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Tohazugatali Economic Review

1363チバQ:2011/03/17(木) 20:50:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110316-OYT8T00819.htm
滞る物流 生活危機的に



ゴミ回収、給食も中止


ガソリンを求めて並ぶ車に被災地の復旧支援車両だけ給油できると知らせるスタンドの店員(16日午後、八戸市で)=三上津与美撮影 東日本巨大地震の影響で物流が滞り燃料や食料、日用品の不足問題はさらに深刻化し、市民生活が危機的な局面に立たされている。コンビニ店の棚から商品が消える一方、医療機関は電源の燃料確保で綱渡りの運営を余儀なくされている。自治体も燃料が不足し、ゴミ回収や学校給食を中止するなど、地震の余波が広がっている。

■被災地 八戸市は16日、ゴミ収集車の燃料不足で当面の間、家庭ごみの収集を取りやめた。廃棄物処理場の重機も動かせず、被災した住宅の災害ゴミも収集できない。

 新湊地区では、津波で多くの家屋が壊れるなどして道路脇にがれきが山積みになっている。妻と2人暮らしの熊野義美さん(66)は「被害のない地域から一刻も早く物資がほしい」と訴えた。

 市内のガソリンスタンドは在庫が枯渇し、閉店が相次ぐ。ホームセンターなどの灯油も品薄で、「注文の電話はやまないが、入荷がわずか。お断りしている」(コープあおもり・八戸灯油センター)状況だ。コンビニ店では、商品の入荷が滞り品薄の棚が目立つ。

■医療・福祉 八戸市立市民病院は、普段から停電に備えて自家発電で医療機器などの電源を保っている。しかし、燃料の重油はわずかしか入手できない状況。院内の電気や暖房を節約してしのいでいる。松田哲朗管理課長は「予断を許さない状況が続くので、安定供給されるまでは節電しなければ」と話す。

 八戸市小中野の高齢者施設「デイサービスあんず」は、利用者の送迎バスがあと数日しか走れない見通しだ。管理者の根城博臣さんは「一人暮らしの利用者を施設に宿泊させることも検討する」と話す。利用者の若松久子さん(71)は「デイサービスがなくなったら家に一人ぼっちで不安」とつぶやいた。

■道路・交通 県道路課は16日、除雪車の燃料確保が困難なため、冬季閉鎖していた道路の除雪を当面中止すると発表した。国道や県道などの30区間は4月に閉鎖解除される予定だったが、延期される。

 また、八戸、青森、むつ市などの路線バスは、朝夕の運行のみに限定するなど減便して対応している。

■商工・観光 青森市の青森競輪場は3月いっぱい閉鎖。「ねぶたの家 ワ・ラッセ」や「八甲田丸」など観光施設、市民体育館やスポーツ会館などスポーツ施設は21日まで閉館する。弘前公園のライトアップも停止。鰺ヶ沢町の「ナクア白神ホテル&リゾート」は、ホテルとスキー場の営業を18日まで休止している。

 県商工会議所連合会の林光男会長は、「観光、ビジネス客のキャンセルが相次ぎ、物資も入手困難で県内経済や生活に大打撃を与えている。何とか燃料の安定供給を」と訴えている。

■学校 青森市の小中学校は3学期中、食材の確保や搬送が困難なため、給食を取りやめて午前授業に短縮している。青森公立大学は3月末までキャンパスを閉鎖する。

(2011年3月17日 読売新聞)


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