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Tohazugatali Economic Review

1352とはずがたり:2010/10/06(水) 00:08:06

政府内から日銀決定を評価する声、「コペルニクス的転回」とも
2010年 10月 5日 23:49 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17528820101005

 [東京 5日 ロイター] 日銀が追加金融緩和に踏み切った5日午後、政府からは「思い切った措置で大いに歓迎する」(野田佳彦財務相)、「高く評価したい」(海江田万里経済財政相)など高く評価する声が相次いだ。

 とりわけ、非伝統的な手法に慎重姿勢を崩さなかった日銀が発想を転換し、リスク資産の購入検討に踏み込んだことに対して「コペルニクス的転回」(政府筋)との賛辞も聞かれる。

 思い切った日銀の方針転換の背景は「景気下振れ懸念に対する危機感」(財務省幹部)だけではなかったようだ。日米の金融政策の方向性が円高/ドル安の一因に指摘されるなかで、米国が金融緩和姿勢に急速に傾斜、日銀の金融政策が「後手」に回っているとの印象を与えかねない状況が続いていた。今回の日銀の決定は、米国に先行して思い切った金融緩和方針を打ち出すことで、政策判断が後手に回っているとの印象を払しょくする狙いがあったとみられる。同時に、それは日銀の独立性にも影響しかねない状況に追い込まれていたことがうかがえる。

 円高進行・デフレ克服に憂慮する政府は、緊急経済対策で日銀に対して「さらなる必要な政策対応を期待する」との文言を盛り込み、菅直人首相は1日の所信表明演説でも同様の文言で日銀の政策対応を期待する異例の発言を繰り返してきた。

 菅改造内閣で経済財政担当に就いた海江田経済財政担当相も4日の民放BS番組で、日銀の役割について「雇用の最大化をひとつの使命として盛り込むことは考えられていい」と述べ、現行の「物価の安定」に加えて「雇用の最大化」を政策目的に加える日銀法改正に踏み込んだ。同相は日銀法改正の前に「まだやれることはある」と繰り返しており、日銀包囲網がじわじわと狭まる状況に直面していた。

 米国に先手を打つ形での思い切った判断に、政府も高い評価を下した。しかし、追加緩和決定を受けてもドル安/円高圧力に大きな変化はみられていない。「異例の措置」に踏み込んだ追加緩和の決定直後に84円付近まで上昇したドル/円は5日夜には83円前半の円高水準に戻している。野田佳彦財務相は、日銀の決定を受けて「政策効果がにじみ出ることで、為替相場が安定することを期待する」と表明したが、政府・日銀と市場の神経戦は今後も継続する可能性が大きい。

 (ロイターニュース 吉川裕子記者)


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