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Tohazugatali Economic Review
1478
:
とはずがたり
:2013/11/23(土) 18:08:00
【第32回】 2013年10月28日
伊藤元重 [東京大学大学院経済学研究科教授、総合研究開発機構(NIRA)理事長]
規制改革特区はどこでやってもよいものではない!
大都市圏中心の特区を優先せよ
http://diamond.jp/articles/-/43549
…
グローバル企業の社員にとって
東京赴任は“悪夢”?
?東京を例にとって、日本の大都市圏のあるべき姿についてもう少し詳しく考えてみよう。グローバル企業の目に、東京はどのように映っているのだろうか。
?現実問題としては、多くのグローバル企業や国際機関などが、アジアの拠点を東京からシンガポールや香港などに移している。東京に拠点を残しているところも、人員を削減し主力を他地域に移すケースが多い。これは東京がグローバルな活動にとって使いにくい街であるからだろう。
?東京がアジアの拠点として使いにくい街である理由をグローバル企業に聞いてみれば、その理由はいくつもあがってくるはずだ。
?そもそも法人税が高すぎる。シンガポールや香港などは、東京とは比較にならない低い税率である。次に人材という問題もあるだろう。英語で仕事ができる人材が少なすぎるのである。TOEFLなどの国際的な英語評価テストでの日本人の成績は、世界で最も低い水準であることが知られている。
?生活ということでも、東京はグローバル人材にとっては住みにくい場所かもしれない。香港で国際的な金融機関の現地法人社長をしていた米国ビジネスマンに聞いた話が強く印象に残っている。
「現地のイギリス人に日本支店に転勤してくれないかと話したら『お願いだから勘弁してほしい』と言われた。『日本は税金が高いだけでなく、英語で治療を受けられる病院も少ない。子どもの学校でも苦労する。そして香港では数万円で雇えるフィリピンのメイドを確保するのも難しい』と。そのうえで『東京で生活することを考えると悪夢だ』と言われたよ」とのことだ。
?東京を国際競争力のある街にするということは、こうした点を是正していくということである。もちろん、東京のすべてを変える必要はない。グローバル人材が多く集まる場所は、東京でも限られた中心地域だけだろう。そうしたエリアで集中的にビジネス環境を整え、生活環境の改善をすればよい。
?英語で治療を受けられる病院を整備し、外資系企業が投資しやすい投資環境を整え、場合によっては税制も特別な対応が必要かもしれない。
?東京の一部を日本の他地域から切り離し、必要とあればそこでの規制や制度を大胆に修正するのだ。一国二制度は好ましくないという意見もあるだろうが、日本全体の制度に大きなダメージを与えずに東京など大都市圏のかたちを変えていくことは可能なはずだ。
?東京オリンピックの開催は、こうした大都市の改造の可能性に大きな追い風となっている。2020年という締め切りを設定されたなかで、より集中的に都市の改造を行うことが現実性を帯びてきたからだ。東京オリンピックの開催の決定は、アベノミクスの成長戦略のなかで、大都市での特区の重要性をさらに高めることになるはずである。
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