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Tohazugatali Economic Review

238とはずがたり:2003/11/26(水) 23:23
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/bankrupt.html?d=26mainichiF1127m068&cat=2&typ=t
<デジキューブ>東京地裁から破産宣告 ソフト市場縮小し (毎日新聞)

 コンビニエンスストア向けのゲームソフト卸大手でヘラクレス市場上場のデジキューブは26日、東京地裁に破産を申請し、同日破産宣告を受けた。負債総額は約95億円。同日夜、会見した染野正道社長は「市場の縮小でコンビニ販売が急激に落ち込み、コスト削減がついていけなかった」と述べた。

 同社はスクウェア(現スクウェア・エニックス)の全額出資子会社として96年に設立。その後、コンビニ各社やソフト会社の出資も受け、全国のコンビニ約2万3000店にゲームソフトや音楽CD、パソコンソフトなどを卸販売する「新たなソフト流通の旗手」として注目された。

 しかし「膨大な資金を投じて作る大作ソフト以外は興味を示さない消費者が増えた」(証券アナリスト)ことや、中古ソフトの流通市場が成長したことで、97年ごろから市場全体は縮小に転換。国内ソフト出荷額(コンピュータエンターテインメント協会調べ)は97年の3898億円から02年は2492億円と5年間で36%減少した。

 市場縮小に加え、家電量販店などで安くソフトが買えるようになり、コンビニでのソフト販売は急減。同社の販売数量はピーク時の98年3月期の860万本から、03年3月期は242万本と7割以上減少した。

 新たな事業の柱として、01年にコンビニの情報端末に音楽情報などを配信する事業を立ち上げたが、失敗して60億円の損失を計上。人気ソフト「ファイナル・ファンタジー12」は発売延期になり、見込んでいた売り上げは予想より60億円減少し、04年3月期は約27億円の最終(当期)赤字で債務超過に陥る見通しになった。支援先も探したが見つからず「事業を継続しても必ず資金調達ができなくなる」(染野社長)と判断し、破産申請に踏み切った。

 取引のあったコンビニ各社はソフト販売の代替策を検討中だが、影響が出る可能性もある。
[毎日新聞11月26日] ( 2003-11-26-21:51 )


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