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とはずがたり日本語総研

812とはずがたり:2018/07/22(日) 09:36:09

使いすぎると逆に失礼! 「させていただく」の正しい使い方
https://www.excite.co.jp/News/economy_g/20180722/Toushin_6738.html
LIMO 2018年7月22日 06時30分

■実践! 好かれる人の話し方

みなさんは日ごろ「させていただきます」という言葉をどれくらい耳にして、使っているでしょうか?

「させていただく」という言葉自体には、非常に丁寧な印象があり、相手に対して謙虚さを表すことができます。しかし、これを乱用・誤用してしまうと、むしろ失礼に感じられてしまうことがあり、場合によってはトラブルにつながることもあります。

この記事では、『好かれる人の話し方、信頼される言葉づかい』の著者で、ANAやディズニーなど、7年でのべ100万人にもおよぶ接客を行い、現在はコミュニケーション講師として活躍する桑野麻衣さんが、知っているようで知らない「させていただく」の正しい使い方をお教えします。

■使えるのは、「相手の許可」が必要なときだけ!

ビジネスシーンでよく聞く「させていただく」ですが、「させていただく症候群」という言葉もあるように、その扱いには要注意です。

文化庁によれば、「させていただく」という言葉は本来、「他者の許可を得た上で、自分が行うことについて、その恩恵を受けることに対して敬意を払っている場合」に使うのが正しいとされています。つまり、「相手の許可が必要かどうか」が鍵となるわけです。

たとえば、「この本をコピーさせていただいてもよろしいでしょうか?」は持ち主である相手の許可が必要なので、正しい使い方です。一方、仕事において「確認させていただく」「報告させていただく」と言う場合には、別に相手の許可がいらないのであれば「確認いたします」「報告いたします」と言い切ったほうがいいでしょう。

■乱用例その1 本人は謙虚なつもりだが、まどろっこしい

一度であればそこまで不快に感じない「させていただく」ですが、乱用すると不快になる、とてもわかりやすい例をご紹介します。元々この言葉が流行り出した原因とも言われている、テレビでよく見る芸能人の舞台あいさつや番組宣伝の場面です。

「この映画の主演を務めさせていただく◯◯と申します。この映画の主演を務めさせていただくことにより、□□先輩と共演をさせていただき、毎日演技の勉強をさせていただいております」

おそらく本人は低姿勢や謙虚さをアピールし、相手を立てているつもりでしょうが、聞いている側はなんだかまどろっこしくて、形ばかり敬っているような印象になることがおわかりでしょうか。それはやはり、本来の意味とは違った使い方をしているからです。「相手の許可がいる場面なのか、不要な場面なのか」を判断基準にしましょう。


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