上げ減を見込むが、チェーン本部「くまざわ」(東京)の熊沢宏常務は「駅や駅ビル利用者にとって、当店が便利なことに変わりはない。品ぞろえを変えずに客足が戻るのを待ちたい」と語る。

 喜久屋と同規模の大型店として、これまで小倉地区唯一の存在だったのが「ブックセンタークエスト小倉本店」(同区馬借一丁目)。店内の約六十万冊に加え、系列店にある計約二百十万冊を二、三日で取り寄せられるのも強みという。

 畑中泰業務本部長は「売り上げの六割を占める専門書をはじめ、品ぞろえは万全」と胸を張るが年間二十三億円ある売り上げの数%減は避けられない見通しという。「扱い慣れた郷土書で差異化を図りつつ、サイン会などイベントにも力を入れたい」と畑中本部長。

 商店街の老舗も危機感を隠さない。クエストに程近い「ナガリ書店」(同区魚町三丁目)は、店頭在庫の三割を占める専門書分野の見直しなども視野に入れている。売り場担当の西村直仁さんは「まずは二つの大型店と、本好きのお客さまの動きを見定めたい」。二カ月後をめどに「次の手」を打つか決めるという。


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