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Tohazugatali Economic Review

1130片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/03/09(木) 23:58:05
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/seinen06/index.html
上記の概況データを踏まえて、感想・疑問点を。

・記事中、<子供をほしがっており、かつ夫の1日当たりの仕事時間が「10時間以上」だった夫婦のうち、仕事時間が増加した夫婦で>ってのがあるが、これはここだけで取り上げるべきじゃないような気もしますね。
 まず、このデータの対象が、厚労省HPによれば<第1回から第3回まで夫、妻双方から回答を得られ、第1回に夫、妻ともに子どもが「ほしい」と考えており、第1回から第2回の間は出生なしで、第1回、第2回とも夫に仕事ありの夫婦である。>ということを念頭に置く。
 つぎに、第2回調査までにサンプルは、子どもなし27.8%・子ども1人50.5%・子ども2人以上21.6%という状態にある。
 指摘の第一として、もともとの労働時間が10時間以上だった夫に子どもが最もよく生まれていること(比較的、ではあるが)。
 指摘の第二として、子どもがいない状態でさらに仕事時間を増やして出生なしという人が多い(たぶん類型的に何かあるはず)一方で、子ども1人の状態から仕事時間を減らして新たに子どもを作るという人も多い。あとはそんなに仕事時間による特筆すべき違いが見られない(多分)。
 このあたりをつきつめていくべきでしょうね。第1回調査で「子どもがほしい」と答えたその意欲の持続度も関係してるんじゃないの、と思いました。それから、第2回調査の前に妊娠が露見している可能性はどれくらいかということとその影響です。
 家事育児時間についても、子どもを作る意志や子どもができたという情報がかかわるかもしれません。

・毎日新聞は書いていませんが、<仕事時間が「8時間未満」であった夫婦は、「増加」では27.1%、「減少」では14.3%に子どもが生まれている。>と厚労省はまとめています。これは吉田学校さんのおっしゃる趣旨と同方向でしょう。
 ただ、吉田学校さんが失業と家事育児時間の増加を微妙にリンクさせてるとしたら、まだそこは検証が必要かもしれません。

出生率に関しては、夫婦になる前の段階(結婚まで)に問題があるのではないでしょうか。
それから、夫婦になっても子どもを作る意志の薄い夫婦ってのがあるんだろうなあと思いました。(一方で、第二子に向けて、夫が仕事時間を減らして、家事育児を増やしている夫婦もそこそこ多いと。)この原因はなんなのかなあ。

「昔はお父さん以外にもおじいちゃん・おばあちゃん・地域の人・姉妹兄弟のみんなで子育てしてたけど,今や母親一人にのしかかってくる。」というところがとはずがたりさんのおっしゃる本筋だと思いますが、それには同意です。
夫婦間関係の理解のあり方(個別にも社会的にも)、地域社会のあり方、公的または私的な育児サービスのあり方が問題点として浮上してくるでしょう。


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