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Tohazugatali Economic Review

1283とはずがたり:2009/02/14(土) 08:36:00

こういう見方もあるんですねぇ。
>弱みといえばあまりにもグローバル化して国内基盤がひ弱に見えることだ。
>その混乱を回避するためトヨタの決算は内部留保を超手厚く、労働分配率はじめ社外流出を極力抑え、保守的な決算である。

不況が此処から始まると云うのは云い過ぎな気もするが。豊田が宮城・県南岩手地域や九州北部地域経済の起爆剤となってきたのも事実であるし。。

トヨタは日本の旗艦か=三連星
http://mainichi.jp/select/biz/kansoku/news/20090203ddm008070068000c.html?link_id=RSH04

 軍艦が2隻以上で行動する場合、つまり艦隊には必ず旗艦がある。リーダーシップを持つ艦が旗信号で指示を出す。全艦は無条件で従わなければならない。海戦はチームプレーであるから司令官の戦意、戦略がすべてに徹底していなければならぬ。

 日本海海戦の東郷平八郎、トラファルガーのネルソン、適例である。

 日本経済のフラッグシップはどこだろうか。戦後復興期は八幡製鉄(新日鉄)であった。何をするにも鉄である。超重点産業であり、「鉄は国家」であった。高度成長期には目まぐるしくけん引車が変わるが、私は日立製作所を注目していた。重電・軽電のバランスのとれた総合電機メーカーであり、売り上げは全機械産業のほぼ1割、日立を10倍すると日本産業が分かるといわれた。そして今は、といえば10人中10人、トヨタ自動車を指すであろう。

 20世紀は自動車の世紀といわれるが、その戦略産業の中、ビッグスリー、GMをおさえ世界一である。次世代カー、ハイブリッド開発でも先鞭(せんべん)をつけている。収益力、財務内容、いわゆるブルーチップの条件はすべてそなえている。

 弱みといえばあまりにもグローバル化して国内基盤がひ弱に見えることだ。もともと日本の自動車が国内ではどうしても500万台の販売のカベを突破できないのに生産は1000万台を超える。つくった半分は輸出しなければソロバンがとれぬ。

 世界不況の影響を全身に受け、為替1円、2円の円高は敏感に収支に影響する。

 その混乱を回避するためトヨタの決算は内部留保を超手厚く、労働分配率はじめ社外流出を極力抑え、保守的な決算である。一企業としてはそれもよし、だが旗艦としてみると−−不況ここから始まる。(三連星)

毎日新聞 2009年2月3日 東京朝刊


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