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Tohazugatali Economic Review
1027
:
とはずがたり
:2005/12/07(水) 09:55:59
『離脱・発言・忠誠』A. O. Hirschman 矢野修一訳 ミネルヴァ書房
経済学者は取り返しのつく過失(repairable lapses)に余り注意を払ってこなかった。
企業業績の低下が1.需給要因に依る場合と,2.需給要因に何ら変化が無い場合でも「極大化能力・エネルギーの喪失」が原因で業績が低下する場合がある。
2の失敗は競争に依って維持されるとしてきたが,この競争という特殊な機能の意味とそれが機能していない場合の若しくは補完的な別の重要なメカニズムを論じる必要性がある。
「離脱」exit…品質の低下等に対して他社製品への乗り換え
「発言」voice…品質の低下等に対して不満などの表明
衰退に対する許容性(Latitude)と経済思想に於けるスラック(Slack)
およそ人間社会には生存維持水準を上回る余剰が存在し,社会の進歩に於いて悪政などのかなりの衰退を甘受できた。
→こうした考えは実は伝統的な考えと逆
Ex1. J.スチュアート『経済学の原理』(1767)
政治的変革の自然で直接的な影響は,統治機構が現在より単純だった昔には極めて有害だったかもしれない。だがこうした影響は,今では現代経済の複雑な体系によって大いに制約を受けているので,さもなければそこから起こるかもしれない弊害もまた簡単に防止できる。…
専制権力は楔の堅牢さと力を思い知らされるものであったとしたらそれは経済が確立すると時計─時間の進行を表示する以外の目的には一切役に立たないし,また他の用途に向けたり,少しでもきつく手を触れたりすると忽ち壊れてしまう─の繊細さに似てくる。
従って現代の経済は,専制政治の愚劣さを抑制するためにこれまで考案された最も有効な手綱なのである。
Ex2. ニエト・アルタータ
(コーヒー産業が政治に課す制約によって)コーヒーは,自国経済を無責任に運営することをコロンビア人に許さない。観念的な絶対主義は消えて行き,穏和と中庸の時代の幕開けとなるだろう。
この考えは完全競争モデルと類似している。
社会は余裕のある余剰を生産しているのだが,個別企業はぎりぎりの状態で操業している。
社会は全体として「生産フロンティア」上で機能している→緊張経済(taut economy)
←→生存水準以上の余剰を生み出す力のお陰で,時には最大限生産可能な余剰以下しか生産しないこともあり得る→スラック経済slack economy
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/law/lex/96-1/yamakawa.htm
立命館法学 一九九六年一号(二四五号)
東ドイツの崩壊とハーシュマン理論
山川 雄巳
ハーシュマン
http://www.shinki-kaitaku.com/yougo/n-0005.html
消費者行動分析の第一人者。1982年ホルブルックと共同で『快楽的消費』と題されたポストモダン消費者行動に関する論文を発表し、以後の消費者行動分析の方向性を示した。
ここで言う「快楽的消費」とは、消費それ自身が目的であり、消費すること事態が快楽であるような、音楽や絵画・ファッションなどに特徴的な消費活動全般のことであり、従来の消費者行動分析が意識的に、あるいは無意識的に分析対象から除外していた消費活動であった。
例えば、製品カテゴリーについて見れば、従来の研究の多くは乗用車や家電製品、または食料品や日用雑貨品などを対象にしていたが、 実際の消費活動においては映画、音楽、映画など実用性ではなく感情やイメージを分析する枠組みが必要である。
ハーシュマンとホルブックは同論文によってこうしたカテゴリーに関する分析手法を提示することにより、以後の消費者情報処理研究を保管するような方向性を提示することとなった。
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