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Tohazugatali Economic Review

193とはずがたり:2003/10/07(火) 20:12
何処に貼っとけば良かったのかな?

http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=3878
東本願寺の砺波詰所、売却へ
 仏教・真宗大谷派の拠点である京都市の東本願寺に隣接する砺波詰所(つめ・しょ)が、経営難のため売却・閉鎖される方針であることがわかり、砺波地方の住職や門徒(信者)が存続の可能性を模索している。詰所は門徒が江戸後期に設置した宿泊施設で、全国各地の詰所の指導的役割を果たしていたという。門徒らは7日、城端町で対応を検討する。

 真宗大谷派は親鸞を開祖とする浄土門の一派で、江戸時代初期に分派した。

 詰所は1788(天明8)年、京都大火で焼け落ちた東本願寺の復興のため、全国の門徒が京都に集まった際、各地方ごとに設置した宿泊所が起源となっている。

 同派の形成に中心的役割を果たした瑞泉寺が井波町にある影響で、砺波地方は全国で最も門徒の割合が高い地域。約250の寺があり、世帯数の8割以上が門徒という。

 このため砺波詰所は、かつては100を超えた詰所の指導的役割を果たし、砺波の門徒にとっては、結束の「象徴」と位置づけられてきた。各地の詰所は現在、5カ所が残っている。

 戦前は互助会的な組織として門徒が宿泊し、世話にあたった。戦後に旅館法で責任者を置くことなどが求められたため、運営上の便宜から株式会社とし、地域ごとの代表者が株式を所有した。

 現在は株主15人、資本金1千万円。詰所は約400平方メートルの敷地に木造2階建て、6〜8畳の和室が10部屋ある。素泊まり4500円、朝食付き5千円で、門徒でなくても利用できる。砺波地方出身の女性1人が住み込みで賄っている。

 この数年、周辺に安価なビジネスホテルなどが増えたことで、納骨で東本願寺を訪れる門徒の利用が減ったという。

 各株主が私財を提供する形で経営にあたっていたが、9月20日の株主総会で閉鎖・用地売却を決めた。株主の1人で砺波市内の農業の男性(80)は「この先、経営を続けても、赤字がかさむだけでいずれ行き詰まると判断した」と話す。

 慌てたのは砺波地方の住職や門徒たち。城端町の大福寺の太田浩史住職(48)は売却の一時中止を要請、存続への可能性を模索し始めている。

 太田住職は「詰所は砺波の人たちの精神文化のよりどころで、経営を株主に任せきりにしていたことを反省している」と語る。株主から経営権を譲ってもらい、来春までには、存続して運営できる態勢を形づくりたいとしている。

 門徒の1人、城端町北野の荒井共信さん(65)は「こちらで会ったことがない人と詰所で知り合いになることも多く、砺波の人々の交流の場でもあった」と話している。


(10/7)


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