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Tohazugatali Economic Review

235とはずがたり:2003/11/22(土) 13:16
http://www.asahi.com/business/update/1122/005.html
武田薬品、自前主義捨て新薬の「種」他社から購入

 武田薬品工業は20日、発展のカギを握る新薬候補の数を増やすため、新製品の「種(シーズ)」となりそうな特許や、製品化を図るための開発権利を他のメーカーから積極的に購入する方針を明らかにした。膨大な時間と経費が必要な創薬には、完全な自前主義にこだわらず、他社の「資産」を活用し、収益の源泉である新薬を途切れないようにするのが得策と判断した。こうした権利の売買は企業全体の買収に発展する可能性もあり、武田の方針は、業界の再編を加速させそうだ。

 6月に就任した長谷川閑史(やすちか)社長が今月1日付で「医薬ライセンス部」を設け、情報は社長と直接やりとりする仕組みにした。自社開発製品は利益率が高く、生き残りには常にいくつかのヒット商品が必要。新薬候補を国内外で探し、有望な「種」や開発権をもつ企業や研究機関との契約交渉も担当する。

 契約交渉は2段階に分かれ、まず、商業機密となっている素材の製法や効能などのデータを開示してもらう。持ち帰った情報を武田国男会長にも届け、指示があれば売買などの交渉に入る。メンバーは製品戦略部から選抜した約10人。「直接報告を受けるので、本格交渉に入るまでの時間が短縮できる。あらゆる可能性を徹底的に探りたい」(長谷川社長)という。

 武田は売上高で国内最大手だが、国際的には上位10位に入らない。新薬開発には通常10〜15年、費用は一品目で数百億円といわれる。自前の開発体制では継続的に新薬を出すのは難しい、と危機感を募らせていた。

 業界ではファイザー(米)が00年、世界的な高コレステロール治療剤「リピトール」を開発したワーナー・ランバート社(米)を会社ごと買収した例もある。武田が他社技術の導入を強化することで、国内業界の合併・買収の動きが急展開する可能性もある。 (11/22 08:12)


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