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とはずがたり日本語総研

487とはずがたり:2008/11/30(日) 08:19:44
母音調和
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%8D%E9%9F%B3%E8%AA%BF%E5%92%8C

日本語における母音調和
万葉仮名の研究によって明らかにされた上代日本語の母音の法則も母音調和の一種とする説がある。すなわち、

万葉仮名は使用者によって同一の音でも異なった漢字を当てているが、同一の使用者の書いたものの中の当て字の使用法は一貫している。
同一の使用者の使ったイ段とエ段の字は二種類ずつあり、上代の日本語には、現在の日本語の"i"と"e"にあたる母音にそれぞれ二種類の異なる発音があったことが推察される(仮に"i1"、"i2"、"e1"、"e2"とする)。
しかるに"i"と"e"の両方の母音を含む個々の単語について、"i1"、"i2"および"e1"、"e2"のどちらが使われているかを調べると、その組み合わせに普遍的規則があるよう思える。
ことをもって、上代の日本語には母音調和またはその痕跡があったとするものである。

また、現代日本語でも、本来語と考えられる身体の部位を表す言葉、例えば「みみ」(耳)、「あたま」(頭)、「ほほ」(頬)、「からだ」(身体)、「ひじ」(肘)、「ちち」(乳)、「しり」(尻)などは同じ母音の連続が顕著に見られ、これをもって日本語が原始的な母音調和の痕跡をとどめているともいわれる。日本語をアルタイ語族に含める説の有力な根拠であるとされるが、これらが実際に母音調和であったかどうかは証明されていない。


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