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Tohazugatali Economic Review

1165荷主研究者:2006/05/03(水) 00:24:57

【製造品出荷 広島が福岡を上回る】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200603080015.html
'06/3/8 中国新聞
製造品出荷 広島が福岡を上回る

 中国五県がまとめた二〇〇四年の工業統計調査で、地域の工業規模を示す製造品出荷額等は計二十一兆七千四百六十八億円(一部の県は速報値)と、前年に比べ5・7%増えた。二年連続の増加で、七年ぶりに二十一兆円を超えた。五県とも前年を超え、特にマツダや電子部品などの機械関連を中心に活況だった広島は一九九四年以来、十年ぶりに福岡を上回り、中四国、九州の十七県でトップに返り咲いた。(漆原毅)

製造品出荷額等

 重厚長大型の機械や素材など従来の主要産業に加え、一部でデジタル機器関連の高い伸びも目立ち、製造業の回復ぶりを裏付けた。

 広島は七兆四千百五十三億円で6・3%増。二年連続で増え、四年ぶりに七兆円を超えた。一方で、福岡は1・0%増の七兆三千三百二十三億円にとどまり、広島が八百三十億円上回った。

 広島では、機械関連が六業種全部で増加。マツダの販売好調や瀬戸内の造船工場の活況を受け、最もウエートの高い輸送用機械が4・4%増えた。半導体など電子部品、情報通信機械器具はともに二割強増えた。

 素材関連でも、中国向け需要などが好調で価格が高騰した鉄鋼が16・2%増加。広島県は「ベースの自動車と鉄鋼に加え、電子部品や情報通信機械器具が伸びたのが大きい」としている。

 8・0%と伸び率が最も大きかった山口は五兆五千二百九十四億円で五年連続の増加となった。石油、化学、鉄鋼など中核の素材関連で十業種すべてが増えた。マツダ防府工場(防府市)の生産増で輸送用機械も9・6%伸びた。

 岡山は六兆六千四百九十三億円で3・9%増。石油、鉄鋼は二けた増だったが、輸送用機械は9・6%減った。

 島根は電子部品と鉄鋼が増えて4・5%増。四年ぶりに前年を超え、一兆円台を回復した。2・3%増の鳥取は、飲料・たばこ・飼料やパルプ・紙が伸びた。

事業所・従業者数

 事業所数、従業者数とも五県で前年より減った。事業所は計一万五千七百八十六事業所で7・0%減り、二年ぶりに前年を下回った。

 事業再編や海外移転などが進み、十年間では約三割の減少になる。ほぼ全業種で減少傾向で、特に衣服や繊維、家具、印刷など生活関連産業の減少が目立った。

 広島は7・2%減で、全二十四業種中二十一業種で減った。山口は5・4%、岡山は7・2%それぞれ減った。最も減少幅が大きかった島根は8・9%減少。鳥取は6・2%減だった。

 一方、従業者数も五県とも減り、計五十三万四千七百七十一人で1・3%減。九五年以降、毎年減り続けており、十年間で22・0%の減少となった。不況期の採用抑制に加え、定年退職者の増加が影響しているとみられる。

 最も従業者数が多い広島は二十万七千二百六人で0・3%減。機械関連は微増だったが、生活、素材関連で幅広く減った。山口は1・1%減り、岡山は1・8%減少。島根は4・1%、鳥取は2・0%それぞれ減った。

 調査は、各県が従業員四人以上の事業所を対象に実施。広島、山口、福岡は確定値だが、岡山、島根、鳥取は速報値。

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 製造品出荷額等 国の工業統計調査の一つで、工業規模を示す目安になる。1年間に出荷した製品の合計額である「製造品出荷額」に「加工賃収入」「修理料収入」、製造工程で生じた廃物・くずの出荷額を加えた合計で、消費税も含んでいる。同調査の事業所数や従業者数などとともに各都道府県が毎年まとめている。


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