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Tohazugatali Economic Review

1233やおよろず@なぜ日本経済は殺されたか・吉川元忠:2007/05/24(木) 01:03:39
福井日銀総裁就任への疑問

ヴェルナー
 吉川教授と、不況の原因が貸し出しにあるという点で一致できた。
 民間銀行の信用創造がなくとも、中央銀行が直接貸し出しをすれば、貨幣の流通量は増大する。
 中央銀行には、銀行の不良債権問題を解決する能力がある。
 日銀が銀行保有の不良債権を簿価で購入することにより、銀行の貸借対照表が健全化する。
 日銀は、そうした政策を採らなかった。
 そればかりか、経済に注入していた貨幣を回収した。

吉川
 信用創造がマイナスだった。

ヴェルナー
 92年・93年・99年、95年の一時期は信用創造を縮小した。
 その政策を主導した福井が、日銀内では出世し、総裁になる。
 衝撃的人事を好む小泉が、最も保守的人事である、福井の就任を選択した。
 福井は、1960年代の終わりには、将来の総裁とされていた人物である。
 国会の両議院も、これに同意した。
 それほど、権力が絶大なのである。

吉川
 副総裁には岩田一政東大教授・武藤武郎大蔵事務次官が就任し、方向性が見えない。

ヴェルナー
 副総裁には、信用創造まで手が出せない。
 90年代、営業局長時代にバブルを作った福井に、景気回復を期待している。
 問題を起こした人は、原因も知っている。
 バブル不況の目的は、日本の構造改革にある。
 それから、ウォール街の金融財閥の日本におけるマーケットシェアの拡大がある。
 さらに、最終的には、もう少し大手企業や大手銀行を倒産させ、安く金融財閥に売りに出す。
 三井住友はゴールドマンサックスに出資を仰いでいるが、福井はゴールドマンサックスの顧問であった。
 計画は最終段階なので、目的を達成し、景気を回復させる可能性が高い。
 福井の任期の間に、景気が良くなる。

吉川
 ゴールドマンサックスの顧問であった人を総裁にすべきではない。
 福井は、木村や竹中が設立した「金融イノベーション会議」なるNPO法人の理事であった。
 金融行政の人脈と重なっている。


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