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Tohazugatali Economic Review

1234やおよろず@なぜ日本経済は殺されたか・吉川元忠:2007/05/24(木) 01:20:10
長銀売却劇の過ち

吉川
 日本における金融村は、良し悪しは別に、問題が起きれば負担を分け合う形で来た。
 新生銀行の瑕疵担保条項というのは、非常に異質である。
 新生銀行の貸し剥しは、弱体化した邦銀に追い討ちをかけるものになる。
 新生銀行は、特権的で、特殊な銀行である。

ヴェルナー
 長銀売却は、日本の失策の代表例である。
 アメリカ側は、「自由化」「政府支援の禁止」を求めている。
 しかし、長銀購入の際、リップルウッドは日本政府から多額の保証を引き出している。
 リップルウッドのやりたいことは、取引先企業の倒産である。
 それにより、リップルウッドは利益を上げることができる。

吉川
 実際、それで会社が随分と倒産している。

ヴェルナー
 倒産によるインセンティブのある集団が銀行を経営すれば、返済を要求して、企業を倒産させる。
 そして、倒産させた企業を手に入れて利益を上げる。

吉川
 ルービン財務長官が、破綻処理を委託するコンサルタントにゴールドマンサックスを推したといわれている。
 この種の売却は、長銀が反面教師となる。
 りそな銀行については、手が込んでくるだろう。

ヴェルナー
 政府は銀行の優先株を転換し、銀行の経営者になるという脅迫をしている。
 竹中は、その脅迫を用いて、銀行に外資導入を要求し、外資に都合の良い条件で契約を結ぶように要求している。


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