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Tohazugatali Economic Review

1138とはずがたり:2006/03/16(木) 03:36:26
<下> 中心商店街活性化 再生目指し計画策定
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2455
(2002/12/16)

 地方都市の中心商店街は今、元気をなくしている。

 モータリゼーションの進展、大規模小売店の郊外立地など、その影響が大きい。歯止めのかからない消費者の流出で商店街の空洞化は進む一方だ。三沢市もその例に漏れない。
 アーケード街と呼ばれる同市中心商店街は、戦後、基地の拡大・拡充に伴う爆発的な人口増による消費に支えられ、発展を遂げた。
 主要地方道三沢―十和田線に面した全長九百㍍の区間に中央町、大通り、銀座、大町の四商店会が誕生。一九七七年にはアーケードが整備されるなど順調に発展した。しかし、八二年をピークに低迷し、最近では著しい衰退を招いている。
 駐車場不足、大型SC進出の影響などによるが、低迷が始まったころは円高に伴う米国人の消費減退が拍車を掛けた。米軍三沢基地を抱え、約一万人のアメリカ人が住む基地の街・三沢市ならではの事情といえよう。
 “シャッター街通り”と指摘されるように、中心商店街はまさに、シャッターを下ろしたままの空き店舗が“林立”。危機的状況に見舞われているといっても過言ではない。
 同商店街の九四年の店舗数(小売・卸売業)は百十五。三年後の九七年には百に減った。従業員はこの間、八十一人が減少している。毎年、五店舗が閉店を余儀なくされ、二十七人が商店街から職を失っていることになる。
 このような状況が続けばますます客足が遠のくのは必至。活力を失った商店街は、いずれ消滅という最悪の事態さえ招きかねない。
 「中心市街地活性化基本計画」。九九年に策定された同計画は、厳しい環境にさらされる同商店街の再生を目指す。
 計画エリアはアーケード街を中心にした約七十三㌶に上るが、その中のシンボルゾーンとなるのが基地ゲート周辺の「アメリカ村」構想。面積は約三・五㌶。アメリカをイメージさせる商店の景観、アウトレットモールの配置…。ここにくれば異国情緒と魅力ある街並みが楽しめる。計画はそんなにぎわい空間の創出を描いている。
 しかし、そこへの道のりは緒に就いたばかり。越えなければならないハードルもある。そして、何よりも再生に向けた商店街全体の総意と、これを支援する行政の一体化が指摘されている。


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