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Tohazugatali Economic Review
1143
:
名無しさん
:2006/03/21(火) 23:25:10
≪格差の再生産≫
小泉首相は「格差が出るのは別に悪いことだとは思っていない」(二月一日、衆院予算委)と主張する。「そのままの状態が固定化されてはいけない」(二月二十八日、衆院予算委)とも訴えた。WBCの王ジャパンのように二度韓国に負けても、三度目に勝てばいい。そんな逆転可能な社会を目指すという。
だが、前原氏は現在の格差が将来の格差につながっている現状がすでに生まれていると指摘した。いわく、「格差の再生産、希望の格差」(二月七日、衆院予算委)が現れている。
前原氏が「一番ショッキングな図」として取り出したのが、就学援助率と学力の相関関係。東京都教育委員会の資料に基づき、東京二十三区ごとの小学五年の国語の平均点と中学二年の英語の平均点を調べたところ、援助率の高い区は、平均点が低いという顕著な相関関係が示された。前原氏は「学力が伴わない、大学にいけない、正規雇用されないという格差の再生産となっている」。
小泉首相は「学校の成績がよくないからと言って悲観することはない」と反論したが、前原氏は「不謹慎な発言だ。所得が低いことによって、(教育の)機会平等が与えられていない」と声を荒らげた。
生活保護の受給世帯は小泉首相が就任した十三年には七十八万世帯だったのが、昨年は百四万世帯と急増した。経済協力開発機構(OECD)が昨年二月にまとめたリポートでは、日本の貧困率(中位者の等価可処分所得の半分以下しかない者の人口比)は15・3%で、加盟二十四カ国中五位という統計もある。
≪政治の役割≫
小泉首相によると、構造改革路線の要点は「それぞれ地域なり企業なり個人なりの能力を生かすような環境を整えていくこと」だ。それが「政治で一番大事なことだと思っている」と、首相は自らに言い聞かせるように国会で説明した。
小泉首相の任期はあと半年。国際競争という荒波の中、構造改革は後戻りできない。その結果、生まれる「格差」とどう向き合うか。「ポスト小泉」に求められる重い課題になりそうだ。
◇
【用語解説】ジニ係数
イタリア人統計学者のジニが発明した所得分配の不平等さを測る指標。0から1で表し、全く格差がない場合は0、1人がすべての所得を占有していると1になる。0・5で上位4分の1の人がすべての所得の4分の3を所有している。先進国平均は、税や社会保障で再分配された再分配所得で0・3前後とされる。グラフに見るように、当初所得(厚労省調べ)と、再分配所得(同)、全国消費実態調査(総務省調べ)、家計調査(同)を当てはめた場合では、それぞれはじき出される数値が異なってしまう。
(産経新聞) - 3月21日3時27分更新
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