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Tohazugatali Economic Review
1028
:
とはずがたり(1/3)
:2005/12/09(金) 20:41:57
西武争奪、男たちの恩讐 再生をめぐる「血と骨」
http://www.asahi.com/business/aera/TKY200512010248.html
(2005年11月28日号)
西武鉄道グループの再編をめぐる攻防が正念場を迎えている。堤一族に、銀行やファンドも絡んだ確執はどこに帰着するのか。
◇
冒頭に「厳秘」と記された11月4日付の書面がある。
「資金の全部または一部の提供、もしくはアレンジを行うことに関心がある旨をここに表明申し上げます」
A4判にわずか10行の簡潔な文面。その末尾には、日本を揺るがすM&Aの陰に常に見え隠れする辣腕インベストメント・バンカーの流麗なサインがしてあった。ゴールドマン・サックス証券社長の持田昌典である。
書面の受取人は、コクド・西武鉄道グループのドンだった堤義明の弟で、ホテル運営会社社長の猶二。義明と袂を分かち、異母兄の元セゾングループ代表堤清二とともに、西武鉄道への株式公開買い付け(TOB)を表明している。その猶二に、ゴールドマンは最大5000億円もの資金を提供する用意があると提案した。個人に5000億円も用意するというのは、巨額マネーが飛び交う投資銀行の世界でも珍しいことだ。
「猶二詣で」15社以上
もともと、持田は今年初めから西武に照準をあわせてきた。西武の買収を表明した村上世彰に「資金面のお手伝いをさせてくださいよ」とささやく一方、三井住友銀行と組んで西武にLBO(レバレッジド・バイアウト=買収先の資産を担保に資金調達して買収する手法)を仕掛ける動きも見せた。持田の背後には、みずほコーポレート銀行をメーンバンクとする西武に、確固たる橋頭堡を築きたかった三井住友の西川善文頭取(当時)がいた、とみずほ出身の西武関係者は吐き捨てるように言う。
ところが、いずれのプランも不首尾に終わってしまい、持田が急接近したのが堤猶二だった。
ひょっとしたら猶二は西武グループの「大株主」になりうるかもしれない――。持田に限らず、そう考える多くの同業者がいま「猶二詣で」を繰り広げている。判明しただけでも、ゴールドマンのほか、スターウッド・キャピタル、森トラスト、モルガン・スタンレー証券、RHJインターナショナル(旧リップルウッド)の5社が資金提供の支援を打診したほか、M&Aアドバイザーとして名高い佐山展生率いる独立系のGCAも、非公式ながら猶二側と接触をしている。これまでに猶二に何らかの打診をした金融機関や投資ファンドは、あのジョージ・ソロスのファンドを含めて少なくとも15社にもなる。
メガバンクの不良債権処理が峠を越し、赤坂、高輪、品川などの一等地に広大な不動産をもつ西武グループは、日本に残された数少ない「宝の山」である。と同時に、西武再編をめぐる正統性のあいまいさが、大もうけを狙う海千山千の連中を招き寄せている。
コクドが11月28日に開く臨時株主総会で西武グループの再編を決めようとしたことに、猶二は株主総会の招集禁止を求める仮処分を申し立てて対抗した。申し立て自体は11日に東京地裁に却下された(その後、猶二は東京高裁に抗告)。ただ、地裁はこの決定の中で、猶二がコクドの株主であると認めたばかりか、コクドの役員や社員が名前を貸しただけの「名義株」が存在していたことを認めた。さらに、「真実の株主」が確定されないまま、コクドが臨時株主総会で株式移転などの再編を強行した場合、総会決議が事後に「無効」になりうる可能性にまで踏み込んで言及している。
猶二からすると、自身の主張をかなりくみ取ってもらえた内容だった。コクドはそれまで無視していた猶二に、やむなく臨時株主総会への招集通知を発送せざるを得なくなった。
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